二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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学園アリス —太陽と月—
日時: 2011/02/03 11:28
名前: 月光 ◆weCYFO6ZmQ (ID: quLGBrBH)

この小説ではオリキャラが主人公となります。

そこをご了承ください……。


*オリキャラ*

潜入時の名前:柿崎 めぐ

本当の名前:真城 葉月

クラス:危険能力系

アリス:全知全能のアリス(この世全てのアリスを使うことが可能)

タイプ:アリスを使うたびに寿命が縮まるタイプ

性格:学園にいるときは内心ウザったくとも明るくしている。
Zに居る時などはレオに忠実なクール少女。


備考:レオを「主様」と呼びとても慕っている。
レオの為なら何でもやるような少女だが、棗に惹かれていくうちにZを抜けたいと考えだす。


後は物語をどうぞー^^

お楽しみいただければ幸いです。

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Re: 学園アリス —太陽と月— ( No.1 )
日時: 2011/02/03 11:36
名前: 月光 ◆weCYFO6ZmQ (ID: quLGBrBH)

第0話—prologue—



ここは……どこ…?


真っ白な世界…何も見えない…


「………葉月…」


その声…麗那?

見つけた。ねぇ、ここはどこ?



「消えなさい、葉月!!」


えっ!?ちょっと待って…麗那やめて!


「どうしてやめるの…?あたし達は戦い、絶望するために主様に造られたんでしょ」


そうだけどっ……でも…!






動き出した歯車



どこからか聞こえる運命の音



崩れ出した何か。




全ては



廻りだした——。

Re: 学園アリス —太陽と月— ( No.2 )
日時: 2011/02/03 12:00
名前: 月光 ◆weCYFO6ZmQ (ID: quLGBrBH)

第1話—夢—


アリス学園。そこは天賦の才能を持つ子供だけが入学を許される、とても大きな学園。
アリスと言う名の才能と、それを持つ能力者を合わせアリスと呼ぶ。

「じゃあー次の問題を……柿崎さーん」


アリス学園の初等部B組。つい最近転校してきた少女、柿崎めぐ。
授業中にも関わらずぐっすり眠っている。

「僕の授業はそんなに暇ー?」

『スゥ……スースー…』

「…まぁいいや。じゃあ蜜柑ちゃん!」


今なお爆睡するめぐ。

その右隣は乃木ルカ。左隣は日向棗。
ボス的存在ともいわれる二人の真ん中に座り、堂々と居眠り。



(((((あの転校生……死ぬぞ…?)))))


クラス全員の心の声が一致したのは、言うまでもない事実。
しかし二人は穏やかな顔でめぐを見ていた。



(((((恐るべし、柿崎/めぐちゃん……!!!!)))))




この時から


もう運命はきまっていたのかな



もう少し早く気づいていれば



運命は変えられたかなぁ?




アリス学園、春の陽気が全体を包む。


それはせめて今だけの


ねぎらいのようだった———。

Re: 学園アリス —太陽と月— ( No.3 )
日時: 2011/02/03 14:08
名前: 月光 ◆weCYFO6ZmQ (ID: quLGBrBH)

第2話—潜入—


『ふあ〜ぁ。おはよぉ二人とも』

「柿崎……爆睡してたね」

『うん。春の陽気はいいねぇ』


そんなほのぼのした会話。
いずれ終わる、幻想。


—パタパタパタ—


「待ちなさい、美亜!」

「やー!めぐに会うのーっ」


この聞き覚えのある声……


『美亜に乃愛。久しぶりね』

「あっ、美亜!」


美亜。とてもかわいらしい子。
ロリ系……だろうか。

もう一人は乃愛。お姉さん系。


「コラ、おダメ美亜!翠のお菓子、食べやがったです!?」

「ちょっ、翠……」

「止めるなです、蒼!期間限定ホワロン喰われたからには戦です!」


双子の蒼ちゃん、翠ちゃん。


この四人は共に危険能力。
美亜ちゃんは苺わだちのアリス、蒼ちゃんは鋏。翠ちゃんは植物。
乃愛ちゃんは……紅薔薇のアリス。


『仲いいんだね。私そろそろいくね』


この四人と私は、Zの任務でここにきている。
潜入と言う方が正しい。


私たちは“人間”であって、“人間”ではない。

限りなく人間に近く造られている、人形だ。

—唯の人形が動くには、心臓の代りの核がいる。



「柿崎、相変わらずだね」

『あの子たち?』

「うん。すごい元気」


「あっ☆おっためぐちゃん、ルカぴょーん」


佐倉蜜柑……要注意人物…


「探しててんで!めぐちゃんルカぴょん借りてくな—」

『うん、いいよぉ』


ニコッという効果音がつきそうなくらいに笑った。


—うざいな、早くここから抜け出したい。

Re: 学園アリス —太陽と月— ( No.4 )
日時: 2011/02/03 14:42
名前: 月光 ◆weCYFO6ZmQ (ID: quLGBrBH)

番外編—生まれたキオク—


一番古い記憶は、主様の言葉だった。
目覚めた時、まだ他のドールはいなかった。

「目が覚めたか?……。」

『…あ、な…た…ゎ?』

「俺はレオ、君を生み出した者さ」

ギシギシと音が鳴る、体。ぎこちなく動くほかない。
純白のドレスらしきものを着ていた。


『……ぁ…る、じ…様…』

「いい子だ…名前を与える」

『な、まえ?』



「光雫……こうれい、だ」

『名前?わた、しの…』


素直にうれしかった。主様に使えることが私の使命のような気もした。
私は人形の体だ。球体関節ももちろん付いている。


「いいか?お前が俺らに逆らえば……心臓のかわりにしているモノをとりだし動けなくする。


唯の人形になるんだ」


生命のアリスストーンを使い造られた私。





その日から姉妹が生まれた。



忠誠を誓ったの。







だから学園にいる。




全ては……主様の為に。

Re: 学園アリス —太陽と月— ( No.5 )
日時: 2011/02/03 16:29
名前: あやのん ◆u4eXEPqmlc (ID: WWouN6/z)
参照: http://ameblo.jp/1999ayano528/

頑張ってください☆


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