二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ふしぎ遊戯—玄武の巫女と朱雀の巫女—
日時: 2011/01/04 13:18
名前: 蒼星 ◆lpf/TAjzto (ID: quLGBrBH)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

こんにちは♪ふしぎ遊戯の小説を書いていきます。

美朱は全く出ませぬw


南川 朱里(みなみかわ しゅり)

高校3年生。玄武七星の虚宿(とみて)が好き。
前にも一度、四神天地書に入ったことがある。
虚宿と一緒に暮らしたいという願いをかなえるため朱雀の巫女になる。
怒ると怖くなり、仲間に害を及ぼす者はいつも気迫で追い払ってきた強い女である…。


*ぷろろーぐ*


昔、玄武の巫女になった少女がいた。

その名は多喜子、しかし父親に殺されてしまったのです。

その多喜子の生まれ変わり……


現朱雀の巫女・朱里。


敵対する朱里の親友

現青龍の巫女・胡桃。


そして朱雀七星だけでは呼び出せない、四神。


200年前に死んだ玄武七星も、太一君の力により

朱里の護衛に選ばれる。



そして朱里の思い人、虚宿も———。




運命の歯車は、もう



とまらない———。

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Re: ふしぎ遊戯—玄武の巫女と朱雀の巫女— ( No.1 )
日時: 2011/01/04 14:01
名前: 蒼星 ◆lpf/TAjzto (ID: quLGBrBH)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

『ここは……紅南国?』

入ったことがある。本の世界に。前に一度。

『えぇーっと、確か。虚宿に遭いたくて……この本を探してたら真っ赤な鳥がいて…追いかけたら吸い込まれて…。』


ってことは!!
今、私この本の中?


『きゃっほーう♪』

ガシッ。
後ろを見ると、私の肩をつかんでいる武人。

……あぁ、前にもあったなーぁ。


ガチャリ。


『牢屋の中……ねぇ…。』

2回程度放り込まれたっけ?そのたびに虚宿が……。
そういやもう3年くらいかなぁ。
……この中じゃ、どれくらい時間たってんだろ。


10年は軽くたってるかな?虚宿達定年になってませんように。


「陛下、ここです!!」


やばっΣ
処刑でも…されたりしたら……


「おい、そこのむす『いやああああああ!!!』」


カッ

パァアアア……。


牢屋にいた若い人も驚いている。
私の体から……


紅い光。


シュッ—


『消えた……まだこの世界にいる…。』


—いや待てよ。

『お願い、殺さないでぇ!!わ、私、探してる人が……。』

「安心せよ、殺すつもりは毛頭ない。

だが……この国を救ってはくれぬか?朱雀の巫女よ。」


す ざ く の み こ。


私は後ろを向いた。


「そなただ、そなた。……名は?」

『え、あ。南川朱里……』

「そうか。朱里、7人のうち後5人の朱雀七星を見つけ朱雀を呼び出せればどんな願いも叶う。やるか?」


『やります!!私、朱雀の巫女やります!』


—ん。五人?


「私は皇帝……だが七星名では星宿、という。」

「俺は鬼宿。」


牢屋にいた人と、皇帝が……七星ぃいい!?
ま、ラッキーだよね。うん。


前向きに生きれば、きっと何かが変わる。
それは虚宿に教えてもらったこと。


『……残りの人はどうするの…?』

「宮殿内にいるな。見よ、猛々しい力と宮殿を現しておる。
…これはどうやら柳宿、だな。」


『ぬりこ?』


ドゴオオオ……オン……。
柱が倒れるような音。


『!!…た、鬼宿!?』

「あらま生きてるわ。悪運強いのねぇ。

皇帝様。私は七星名では柳宿と申す後宮のものです。」

「そなたが?…そうか、よろしく頼もう」

「はぁい♪」


ぴくぴくと動いている鬼宿。生きてる。
…あぁ。七星探してたらこうなったのね。


『星宿、んなのんきな会話してる場合じゃないよ!!

鬼宿が動いてるけど動かなくて……』

「大丈夫だ。あれで死んでいないなら放っておいても…。」

「でもま、たまちゃん。手当てするわよぉー」



その後は宮殿内に、すさまじい叫び声が響いた——。

Re: ふしぎ遊戯—玄武の巫女と朱雀の巫女— ( No.2 )
日時: 2011/01/04 14:28
名前: 蒼星 ◆lpf/TAjzto (ID: quLGBrBH)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

—後日。


『……んで?残りは4人なんだよねぇ。

次はどこにいんだろ…』

「旅に出る前に、街に出てだな……」


ぐらり……
あ、あれ?頭痛いなぁ。


ばたっ!!


「朱里!?」

「大変ですわ、熱が……」

『……あ、あつ…ぃ…。』


体が蒸発しそう。
…眠ればきっと、よくなるよね?
虚宿…。


「精神的にも参っておられます」


医者の第一声は、それだった。


『ぅう……。』

「朱里…。」


『と、みて……と……み…。』

「……虚宿?」

「そいつを連れてくりゃよくなるかもしれませんよ星宿様。

俺がいってき「待て。総動員で私が探そう」…あい」


—それから総動員で虚宿の捜索が開始された。


しかし朱里は衰弱する一方……


『ぅ……。と、み…虚宿……斗宿(ひきつ)…。』

「そうか!!分かったぞ…。


朱里が呼んでいる者の名は玄武七星だ!」


「「げ、玄武ゥ!?」」


—虚宿……どこにいるの?



「しかし、玄武が現れたのは200年も昔だ。
残念だがもう死んでおる」

「そんな……じゃあ、朱里は……。」


「「永遠に会えないまま…。」」



ぱちっ!!



朱里の目が覚めた。


「朱里。お主が探している、虚宿とやらだが…。」

『ど、うした…の?』


「200年以上前に死んでいるようだ」




『————え…?』




シンダ?

トミテモ、ミンナモ?



『そ、そんなはずないわ!!……ねぇウソでしょ?


女宿(うるき)も皆……。死んだっていうの…。』



黙る人たちにあたっても仕方がない。




ウソだッて言って……。







虚宿!!!


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