二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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とある魔術の魔導禁書(グリモワール)
日時: 2011/02/10 23:14
名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)

第一書   復讐と始まり。


ロシアにとある青年がいた。18,9ぐらいの青年だった。髪は、ぼさぼさでイケメンとは言えない顔。だがそこからは、妙に大人びた雰囲気を出していた。雪があたりを支配する野原。

「フィアンマが負けたか・・・・・」

笑みを出した。まるで相手の失敗を喜ぶように。ただ笑みをだした。両手を大きく広げまるでこの世界を包み込むように。

「はァはァはァはァ!これが!!これが!!!お前の結果かァ!!!フィアンマァァアアアあああああああああああ!!!」

第三次世界大戦を見ていき数々の者たちを見て前からこの結果になることは、予想していた。だからこんなにも笑え喜べる。

「だが、『神の力(ガブリエル)』のことは、勉強になったぜ。お前の知識。俺の復讐のために使わせてもらうぜ。」



その笑みは、その両手は、何かを示しているようで何かを掴むようで寂しそうに見えた。




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Re: とある魔術の魔導禁書(グリモワール) ( No.1 )
日時: 2011/02/11 00:24
名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)

第二書   黒本と炎。


「はァ・・・何の用だい。キミが僕に用があるなんて、どういう風の吹きまわしだい?」

赤いロングヘアーの神父。ステイル=マグヌスは、とある教会にいた。
ステイルの目の前には、ロシアの雪原にいた。青年、レイセル=アクイナスがいた。

「まァーいろいろだ。そういえばインデックス元気か?一年ごと記憶消すっていうから俺のこと覚えてねェと思うけどな」

ステイルは、口元に煙草を加え言った。

「アァ、元気だ。クソ野郎の元にいるのだからな」

するとレイセルは、口元に笑みを浮かべステイルを嘲笑うように言った。

「幻想殺し、か面白いことになったな。遠隔制御霊装を制作するには、ちと時間がかかるか?」

「何?」

ステイルは、顔を拒ませてレイセルを睨んだ。

「言ったとうりだ。俺は、インデックスを苦しめた。あの霊装をまた使う。」

「本気で言っているのか?」

顔を怒りの色に染め胸からルーンの文字が書いてあるカードを取り出した。

「次、その言葉を言ったらキミを焼き殺す」

「はァッやってみろ」

「その言葉後悔するなよ」

するとステイルの右手から炎が出た。炎は、百熱の剣となりレイセルを襲った。

「なーんだ。魔女狩りの王(イノケンティウス)つかわねェのか」

頭をポリポリ掻きながら余裕の表情で腰につけていた黒い本を持った。

「知ってるか?グリモワールのこと。狭義では悪魔や精霊、天使などを呼び出して、願い事を叶えさせる手順、そのために必要な魔法円やペンタクルやシジルのデザインが記された書物を指すことを。」

早口で言い、笑みを出し本を開いた。ページには、いろいろな文字や円が書いてあった。

「天使を呼び出す程の膨大な魔力が俺にあるわけがないだが—————。」

しゃべっている途中にステイルの炎剣がを襲った。だがレイセルは、やけど以前に傷一つついてなかった。理由は簡単。黒本でステイルの炎剣を抑えたのだ。普通なら燃えて灰となる書物が燃えずただ目の目にある炎を喰いとめていた。

「この本に書かれている。魔法円、ペンタクル、シジルなどが正しく記述されていれば、膨大な魔力が無くても膨大な天使の力(テレズマ)だけをこの本に宿すことができるだぜ?」

その言葉の後に巨大な閃光がステイルを襲った。ステイルは防御する暇もなくふき飛ばされた。

「くっ・・・焼き尽くせ!!魔女狩りの王(イノケンティウス)!!!」


全身に傷を負いながらも戦意を失わず自分の最強の魔術を使用した。魔女狩りのイノケンティウスは、巨大な右腕をふりあげをおそった。
教会は、半壊しもはや建物として機能してなかった。

「やっと出したか。さァここからが絶望だ。」

笑みとともに黒本から再び閃光の一線が出現した。

「この光がテメェの魔術を破壊する剣だ。」


ステイルは、倒れた。魔女狩りの王(イノケンティウス)は、消え教会は、無残な姿となっていた。

「これが俺の覚悟だよ。ステイル・・・・・」


その言葉とともに半壊した教会を後にした。

Re: とある魔術の魔導禁書(グリモワール) ( No.2 )
日時: 2011/02/12 11:46
名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)


第三書 決意と裏切り


聖ジョージ大聖堂。そこに金色の髪をした女最大主教(アークビショップ)ローラ=スチュアートと腰に黒い本を付けている青年レイセル=アクイナスがいた。

「どうしたのかしら?ここにくるとあなたがまずくて?」

「お別れをね。ここは、オレにとって大切な場所ですからここで仲間を作ることができた」

レイセルの笑みは、邪気が無く正に本当の笑みだった。

「親友ともいえる。ステイルを俺は、傷つけた。それは、変えられないことだから俺は、ここにいる資格なんてない」

「・・・・・」

ローラは、だまっていた。これからこの組織『必要悪の教会(ネセサリウス)』を裏切ることをどう示しているのかを。しかもレイセルは、あの『殲滅白書』に狙われている。だからこそローラは、何も言わなかった。

「たとえ、仲間やましてやあなたさえも敵に回し手も俺は、インデックスのために戦い続けます。たとえ愛した者が敵になろうと」

レイセルの目の目線はまっすぐだった。揺らぎないその瞳にだれもがレイセルの感情を読めることができるであろう。この魔術組織・・いやこの世界を敵に回しても青年の覚悟は、変わることない。そう断言できるほど


「それじゃぁ、あなたは、この『必要悪の教会(ネセサリウス)』の敵になりけるのね?」

「はい。これが俺の覚悟です」

するとローラは、レイセルの後ろに指を差した。レイセルは、裏を向くとそこに水色の髪の少女がそこにいた。

「アクア・・・・・」

レイセルは、小さくつぶやいた。その少女は、両手を胸に寄せだまってレイセルを見ていた。

「すまない。俺は、いかなくちゃいけない」

「何で?」

アクアは、言った。

「何でいかなくちゃいけないの?」

アクアは、目に涙をためただレイセルを見つめていた。
レイセルは、アクアの目をそらした。これから裏切り敵となる者にやさしい感情を向けられない。ただ目をそらすしかレイセルは、できなかった。

「すまない・・・・」

「なんで禁書目録のためにそんなことまでするの?」

「・・・・俺は・・・俺はもういやなんだよ!!インデックスが禁書目録と呼ばれることが!何も変哲もないただの少女だぞ・・?なのになのに・・・枷に霊装。頭の中にある十〇万三千〇〇冊の魔道書。ふつうの修道女だぞ?それが化け物のように扱われて俺もいやなんだよ!!」

レイセルは、拳を握りしめた。そして思い出した。数何年前の記憶をなくそうとしていたとき、彼女がいった言葉を「私、レイセルのこと忘れたくないよ」とだからレイセルは、彼女にある。十〇万三千〇〇冊の魔道書を殺し尽くすと約束した。もう二度と彼女がつらい別れをさせないように。


「そう・・・・」

アクアは、下に顔をうつむきながら教会を後にした。

「・・・・最大主教(アークビショップ)オレは今日、仲間を捨てます。神を信じ自分の進んだ道を正しいと思いながら進んでいきます。」



ローラは、何も答えずただレイセルを見ていた。レイセルは、一礼し聖ジョージ大聖堂をでてイギリス清教『必要悪の教会(ネセサリウス)』抜けた。

「これより、レイセル=アクイナスは、我々の敵になりていよ。レイセルを殲滅・処分を決定する」


この一言から、レイセルの大切な物をかけた物語と戦いがいま始まろうとしていた。

Re: とある魔術の魔導禁書(グリモワール) ( No.3 )
日時: 2011/02/13 17:57
名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)


第四書  クズと戦い。


「殲滅白書か・・・・速いね〜、んで、オレを殺しに来たと」

レイセルの目の前に八人の男。それらは、黒い修道服を着てそれぞれ杖や剣、十字架をもっていた。

「おいおい、やる気満々かい。お前らは、オレの命を狙うか・・・はッ!!笑えるねェ!!!十分壊しがいってもんがあるなァ!!!」

腰の黒い本をもち、ページを開いた。やはりそこには、数々の文字や円などが書いてあった。

「炎は、人間への贈り物と愛の証しを示す。それと同時に罪人の魂を永遠の業火で焼き尽くす裁きの炎!『神の火(ウリエル)』よ!!我が罪を罰し罪人を罰す裁きの炎を我が右手に!!!」

歌うように言うと右手から炎が出現した。その右手にある炎を地面に突き刺した。すると炎は、まるで濁流のように流れ男たちを襲った。五人は、炎に包まれ倒れこんだ。

「ギャぁあああああああああ!!」

「くっ!!!」

すると修道服を着た男の手から水の槍が飛んできた。

「はァ・・・・たかが水に天使の炎が消せると思うか?」

レイセルは、右手の炎を横に振り水を消した。三人の男たちは、距離をとり再び水の槍を放つ。

「同じことして楽しいか?」

炎が剣と変化し三つの水の槍を消し尽くす。

「俺は一応、聖職者なんでね。人を殺しは、しねぇでもな、お前らは、オレを殺すというなら次は、容赦しねぇぞ」

低い声でいい男たちを睨めつけると男たちは、さっさと逃げて行った。

「ふぅ〜、まさか抜けてからすぐに来るとは、ロシア成教に結構嫌われてんだな俺。」

テキトウに言うと本を腰に付けポケットに手を突っ込んだ。すると紙をとりだした、それは、ただの紙ではなくパスポートだった。そこに書いてあったのは、日本行きと。

「まってろよ・・・インデックス」


レイセルは、拳を握りしめ空を見上げた。







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