二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- とある未来の上条姉妹 1巻
- 日時: 2011/02/11 23:08
- 名前: イマジンブレーカー ◆WAWBD2hzCI (ID: iAb5StCI)
とある魔術の禁書目録の
20年後の
上条当麻・美琴とその子の双子の
話です。
返信まってます。
不評は禁止の方向で。
- Re: とある未来の上条姉妹 ( No.27 )
- 日時: 2011/02/11 14:15
- 名前: イマジンブレーカー ◆WAWBD2hzCI (ID: iAb5StCI)
上条「くそっ、とりあえずルーンの無いところまで行かないと……」
イノケンティウス「グォォォオオオオオ!!」
上条「邪魔だぁ!」
シュウゥゥゥ
上条「なに!?」
上条「イノケンティウスが分裂した!?」
ステイル「ククク、まさかここまでのものとは」
ステイル「最新のプリンタに買い替えておいて正解だったよ」
その頃…
麻琴「お姉ちゃん、トーマス君見なかった?」
麻美「そういえば、いないわね」
麻琴「木山先生に連絡網渡しておいてって言われたのに〜」
麻美「青子、アイツ見なかった?」
青子「彼なら先程外に行かれましたわよ」
麻琴「そっか〜、じゃあ行ってみよ、お姉ちゃん」
麻美「そうね。サンキュ、青子」
- Re: とある未来の上条姉妹 ( No.28 )
- 日時: 2011/02/11 22:54
- 名前: イマジンブレーカー ◆WAWBD2hzCI (ID: iAb5StCI)
麻琴「あ、トーマス君いた〜」
トーマス「えっと、確か上条姉妹だったっけ?」
麻美「ちょっと!その呼び方やめてくれない?」
トーマス「ゴメン……」
麻美「ところで、あの火事はなんなの?」
トーマス「え!?なんだ、あれは!?」
麻美「どういうことなのよ、アレ!」
麻美「アンタ、あっちから来たんでしょ!」
トーマス「うん、さっき上条さんのパパとママがボクを見て喧嘩したから追いかけて行ったんだ」
トーマス「そしたらボクのママもいて、上条さんのパパと喧嘩になって……」
トーマス「そこに赤い髪のおじさんもやってきて、上条さんのパパと喧嘩になって……」
麻美「まったく、あのバカはどんだけ敵を作れば気が済むのよ」
麻琴「お姉ちゃん、あたし達も行ってみよ〜」
麻美「そうね」
- Re: とある未来の上条姉妹 ( No.29 )
- 日時: 2011/02/11 22:55
- 名前: イマジンブレーカー ◆WAWBD2hzCI (ID: iAb5StCI)
上条「ハァ…ハァ……」
ステイル「ハハハハ、魔女狩りの王1体に苦戦していた君では流石に3体は無理があるか」
ステイル「ならば今すぐ楽にしてやろう!吸血殺しの紅十字ッ!!」
上条「おいおい、なんだよそりゃ……」
上条「仕方ねぇな……」
トンッ
- Re: とある未来の上条姉妹 ( No.30 )
- 日時: 2011/02/11 22:55
- 名前: イマジンブレーカー ◆WAWBD2hzCI (ID: iAb5StCI)
パラパラ…
上条「…ふぅ。コイツはあまり使いたくなかったんだけどな……」
ステイル「な!?ルーンが剥がれ落ちていく!?」
ステイル「貴様!何をした!!」
上条「あぁ、ベクトル操作ってやつだ」
ステイル「なん…だと……」
上条「お前、さっき言ったよな。お前の魔術が進化してるって」
上条「俺の能力も進化してるんだよ」
ステイル「バカな!?貴様の能力は超能力や魔術の類を打ち消す能力だったハズ!!」
上条「だからそれ、いつの話だよ」
上条「今は打ち消すんじゃなくて『吸収する』能力なんだぜ」
ステイル「そん…な……」
上条「まあ、俺は赤点取るレベルの成績だし、簡単な真似ごとしか出来ないけどな」
- Re: とある未来の上条姉妹 ( No.31 )
- 日時: 2011/02/11 23:01
- 名前: イマジンブレーカー ◆WAWBD2hzCI (ID: iAb5StCI)
上条「で、どうするんだ?」
上条「お前だって本当はこういうことしたいわけじゃないんだろ?」
ステイル「違う!僕はインデックスのために!!」
上条「インデックスのことが好きだから、自分の気持ちを押し殺してでも最優先にするんだろ」
ステイル「違う!僕は聖女マルタのような女性が……」
上条「いい加減にしろ!ステイル!!」
バキッ
上条「そうやって実在するかどうかも分からない女性の名前を出して自分の気持ちを誤魔化すのかよ!」
上条「それで、インデックスに嫌われないようにして逃げ続けるのかよ!」
上条「本当はインデックスに幸せになってもらいたいんじゃなくて、幸せにしたいんだろ!」
上条「いい加減素直になれよ、ステイル!いつまで逃げ続けてるんだ?そろそろ戦おうぜ!!」
ステイル「く…僕は……」
ステイル「僕は…」
ヨロッ
ステイル「インデックス!」
インデックス「え?」
ステイル「僕と…コイツじゃなく僕と結婚してほしい……」
インデックス「え、それは嫌かも」
上条(まあ、これが現実ってもんだよな……)
ステイル「……」
ガクリ…
インデックス「でも……」
ステイル「…え?」
インデックス「でも…付き合うぐらいならしてあげてもいいんだよ」
ステイル「本当に…いいのか……?」
インデックス「うん、インデックスのために尽くしてくれたから」
上条(おぉ、34歳にしてようやく春が訪れたか)