二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

王子の恋 来る
日時: 2010/07/18 19:24
名前: ベルマモ (ID: 5NRE2t7J)

ベルフェゴールとマーモン(バイパー)のお話。

アルコバレーノの呪いが完全に解け、元の姿のマーモン…じゃなくて今回はバイパーでやろうと思います。

性別不詳のバイパーですが、女の子設定にしています
これは、この姿でのベルフェゴールとのやりとり物語。

Page:1 2 3 4 5



Re: 王子の恋 来る ( No.8 )
日時: 2010/07/19 20:39
名前: ベルマモ (ID: 5NRE2t7J)

任務を終え、僕はアジトに足を運んだ

ガチャ

部屋‥朝と何ら変わらない。

てっきり、ベルが居るのかと‥僕は傍にベルが居ることは日常で、当たり前のうようだった。

赤ん坊の姿じゃ、抱き抱えられたりしてたっけ

バイパー「‥ ‥‥ ‥‥‥」

何、考えてるんだろう 僕は。

バイパー「関係だって変わるワケじゃないのに」

パサ

バイパー「夏場だもの、フード被ってこんな格カッコたまらないよ」

ポス

ベッドの上で目を瞑り、連想を繰り替えした

めくれたフードの下は、女性としか受け取れない姿。

僕は幼い頃から、殺し屋に恵まれ中でも術士の多い特有環境で育った覚えが強い。

そのせいか、一人称は『僕』ルッスーリアによれば、ジャッポーネで流行ってるらしき、『僕っ娘』によるもの

どうでもいいけど、今に始まったワケじゃないしね

性別不詳扱いなんてケースもあったな、間違えられたりして‥。

赤ん坊の頃は隠していたワケだけど。その方が好都合で金が稼げるしね

もっとも、金なんて集めても戻らない‥なんて考えは心のどこかに映し出されていたさ

ある情報が掴めて、もう一度‥再びあの呪いの元凶である光を浴びたら‥‥‥と、今度は突然赤ん坊なった時みたいに本来の姿を取り戻すことが出来た。

色々‥長かったな、赤ん坊姿も。必死こいて金を集める自分もね 努力は怠らなかったさ

僕は、あの姿にだけは戻るのは御免だ。

つい先日まで、ああだったのはもう夢のようさ

でも‥ヴァリアーに入隊してちょっと経った頃、ベルと深入りしやすくなって‥‥‥‥

この姿を気に入ってくれたのは、彼だけだった。

だけ‥でもなくはないが、図々ところはあったよ

頬をつねったり 抱き抱えたりね。

でも‥あんなに嫌だったあの姿で居るのも、今思えば
悪くなかったのかもしれない。

だって、この姿じゃキミはもう、そんな行動取ったりしないだろう?

よそよそしかったと思うのは、この姿じゃキミが僕を受け入れてくれそうになかったから。

何せ、女だからね


‥‥‥‥‥

ぱち

バイパー「‥‥夢」

僕は 夢から覚めた

ただの自分の連想に過ぎない、夢かどうかも受け取れない、変な夢。

そういえば、昨夜眠りにつけなくて任務後に部屋に戻ってここで目を瞑って‥

バイパー「‥‥‥ベル」

この気持ち 何て言うんだろう

Re: 王子の恋 来る ( No.9 )
日時: 2010/07/19 20:41
名前: ベルマモ (ID: 5NRE2t7J)

シリアスぽくなってきたような。

王子の恋ってなってるのに、すみません。

最初はマーモンからこういう感情出して‥ってなってちゃんとベルの方にも編集していく模様なので

Re: 王子の恋 来る ( No.10 )
日時: 2010/07/19 21:44
名前: 小豆 (ID: fMPELWLk)

そうですか。

楽しみしてますベルマモさん♪

私もテニプリ系書いてるんですよ♪

Re: 王子の恋 来る ( No.11 )
日時: 2010/07/20 17:28
名前: ベルマモ (ID: 5NRE2t7J)

ガチャ

ベル「ふ〜。」

ルッスーリア「あんらぁ ベルちゃん おはよ〜」

ベル「ゲ 朝から余計なモン見ちゃった…目覚め悪」

ルッスーリア「どういう意味よ!…あら、アナタ今起きたの?」

ベル「夜更かししちまってさ。てかさ、いつ見ても気色悪いよ、ソレ」

ルッスーリア「あら…お肌パックのこと?仕方ないわよ〜。この時期だもの」

ベル「ししし、どっかに居そうなばーさんじゃん?」

ルッスーリア「からかわないの!アタシだって毎朝必死に時間かけて手入れ中なのよ〜!」

ベル「エステとか行きゃいーじゃん。」

ルッスーリア「そんな大金、持ってないわ〜。余裕ないの!」

ベル「しし、王子はカード持ってるから意味ないけど」

ルッスーリア「努力よ 努力!」

ベル「で、マーモンどこ?」

ルッスーリア「マモちゃん?あの子ならとっくに帰ってるわよ〜。」

ベル「ふ〜ん」

ルッスーリア「部屋入る時があればノックしてって。ちゃんとしなさいね」

ベル「いつも言われるし…あ そーだこれからさ、『マーモン』って呼ぶの、辞めろだって」

ルッスーリア「あらぁ?そうなの…あの子がそんなこと。えーと、本名は何て言ったかしら…」

ベル「ししっ でも王子は呼ぶのやめてやらないね」

ルッスーリア「また喧嘩にならない?」

ベル「つーか本名くらい覚えとけよ。今度任務とか頼めなくなるぜ」

ルッスーリア「え〜。何だか、寂しいわねん」

ベル「ちゃん付けってことは………うしししっ」

ルッスーリア「どうしたの?急に笑い出して」

ベル「何でもねーよ、それより早くソレ取った方が良くね?」

ルッスーリア「ハッ 嫌だわ忘れてた!お肌が荒れちゃう〜!!」

ベル「ししし」

あのまま、荒れちゃえば爆笑しちゃうのに。

ベル「………」

10時…夜更かしってつってもそんな遅くなくね?

コソ

ベル「ん?」

コソコソ

ベル「………どけよ ムッツリ」

ムッツリ「なっ…!?」

ベル「ほら ムッツリじゃん」

ムッツリ「ムッツリ!?…ではない、俺はレヴィだ!」

ベル「でもムッツリって…つーか振り向いたじゃん」

レヴィ「ぬぅ…」

ベル「ソコ」

レヴィ「!?」

ベル「マーモンの部屋じゃん、何してんの?」

レヴィ「ちっ…!違う、これは!」

ベル「悪戯でもするつもり?」

レヴィ「誤解するな…!ノックをしろと言うからしようとしたまでだ!」

ベル「よっくゆーよ コソコソしてたクセにさ」

レヴィ「ぬぅ!ぐっ……ち、がう…俺は…」

ベル「顔赤いけどどうかした?ししっ」

レヴィ「!! おの、れ…」

ベル「また妖艶とかって激しい妄想?女見ると目がないもんな」

レヴィ「そんなつもりではない!妄想とは何だ!」

ベル「女だと知った次はマーモンかよ。信じられね」

レヴィ「……っ!」

ベル「お前に後はねーよ こっから去れ」

レヴィ「俺に後は…ない」

ルッスーリア「あんらぁ?まあ〜!」

レヴィ「ぬ…」

ベル「ゲ また余計なのが…」

ルッスーリア「どうしたの、2人共〜。何してたの?」

ベル「マーモンの部屋の前でコソコソしてた変態が居たんで声かけただけ」

レヴィ「貴様っ!」

ベル「事実だし〜?」

ルッスーリア「女の子に縁がないレヴィだもの、仕方ないわよ 大目に見ないと…ムフ」

レヴィ「何をっ!そもそもマーモンは今部屋には居ないというに!」

ベル「…マーモン、居ないの?」

レヴィ「うむ、部屋の中を見ても姿が無い。」

ルッスーリア「どーこ行っちゃったのかしら〜。任務は終ったって〜…」

ベル「アジト内には居るだろ。外出たがらないし」

ルッスーリア「今日はアタシも暇なのよねぇ」

ベル「つーかさ、レヴィ」

レヴィ「?」

ベル「部屋に居ないってことはお前が除いたからじゃん?てことで…」

レヴィ「た、確かに俺は部屋を除…いたのではなく確認したんだ!!任務に帰っているかどうか!」

ルッスーリア「それを確かめるのに、部屋を除くことぉ?」

レヴィ「大事な事だっ!!確認しないと、次の任務に繋がらないというもの」

ベル「無理言って変態扱い遠ざけてんな ムッツリ!部屋除くとか許さねー」

ルッスーリア「そーよぉ、レヴィ それはストーカーがすることよ。覚えておきなさいね」

レヴィ「………」

ベル「最初から素直に認めてりゃいーのに。」

レヴィ「なぬ!」

ルッスーリア「はいはい。喧嘩になる前に離れましょうね、この話はおしまい ンフ…レヴィったら」

レヴィ「何だ、その面は!」

ルッスーリア「まあまぁ、仕方ないわよ アナタの気持ちも良く分かるわぁ」

レヴィ「!?」

ベル「あン?」

ルッスーリア「だって女の子がアタシ達の傍に居たなんてねぇ、ムフ。しかもあのマーモンがなんて」

レヴィ「うむ…」

ベル「…変態認めてんじゃん、ムッツリ」

ルッスーリア「案外、納得もしやすいけどね。あの子が女の子であること でも結構可愛らしい子だったわよね〜。」

ベル「だったら自分は『オカマ』だってことも認めな 変態」

ルッスーリア「…何か言った?」

レヴィ「我等ヴァリアー内にも女子が居たとは…」

ベル「何まごまごしてんだ、気色わりー」

ルッスーリア「本名、忘れちゃったけど」

ベル「つーかマーモンのこと女扱いすんなよ 男もダメらしいけど。じゃなきゃタダじゃ済まないって。」

ルッスーリア「どうすればいいっていうのよ!」

ベル「ししっ 罰金とかあるかもしんないぜ?」

レヴィ「顔が見てみたい…(ボソ)」

ベル「可愛いとか言っても知らねーから。これも禁句みたいだけど?」

ルッスーリア「あらあら…それより何でそんな詳しいの?」

ベル「だって俺、王子だもん♪」



マーモンを可愛いって言ってもいーのは王子だけだっつの

罰金取られてもいーし。金ならあるしね、むしろ有り余りすぎて分けてやりたいくらい

マーモンなら、ちょっとの事でも許してやるよ。

何でそんな上から目線かって?決まってんじゃん。


だって俺、王子だし♪

Re: 王子の恋 来る ( No.12 )
日時: 2010/07/20 17:31
名前: ベルマモ (ID: 5NRE2t7J)

No 11が余計なちゃちゃ入れみたいな、会話で埋め尽くされてしまったようです。

見難くて長いし、すみません。書いたら止められなくて(汗)


Page:1 2 3 4 5



この掲示板は過去ログ化されています。