二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ドラえもん のび太のbiohazard
- 日時: 2011/02/07 12:37
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
オリジナルストーリーです。
登場人物
野比のび太(20)
数年前の「裏山感染事件」の生存者。
生存者の団体のリーダー的存在。
源静香(20)
のび太のパートナー。
医療知識に優れている。
骨川スネオ(20)
武器の改造や修理など様々な技術を持ち
ピンチを乗り越えてきたメカニック。
剛田武(20)
重量のある武器を扱う青年。
力はチーム一番。
出来杉英才
裏切り者。
謎の組織を束ねる男。
黒沢悠(21)(シュルルs投稿)
新たに加わった生存者。
両親は軍人。
緑川聖奈(21)
数年前、のび太と共に生存した女性。
実力は未知数。
レイチェル(流威s投稿)
のび太達が発見した生存者。
記憶を失い、本名、年齢が不詳。
市倉 衛(黒影s投稿)
聖奈の部隊に所属する男。
ジャイアンよりも巨漢。
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- Re: ドラえもん のび太のバイオハザード オリキャラ、敵、募集中 ( No.22 )
- 日時: 2010/08/10 16:10
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
第4章 「過去」
彼らは休むことがない。
生存者がいる限り、見境なく人を喰らう。
それは、人だけでなく、犬も同じだった。
「仕付のなってねぇ、ワンちゃんだな。」
悠がハンドガンを指で回しながら言った。
そんな悠にスネオは尋ねた。
「お前、銃の扱いがうまいな。どこかで習ったのか?」
「俺の親父は軍の兵士さ。おふくろは衛生兵・・・」
すると、悠は近くにある車に持たれて言った。
「軍の兵士である親父は数年前のバイオハザードで死んだよ、お袋も。
子どもの頃から銃は好きだったよ。
でも、本当に撃つ事になるとは思わなかった。」
「何があったんだ?」
あん時、俺は11歳だった。その日はたまたま日本に来ていた。
親父が横須賀の米軍基地を訪れていたんだ。
おふくろは親父の誕生日が近いからって買い物に行った。
俺は家で留守番をしていた。
大好きなエアーガンで的当てが楽しかった。
だが、異変は起きていたんだ。
おふくろの帰りが遅くて、俺は親父の基地に行ったんだ。
基地は明かり一つ付いていなくて、静かだった。
そこで見たんだ、床に倒れた親父とそれを食ってる化け物。
忘れる事なんかできない。
数日後、おふくろも化け物になっていた。
親父が護身用に家に隠した拳銃で殺した。
あの時が初めて撃った時だ。
「そんな事があったのか。」
「のび太には言わないでくれ、。」
「何でだよ。」
「あいつが気に食わない。人の気持ちを知ったような感じで
いつも平然としてやがる。」
「違うんだ。」
「何が違う!?」
怒鳴る悠にスネオが答えた。
「僕もあまり知らないけどあいつは、父を母に殺されたんだ、目の前で。
父を食う母をのび太は包丁で殺したそうだ。」
「俺と同じ・・・」
「それに、逃げた先も地獄で、ある友人は自爆してまで化け物を倒し、
後には最高の友人に裏切られた。」
悠は驚いていた。
「のび太は、脱出した時から死に対しての感情が強くなった。
お前に会う前に部隊の人が死んだ時、のび太は
辛かったんだよ。」
スネオは微かに涙ぐんでいた。
「あいつの気持ち、わかってやってもいいんじゃないか?」
スネオはその場を後にした。
悠は肩が重くなった。
「俺には仲間なんかいない・・・。」
- Re: ドラえもん のび太のバイオハザード オリキャラ、敵、募集中 ( No.23 )
- 日時: 2010/08/10 17:39
- 名前: シュルル (ID: saz7BosX)
- 参照: http://taiko.namco-ch.net/
おお・・・!!
悠のキャラが出てますね
更新楽しみにしてます
- Re: ドラえもん のび太のバイオハザード オリキャラ、敵、募集中 ( No.24 )
- 日時: 2010/08/11 09:13
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
はい、がんばります!!
- Re: ドラえもん のび太のバイオハザード オリキャラ、敵、募集中 ( No.25 )
- 日時: 2010/08/11 15:30
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
第5章 「到着」
「ようやく着いたか。」
のび太が車から降りて通信機を付けたヘッドギアを
頭に付けた。
アジトから見えた街。
人気は全くなく、物静かな場所だった。
地面には大量の血が付いていたが死体が何処にもなかった。
おそらく歩いて行ったのだろう。
「ここにも奴らはいるかもしれないな・・・。」
「よし、ジャイアンとスネオは残って偵察を頼む。」
「任しとけ!!」
「静香と悠は俺と来い。」
のび太達は街の中に進んでいった。
やはり人気はない。
空は曇ってきていた。
(雨が降らないうちに戻らなくては・・・)
のび太は思っていた。
少し歩いた所に薬品を扱っていた店があった。
「こちらのび太。薬品店を発見、薬などを調達する。」
『了解。気を付けな。』
ドアは開かない。
鍵は掛かってない。
長年、放置されたためかドアは固まっていた。
悠はそれを蹴り破った。
「すごい、痛み止めの薬から消毒薬までこの数、尋常じゃないわ。」
静香は医療知識に長けている。
「ん?」
のび太は何かを見つけた。
「これは、マガジン?」
「なんだって?」
「まだ新しい、使って間もない。」
辺りを見ると銃の弾痕が至る所にあった。
しかも血痕まであった。
その脇には何かの爪痕。
「まさか・・・。」
「危ない!!」
静香はのび太を押し飛ばした。
「何を!?」
静香も何かに飛ばされたようだった。
そして腕には引っ掻かれたような傷があった。
「なんだ、こいつは!?」
キャンプに出てきたあの鋭い爪を持ったゴリラ。
だが、体の色や爪の長さが違う。
爪の先には静香の血が付いていた。
化け物はその血の付いた爪を舐め、動かなくなった。
そして、いきなり飛びかかってきた。
のび太はそれをバク転で避けた。
次は顔面に爪を振りたてた。
これも避けた。
頭に当たっていたら、自分の首は今頃体に無かっただろう。
「動きが早い!」
化け物はのび太の首を掴んで押し倒した。
そして彼の頭を爪で串刺しにしようと腕を上げた時だった・・・。
「くらえ!!」
のび太は何かをポーチから取り出し、化け物の口に押し込んだ。
化け物を蹴り飛ばし、口にはまった物を撃った。
弾丸は真っ直ぐ化け物の口に命中した。
すると、大爆発した。
「手こずらせやがって。」
小学校の時ではできなかった動きだ。
恐らく、数年前のバイオハザードが彼を変えたのだろう。
ハンドガンをリロードした。
悠は静香の所にいた。
「お前、さっきの動きは・・・。」
悠は驚いていた。
彼の意外性に。
「大丈夫か?」
「ええ、ウィルスに感染はしてないみたい。」
「どういうことだ?」
のび太は静香の傷口に消毒薬を付けて包帯で巻いた。
「ありがとう・・・。」
静香は礼を言ったが、彼は聞いていなかった。
のび太は何かを見つけたみたいだった。
そこにいたのは女性だった。
- Re: ドラえもん のび太のバイオハザード オリキャラ、敵、募集中 ( No.26 )
- 日時: 2010/08/18 14:06
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
第6章 「再会」
のび太は女性に近づいた。
まだ呼吸をしているがかなり衰弱していた。
女性を担いで車へと向かった。
翌日
「う・・・・うん。」
「あ、気が付いた?」
女性は目を覚ました。
「ここは?何処?」
「ここは生存者団体のテントよ」
女性はベッドから降りた。
「名前は?」
「・・・・・」
黙っている。
「記憶喪失かな?」
のび太が近くにいた。
「親や兄弟を亡くしたりすると記憶障害が起こる事がある。」
「精神病ってやつね」
「とりあえず、俺は・・・!!!」
突然、眩い閃光。
「何っ!?」
のび太は背中にスタンガンを受けて気絶した。
「・・・計画は・・・そう・・・・」
微かに聞こえる人の声。
目を開けると見慣れない景色があった。
彼は何が起こったか理解した。
彼は連れ浚れてしまった。
「みんなは何処だ!?」
「うるせぇ、殺すぞ。」
「答えろ!!」
「相変わらずだな。」
聞き覚えのある声に振り向くと・・・そこには。
「出来杉!?」
「久しぶりだな、のび太。」
そこには死んだはずの男がいた。
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