二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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桜の下で、また逢いましょう。   【銀魂】
日時: 2011/10/27 19:11
名前: 甘夏 (ID: Lbhgd.6B)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?615136

初めまして!甘夏です。

いままで読むばっかりで書いた事が無いのでグダグダで御都合主義?な所もあると思いますが、
そういう所はもしかしたら後で修正するかもしれません。







*おしらせ*

・只今大修正祭り中。修正が終わるまでロックいたします。
・主人公三人の設定変更。12歳→14歳に
・オリキャラ募集はしていません




*オリキャラ*(☆はいただいたキャラ、★は☆の中で出たキャラ)

中井美紀_>>2  絵_>>76
高田理帆_>>3
木ノ下優子_>>5 理帆&優子の絵_>>77

☆風月春_>>10…ヴィオラさま
☆羽柴光_>>12…白狐さま
☆高木梨亜_>>84…カンナさま
☆鬼道朱雀_>>113…ぜんくさま
★凍堂朝霧_>>121…桃花さま


*本編* 「ただいま出会い編」

第一訓 「日記って大体三日で終わる。」 >>7

第二訓 「ごちゃごちゃ。」 >>9

第三訓 「世間話。」 >>14

第四訓 「友達の家に行った時って、ついつい長居してしまう。」>>17

第五訓 「世の中には科学で証明できない物の一つや二つは普通にある。」 >>19

第六訓 「混乱してるときに冷静な人が居ると助かるわ、本当。」 >>21

第七訓 「普段駄目な人が窮地に立たされると、まともになるらしい。」 >>23

第八訓 『普段冷めてる人ってさ、何か大きなイベントとかあると燃えたりして
あれっ?この子こんなキャラだっけ?ってなったりするね?』

 >>25 >>27 >>28





 

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Re: え?トリップ!?    オリキャラ募集中!【銀魂】 ( No.14 )
日時: 2011/07/27 16:24
名前: 甘夏 (ID: 6nKCk8pi)

『世間話。』(見なくても別に良いかも。)




「…お、何コレ土方さんじゃん!かっこいい〜!」


理帆の家に到着し、優子&美紀がジュースを飲んでいる間、理帆は二人のバックを漁っていた。
今漁っているのは美紀のバック。その中の財布に入っていたカードを眺めていた。


「はい、そこ黙れー。土方如きに興奮してんじゃねえや。」
「はい、先生の意見に賛成です。わたしは神威が最強だと思います!」


先生と生徒のような優子&美紀。悪ノリしている。


「何だとー?土方さんかっこいいじゃん!正義じゃん、それと変わって神威とか何?ただの海賊やん。」
「そうだそうだー!高杉の方が断然かっこいいじゃないか!」


「え、ちょ、何で美紀ちゃんまでそっち側着く?つか二人とも言ってるキャラ違うし、高杉も悪役だし!」

「あんだと?確かにそうだが、かっこいいのは確かだろ!それに何か優しそうだし!妹とか居たら絶対に可愛がりそうだし。
それなのに神威は何?妹の神楽殺そうとしてんじゃん!神楽と病気の母親放っておいて自分は宇宙海賊だぞ?
ニッコリ笑って殺しちゃうぞ?こんなん悪党の中の悪党だろ」


高杉Loveな美紀は、もう周りの事なんか見ていない。


「そ、それはそうだけど、かっこいいじゃん?もしかしたら母親放っておいて出てったのにも何かちゃんとした理由があって…」


美紀に押されぎみの優子、弱弱しく反論。


「ちゃんとした理由だァ?んなもんただ〝強い奴と戦いたいから〟とかだろうが。」

「……負けました。」


…勝ち負けの基準は一体何だ?勝った(?)美紀は少し考える。
というか、これって戦いだったのか?


「…二人ともさ、熱くなりすぎなんだよ。もうちょっと静かに冷たく行こう?」


二人の勝負(…なのか?)に口が挟めずおろおろしていた理帆。疎外感の所為か、少し冷たい。


「あー、そうだな…もう一杯ジュース。」
「あ、わたしも。…とにかくさ、美紀ちゃん本当に熱くなりすぎだよ、何であんなに長い台詞噛まずに言える?」

「あー、論点そこ?…つーか、やろうと思えば出来んじゃね?これ位。」








少女達は、この平凡な人生がもうすぐ終わる事を知らなかった。
 叶うはずのない願いが叶ってしまって、非日常がやってくる。
  そんなこと、知らなかったから。

人生最後になるかもしれない平凡な日を、特に何の感慨もなく、過ごしてしまった___。

Re: え?トリップ!?    オリキャラ募集中!【銀魂】 ( No.15 )
日時: 2011/01/23 18:25
名前: 白狐 ◆3t05sh..yw (ID: 5iKNjYYF)

おぉ、神楽ちゃんとお友達にっいいなぁ←

あの、呼びタメおkですか?

主人公いつでもいいですよっ


あと、追加なんですけど・・・
成績優秀、顔はイケメン、運動神経良しっ 
の三拍子が揃ってるっていいですか??

Re: え?トリップ!?    オリキャラ募集中!【銀魂】 ( No.16 )
日時: 2011/01/23 18:39
名前: 甘夏 (ID: rZgG5.Sc)

白狐さん

呼びタメおっけーです!

追加いいですよ!

Re: え?トリップ!?    オリキャラ募集中!【銀魂】 ( No.17 )
日時: 2011/07/27 16:58
名前: 甘夏 (ID: 6nKCk8pi)

『友達の家に遊びに行った時ってついつい長居してしまう。』




ボーン、ボーン、ボーン……
時計の時報が鳴った。今は、午後6時。


「…お、もう6時か。もう帰るわ。」
「私はもう少し居ても良いけど…帰り道分かんないし美紀ちゃんに着いてくわ。」


さっきまで読んでいた本や、使っていたゲーム機を片付け始める3人。


「あーあ、楽しい時間ってすぐに過ぎちゃって詰まんない。」


片付けをしながら理帆が零す。


「そうか?俺は物にそう思わね—けど。だってさ、どんなに楽しい遊びでもやり続けたら飽きるだろ?
だから、そう言わないで飽きないために一旦おしまいにすんだよ。」

「んー、その話分かるようで分かんない…ようで実は分かってるかも。」
「「どっちだよっ!」」


変てこな喋りの理帆に優子と美紀は声を揃えて突っ込む。
そしてその後、あ…って顔を見合わせる。




「よし、片付け終わった、荷物も持った。じゃ、さよなら。」
「また今度ね〜!ジュースおいしかったよ。」

「じゃーね〜!てゆーかジュースジュースうるさい。」


玄関で靴を履く二人と、それを見送るために見ている理帆。
それは全く普通の光景だった。…しかし、


ザザッ……

<あ……繋がっ…よ。…あと…もう、少……?>


いきなり、声が聞こえた。途切れ途切れで分かりずらいが、「あ、繋がったよ。あと、もう少し?」と、言っているようだ。


「…えっ!?えぇっ?」
「何、さっきの声…どこから?」
「聞いた分には女だな…しかもまだ子供で俺達くらいの。」


上から理帆、優子、美紀。一番冷静な美紀は戸惑わず、ジッと声が聞こえた方を探る。


<お…やっ…、成功…た。友香、今だ。動かせ!>


段々鮮明になった声。今度は男のものだった。


「…ッ!ドアの向こうか?」


美紀の聴覚が間違っていなければ、声はドアの向こうから聞こえた。


「友香…誰それ。…って、美紀ちゃん!?何してんの!」
「ド、ドアには鍵が掛かってるから!ちょっと待ってって……ほら。」


手間取りながらも理帆が鍵を開ける。
そのとたんにバッ!と美紀は思いきりドアを開く。するとと、そこは…


「ここ…どこだ…?」
「え、何々?」
「どうしたの、美紀ちゃん!?」


開いた先にあったのは、見知った理帆の家の庭ではなかった。
どこか見知らぬ…路地裏のゴミ捨て場だった。


「い、意味分かんねぇ…!!」




その叫びは、もっともだった。

Re: え?トリップ!?    オリキャラ募集中!【銀魂】 ( No.19 )
日時: 2011/07/28 09:09
名前: 甘夏 (ID: 6nKCk8pi)

『世の中には科学で証明できない事の一つや二つ普通にある。』





「え…マジ?」
「うっそぉ…え、どうしてなの美紀ちゃん?」
「んな事俺が聞きてェよ。」


扉を開けた状態で固まってしまった美紀。
美紀の所為で外の様子がほとんど見えない優子と理帆の力で、半ば無理やり外へ押し出され、
3人ともこっち側へ出てきてしまった。そのとたんに扉は消えうせるし。どういうこった。
3人とも、混乱していた。


その時、とあるものがやってくる。



ゴォォォォ…

低い機械音が遠く…空高くから聞こえる。


「…?飛行機かな?」
「さぁ?てかここ何処?今何時?」
「飛んでいる?……あっ!」


上から優子、理帆、美紀。
美紀が声を上げたのは、上を向いたから。
彼女たちの頭上には、生きている間にお目に掛かれる筈がないと思っていた、……空飛ぶ船。



あれは…もしかして…あれか?じゃあここは…
でも、嘘…ありえん!いやでも…本当なんだろう。


軽くテンパっている美紀の脳内。しかし2秒ほどで回復し、おどおどしている二人に事実を告げる。




「なぁ、」


「ここって、もしかしたら銀魂の世界じゃね?…ほら、さっき飛んでたのって舟だし。」





数秒の沈黙。




「は、はいィィィィィィィッ!!!???」
「え…?ええっと…はい?」


事態を理解して驚く優子。
一方まるっきり事態が分からずクエスチョンマークを頭上に飛ばす理帆。


「理帆ちゃん、分かってないようだからもう一度言うぞ。
こ・こ・は、銀魂の世界だッ!!分かったかッ!」




またもや沈黙。






「え、え、え……嘘ォォォォ!!??」


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