二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 学園BASARA
- 日時: 2010/12/19 18:28
- 名前: YAMATO (ID: .62EDtJk)
お初です。初めてなんで指摘されるような事が多々あるかとは思いますが、何卒宜しくお願いします。
注意(必ず読んでください)
・ちょいちょいキャラ設定してます。公式?何それ、おいしいの?
・読んでる時に不快感を与えてしまうようならば、即戻るを押してください。
・オリジナルキャラもあります。主人公もオリキャラです。
・キャラ崩壊。マジヤバイ。
・小説ってかほとんどセリフです。
では、簡単なBASARAキャラ、オリキャラの設定です。
少々長いです。読む気うせるかもしれません。
設定とかどうでもいい方は下へどうぞ。
↓もくじッス↓
一話 変なヤツら>>2
二話 幸村の恋>>3
三話 元親と琉架>>4
四話 唯人の過去>>5
五話 体育大会>>6
六話 球技大会>>7
七話 意外な恋前編>>8
八話 意外な恋後編>>9
九話 文化祭前編>>10
十話 文化祭後編>>11
十一話 独眼竜の秘密>>15
十二話 祝!進級>>16
十三話 謎の転校生>>21
- Re: 学園BASARA ( No.7 )
- 日時: 2010/10/04 20:02
- 名前: YAMATO (ID: 7a/rdtO6)
第6章 球技大会
3組担任「えーっと、明日球技大会だから、準備しといてねー。」
政宗「今度は球技大会かよ!?」
唯人「また連絡も無しに、つか明日って!」
幸村「なにをやるでござるか?」
C組担任「バスケ。」
政宗「Basketball?そいつはアメリカンだな。」
C組担任「よし、じゃあメンバー決めでもするかな。」
C組担任「じゃースタメン発表するぞー。」
担任「4番ガード、伊達ー。」
政宗「俺がCaptainか。見せてみろよ!」
担任「5番フォワード、真田ー。」
幸村「ふぉわーど・・・?それは如何なる戦術にござるか?」
担任「6番フォワード、綾崎ー。」
唯人「は、はい。」
担任「7番センター、山田ー。」
山田「ハイ?」
担任「8番ガード、田中ー。」
田中「バスケが・・・したいです・・・。」
担任「はいっ、じゃあ明日がんばれよー。」
唯人「だからその適当な挨拶なんとかできんのか!」
球技大会当日!
唯人「1回戦はD組か。」
慶次「よぉー幸ちゃん政宗ちん唯てぃ!」
政宗「どうもあんたは人にあだ名をつけるのが趣味らしい。」
慶次「なーに言ってんだい!俺の趣味は恋人探しだよ!」
試合開始!
はい結果!115対0でC組の勝ち!D組やる気なし!
A組とB組の試合は54対40でB組の勝ち。
政宗「よぉー元親。元気そうだな。」
元親「そう見えてても、こいつのせいで実は疲れてるんだぜ。」
琉架「そりゃこっちのセリフだ。」
政宗「じゃあやるか。Are you ready!?」
C組「year!」
試合開始!
政宗「いくぜ!」
政宗は素晴らしいドリブルテクニックで相手を抜き去り、ダンクを試みた!
政宗「PHANTOM DIVE!」
C組「おぉー!」
このダンクをバネに、C組はどんどん得点をしていった。
B組も負けず、激しい得点の入れ合いをした!
現在79対81でB組の有利。後10秒。C組はどう出るのか。
政宗「後3点で勝てるんだろ?。気合いいれて来いよ。」
幸村「最後までがんばるでござる!」
山田「ここまで来たら優勝しかねぇ!」
田中「諦めたらそこで試合終了ですよ!」
政宗「幸村ぁ!」
唯人「行け幸村!」
幸村「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
幸村「数派亜魅羅苦流修斗おおお!!!(スーパーミラクルシュート)」
幸村がセンターラインから片手で投げた。
そのボールは綺麗な放物線を描いてゴールに向かっていく。
政宗「入れぇ! It is in! In!!」
歓声「ワァァァァァァァ!」
唯人「入った・・・!」
幸村「入ったでござる・・・。」
C組「やったーーーーー!!!」
琉架「なんなんだあのシュート・・・。」
元親「なんであんなのが入りやがる!」
山田「やったぜ幸村!」
政宗「幸村!お前はHEROだ!」
田中「ホッホッホッ。」
こうしてC組は球技大会で優勝した!
体育大会と同じような終わり方しかできなかったのは、作者が馬鹿だからである!
とりあえず書いとけみたいなカンジで適当にやってしまったのである!お許し頂きたい!
- Re: 学園BASARA ( No.8 )
- 日時: 2010/10/21 22:52
- 名前: YAMATO (ID: 7a/rdtO6)
第7章 意外な恋 前編
このバサラ学園は学校行事だけでなく、きちんと勉強についてもやるのだ。
というわけで唯人たちはもうすぐテスト。
テストの三日前は部活が休みになるのである。
唯人「政宗、幸村、帰ろうぜー。」
政宗「おう。」
幸村「うむ。」
慶次「ちょっとちょっとー、俺を置いて行かないでよー。」
政宗「おう、忘れてたぜ。」
政宗「おーい元親、帰るぞー。」
元親「・・・。」
政宗「元親ー!」
元親「!!」
元親「お、おう、なんだ?」
政宗「だから帰るぞっつってんだよ。」
元親「おう、そうだな。」
政宗「・・・?」
こうして何らかの形で部活がないときは、元親、幸村、政宗、慶次、の4人で帰っていたらしい。唯人もそれに加わった。
幸村「元親殿、唯人殿にちゃんとした自己紹介がまだだったのではないか?」
元親「お・・・おう。俺は長曾我部元親ってんだ。」
唯人(この中で一番まとな人だ。名前以外は。)
唯人「俺は綾崎唯人。宜しく。」
元親「おう・・・。」
政宗(おい唯人。)
唯人(ん?)
政宗(元親の様子おかしくねーか?)
唯人(そうか?)
政宗(だろ?こいつ・・・まさか・・・。)
唯人(おいおい、また恋してるなんて言うんじゃねーだろうな。)
政宗(That's right! その通りよ!)
唯人(なんでもかんでも悩んでたら恋かよ。お前慶次に似てるな。)
政宗(Ah? アレと一緒にすんな!)
幸村(某も、あれは恋の病だと思うでござる。)
慶次(俺も俺も!そう思う!)
唯人(なんだよ、皆してそんなこと・・・。)
政宗(よし、聞いてみるか。)
唯人((しまった、政宗に任せると、またストレートな聞き方をする!))
唯人「皆、今気になってる娘とか、いないの?」
慶次「いるいる、俺いる・・・」
唯人「ん”ん”っ!(←咳払い)」
唯人「元親とかどう?」
元親「!!」
元親「お、俺は・・・。」
政宗(唯人、聞き方が甘いぜ!)
政宗「元親!てめ・・・」
唯人「げっほげっほ、風引いたかな。」
政宗(唯人邪魔すんな!)
唯人(俺に任せろって!)
唯人「で、どうなの?」
元親「・・・。」
元親「・・・いや、別に・・・。」
幸村(しょぼーんすぎるでござる!)
政宗「・・・!」
政宗「元親!俺には分かる。お前のHeartの鼓動が。」
唯人(あ、やべ・・・!)
政宗「てめえは恋してるな・・・?」
唯人(言わせちゃったー!)
元親「なんで分かったんだ!?」
唯人(マジかーーー!! つかこのくだり聞き覚えが・・・。)
政宗「Ha-n・・・やっぱりな。」
元親「ちっ・・・流石独眼竜はなんでもお見通しか。」
政宗「正直に言ってみな。誰なんだ?」
元親「・・・B組の、戸柴鈴那だ。」
幸村「!!!!」
慶次「モテモテだねぇ。鈴那ちゃん。」
元親「どういうことだ?」
幸村「拙者はかつて、鈴那殿に告白を試みたことがあってな・・・。」
元親「返事は?」
幸村「まだお互いのことが何も分からないから、まずは友達から、という返事をもらったでござる。」
元親「そうだったのか・・・。」
元親「じゃあ俺が告っても、そんな返事だろうな。」
慶次「いやぁ、そんなことはないぞ!」
政宗「ああ、そうだな。お前も告ってこいよ。」
元親「お、俺にはそんな勇気ねーよ。」
唯人「幸村と同じこと言ってるぞ?」
慶次「そうそう、黙ってちゃ気持ちは伝わらないよ!」
政宗「You too!お前も同じこと言うんじゃねぇ。」
というわけで、唯人は今度は元親の告白を手伝わされた。
唯人「・・・で? その『不良にからまれた戸柴鈴那を元親が助けてその後に告白する作戦』ってなんだ?」
政宗「タイトル通りよ。幸村の時の『喧嘩している二人を力ずくでやめさせ、正義感を出したその後に告白する作戦』は、ちょっと考えが古かったからな。」
政宗「女はな、不良から助けてくれた男を好きになるんだよ。」
唯人「そんなこと、よく自身を持って言えるよな・・・。」
慶次「よっし、やろうやろう!」
不良役は元親以外の4人で、皆バレないように変装した!
唯人「おっ、おっ、おいねーちゃん!俺たちと遊ぼうぜ!」
鈴那「え?」
幸村「さあさあ、ついてくるでござる!」
慶次(幸ちゃん!しゃべり方!)
鈴那「ちょ、ちょっとやめて!」
唯人(あれ、バレなかった!)
元親「そこまでだ。」
元親「てめえら、B組のマドンナをイヂめるたぁいい度胸だ。」
元親「鬼がてめえらを喰らってやるよ・・・。」
政宗(ノリノリじゃねぇか、元親の野郎。)
慶次「いい度胸してんなー!」
政宗「OK come on!」
元親「うりゃー!」
唯人「うわー!」
慶次「うぎゃー!」
政宗「強ぇ!」
幸村「御館様ぁっ!」
鈴那(うわぁ、強い。一気に4人も倒した!)
元親「・・・フッ。」
鈴那(え、あの笑みは何!?)
鈴那(さっき喰ってやるとか言ってたような・・・。)
鈴那(もしかして、あたしって次のターゲット!?)
鈴那(いやいやいや、それはない、あたしの思い込みだ!)
鈴那「あの、助けてくれてありがとうございます。」
元親「いや、礼にはおよばねぇよ。当然のことをしたまでだ。」
鈴那(でも待てよ?今あたし掃除で居残りだったよね・・・。なんで今の時間いるの・・・?)
鈴那(当然のことだ・・・って、あたしをつけてるから当然なの!?)
鈴那(まさかアレ!?今流行のストーカーってヤツ!?)
元親「あのさ、戸柴・・・。」
鈴那が威嚇モードに入った!
元親(あれ、なんかけわしい表情になった・・・。)
唯人(まさかまた何か変な想像を!?)
元親「あのさ、と・・・」
鈴那「キャーーー!!!」
鈴那は逃げた。
唯人「やっぱり。」
幸村「告白する前に逃げられたでござる。」
元親「お、俺は・・・フラれたのか・・・!?」
慶次「俺たちが事情を説明してくるから、もう一回ちゃんと告ろう^^;」
政宗「またかよ・・・。面倒な女だぜ。」
次回に続く・・・。
- Re: 学園BASARA ( No.9 )
- 日時: 2010/10/21 22:54
- 名前: YAMATO (ID: 7a/rdtO6)
第8章 意外な恋 後編
次の日、戸柴鈴那に事情を説明し、元親の告白の場を用意した。
政宗「しっかし、2度目なのによく怪しまないよな。」
唯人「天然もいいトコだよ・・・。」
鈴那「ごめんね、勘違いしちゃって。」
元親「あぁ、いや、いいんだ。」
元親「えっと・・・」
元親「もしよかったら、俺と付き合ってくれ!」
鈴那「・・・ごめん、あたし、好きな人がいるの・・・。」
元親「え・・・!」
鈴那「あ、でも、長曾我部君のことは嫌いじゃないよ!男らしいとも思うし。」
元親「そ、そうか・・・。」
鈴那「ホントにごめん。これからもまた、友達でいてね!」
元親「あっ、戸柴!その男、誰か・・・聞いていいか?」
元親「俺は、もうお前のこと諦めたから、そいつに何かする訳じゃねえぞ。」
鈴那「・・・伊達君。」
政宗「What's!? 俺かよ!」
幸村「なんと・・・!無念・・・。ガクッ」
慶次「幸ちゃん!あんた何回倒れるんだ!」
元親「だとよ。政宗。」
元親「俺は先に帰っとくわ。ちゃんと返事してやれよ。」
元親は帰った。
政宗「元親・・・。」
政宗「戸柴。俺は学校の行事、部活、軍の皆といること、やることがたくさんあるんだ。」
政宗「彼女もつくっても、俺はお前と一緒にいる事ができないと思う。」
政宗「付き合ってるのに一緒にいられないような、寂しい思いはさせたくねえんだ。」
政宗「悪い。お前とは付き合えねぇ。気持ちだけ受け取らせてもらう。」
鈴那「そっか・・・。」
鈴那「ごめんねっ、変なこと言って。」
鈴那「じゃあ、皆バイバイ!」
鈴那も帰った。
慶次「いやー、鬼さんと鈴那ちゃん、どっちもフラれちゃったなー・・・。それもあっさり・・・。」
幸村「某も完全にフラれたでござる。」
慶次「気にするなって!片思いもいいもんだよ!」
唯人「・・・政宗、フった理由、あれだけじゃねーだろ?」
政宗「当然だ。あんなに悲しい顔して帰られたらな。」
- Re: 学園BASARA ( No.10 )
- 日時: 2010/11/07 21:23
- 名前: YAMATO (ID: .62EDtJk)
第9章 文化祭 前編
バサラ学園はもうすぐ文化祭。
さすがに文化祭ともなると、いくら適当なC組担任でも2週間前ぐらいには言うのであった。
C組担任「じゃあ、うちのクラスは何をやるか決めるぞー。」
担任「じゃ、伊達、仕切って。」
政宗「なんで俺が!」
担任「あんた結構クラスまとめれてるからー。」
政宗「チッ・・・。じゃあ、意見あるヤツ手ぇ挙げろー。」
鈴木「ハイ!やっぱ文化祭ときたら焼きそば屋!」
政宗「NO!ベタなやつやってなんの意味がある!」
山本「ハイ!僕はキャバクラがやりたいです!」
政宗「NO!!下心の塊が!」
田中「バスケが・・・したいです・・・。」
政宗「NO!てめーはスラ○ダンクの読みすぎだ!」
幸村「某、みこしがやりたいでござる!」
政宗「NO!どうせ上に乗るのは甲斐の虎だろうが!」
政宗「チッ、まともな意見がひとつも出ねぇな。おい唯人、お前なんかねーのか?」
唯人「ん〜・・・適当にたこ焼き屋でもやってほかのクラスの出し物見に行けばいいじゃん。前半と後半で見に行く人を決めるとか。」
政宗「それじゃこの2年C組の個性ってやつが出ねぇぞ。」
唯人「みんなが楽しめりゃいいんじゃねーか?競い合ってるワケじゃないんだし。」
政宗「・・・っとのことだ。反対の意見あるヤツいるか?」
C組「・・・」
政宗「じゃあ決定だな。俺らはたこ焼き屋で、前半と後半に分かれて当番をする。」
担任「決まったみたいだな。よし、じゃー準備だ。」
文化祭当日
唯人と幸村と政宗は後半にたこ焼き屋をやることになった。
慶次「おーい!よってってよー!」
幸村「おお、慶次殿、何をやっているでござるか?」
慶次「見ての通り、焼きそば屋だよ!ここのは絶品だよ!」
政宗「ほぉー、試しに食ってやるか。」
「パク。」
政宗「なんだ、意外とイケるじゃ・・・」
政宗「うぉっ!!!」
幸村「ぬぁぁぁぁ!!!!」
唯人「辛い!!!辛いっつーか痛い!!!」
政宗「何をやったらこんな激辛焼きそば作れるんだよ!見た目普通の焼きそばなのに。」
前田利家「よー慶次ー。アレ、独眼竜たちは出し物しないの?」
政宗「俺らは当番制のたこ焼き屋だ。俺らは後半だ。」
利家「たこ焼き屋かー。見に行くよー。」
利家「おっ、慶次のクラスは焼きそば屋かー。どれどれ、一つもらおうか。」
慶次「あいよ、利!ウチの焼きそば食べて腰抜かすなよ!」
唯人「お、俺らは他のを見てくるよー・・・。」
慶次「お、もう行っちゃうのかー。じゃあなー。」
利家「うああああああああ!」
政宗「きっ、気のせいだな。今の悲鳴は。」
幸村「きっと空耳でござる。」
唯人「ん、ここは3年B組の・・・マジックショー・・・?」
佐助「ここにタネも仕掛けもないハンカチがありますねー。」
佐助「これにスッっと息を吹きかけると・・・。」
佐助「アラ不思議、2年C組真田幸村の旦那のフィギュアが出てきましたー!」
佐助「ハイこのフィギュアは1個税込み500円!さぁさぁ、買った買った!」
幸村「こら佐助!某のふぃぎゅあで商売するのはやめんか!」
佐助「大丈夫だって。売上額の3分の1は、旦那にやるからさっ。」
幸村「そういう問題ではなかろう!」
唯人「おっ、ここは2年B組のストラックアウトか。」
琉架「300点満点中280点か!くっそーあと20点!」
元親「ハッ、野球部なのに満点とれねぇのかよ。」
琉架「るせーな。お前やってみろよ。」
元親「いいぜ、やってやるよ。満点なんか余裕だぜ。」
唯人「あいつら・・・自分のクラスの出し物で遊んでるぞ。」
幸村「まっこと、てんしょんが高いでござるなぁ、あの二人は。」
元親「おらー!」
琉架「ハッハッハ!こいつ外しやがったぜ!」
元親「でっでも290点だぞ!お前に勝ってるっての!」
琉架「テメー満点取るとか言ってたじゃねぇか!」
B組担任「ゴルァァァァ!!てめーらがやってどうすんだ!罰として校庭50週走って来い!!」
琉架、元親「なにいいい!!」
琉架「くそっ、まぁいいや。テメーより速く走り終わってやるぜ!じゃあな、元親!」
元親「待ちやがれえ!」
政宗「ま、仲良くなってるのは確かだな。」
政宗「そろそろ交代だな。戻るか。」
次回へ続く。
- Re: 学園BASARA ( No.11 )
- 日時: 2010/11/11 13:28
- 名前: YAMATO (ID: .62EDtJk)
第10話 文化祭 後編
唯人「よっし、まずは俺からつくるぜ。」
幸村「唯人殿、がんばるでござる!」
まず初めにやってきたのは、みんな大好き竹中半兵衛と教頭の豊臣秀吉。
半兵衛「秀吉、1つたこ焼きでもどうだい?」
秀吉「うむ、そうだな。そら、金だ。」
半兵衛「そんな、お金なら僕が出すよ。」
秀吉「教頭が生徒におごられてどうする。ここは我が出す。」
半兵衛「それは恐れ多い。大丈夫、心配しなくてもお金に困ってることなんてないから、僕に出させてくれ。」
唯人「誰でもいいから買うなら早く買ってくれ!」
半兵衛「おぉ、すまない。2つもらおうか。」
唯人「了解ー、ってかあんたらが譲り合ってる間にもう焼けたよ。ハイ。」
半兵衛「ありがとう。」
秀吉「うむ・・・これは美味い・・・!」
半兵衛「確かに・・・おっと秀吉、口にソースがついている。」
秀吉「やめないか半兵衛、自分でふける。」
半兵衛「そんなに恥ずかしがることないよ、秀吉。」
唯人「コラ。そんなとこでイチャつくな。」
政宗「見てるこっちが恥ずかしいっての!」
次にやってきたのは前田利家&まつ。
利家「よー、たこ焼き食いにきたぞー。」
唯人「はい、たこ焼き2つ。」
利家「ありがとー。おっ、これすごく美味いぞ!」
まつ「どれ・・・おぉ、これは美味です。」
利家「でも、まつのメシのほうがもっと美味いぞー!」
まつ「犬千代様・・・!」
利家「まつー!」
まつ「犬千代様ー!!」
利家「まつぅー!!」
幸村「楽しそうで・・・ござるなぁ。」
唯人「ま、あの二人は男女だから許せるわ。」
唯人「政宗、そろそろ交代してくれ。」
政宗「OK!俺にまかせな。」
元親と琉架がやってきた。
琉架「あ”ー、無駄に疲れた。」
元親「腹減ったな・・・おっ、たこ焼き屋だ。食ってこうぜ。」
元親「政宗、2つくれ。」
政宗「OK! おっとそういえば転校生、全然自己紹介とかまだだったな。」
政宗「こっちが真田幸村でそっちが綾崎唯人、俺が伊達政宗だ。呼ぶ時は下の名前でいいぜ。」
琉架「おう、俺は七原琉架だ。」
政宗「そういえばあんた、元親と同じ野球部だったな。実際のところ、どっちが上手いんだ?」
琉架「そんなもん俺に決まってんだろ。」
元親「寝言は寝てから言え。俺だろ。」
琉架「よく言うぜ。ストレートとカーブしか投げれねぇくせに。」
元親「速ぇからいいんだよ。それにバッティングも俺のほうが上手いだろ。」
琉架「当てるのは上手いが、飛距離は俺のほうが上だろ。」
元親「あたんなきゃ意味ねぇよ!」
政宗「じゃれあってるトコ悪いが、たこ焼きできたぞ。」
琉架「サンキュー・・・ってじゃれあってるってなんだよ!」
幸村「仲が良い、ということでござる。」
元親「ってこのたこ焼きなんか甘いぞ!」
政宗「あぁ、なんちゃってたこ焼きだ。生地はカスタードクリーム、タコはゼリー、ソースは溶かしたチョコレートでできてるぜ。」
琉架「普通のたこ焼き食わせろよ!」
幸村「政宗殿、そろそろ交代でござる。」
政宗「ん、もう交代か。OK。」
織田軍がやってきた
森蘭丸「信長様ー!たこ焼きとかどうです?」
信長「フン・・・余は腹など減っておらぬわ。」
濃姫「そんな遠慮なさらず。私が買ってきますわ。今いる織田軍兵の皆の分も。」
濃姫「たこ焼き38個くださいなー♪」
幸村「なっ、38個・・・でござるか?」
唯人「ハハ、冗談に決まってるじゃん。ですよね、濃姫先生。」
濃姫「冗談ではないわ。織田軍の兵の分も合わせておりますので。」
政宗「お客さん、いくら2年C組でも限度ってもんが・・・」
幸村「闘魂、絶唱おおおおおおおおお!!!!」
幸村「燃えてきましたぞおおお!必ずや、38個のたこ焼きを作ってみせまするうううう!!」
政宗「バッ!声がでけえよ!」
30分後
幸村「できましたぞおおお!」
濃姫「あら、遅かったじゃない。」
幸村「さぁ、皆に配ってくだされ。」
織田軍「パクッ」
濃姫「キャーーーー!!」
蘭丸「なんだこれ!辛ぇぇぇぇ!!!」
織田兵「唐辛子何個分だコレ!!?」
信長「是非も無し・・・。」
蘭丸「信長様が倒れたー!!」
濃姫「救急車よ、救急車!!」
光秀「私が治療してあげましょう・・・。のぉぶぅながぁこぉぉぅ!!」
濃姫「やめてーー!」
唯人「えーっと・・・幸村、これはどういう・・・。」
幸村「先程、慶次殿にたこ焼きの作り方を教わったでござる。」
唯人「あ・・・なるほど。」
唯人「いやー疲れた。この学校の文化祭はいつもこうなのか?」
政宗「去年もすごかったが、今年はもっとハードだったぜ・・・。」
幸村「今年の文化祭も、成功してよかったでござるな!
唯人「これは・・・成功っていうのか・・・?」
この掲示板は過去ログ化されています。