二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- ルーク少年と失われた心の謎
- 日時： 2010/11/21 11:23
- 名前： レッド ◆mAzj/Mydf. （ID: BdV4ihXT）
初めまして、レッドです。以前、ここで推理小説を書いていたことは知っていると思いますが・・・それに伴い、復活することになりました。
その中には、私を知らない人も多いと思いますが・・・これからも応援よろしくお願いします。
ルーク少年シリーズ第１弾は・・・このタイトル！
【ルーク少年と失われた心の謎】
レイトン教授シリーズでお馴染みのルークが主役として演じるぞ！幼馴染のケイティとの友情を通じて、ルークがどのようにして関わっていくのか？
物語の舞台は・・・レイトン教授シリーズでお馴染みのイギリス・ロンドン！
イギリス・ロンドンで繰り広げる、ダークファンタジー×ミステリーによる本格的な謎解きアクションアドベンチャー！！
謎かけ編：第１章〜第５章
謎解き編：第６章〜第１０章
全１０章による長編オリジナルストーリー！！
推理小説を読むのが好きな人だけではなく、レイトン教授シリーズが好きな人たちなども楽しめるようなストーリーを書いていきたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします。
- Re: ルーク少年と失われた心の謎 ( No.6 )
- 日時： 2010/11/21 11:57
- 名前： レッド ◆mAzj/Mydf. （ID: BdV4ihXT）
約１時間後・・・
ウエストミンスター駅にやってきた僕は地図を見ながら、自宅の場所を探していた。何となく付いてきたクロウたちも一緒だった。
「そういえば、１人暮らしするんだっけ？」
「いや、あと１人いるよ」
僕は弟のラサークのことを思い出して答えた。
「誰だよ？」
「弟のラサークだよ」
僕はあっさりと言ってのけた。すると・・・クロウとラビが目を丸くして驚いて言った。
「ラサークって・・・えぇ！？あいつも来るの？」
「そうだよ。僕が高校進学するのと同時に、ラサークも中学進学することになったからよろしくな」
そう言ってやると・・・２人は顔を見合わせながらも首を傾げていたが、すぐに頷いた。
- Re: ルーク少年と失われた心の謎 ( No.7 )
- 日時： 2010/11/21 22:07
- 名前： レッド ◆mAzj/Mydf. （ID: BdV4ihXT）
そんな２人を見た僕は思わず苦笑した。
「なあ、さっきのことだけどさ」
「ああ、ケイティか・・・」
クロウは僕を見て呟きながら、ラビと顔を見合わせた。
２人とも神妙な顔をして・・・何かあったんだろう？
「あの・・・僕、何か余計なこと言った？」
「ううん、そういうことじゃないんだけど・・・まあ、ケイティんちに行けば分かる」
ラビが僕を見て呟きながら答えた。それに対し、僕は何のことか理解できなかった。でも、ケイティの身に何かあったのかは知らないが・・・とりあえず、訪ねてみることにした。
- Re: ルーク少年と失われた心の謎 ( No.8 )
- 日時： 2010/11/21 22:13
- 名前： レッド ◆mAzj/Mydf. （ID: BdV4ihXT）
３０分後・・・ケイティ宅にやってきた僕は深呼吸してからインターホンを押そうとした。その時、どこからか聞き覚えのある声がした。
「まあ、ルークじゃないの！」
その声を聞いた僕はすぐに声がした方向を見た。そこにいたのは、近所に住むミルチェおばさんだった。
「ミルチェおばさん！？」
「しばらく見ないうちに大きくなったねぇ・・・」
「ありがとうございます」
そんな僕を見て呟きながら感嘆したミルチェおばさんに対し、思わず苦笑した。
- Re: ルーク少年と失われた心の謎 ( No.9 )
- 日時： 2010/11/21 22:19
- 名前： レッド ◆mAzj/Mydf. （ID: BdV4ihXT）
その時、おばさんが僕を見て言った。
「ケイティに会いに来てくれたのね？」
「うん、そうだけど・・・ってか、ケイティの身に何かあったの？」
それに対し、僕は怪訝そうに首を傾げて尋ねた。すると・・・おばさんは溜息をつきながら言った。
「ケイティは・・・心を閉ざしてしまっているようなんだよ」
「・・・心を・・・閉ざした？」
その意味が分からなかった。あいつが心を閉ざすなんて・・・そんなことはありえない。
「あの日を境に・・・変わってしまったの」
変わってしまった・・・ってことは何かあったのかな？
「何かあったのか話してくれない？」
そう言いながら質問した僕はおばさんを見て呟いた。すると・・・おばさんは顔をしかめた。
- Re: ルーク少年と失われた心の謎 ( No.10 )
- 日時： 2010/11/21 22:26
- 名前： レッド ◆mAzj/Mydf. （ID: BdV4ihXT）
なぜ、顔をしかめているのか分からなかった。
「それが厄介なことになってんのね」
「・・・厄介なこと？」
おばさんが言う、厄介な事とはいったい？
「・・・学校でちょっとした問題児になってるの」
・・・あいつが問題児？
「それはありえない！いくらなんでも・・・あいつは何か問題を起こすようなヤツじゃないし、根は素直なんだよ」
そう言って呟きながら考え込んだ僕はそこが気掛かりだった。
いくらなんでも、ケイティが問題を起こすとは思えない。彼女に理由があるなら話してくれれば・・・すぐに聞いておくことができるからだ。
「それが大有りなのよ」
「ええっ！？」
大有り・・・ってどういうことだ？
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