二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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テイルズオブヴェスペリア 学園物語
日時: 2010/08/06 11:55
名前: 朴欄 (ID: e22GBZXR)

初めまして。きまぐれな小説書きの朴欄です。
これが初投稿です。
なので色々変な部分とか、ゲーム本編とかと矛盾してるトコあるとは思いますけど、よろしくお願いします!!

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Re: テイルズオブヴェスペリア 学園物語 ( No.1 )
日時: 2010/06/28 19:18
名前: 朴蘭 (ID: 9MGH2cfM)

第一話 明星学園 
 この明星学園(みょうじょうがくえん)には、世界を救った8人と1匹が居ることで有名な学園で、中学校校舎・高校校舎に分かれている。中学校に在学しているのは、元天才魔導士リタ・モルディオ(15)と、若くして凛々の明星の統領、カロル・カペル(12)と、大海賊パティ・フルール(13)だ。高校に在学しているのは、放っとけない病のユーリ・ローウェル(17)と、元騎士団団長代行のフレン・シーフォ(17)と、次期皇帝候補のエステリーゼ・シデス・ヒュラッセイン(17)がいる。後は保健医のレイヴン(35)と、ジュディス(20)、帝都の犬のボス、ラピードだ。

 ここは中学校。リタ・カロル・パティが居る特別な教室。そこには遊びに来たエステリーゼ(以後エステルと表記)が居た。
「エステル!高校の方へ遊びに行っていい?」
と、元気にエステルに声をかけたのはリタだった。エステルは笑顔になってうなずき、中学校と高校を結ぶ連絡通路へと向かって歩き出す。中学校舎から高校校舎へと入った。周りには高校の制服を着た人がたくさんいる。その中で、2人だけ違う制服を着た人が居た。世界を救った内の2人の、ユーリとフレンだ。エステルは2人に駆け寄る。
「ユーリ!フレン!リタが遊びに来てくれたんですよっ!」
といい、リタを指差す。リタは少し顔を赤くしてプイッと横を向く。
「ああ、学園祭の事か?て言うか、学園祭企画委員と実行委員が俺達って・・・どういうことだよ。」
と、ユーリは納得したように言いながら、少し愚痴った。この学園では、これから約2か月後に学園祭があるのだが、この学園のシンボル的存在であるユーリ達が、実行委員と計画委員を兼ねているのだ。
「そうよっ!其の件よ!べ、別に、遊びに来てやったとか、そんなんじゃないんだからね!」
とかみつきそうな勢いでリタは言う。ユーリはやれやれと言った感じで、自分たちの教室に向かって歩き出す。
「前から思っていたんだが、リタって完全にツンデレなんじゃないのか・・・?」
と、横にいたフレンにユーリは小声で言った。
「さあ?それはどうかな。」
フレンはそれだけ軽く言うと、さっさと教室に入ってしまった。エステルとリタもそのあとに続く。
「・・・・にしても、あんたらのいる教室って他の学年よりもかなり豪華ね。」
リタは教室に入るなりそう言った。ユーリとフレンとエステルと(ラピード)は、他の学年とは別の教室で学んでいる。もちろん、リタやパティやカロルもそうではあるが。
「ん?ああ、まあな。でも世界を救ったわけだし、17歳だし、高校にいてもおかしくはねえだろ。」
と、ユーリは答える。エステルは教室内の自分の席にトコトコと歩いて行き、本を開いて見せる。
「リタ!これ、こんなに埋まったんですよ!」
リタに笑ってそう言いながら見せてくる。リタもそれを見て驚いていた。
「そうだ、学園祭のライブ、どこの部に頼む?」
と、フレンが突然本題を持ち出してきた。
「ん?それよりも券売機の奴だとか、予算だろ。」
とユーリは言う。この言葉にフレンは眉間にしわを寄せた。
「それは生徒会の仕事でしょ。」
とフレンは言うが、ユーリはやれやれとった表情で、首を横に振った。ユーリの制服の胸には、生徒会副会長のバッジが光っている。フレンははっとした表情になる。
「生徒の意見を聞いてこいってのが、会長からのご命令でしてね。アンケートとりゃいいのに。」
と言い、あとから副会長も色々大変なんだよ。と付け足した。
「んじゃ、それもふくめて話し合いましょ。」
とリタが言い、全員が適当なところで座り話し合い始める。それから10分ほどして、話はまとまった。あとは準備をするのみ。それからあっという間に2ヶ月は過ぎていき、やがて学園祭の日を迎える事になった。

第二話へ続く


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