二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ボーカロイドと一緒!
日時: 2010/10/25 16:22
名前: クロウ (ID: PlVnsLDl)

どうも、九龍です。
今回はボーカロイドの小説をかこうと思います。
いつ完結するかわかりませんが……ね。


はい、ここでお約束!

・ボーカロイドが嫌いな方、帰った方がいいですよ〜。
・基本ギャグ中心です。それでもいいですか?
・僕が嫌い? だったら、すぐに帰った方が……。
・荒らし、チェーンメール禁止です。

……この全部の条件がクリアできた人は、先に進んでください。


マスター募集用紙>>2
マスター表>>


目次
登場人物>>1


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Re: ボーカロイドと一緒!【マスター募集中】 ( No.11 )
日時: 2010/09/18 18:36
名前: クロウ (ID: 6QQsLeeZ)

第2話


さて、僕が起きると、マスターがいなくなっていた。
台所に行くと、俺の席の前に白い紙が置いてあった。


KAITO君へ

今日は卓球部の練習試合があるんで、僕は昼まで帰ってこないから。
あと、ねぇちゃんは出かけてるし、ミクちゃんは多分寝てると思う。
ご飯は、食パンとイチゴジャム。あと、カップアイスが冷蔵庫に入ってるから、それでも食べてよ。
じゃ、12時になったらまた会おうね。


マスター、僕、早速この家で独りぼっちですか……。
せめて、シズキさんかミクを残してくれるとか、無かったんですか?
一応、アイスはあるみたいですけど。
とりあえず、冷蔵庫の奥からアイスとイチゴジャムを引っ張り出し、テーブルにある食パンにジャムを塗る。

「ただいま〜。KAITO君、起きたかい?」

玄関から、マスターの声が聞こえてくる。
時計を見ると、時刻は11時50分。
まぁ、時間通りと言えば時間通り。
それより、俺、なんでこんな時間まで寝てたんだろうなぁ……。

「KAITO君、ちゃんとご飯食べたかい? 今日はカバーだけど、歌わせてあげようかと思ったんだけど……」
「いや、それよりもですよ!? この家に僕を1人だけ残していくって酷くないですか?」
「え? ……この家には、帯人君がいるはずなんだけど」
「帯人?」

マスターはそう言うが、この家には俺一人しかいなかった。
2階のマスターの部屋にも、シズキさんの部屋にも、風呂場にも、リビングにも誰もいなかった。
……じゃあ、帯人って人は、どこにいるんだ?

「帯人君ってのは、君と同じKAITO種の……黒髪で、包帯ぐるぐる巻きの子! 見なかった?」
「……いや、全然」

そう答えると、マスターは「あれ?」と呟く。
そして、しばし天井を眺める。
と、突然「あ!」と大きな声を上げた。

「僕、帯人君、2階の部屋に閉じ込めてたっけ……」
「なんでですか!? わざわざ閉じ込める必要もないでしょうに」
「いやぁ、ねぇ……。帯人君、僕がゲームのキャラクターを褒めたりすると、ゲーム機壊しちゃってね」

そんな理由で人を閉じ込めたりしますか? 普通……。
マスターは「あちゃー」で済ませているけど、普通はそんな風に済まされるわけがない。
むしろ、もっと慌ててくれた方がまだ対応ができる。
マスターは急いで2階に走っていく。
本当、あの人中学生の女として、どうなんでしょうね……。

そんなことを考えながらカレンダーに目を向けると、今日の日付に赤い丸が付いていた。
日付の下に、『アリス・歌莉奈訪問』と書いてあった。

「マスター!」
「ん、なんだい? KAITO君。今、ドアの鍵開けるとこだから、あんま喋んない方がいいよ」

……どういう意味なんだろう、それ。

「あー、2人とも僕の女友達だよ。歌莉奈さんの方は、ニコニコで有名な唄潟Pでね〜……」
「マスターあの唄潟Pと友達なんですか!?」
「あー……、うん、まぁ」

僕の問いに答えるマスターの声がだんだん小さくなってくる。
何だろうと思いながらアイスを食べていると、パンの隣あたりにアイスピックが刺さった。
アイスピックは机に刺さり、しばらく振動してから、パタンと倒れた。

「お前、誰だ? 何故この家にいる?」

低い、地の底から響くような声。
振り返ると、アイスピックを振りかざしている青年の姿。
黒髪に、頭には包帯ぐるぐる巻き……って……。

「帯人君、ストップストップ。君、その子の脳天にピックぶっ刺すきじゃないだろうねぇ?」

マスターが呆れ気味でそう言う。
帯人は、何か悪いことでもあるかと聞くかのような目でマスターを見ている。
マスターは苦笑しながら首を振った。

「……ッチ」
「ほら、舌打ちしねぇの。KAITO君は早くご飯食べなよ。もう少しでアリスさんと歌莉奈さんがくるし」

マスターはそう言って、2階へ歩いて行く。
僕も、早くご飯を食べて、部屋で待機していよう。

Re: ボーカロイドと一緒!【マスター募集中】 ( No.12 )
日時: 2010/09/18 18:40
名前: クロウ (ID: 6QQsLeeZ)

黒影様へ

初めまして〜。
……むしろ、なれることもできるかどうですがね。
バイトで何とかしてるって、どんだけシビア……。
派遣切りなんてしませんよ^。ありがたくつかわせてもらいます。

小6様へ

どうも〜。
早速、次回に出そうです。

Re: ボーカロイドと一緒!【マスター募集中】 ( No.13 )
日時: 2010/09/18 20:55
名前: 小6 ◆QMf24I4Ms6 (ID: xXMH10.o)

次回に早速使ってくれて有り難う御座います><

Re: ボーカロイドと一緒!【マスター募集中】 ( No.14 )
日時: 2010/09/18 21:14
名前: クロウ (ID: jxbxTUdV)

第3話


玄関から、呼び鈴の音が聞こえた。
マスターは階段を下り、ドタドタと玄関まで走っていく。
……何と言うか、あの人はもう少し静かにできないものか。俺が言えたことかは解らないが。

「2人とも、ようこそ。我が家へ〜」
「「お邪魔します」」

玄関から3人の声が聞こえてくる。
……中学生だから、3人とも声は高い方なんだな。
階段を駆け足で登る音がする。
足音がとまると、マスターが部屋のドアを開け、2人の少女を部屋に入れる。

「KAITO君、こっちの茶髪の子はアリスさん。で、黒髪のロングの方が歌莉奈さん」
「私は鏡音レンってボーカロイドのマスターなんだ! よろしくね、KAITO♪」
「私は、ネルやハクみたいな亜種のマスター。宜しくね〜」

アリスさんと歌莉奈さんが自己紹介をする。
俺は軽く礼をして、部屋の隅っこで縮こまってる。
……マスターも一応は女だし、アリスさんも歌莉奈さんも女の子だし、男の俺はここにはいずらい。
3人は輪になって色々と話している。

「九龍、帯人はどうしたの? 姿が見えないけど……」
「確か、アイスを買いに行かせたと思います。一緒にいると貴女方に被害が及ぶので」
「確かに、アイスピック投げられた時あったよね。あれには驚いたよ。あはは♪」

……帯人って、本当に凄いボーカロイドだなぁ。
マスターが2階に封印していたわけも、少しわかった気がする。

「KAITO! 隅っこにいないでこっちに来なよ〜」

歌莉奈さんがそう言って、手招きをする。
……どうしよう。なんだか入りずらい。

「そうだねぇ。KAITO君はまだ1曲も歌ってないし、歌の相談とかも3人ならできるしね!」

マスターは笑いながらそう言って、僕の手を引っ張る。
……仕方がない。諦めるしかないか。

「KAITO、まだ歌わせてもらったこと、ないの?」
「えぇ。ここにきてまだ1日目なので」

アリスさんの問いに苦笑しながらそう答える。

「そう考えると、僕達の知ってる人達のボーカロイドの中では、歌ってないのは僕んちのKAITO君だけ?」

「……え? マスター、それ本当ですか?」

「アリスさん、レン君に色々歌ってもらってるみたいだし、僕の知ってる男性のマスターも自分のボーカロイドに色々歌わせてるよ」

……ちょっと待ってください。
歌莉奈さんのボーカロイドは歌っているのは確定として、アリスさんもレンに歌わせて。
それに、マスターの知り合いもそうだとなると……。
俺、歌ってないどころか、まだ調律もされてないし……。


俺、この中で一番遅れてる?

「……マスター、この状況、何とかできます?」
「あぁ、まぁ、へこむなよ。僕なりに頑張って調律するからさ」

マスターは弱弱しく微笑んで、そう答えた。
……本当に、大丈夫なんでしょうかね。

Re: ボーカロイドと一緒!【マスター募集中】 ( No.15 )
日時: 2010/09/18 21:55
名前: アリス (ID: /jbXLzGv)

アリス出してくれてサンキューです!!


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