二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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初音ミクの消失 −DEAD END−
日時: 2010/11/13 15:33
名前: 瑞乃 (ID: Oui0uBDf)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=Lm0KtK2kbmI

ボカロを愛する者です

このたび、ボカロの小説をつくろうと思いまして・・・初音ミクの消失の小説版を製作しようと思います!


 !注意!

ストーリーが自分流になると思います・・・

更新が遅い場合があります・・・

 <m(__)m>申し訳ございません<m(__)m>


コメント、是非是非お願いします!!

・・・荒らしは来ないでくださいね♪

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Re: 初音ミクの消失 −DEAD END− ( No.1 )
日時: 2010/11/11 20:24
名前: 瑞乃 (ID: Oui0uBDf)

  +プロローグ+



 現実の声と架空の姿、初音ミク。

 彼女は希望とともに、この世に生まれてきた。

 歌姫の声は人々に幸せをもたらし、夢を失いかける人間に希望を与えた。


 まさに、「未来からやってきた初めての音」だ。


 そして彼女には、仲間ができた。

 仲間と共に歌い、人間に希望を与える……それが、彼女にとって、一番幸せなことであった。


 ——やがて、あの時が来るまでは。

Re: 初音ミクの消失 −DEAD END− ( No.2 )
日時: 2010/11/12 21:10
名前: 瑞乃 (ID: Oui0uBDf)

  + 1・誕生 +



「はじめまして、初音ミクです」

 8月31日、彼女はボーカロイドの一員となった。
 日本出身のボーカロイド、三人目だ。

「私はMEIKO(メイコ)。こちらこそよろしく」

「よろしくー。俺はKAITO(カイト)」

 メイコとカイトは、ミクに優しく笑った。

「ねえミク、歌って!ミクの歌を聞いてみたいわ」

 メイコにそう言われたミクは、少し緊張した。

「あ……えっと、あの、メイコさんとカイトさんの歌を聞かせてくれたら歌います」

「いいわよ。じゃあ、私からね」

 そうしてメイコが、次にカイトが歌った。

 二人は空気を震わせ、響きわたる、澄み切った歌声だった。ミクは二人のようにうまく歌えるようになれるか、少し不安になった。

「ありがとうございます!二人とも、すごくきれいな歌声でした!!では、次はわたしが歌います」

 ミクは二人に負けないように、一生懸命歌った。自分なりに、よく歌えたと思う。

「うわあ、ミク上手いじゃないか!」

「すごいわ!最初からこんな上手に歌えるなんて!」

 二人に褒められ、ミクはうれしく笑った。

「ありがとうございます!まだまだ未熟ですが……」

「待った。敬語じゃなくて、フツーに喋るんでいいよ」

「えっ!?で、でも……」

 うろたえるミクに、カイトは言った。

「もう俺たちは友達だろう?」

「そうよ。気にしないで」

 友達、と言われ、ミクはうれしくなった。

「うん!友達だね!」

 三人は笑い合った。


 そして、ミクは成長を始めた。

 ミクの歌には磨きがかかり、遠くまで響き渡った。ミクは「自分の歌で人を幸せにする」ことを目標に、日々歌い続けた。
 彼女の歌は希望に満ちあふれ、煌めき、幸せを運ぶ。

 ミクは歌い続ける。幸せを運ぶため。希望を与えるため。


 そんな彼女に、やがて新たな仲間—友達たちが次々と増えた。


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