二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 凍りつく花、 〔テニスの王子様〕
- 日時: 2010/07/31 11:44
- 名前: 黒百合 (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 愛してあげる。
初めまして、もしくはこんにちは^^
黒百合と言いますー
因みに、
バトテニ−サヨナラ、−
【ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=15471】
いろんな愛のカタチ−スキだからだからこそ−
【ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=16853】
とか書いてる“亮”と同一人物ですb
此処では、テニスの王子様の夢小説を書かせていただきたいと思います!
3つの小説掛け持ちになるので、きっと更新は亀以下ですがw
生暖かい瞳で、どうか見守ってやって下さい^^
愛、してあげる。
全身全霊の愛で、彼方“たち”を愛してあげる。
【CAST】
海神美耶 >>2
海神隼人 >>8
竹下離那 >>11
*その他、出るかもしれない人たち*
一ノ瀬香澄
織原リサ
日向葵
【もくじ】
読む前の注意事項 >>1
000 prologue >>14
001 普通的日常 朝練ver. >>17
002 普通的日常 学園ver. >>21←最新up!
黒キ百合ニ貫カレテ倒レシ氷ノ戦士タチ
さぁ、覚悟は、いいかしらぁ・・・・・・・・・・・・?
- Re: 凍りつく花、 〔テニスの王子様〕 ( No.18 )
- 日時: 2010/07/29 15:51
- 名前: 亮 (ID: TtH9.zpr)
- 参照: まずは、私の愛を理解して。
>皆様
>>17 001 普通的日常 朝練ver. 更新です^^
よろしければどうぞーb
初めのほうの、氷帝の説明っぽいトコロは、あくまでも黒百合の主観ですw
- Re: 凍りつく花、 〔テニスの王子様〕 ( No.19 )
- 日時: 2010/07/29 15:56
- 名前: うっさー ◆8.9xsVkhDE (ID: HnQQx7lG)
- 参照: 雨粒ハ俺ノ傷ヲ広ゲテイク。……、冷タイ、ナ。
やっぱ、宍戸は宍戸だったwww
良いねー、純情ボーイvv
かぁいいぜ★
続きも楽しみにしてるーwww
>黒百合
- Re: 凍りつく花、 〔テニスの王子様〕 ( No.20 )
- 日時: 2010/07/29 15:58
- 名前: 黒百合 (ID: TtH9.zpr)
- 参照: まずは、私の愛を理解して。
>うっさー
>>18名前ミスったww
感想ありがとー^^
純情万歳☆
宍戸さん大好きだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
続きも頑張るー^^
- Re: 凍りつく花、 〔テニスの王子様〕 ( No.21 )
- 日時: 2010/07/31 16:06
- 名前: 黒百合 (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 言わない、言えない。 キミが俺を見てくれるようになるまでは。
002:普通的日常 学園ver.
「つっかれたC〜」
慈郎のお気楽な声が響く。
「・・・・・・、お前はほとんど寝てただろーが」
「朝早いの、苦手ー」
「いや、だからお前寝てただろ・・・」
宍戸のツッコミをほとんど無視し、慈郎は再び寝息を立てる。
「寝てるお前を教室まで運ぶのが誰の仕事か解ってんだろうな、」
苛立ち気味に宍戸が言う。
「朝早かったのに、もうこんな時間か」
岳人が時計を見ながら言う。
「急がねぇと遅刻だな」
「それじゃ、俺行きますから」
「早ぇな、日吉ー」
「向日さんが遅いんですよ」
「言ったなこの野郎!」
岳人と日吉が、いつもの様に口喧嘩をしながら部室を後にする。
その後を、侑士が“やれやれ”、と肩を竦めながら歩く。
宍戸は眠っている慈郎を担いだ。
「重いな、コイツ・・・・・・」
いつものコトか、と思いながら部室を出る。
「あ、待って宍戸!!」
美耶も声を上げて、宍戸の後をペタペタ付いていく。
「早くしろ」
「はーい」
ヘラっと、笑顔を見せる。
覗き込むような美耶の視線に、宍戸はタジタジで。
「・・・・・・ッ、行くぞ」
「? うん。 あ、ねぇ! 数学の課題やった?!」
「課題?! んなのあったか?」
「あったよ! もしかしてしてない、とか言わないでね?」
宍戸は少し黙った後、
「してねぇ」
ポツリ、と呟く。
「馬鹿ぁ! 頼りにしてたのに!」
「八つ当たりすんな! つーか、俺もヤベぇな」
「どーしよう! この前も忘れてたのに」
美耶と宍戸は、同時に慈郎に目をやる。
「ジロー、してるかな」
「ないないない」
「だよね・・・・・・」
そんな会話をしながら教室に着くと、美耶はすぐに宍戸の元を離れ、トモダチの元へ。
「あっ・・・」
「葵に、してるかどうか訊いてくるー!」
振り向かずにトモダチもトコロへ行く美耶を見て、なんとなくやるせなくなる宍戸。
そんな心中を知るよしもない美耶。
———まぁ、言うつもりもねぇけど。
「宍戸ーっ 葵してるって!」
そんな声に顔を上げると、笑ってヒラヒラと手を振る美耶と、ノートの持ち主・日向葵。
「本当か?!」
「やったねー、これで怒られなくて済むよ」
「どうぞどうぞ」
2人は1つの机で葵のノートを囲む。
一緒にノートを写す。
その横顔を見て、思う。
———馬鹿、だなぁ。 コイツも。
「ん? 何」
「え、あ、いや、何でも、ねぇよ」
「? 変なの」
———馬鹿だなって思ってた、なんて言えるわけねぇだろ・・・
勿論、宍戸の言う“馬鹿”は本当に“馬鹿”だと思っているワケではなく、別の意味の“バカ”なのだが。
そんなコト言える筈もなく、変な人呼ばわりされてしまう。
「ふぇー、数学って苦手・・・」
美耶が呟く。
そんな声にも、一々反応してしまうのは、自分も馬鹿だからなのだろうか。
「先生来るぞ、黙って写せ」
「はいはい」
そんな、売り言葉に買い言葉な会話を続けながら、なんとかHMの前には終わった2人。
席順は今のことを、窓側の1番後ろが慈郎、隣が美耶、その隣が宍戸になっている。
チャイムが鳴ると、3人は横並びに座る。
「そーいえば・・・」
慈郎が、いきなり声を出す。
「?! 起きてたの、ジロー」
「ん? うん」
「で、何」
宍戸も、聞き耳を立てる。
「今日じゃない? 噂のてんこーせいが来る日ぃ」
美耶と宍戸は、揃って顔を見合わせる。
「そうだったか?」
宍戸が聞き返すと、慈郎は頷いた。
「うん。 立海から、じゃなかったけ?」
「よく覚えてるねー」
「丸井くんの学校からだし、楽しみだC」
ニカッと、慈郎は楽しそうに笑う。
「どんな奴でも、あんま関係ねぇけどよ・・・」
宍戸はそう呟く。
本当にそうで在れば良かったのに、と後から願うのも知らずに。
「そんなことないよー、私お友達希望!」
「うわぁ、若干迷惑」
「宍戸くん、酷すぎやしませんか」
“トモダチ宣言”
これが、どういう意味か、知らないまま。
「あ、せんせー来たC」
3人とも、教卓に目をやる。
———丸井くんのトモダチだといいなぁ
———どんな子だろ? この時期の転校生って、珍しいよなぁ
———どんなんでも関係ねぇけど・・・ それにしても、美耶、楽しそうだな
教師はさっそく、口を開く。
「じゃぁ、さっそくだが・・・・・・、この前から言っていた、転校生を紹介する」
クラス中の視線が、トビラに集まる。
「入っておいで」
緩やかに、緩やかに。
普通的日常は緩やかに、幕を下ろし始める。
誰も、誰も、そのコトに気がつけないまま。
「はい」
消えそうな女の子の声が聞こえる。
力なく、ゆくりとトビラが開いた。
「転校生の————、竹下離那さんだ」
真っ白い肌に、腰のあたりまで有る、長い長い黒髪。
朝の光に反射して、綺麗に奇麗に、黒光りする。
「さぁ、自己紹介して」
「・・・・・・、立海、から来ました。 よろしくお願いします」
何処か浮世離れした、離那という少女はそれ以上何も語ろうとしない。
教師もそれを悟ったのか、沈黙が訪れる前に話し始めた。
「それじゃ、皆仲良くしろよ。 竹下、お前は3列目の開いている席に座れ」
「はい」
“仲良くする”
クラス中の99%のモノが、“無理だ”と判断する中で、美耶だけはお気楽に——
———なんて、話しかけようかな。
と、考えていた。
離那の席は美耶たちの席とは遠く、接点もない。
美耶は、離那に目をやった。
次の瞬間、悪寒が走る。
「・・・・・・・・・」
離那は何故か、席に着こうとしない。
明らかに美耶たちがいる方向を見ているが、美耶は悟る。
自分を見ているのではない、と。
少しだけ、ずれている。
美耶は両脇をみた。
———宍戸、とジロー?
この2人を、離那は交互に見つめた。
宍戸も慈郎も、それなりに外見は良く、目立たないワケではない。
だが離那の視線は—————
憧れや興味の視線よりも、ずっとずっと、ずっと、深い深い感情を込めている。
見られている2人は特に興味を示さず、前を見ている。
美耶は見た。
離那が、不気味に、それでいて楽しそうに、口を歪ませるのを。
(————————————————————————見ぃつけた。 私の、“愛”。)
「—————————————ッ」
美耶の視線に気がついたのか、今度は美耶の方を向いてニヤリ、と嗤う。
「な、に」
美耶は自分が背中に冷や汗をかいているのに気がつく。
普通的日常。
まだ、普通だ。
そうで在って欲しい、と美耶はココロの何処かで願った。
- Re: 凍りつく花、 〔テニスの王子様〕 ( No.22 )
- 日時: 2010/07/31 11:43
- 名前: 黒百合 (ID: TtH9.zpr)
- 参照: まずは、私の愛を理解して。
>皆様
>>21 002 普通的日常 学園ver. 更新です^^
よろしければどうぞーb
既に日常は終わり欠けてますw
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