二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 少年陰陽師〜双華のつむぐ唄を聴け〜
- 日時: 2010/11/24 15:43
- 名前: 勾菜 (ID: zKcuwG5/)
初めにお読みください。
☆登場人物☆
・安部昌浩…十四歳の半人前陰陽師。キライ言葉は「あの晴明の孫!?」
・もっくん…昌浩の良き相棒。カワイイ顔して、口は悪いし態度もでかい。
・彰子…左大臣家の一の姫。わけあって、安部家に半永久的に滞在中。
・じい様…大陰陽師。離魂の術で二十代の姿をとることも。
・紅蓮…十二神将の一人、騰陀。『もっくん』に変化し昌浩につく。
・六合…十二神将の一人。寡黙な木将。
・勾陣…十二神将の一人。紅蓮に次ぐ通力を持つ。
・天一…十二神将の一人。愛称は天貴。
・朱雀…十二神将の一人。天一の恋人。
・青龍…十二神将の一人。昔から紅蓮を敵視している。
・玄武…十二神将の一人。一見、冷静沈着な水将。
・太陰…十二神将の一人。風将。口も気も強い。
・天后…十二神将の一人。優しく潔癖な水将。
・白虎…十二神将の一人。精悍な風将。
・太裳…十二神将の一人。穏やかな口調と風貌の持ち主。
・天空…十二神将の一人。十二神将を統べるもの。
☆オリキャラ紹介☆
・騰駕…十二月将の一人。苛烈にして、甚大な神通力を持つ。性別・男
・勾霞…十二月将の一人。騰駕に次ぐ力の持ち、まわりをよく見ている。外見年齢は、20歳ほど。性別・女
・青苑…十二月将の一人。いつも不機嫌そうな顔をしている。頑固。性別・男
・六連…必要最低限のことしか話さない。要するに寡黙。外見年齢は、17歳ぐらい。性別・女
・朱威…十二月将の一人。明るく頼もしい性格。外見年齢は、六連と同じぐらい。性別・男
・太蘭…明るく、気が強い。そんな性格のせいで、トラブルを起こすこともしばしば。苦手なものは、白夜の説教。外見年齢は、6歳ぐらい。性別・女
・白夜…十二月将の一人。太蘭がトラブルを起こすと、太蘭に説教をする。外見年齢は、19歳ぐらい。性別・女
・天舜…十二月将の一人。優しい姉のような性格。曲がったことが大嫌い。勾霞とは、外見年齢が近いこともあり、仲がいい。外見年齢は、20歳ぐらい。性別・女
・天櫂…十二月将の一人。十二月将を統べるもの。外見は、老人。
・太邑…十二月将の一人。穏やかで柔和な面差し。外見年齢は、20歳ぐらい。性別・男
・天星…十二月将の一人。優しく丁寧な物言い。朱威は、恋人。外見年齢は、15歳ぐらい。性別・女
・玄莱…十二月将の一人。尊大な態度をとる。よく太蘭に振り回される。外見年齢は、10歳ぐらい。性別・男
こんな感じの登場人物です。
楽しんでもらえるとうれしいです♪
☆お知らせ☆
〜双華のつむぐ唄を聴け〜その参作成中です。
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- 少年陰陽師〜双華のつむぐ唄を聴け〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/10/31 13:12
- 名前: 勾菜 (ID: SI24yRUY)
〜序章〜
十二神将が身を置く異界でも、人間たちが住む人界でもない世界。
ここに、人ではない者たちが住んでいた。
そのもの達は、神の末席に連なる十二月将だった。
十二神将とは、別の存在であった。
- 少年陰陽師〜双華のつむぐ唄を聴け〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/11/07 22:27
- 名前: 勾菜 (ID: XpdUVwMT)
その壱
「暇。」
ぼそりとつぶやかれた言葉とともに、その言葉が連発される。
「ひまひまひまひまひまっぁーーーーーー!!!」
「静かにしろ、太蘭。もう少し、こう、落ち着きというものを…」
「うっさいわねっ!玄莱はすこし黙ってなさい!!」
太蘭は、ピシャリと玄莱を黙らせると、ぶつくさと言い始めた。
「私だって、こんなことで騒ぎたくなんかないわ。だって、仕方ないじゃない!!暇なんだもの。私だって、一応十二月将の一人よ。……そうよっ、私たちと同じ神の末席に連なる十二神将がいるじゃない。」
彼女は、おもむろに振り返ると、玄莱を無理やりにどこかへ連れて行ってしまった。
玄莱の悲鳴が聞こえるようであった。
- 少年陰陽師〜双華のつむぐ唄を聴け〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/11/24 15:40
- 名前: 勾菜 (ID: zKcuwG5/)
その弐(会話文多発。)
「翁〜。ねぇっ!聞いてちょうだいっ!!」
「聞いておる。なんじゃ、太蘭。…玄莱はどうした?」
「いや、何でも…な…い。」
そう答えるのは真っ青な顔をしている玄莱だ。
「そうか。」
「ねぇ、翁。私、十二神将に会ってみたいの!!」
「「は…??」」
いきなり、突拍子もないことを言い出した太蘭に唖然とする、天櫂と玄莱である。
「だって、暇で暇でしょうがなくて、思いついたのが十二神将だったのよ。そうしたら、会いたくなって。
ねぇ、いいでしょう?」
「皆に聞いて、(いい)と言われたら、考えてみないこともないが…」
「わかったわ、翁!!みんなが、(いい)って、言えばいいのよね。じゃ、行ってくるわ!!」
ゴォォッ
「うわっ。」
「相変わらず荒っぽいな。あんのじゃじゃ馬娘が。」
「あれが、太蘭の性分だからな。しょうがない。あとで、白夜にガツンと言ってもらわねば。」
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