二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 鋼の錬金術師 。゜+*風と星の人形*+゜。
- 日時: 2010/11/28 19:21
- 名前: 聖 ◆9Iysgk63DE (ID: 8hgpVngW)
初めまして、聖です。
今回は『鋼の錬金術師』の二次を書かせて頂きます。
。゜。゜。決まり事゜。゜。゜
Ⅰ、文章
途中、流血表現などが含まれます。苦手な方はバック。
さらに駄文。←此れが当たり前。嫌な方はバック。
Ⅱ、コメント
荒らし、チェンメ、中傷はお断り。今すぐバック。
ですが、感想等は大募集。何時でも歓迎してます、ウェルカム。
Ⅲ、作者(駄作者)
聖が嫌いな方は今すぐバック。
Ⅳ、オリジナル
当然、オリキャラが出てきます。そして更にオリジナルの村等も出てきます。
そういう部類が嫌いな人はバック。
。゜。゜。目次゜。゜。゜
登場人物 >>1
零話 >>2
壱話 >>3
弐話 >>6
参話 >>10
四話 >>13
。゜。゜。お客様゜。゜。゜
花影様 月影 雛様
- Re: 鋼の錬金術師 。゜+*風と星の人形*+゜。 ( No.1 )
- 日時: 2010/11/25 19:51
- 名前: 聖 ◆9Iysgk63DE (ID: 8hgpVngW)
゜*・。オリキャラ。・*゜
ユナ・ドールスタ
年齢:14歳
性別:女
性格:優しいが、特定の人には厳しい。
いつも何か考えている。けど、無表情だからなに考えてるか分からない。
容姿:紅髪で、青緑と金色のオッドアイ。黒いワンピースに黒いブーツ。
その上に大きい薄紫のコートを羽織っている。
錬金術は使えないけど人形遣いです。人形を常に持ち歩いている。それぞれの人形は異なった能力を持つ。
- 【零話】 彼女はそう、紅の人形。 ( No.2 )
- 日時: 2010/11/25 22:03
- 名前: 聖 ◆9Iysgk63DE (ID: 8hgpVngW)
人間は、嫌いだ。
感情に流され、自分を失い、挙句の果てに大切な者まで失う。
私は人間ではないと思う。否、そう思いたいだけかもしれない。
私は彼らの為に死に、今生きている。
…日本語が可笑しいとかそういうの、気にしないタチなの。ってか可笑しくないし。
訂正しよう。
私は、彼らの為に心を殺し、彼らを救った。彼らは死んだ、みたい。
病気だって。私が心を殺した意味ないなーって思う、心の底から。しかも、犠牲になったのは心だけでなく右手もあったりなかったり。
「………魂の宿命に抗え。人形魔法[ドールマジック]、再生」
私が宙に投げ捨てた不死鳥の人形が眩い光を放つ。
同時に私が羽織っていた薄紫色のコートも吹っ飛んだ。
……ちょっと、血管が切れる音がした。そして私の無くなっていた右手が再生する。うん、超しっくり。
「さてさて、此処で軽く問題提起でもしておこうかね?」
二つ、問題を言っておこうか。
その一、何故私の後ろの草むらではプチ戦争が勃発していらっしゃるのか。
絶対、問題の原因は私である事が判明している。…私の中でだけ。彼らの仲間を瞬時に殺し、バレないように出てこようと思ったら奇跡的に(つーか彼らがアホいだけ)バレなかったのでそのまま逃げてきました。
その二、何故私の部屋にチビな金髪三つ編み少年とでかでか鎧っちが寝ているかっつー訳よ。
こんなに血塗れた部屋で、何を。
- 【壱話】 物語の幕開け ( No.3 )
- 日時: 2010/11/27 13:08
- 名前: 無幻 (ID: 8hgpVngW)
- 参照: 何気にリレー小説とかだったりしちゃう。
「おい、お前ら誰だ」
寝ているのだから返事が返ってくる事もなく、ただ壁に反響し、また私の元へと戻ってくる。
軽く鎧を蹴っ飛ばしてみる。あ、頭外れた、どーしましょ。頭を持って鎧の中を覗く。ユナは持っていた頭を落として目を丸くする。
「……んでっ」
消え入りそうな声で呟く。そっと耳を澄ますと後方からユナを探す声が聞こえている。多分、呼んでいるのは先程までプチ戦争をしていた男達だろう。
「ねぇ」
目の前の首無し、じゃなくて中身無しの鎧が話しかけてきた。
「なに、かな」
「其処の頭を取って欲しいんだけど…」
「ん、あぁ……勝手に取って悪かったね。全部…聞こえていたんだろう?私も気をつけて発言しないとな…」
一言多めに言う。鎧は頭を受け取ると立ち上がり、小さい方の金髪三つ編みを揺らして起こそうとする。
「兄さん、起きて」
「…ふわーぁ、おっアル」
え、そっちが兄さん?おっと、いけないいけない、人は見た目で判断しちゃ駄目だね、少なくとも鎧君の方はいい子そうだしね。
「なぁアル、コイツ誰?」
「僕に聞かれても…」
私の事か。それにしても馬鹿かこいつ等は。こっち見て内緒話みたいにされても不愉快なだけだろ、少しは考えろよ。
「お前さ、此処の家の奴知らねーか?」
「……此処は、私の家だが?」
二人は顔を見合わせた。直ぐにこっちに向き直り、私に向けて声を放つ。
「お前…っ、人体練成したのか…!?」
「じんた……何て?」
「じ・ん・た・い・れ・ん・せ・いだっ!!」
なるほど、チビの方は短気だな。
「そんなもの、した覚えが無い。この部屋が血塗れているのは…………これは、秘密事項だ」
「そうか…なら、」
ホッと溜息をつきながら少し言葉に詰まっている。
「お前、ユナ・ドールスタって奴、知らないか?」
「…………私だが」
チビはクッと喉で音を鳴らし、此方を見据える。
「俺ァ、国家錬金術師エドワード・エルリック様だ。ちょっと、セントラルまで同行してもらうっ!!」
コイツ、今さり気無く「様」つけたよな。
ふぅん……って事は軍人様ですか。あ、私も「様」つけちゃった…プチショック、ガーン。
「いいよ、連れて行かれてあげようじゃないか。んで、そこの鎧の君にもお名前聞かせてもらおうか。私だけ知られたんじゃ不公平だろう?」
「僕は、この人の弟のアルフォンス・エルリックだよ。よろしくね、ユナ」
エドワードを指差した後、握手を求めてきたので応じる事にした。しかも、早速呼び捨てかい、コンニャロー。
「丁度、セントラルには探し物があったんだ。エドワードは国家錬金術師なんだろう?なら、ちょっくら私の用事にも付き合ってもらおう」
かくして、私、ユナ・ドールスタと二人の錬金術師との物語の幕開けだ。
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