二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- しゅごキャラ! あんそろじぃ?
- 日時: 2010/10/31 18:45
- 名前: 御坂依音 (ID: 9KS5hO21)
えっ、と。
お話を始める前に。こんにちは、です。
しゅごキャラ!の二次作を書かせていただきます、
御坂依音(みさか いおん)です。
イオンとでも呼んでいただければ嬉しいです。
これからちょいちょい更新していこうかな、と思います。どうぞ宜しくお願いします。
呼んでいただいた方、、コメントの方を寄せていただけると嬉しいです^^
あ、えっと、主人公の説明を、ちょっとだけ。
名前:篠宮一葉(しのみや いつは)
性別:女
年齢:14歳
誕生日:11月4日
血液型:O型
最終的なしゅごたまの数:3つ
位でしょうか。ガーディアンメンバーはそのまま引っ張っちゃいます。
こんな適当な紹介でスイマセン((汗
どうぞ宜しくお願いします!
- Re: しゅごキャラ! あんそろじぃ? ( No.1 )
- 日時: 2010/10/31 18:04
- 名前: 御坂依音 (ID: 9KS5hO21)
第一話 大好きなヒト
「あ! ほら、一葉! ガーディアンの人達だよ!
やっぱカッコいいなぁ〜…。憧れちゃう!」
「そう、かなぁ……」
朝、登校してきたあたし達の目の前に居たのは、聖夜小ガーディアンズの人達だった。あたし、篠宮一葉にとっては、それほど憧れでもなかったけど。あたしの右隣に居る友達、三橋優花(みはし ゆうか)は熱狂的なファンらしかった。
「あたし達と同級生なのに……何でああも違うのかなあ?」
「……知らないよ、そんな事……」
「……一葉ってさ」
「?」
「そう言うとこ、日奈森さんにそっくりだよね」
「……あむに?」
「え? 今、あむって言った?」
「なっ、何でも無いっ!」
あたしは慌てて、優花から顔を逸らした。実は去年、話すと長くなるのだが、あたしはあむと友達になっていた。きっかけは、他愛も無いこと。
……「好きな子って、居るの?」
そう、言われただけ。確かにあたしには、好きな人がいた。それは……
「おっす、一葉!」
たった今あたしに声を掛けてきた、こいつ。名前は……
……工藤大希(くどう たいき)。
タイキとあたしは幼馴染で、小さい頃からずっと一緒に居た。だけど去年、その考えがちょっとずつ変わり始めていた。
毎日声を掛けてくれて。クラスの皆がそろそろ男女の関係が気になり始めた頃になったって、タイキは変わらず、あたしと一緒に居てくれた。そんな日々を過ごす中で、あたしは、気付き始めていた。
—————あたしは、タイキが好きだ、と。
それに気付いた次の日、帰る前に、一人で教室に残ってタイキと一緒に撮ったプリクラを見ていたとき、たまたま忘れ物を取りに来たあむがあたしに気付いて、そのプリを見て、何かに気付いたのかもしれない。
あたしはついつい、あむに全部の気持ちを打ち明けてしまった。気付いたときには、ニヤニヤするあむが目の前に居て。あたしは体中が熱くなっていくのを感じてて。そんなあたしに、あむは言ってくれた。
「大事なのはさ、伝える勇気だよ。それがあれば、いつかは工藤君に告れるよ! ……それで失敗したって、一生懸命やったら、それでいいんじゃない?」
その言葉に、すごく、すごく勇気がもらえて。あたしもいつかは、タイキに告白したい! ……そう、思っているんだけど。
「どうしたんだ、一葉? なんか、顔赤いぞ? 熱あんのか?」
いつもの笑顔でこういってくれるタイキを見ると、どうしても言えなくなってしまう。告白した途端に、今の関係が壊れてしまうかもしれない。そんなのは嫌だ。そうなるくらいなら、……
……このままで、いい。
そう思いながら、心配してくれてるタイキに、
「ううん、大丈夫」
と返した。
勇気が欲しい。
タイキに、ちゃんと言える位の。
ほんのちょっとの、……
……勇気が、欲しい。
そう思いながら、今日も、新しい一日が、始まる。
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