二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ネギま! 美空の暴走
- 日時: 2010/09/19 17:29
- 名前: sasa (ID: LJORQFwR)
prrr
美空「もしもしアキラ?今すぐ会いたいんだけど大丈夫?…うん、待ってるね」
彼女の名前は春日美空、彼女にはひとつ悩みがあった
作中での自分の扱いだ
空気キャラ扱いされていることに不満だった
どうすればこの状況から脱出できるだろう、彼女は考えた末たどりづいた答えは…
クラスメートの抹殺であった
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- Re: ネギま! 美空の暴走 ( No.26 )
- 日時: 2010/09/20 16:00
- 名前: sasa (ID: LJORQFwR)
美砂「桜子どうしたんだろう…すぐに家に来て欲しいって、それに円も一緒ってどういうこと?」
柿崎美砂はメールを受け桜子の部屋に向かっていた
時計は夜中の12時を過ぎていた
普段はもう寝ている時間だが、今日は夢中でチアのフォーメーションを考えていたのででこんな時間まで起きていた
美砂「深夜に何の用かな…」
何か胸騒ぎがした
桜子のメールはいつも可愛い絵文字や顔文字を用いているのだが
今日来たメールは簡潔に
『今すぐ私の部屋に来て。円も一緒にいる』
これだけだった
どこか桜子らしくない
美砂は少し疑問を抱いていた
しかし、そんなことを考えてるうちに美砂は桜子の部屋の前に着いた
とりあえず会ってみれば分かるはず
美砂はインターホンを押した
ピンポーン
美砂「桜子?円?いるー?」
返事がない
もう一度押してみる
ピンポーン
まだ返事はない
美砂「あれ?」
しかたがないので美砂は桜子に電話することにした
prrr、prrr
pi
美砂「あっ、もしもし桜子?今来たよ」
……
電話からは応答がない
美砂「桜子?ねぇ桜子ってば」
ガチャッ
美砂「!」
玄関が開いた
が、人の姿はない
美砂「桜子…?」
桜子が開けた?
けど出迎えはない
美砂は不安になったが、怖いもの見たさだろうか
とりあえず美砂は家の中に入っていった
- Re: ネギま! 美空の暴走 ( No.27 )
- 日時: 2010/09/20 16:04
- 名前: sasa (ID: LJORQFwR)
家の中は真っ暗だった
何も見えない
美砂「桜子ー、いるのー?いたら返事してー」
桜子「あぅ…美砂…」
美砂「桜子!」
声がした
確か桜子の声だった
かなり弱っている風に聞こえる
美砂「どこにいるの!」
桜子「…逃げて…」
美砂「え…」
カッ
突然部屋の電気がついた
美砂「!?」
急に明るくなったので美砂は驚いた
逃げて?
今確かにそう聞こえた
一体何が…
美砂「あ…」
目が光に慣れ、美砂はようやく視界を取り戻し見たものは…
衝撃的だった
目を開けると美砂の目の前には殴られ、
顔面がボコボコに腫れ上がり椅子に縛り付けられている桜子がいたのだ
- Re: ネギま! 美空の暴走 ( No.28 )
- 日時: 2010/09/20 16:10
- 名前: sasa (ID: LJORQFwR)
美砂「桜…子…?」
一瞬、美砂にはこれが桜子だとは分からなかった
それほど顔が原型をとどめていないのだ
桜子「美砂…逃げて…」
美空「いらっしゃーいw」
美砂「なに…これ…」
美砂には理解できない
この状況が
あまりの出来事に体も頭も動かせないでいる
美空「ごめんね、驚かせちゃって」
美空は美砂に近づくと隠してたスタンガンで美砂を倒した
美砂「!?」
体中に電撃が走る
何?一体何が起きてるの?
美砂「あ、あなたは…」
美希「謎のシスターですw」
美空は鉈を持ち出すとそれで美砂の両足首を切り落としにかかった
美砂「ひぎっ!?」
鉈が美砂の細い足首に食い込む
美砂「や、やめ…」
ザクッ、ザクッ、ザクッ
美空は容赦なく切り落としている
美砂「あぎゃあああああ」
美空「ふふふ、これでもう逃げられないわね」
美砂は混乱していた
いきなり電撃を浴びせられ足首を切り落とされた
一体なぜ?
分からない
だが一つ分かることは…
美空「あっははははははは!!あっははははははは!!」
この女は人間ではないということだ
美砂「あなたが…桜子を…」
美空「そうよ、ようやく状況を理解した?w」
美砂「うぅ…」
足が痛い
死にそうなくらい痛い
- Re: ネギま! 美空の暴走 ( No.29 )
- 日時: 2010/09/20 16:16
- 名前: sasa (ID: LJORQFwR)
美空「さてと、アンタにはやってもらうことがあるわ」
美砂「な、なにを…」
美空「はいこれ」
美砂に差し出されたのは鉛筆とスケッチブックだった
美砂「こ、これ…」
美空「それであの不細工の似顔絵描いてよw」
桜子「………」
笑顔でそんなことを言うこの女に美砂は恐怖した
狂っている
この女は完全に狂っている
美砂「いやよ…そんなこと絶対に…」
美空「あっ、そう、ならこっちにも考えがあるわよ」
美空はペンチを取り出した
美空「これでこの子の指切り落としちゃうもん」
美砂「あ…」
止めに入ろうとしたが遅かった
美空は桜子の右手親指を切り落としてしまった
桜子「いぎゃああああああああああああああ」
弱っていた桜子もこれには悲鳴を出すしかなかった
美空「続いて人差し指いきまーすw」
ブチン
鈍く切れる音がする
桜子「あぎゃああああああああああああ」
美空「続いて中指…」
美砂「やめて!!描くから…お願いだからやめて…」
美空「初めからそう言えばいいのに、遅いのよ、この手じゃもうラクロスはできないわね」
桜子「あがっ…ひっ…」
- Re: ネギま! 美空の暴走 ( No.30 )
- 日時: 2010/09/20 16:20
- 名前: sasa (ID: LJORQFwR)
美空「ほら、さっさと描きなさいよ」
美砂は鉛筆を持つとスケッチブックに桜子の似顔絵を描き始めた
あの可愛かった桜子の顔は殴られボコボコで
指を切られた痛さに苦痛の表情をしていた
美砂「桜子…」
美砂は急いで描いた
早くこの苦しみから開放されたいその一心で
美砂(なんで…なんでこんなことに…)
美砂「できました…」
美空「どれどれ…あら、意外と上手じゃない、ホント上手…よく不細工に描けてるわw」
美砂「……」
美空「ぷっ、このキモい表情とか本当にリアルw笑っちゃうわwwwあはははははははははははwwwwwwwwwwww」
美砂「………」
桜子「………」
心の底から笑っている美空を見て二人は悟った
もう私たちは助からない…
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