二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼−忘れていたもの−
日時: 2011/06/13 18:21
名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: xRhmB4K7)
参照: http://俺の名はロックオン・ストラトス

はじめまして&こんにちは〜
この小説は薄桜鬼の小説です!
タイトルはそのうち決めます。
・荒らし目的できたという方、キャラ崩壊不可という方、オリキャラが出てくるのが無理という方は回れ右で退散して下さい

オリキャラ
名前【近江 架那(おうみ かな)】
年齢【さあ?そのうち明かそうかと……というかまだ考えてません。でもだいたい15ぐらいです】
性別【女】
性格【ただのドS。でも沖田みたいなSではありません。】
趣味【人間観察、だそうです】
容姿【黒髪、長髪、男装してる。男によく間違われるそうですよ。あと、髪は後ろで束ねてます】
その他【身体能力は、けっこう凄いかな?めちゃくちゃ色んな情報を持っている。あと、演技がめちゃくちゃうまい(声もかえれたりする。左利き】

こんな感じですね。
作者更新遅いですよ。
それでもいいという方は楽しんで下さい。

お知らせ
その一>>23
その二>>33
その三>>60
その四>>83
その五>>84

〜目次〜
オリキャラ・近江架那>>0
序章>>1:月夜の出会い
第一章
壱の一>>4
壱の二>>8
壱の三>>16
第二章
弐の一>>20
弐の二>>24
弐の三>>32
弐の四>>40
弐の五>>60
弐の六>>70>>78>>82
第三章:夢と出会い
参の一>>90
参の二>>96
参の三>>115
参の四>>119

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Re: 薄桜鬼【タイトルはそのうち決めます】 ( No.1 )
日時: 2010/08/21 16:49
名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: 3rAN7p/m)
参照: http://俺の名はロックオン・ストラトス

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ—……」
夜の京の町に悲鳴がこだました。
 何だぁ?また新選組の羅刹隊か……
その悲鳴が聞こえた場所にいち早くかけつけたのは近江架那だった。
 新選組も甘いねぇ、これで何回目だろうな?
俺は羅刹隊が浪士を殺している様子を見ながら、笑っていた。
しばらく目を離していると、急にその場の空気が変わった。
 な、何だ!?
俺は、いきなり場の空気が変わったので驚いてつい、近くにあった木の板を落としてしまった。
 や、やべ〜あそこにいるのって新選組一番組組長・沖田総司と三番組組長の斎藤一じゃないか……それに向うから来るのは新選組副長・土方歳三じゃないか!!
 やばいぞ、これ
「ねえ、一君。これ、何だと思う?」
沖田総司は俺が落とした木の板を拾い上げ、斎藤一に見せた。
「さあな。猫か何かがいたんじゃないのか?」
「ふうん、でもさ、人間って可能性もあるよね」
沖田総司はそう言い、俺が身を潜めている方を見てきた。
 あいつ、やっぱり気づいたか!!!空気が変わった瞬間、少しだけ気配をを消していなかったからか……
「おい、何してんだ?」
 土方歳三か……今のうちに逃げよう
俺はさっそく行動をはじめた。
俺がその場から立ち去ろうとした瞬間、
      グサッ
俺の腕に沖田総司の刀が刺さった。
「何してんだ!?総司!」
何とか逃げようとするが、腕を突きぬけ、壁にまで刺さっているので俺は動けなかった。
「土方さん、僕の刀取ってきてもらえません?」
「はあ?何で俺が取りにかなきゃいけねえんだよ」
「いいから、いいから♪」
「おい、押すなよ!!」
「たっく何で俺が……」
土方歳三が俺の身を隠していた木の板を動かした。
 くそっ
俺は覚悟を決め、腕に刺さった刀を抜き、土方歳三の方に投げつけた。
「「なっ……!?」」
土方歳三と沖田総司が同時に驚きの声を上げた。
「おい、山崎!そいつを捕まえろ!!」
土方はそう言ったが架那の耳には腕の痛みが邪魔して、届かなかった。
 よし!このまま逃げき……
架那が逃げ切れることを確信したそのとき、背後から何者かの攻撃により、意識が途切れ、その場に倒れた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「よくやったね、山崎君」
「・・・・・・・・・・・・・」
「総司、無駄口たたく暇があるならこいつを屯所に連れて帰れ!!」
架那は新選組に捕縛されたのだった。

序章・完

Re: 薄桜鬼【タイトルはそのうち決めます】 ( No.2 )
日時: 2010/08/20 18:27
名前: 霧猫 (ID: KHOJpGst)

おぉ、やはり神文。
ここからどうなっていくのかがすごく楽しみw

や…山崎君…攻撃って何したんだ…。
山崎君の攻撃が予想できない…。←つまりただの馬鹿。
架那さんの男らしいところいいねww
一人称が「俺」の女子好き♪←ていうか自分もそうだし。

奈絡小説上手すぎ。 自信もって頑張れd
応援してるよ!!

Re: 薄桜鬼【タイトルはそのうち決めます】 ( No.3 )
日時: 2010/08/21 16:10
名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: 3rAN7p/m)
参照: http://俺の名はロックオン・ストラトス

霧猫>>
見てくれて有難う!!
山崎君は強いから、何でもありだと思うよ
うーん、何かしたんだろ!←テキトーだな……
架那の性格はちょっと自分から取ってきた
奈絡も一人称が「俺」だよ♪←だからいっつも、男子に何か言われるんだよ、まあ、どうでもいいけどね
神文じゃないよ、全然

Re: 薄桜鬼【タイトルはそのうち決めます】 ( No.4 )
日時: 2010/08/21 17:45
名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: 3rAN7p/m)
参照: http://俺の名はロックオン・ストラトス

 あ〜、ここは多分、新選組の屯所だろうな……
ということは、俺は新選組に捕縛されたってことか……
 くそっ、俺としたことがっ!!
架那は、自分のこぶしを畳にたたきつけた。
そのとき、部屋の襖が開いた。
襖の向うから出てきたのは、
「やあ、気分はどう?」
笑顔の沖田総司だった。
 くそっ、こいつ情報どうりの性格だな……
俺が黙って、沖田の動向を観察していると、
「まあ、いいや。僕は君を呼んでくるように言われたんだ。ついてきて」
沖田が歩き出したから、俺は沖田について行った。
 今は、まだ、逃げ出す時じゃない…
武器も全部奪われてるし……もっと情報を集めてから逃げ出すとするか
俺は、そう心に決め、歩いた。
「さ、ここだよ。入って」
沖田に半ば押し込まれながら俺は部屋に入った。
部屋には新選組幹部たちがいた。
 やっぱりね……幹部がこれだけ集まってるんだ。あの羅刹は、やはり、新選組にとって重要なんだな……
 なら、情報を頂いてから逃げ出すか……ここには、思ったことをすぐに口に出してしまいそうなやつもいることだし……
架那は心の中で笑った。
「おい!お前!」
「な、何ですか!?」
いきなり声を掛けられ、驚いた架那は、土方歳三の声に跳ね上がるような返事をした。
「名前を教えろ……」
 はぁ?人にものを尋ねる時は、まず自分から名乗れって母さんとかから教わらなかったのか!?
俺は心の中で土方歳三に向かって叫んだ。
「おい、どうした?さっさと言え!」
 わざわざ俺の情報をこいつらにくれてやる必要も義理もないなぁ……
だから俺は、大嘘をついた。
「あの、名前はありません」
俺は礼儀正しい男を演じて、そう言った。
俺のその言葉で周りが顔色を変える。
 ははは、普通見ることのない人間をみるとすぐにそんな表情になる。これだから俺は人間観察をやめられないんだ
「どういうことだ?」
真っ先に理性を取り戻した土方歳三が尋ねてきた。
「えっと、だから、その、僕には親もいなくて、だから、名前も分からないんです……」
俺は演技に演技を重ねた。
我ながらこんなことをするのはじめてだよ、と思いながら……
「そうか、ならいい。」  
 いいのか!?土方歳三!
「じゃあ、何で昨日あの場所にいた?」
土方歳三が聞いてきた。
「えっと、叫び声が聞こえたから、何があったのか気になって……」
俺がそう言うと、
「でもさ、これを僕たちの前に落としたのは、君だよね」
沖田総司が俺が昨日、沖田総司の前におとした木の板を持って俺に話しかけてきた。
「君みたいな、か弱そうな男の子なら、あんなものを見たなら、すぐに叫んだりすると思うんだけど?」
「というか、昨日僕はあの場所で君と全く同じ、その妙な気配を感じたんだけどなぁ……」
沖田総司は笑顔で俺にそう言ってきた。
 こ、この状況はすこしやばいなぁ
俺は心の中で頭を掻いた。


壱の一・完


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