二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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鋼の錬金術師-太陽と月-
日時: 2010/11/14 22:45
名前: 紅月 (ID: 4z3SNsbs)

はじめまして紅月です★
鋼の錬金術師の小説に挑戦です(^∀^)ゞ
原作も終わり…と思いまして♪

   ★〜オリキャラ〜★

 サユラ・ノベリアム ♀

明るく優しくよく笑う少女。15歳。
錬金術が大の得意。頭がかなりいい。
水色のサイドテールに薄緑色の瞳。服は赤と白のワンピース。
いろいろと秘密がある少女


 トゥアル・ノベリアム ♂

優しい性格のサユラの弟。12歳。
本を読むのが大好きでこちらも頭がいい。
水色のショートの髪に薄緑色の瞳。黒いシャツに砂色の半ズボン。
姉思いの優しい性格


     *〜ル〜ル

・荒らしするけど…?駄文無理だ…。チェーンメール貼り付けするね〜!
 …に当てはまる人いますぐ退出←

・シリアスです〜
・更新スピードは分かりませヌ
・「これ原作の何話くらい?」…聞かないでください
 なるべく読みやすくかきたいと思ってます。僕は気分で書き方変わっちゃうのでw
・キャラ崩壊…(orz


それではよろしくお願いします(^∀^)

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Re: 鋼の錬金術師-太陽と月- ( No.1 )
日時: 2010/11/15 22:44
名前: 紅月 (ID: hquqghd4)

    ■…プロローグ…■

 雷鳴が轟く丑三つ時辺りの時刻

 一軒の家は電気がついていた

 だが、その家の中に広がるのは血の海であった

 大人2人が倒れている

 その横にいるのは子供2人と美人な女性

「お母…さん…お父さ…ん」

「…残念。もう…逝っちゃったみたいねぇ…」

 クスリ、と、どこか笑いを含んだ声が出された。
 
 子供2人は真っ青な顔で女性を見た。

 そのうちの1人、少女が、大量の涙を流す。

「な…んでっ…!!」

「…理由は聞かないでほしいわね。じゃあね、哀れで残酷な運命の子羊ちゃん」

 女性は冷たく言い捨てると、その家を出た。

 数秒後、その家が大爆発を起こした。

 その事件はかなり大きくなり、新聞にも載った。

 死体が2つ見つかったらしい。

 だがしかし。新聞を読んでいたあの女性は苛立たしげに顔を歪めさせた。

「…厄介な事になったわね…」

 そうだ。子供2人の死体は、見つからなかったのだった。



    ■…■…■

…読みやすかったでしょうか?
イヤ、もっと基本をしっかりとして描写も増やした方がいいのか…?

ま、頑張ってこの書き方で通します!
回覧ありがとうございました^^

Re: 鋼の錬金術師-太陽と月- ( No.2 )
日時: 2010/11/16 18:55
名前: 紅月 (ID: bU2Az8hu)

太陽は月を支える。
月は太陽のおかげで夜輝ける。
太陽と月は支え合う——

        -01 その偶然を-

「…うヴぇ…酔った…」

苦々しげな声を出しながら建物の壁に手をつく少年が一人。
金色の髪の三つ編みに生意気そうな金色の瞳。赤いコートに黒い服。身長は…かなり低い。

「…兄さん大丈夫?まぁ…確かに…あの汽車はひどかったね…」

少年の隣にいるのは大きな鎧だ。その声は見た目とは裏腹にかなり幼い。
2mはあろうかと思えるその鎧は、自分よりもかなり小さい少年を「兄さん」と呼んだ。

「だろ!?あのデコボッコボコデッコな汽車は一体何なんだよ!」
「そう言う兄さんこそデコボッコボコデッコって何…」


ため息交じりの声で鎧が言う。2人は汽車に乗ってきたのだが、席は揺れる、雑音はする、酔う…。
で、ゆったりするどころか逆に疲れたらしい。

「んがぁあーっっ!どっか宿ねぇのか!体休めねぇと筋肉痛に…」
「そうだね。もう夕方だし、宿探そうか」

2人は駅のホームから離れて宿を探しはじめる。

彼等はエルリック兄弟。少年の方は、エドワード・エルリック。
鎧の方は、弟のアルフォンス・エルリック。

2人は幼いころに“禁忌”と呼ばれる人体錬成を行った。結果、兄のエドは左足を、弟のアルは体全体を失った。


「…アル、見てみろよ。お墓が並んでる…」
「ホントだね。…亡くなった人が…たくさんいるんだね…」


だがしかし、エドが自分の右腕も犠牲にして、アルの魂を鎧に定着させた。
よって鎧の中にアルの生身の体はない。あるのは、エドの血で描かれたアルの魂をつなぐ血印だけ。

エドの右腕と左足には機械鎧オートメイルと言う手足をつけている。

「…?兄さん、お墓に誰かいるよ…?」
「…ホントだ…」


禁忌を犯したのは4.5歳の時。エドは国家錬金術師の資格を最年少の12歳で取り、今は「鋼の錬金術師」とも呼ばれている。
今は2人は、元の体に戻る為、それに、突然現れた敵、人造人間ホムンクルスの情報を手に入れようと旅をしている。


「ま、とっとと宿探して行く——」
「おかっ…お母さん…お父さん…っ」

その声にエドとアルは立ち止まった。
声がした方を見ると、1つのお墓の前で少女が泣いている。


「…うっ…うぇっ…ごめ…ごめんね…っ」

その後姿をエドとアルは静かに見守っていた。
水色の綺麗な髪をした少女は、その場に泣き崩れた。

「絶対…わた…しが…生き返らせる…からっ…」
「!!」


その言葉を聞いてエドの顔色が変わった。
エドはアルの方を見て互いにうなずくと、少女に近づいた。

「それはやめときな」
「…え?」


少女がゆっくりと振り返った。
その顔を見た瞬間、エドは顔を赤面にさせた。

Re: 鋼の錬金術師-太陽と月- ( No.3 )
日時: 2010/11/17 20:16
名前: 紅月 (ID: PxM9hGKP)

       -02 美少女-


水色のサイドテールの髪。赤い紐で結ばれているその髪はとても綺麗だ。
整った顔立ち。年齢はエドと同じぐらいであろうか。薄緑色の瞳はぱっちりとしていて、長い睫毛が目に飾り付けをするかのよう。

「……」
「…あの…」


少女の声でハッとエドは我に返った。少女の顔に驚愕していた自分にさらに驚く。
アルはじーっとエドを見つめていた。

「あ、イヤ、だからな…お前今…人体錬成、考えてなかったか?」
「!!あ…えと…考えてました…」

あっさりと言った少女に、エドとアルはかなり驚く。
普通言うか、そんな事。思わずずっこけそうになった。


「ま、まぁ…それはやめとけって。…禁忌だし…いい事1つもねぇけど」
「あ、貴方に…何が分かるっていうんですかっっ!!」

少女は叫ぶ。エドはため息をついた。
そしてゆっくりと自分の右の袖を上まであげる。そこにあったのは、機械鎧の腕。

少女は目を見開いた。


「…それは…?」
「オートメイル(機械鎧)。…オレ達もアンタがやるって言ってる事…もうやったんだ…」
「…え?」
「オレは左足を失った。こいつは体全部」

アルは自分の鎧の頭をとって、中を見せる。中は空洞である。
少女は両手で口元を覆った。


「う…そ…」
「で、オレが右腕犠牲にして、こいつの魂をこの鎧に定着させたんだ」
「だから…絶対に禁忌を犯しちゃだめだよ!!」

少女はこくこくと頷き、エドとアルを見据えた。
そしてにっこりとほほ笑む。その笑みは花の様に綺麗だった。


「両親が殺されて…かなしくてっ…」
「…分かるよ、その気持ち。って…アレ…」

ポツリと、エドの頬に水が当たった。ゆっくりと空を見上げると、雨が降ってきた。
それはだんだんまして、ついにはザーッと降り出した。


「うわわわわわ!!雨降ってきちゃったよ!」
「慌てるな弟よ!ちょっ…どうしよう…うぇっ冷てっ!」

それを見かねた少女が、エドとアルに手招きをする。


「私の家に行きましょう。弟もいますし、すぐお風呂とかも沸きますから!ホラ、早く!」
「お、おぅ!アル、行くぞ!」
「うん!そ、そういえば…名前は?」

走りながら、少女は微笑んだ。


「サユラ・ノベリアムと言います。貴方達は…?」
「オレはエドワード・エルリック。よろしくな」
「ボクは、アルフォンス・エルリックです。よろしくお願いします」

自己紹介をし終わったと同時に、サユラの家に到着した。

Re: 鋼の錬金術師-太陽と月- ( No.4 )
日時: 2010/11/18 22:07
名前: リネ (ID: fr2jnXWa)

この小説すごく楽しいです!
よかったら、私の小説も、読んでみて感想を聞かせてください。
2つ書いていて2つとも、鋼の錬金術師と違うもののコラボです。


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