二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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リボーンで人柱アリス——オリジナル付き——
日時: 2010/09/16 16:33
名前: なつみかん (ID: JPxKceGM)

一番目アリスは勇ましく、剣を片手に不思議の国。
二番目アリスは大人しく、唄を歌って不思議の国。
三番目アリスは幼い子。綺麗な姿で不思議の国。
四番目アリスは双子の子。好奇心から不思議の国。

ある所に夢が居ました。
それは誰が見たのかも分からない、小さな夢でした。
夢は思いました。
「このまま消えるのは嫌だ。消えない様にするにはどうしたらいいだろう」
そして夢は思いつきました。
「人間を夢に迷い込ませて世界を造ればいい」と。



・一番目アリス・
雲雀恭弥

・二番目アリス・
沢田綱吉

・三番目アリス・
ユニ

・四番目アリス・
クローム髑髏、六道骸

・ナビゲーター・
蒼月琥珀オリキャラ

・導きの鍵・
白(不思議の国に住む白兎)
(オリキャラ)

?(闇の黒兎)

・白の友達・
チェシャ(チェシャ猫)






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Re: リボーンで人柱アリス——オリジナル付き—— ( No.1 )
日時: 2010/09/16 16:01
名前: なつみかん (ID: JPxKceGM)

☨夢からの導き

気が付くと雑木林に居た。
「ワオ、応接室で書類を書いていたはずなのに。
ここはどこかな」
雲雀恭弥は、ただ歩いて、歩いて、ふと自分のポケットに、紙切れがあるのに気が付いた。
雲「?」
訝しく思いながら、その紙切れを開いた。
『ようこそ夢へ。
貴方はアリスに選ばれた人間。
これからは、もうすぐ来るナビに訊いて行動。
それではアデュー
一番目アリス』
雲「・・・馬鹿らしい、僕が他人に従うはずないよ」
?「貴方が一番目アリス」
不意に後ろから凛とした声が聞こえた。
雲「・・・君は」
「私は蒼月琥珀。貴方をナビする者です」
ペコリとお辞儀をし、琥珀は続ける。
それにしても妙な格好だと雲雀は思った。
琥珀は足から頭(顔)までシルクの様な布で覆いかぶさってある。
でも声からして、10代の女の子だと分かる。

琥「私はナビと申しましたが、ただの忠告人です。
これから先はある別の者が貴方を導きます。
その者に付いてください。以上です」

そう言うと、琥珀という少女は霧の如く消えた。

暫く歩いていると、むき出しの枝があった。
その枝は自分の通路を妨げているからムカついた。
思い切って、十八番のトンファーで切った。

するとどうだろう。

その枝だけじゃなくて、その木自体をも切り倒してしまった。
雲雀は、そんなトンファーの威力のUPに若干驚きながらも、ニヤッと口を吊り上げ、
「ふぅん、この世界だとトンファーの威力も上がるのか」
と呟いた。


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