二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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■銀魂/ 日向と日影 /夢■
日時: 2011/05/28 21:39
名前: くろねこ。 (ID: 2nnbbVZM)

■/あいさーつ。


初めまして!
くろねこ。と申します(´・ω・`)ノw
桂さんが大好きな私ですが、
今回は桂離れwしてます(´-ω-`)
でもやっぱり寂しいので桂さんは登場させますw

とにかくーっ
のろま更新ですが
何卒よろしくお願いしますw


■/御客様。

紫陽花様.MiNi様.圭様.さよ様.カンナ様.
美夢様.まろんけーき様.ユウ様.菫様.空海様.


>>1■/登場人物紹介。

>>2■/prologue。
>>3■/分かっていたはずの存在。-日向-
>>7■/分かっていたはずの存在。-日影-
>>10>>11■/2つは出逢う。   -日向-
>>13■/2つは出逢う。     -日影-
>>14■/一生一度の一目惚れ。  -日向.日影-
>>19■/君への想いは…。    -日影-
>>24>>37■/叶う、叶わぬ。   -日向-
>>39俺の優しさ、君の笑顔。  -銀時-
>>48■/誓い。         -日影-
>>49■/春風、舞う風。     -日影.銀時-
>>53■/ふわり、堕ちて恋煩い。 -日向.日影-
>>61>>62■/理由は雨。     -日影-
>>68>>70■/————。 -日向-
>>71■/本当と嘘。  -銀時-

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Re: ■銀魂/ 日向と日影 /夢■ ( No.9 )
日時: 2011/03/02 15:32
名前: くろねこ。 (ID: LMLu5hTj)

゜・★圭
訪問あざますw(^ω^)ノ
がんばるよ*

Re: ■銀魂/ 日向と日影 /夢■ ( No.10 )
日時: 2011/04/25 17:18
名前: くろねこ。 (ID: 2nnbbVZM)

■+/2つは出逢う ヒナタside。

昨日から降り続く大雨、
朝から降り続く大雨、
妖艶に光る月が昇る晩、私は



「 かぁつらあぁあぁああ!!!」

追われていた。


「桂さんと散歩なんて来るんじゃなかったあぁあっ!!(泣」
「どういうことだ、まるで俺が疫病神の様ではないか。」

「何でそんな冷静なんですかあぁ!!」
「こんなの日常茶飯事だ。」

全力疾走し、焦る私と冷静な桂さん。

後ろにはバズーカ構えた真選組きっての剣客。 "沖田総悟"
その後ろの後ろには数人の隊士達が追いかけてくる。


「 日向、二手に分かれるぞ。」
「 え!? 私戦えませんけど!! って!早っっ 」

"逃げの小太郎"とも異名をとる桂さんは逃げ足だけは速い。


....えーいっ! なるようになれっ!!!

私は両手を大きく振り上げ、無我夢中で走り続けた。





——..今思えば、妖しく光るこの月が
          なんとも不気味だった…

***





はあっ はあっ


走ること数分。追ってくる気配が無くなったので
私は足を止め、細い路地裏に身を潜めた。   ...その時


"チャキッ"っという背筋が凍る金属音と共に、首筋に当たる刀の感触。



「...一歩でも動いたら... 斬りますよ?」



…その声は、何処かで聞き覚えのある声だった。





@next**



Re: ■銀魂/ 日向と日影 /夢■ ( No.11 )
日時: 2011/05/04 18:49
名前: くろねこ。 (ID: 2nnbbVZM)

***
「...一歩でも動いたら... 斬りますよ?」

…その声は、何処かで聞き覚えのある声だった。
顔を見たいが、身体が動かない…。
一歩一歩近づいてくる足音が嫌でも聞こえる。


「 今日で終わりですね…。」


ドクン ドクン...
全身に広がる鳥肌、鳴り止まない心臓。

—————嗚呼、明日から牢屋で過ごすのか...。
     ...桂さん。 恨みますのでよろしく。

思考回路が可笑しくなり、もうまともな選択肢が出ない。


「一緒に屯所に来てもらいましょうか...
————桂小太ろ…………う?」

「 ......へ?」


***

「あれっ!? 桂じゃないっ!!!」

ようやく振り向く事が出来、声の主が確認できた。
浪士の中でも情報集めをしている私は、
真選組内の人物はほとんど把握している。

……勿論、この男も。

ほっと安堵の息を吐く......が、まだ安心はできない。

     私も浪士だ(いちおう←)。

「———————君、」

..ほら来たあぁああっ!!!

私は反射的にギュッと目を閉じた。


「———御免ねなんか(笑 暗くてよく見えなかった。」


「はい?」
予想外の言葉に目を見開く。

「人違いしたみたいなんだ、御免ねっ!首切れてないよね!?」
その男、先程の低い声から想像できないほど
優しい雰囲気を醸し出す.....。

そして、私の首を心配そうに触れる男は、
       —————真選組一番隊隊員 藤堂日影。


……それより。この人気づいてないじゃん!!!

なんか.. 軽くショックOrz、…
まあ、買い出しとかしかしてなかったけど...
私も一応浪士なんです、一応ねっ!!!

「 ォーィ オーイっ!」
「わっ! あ、はいっ!! 私は全然大丈夫ですっ!」

急に近づけられた顔にドキッとし、
私は一歩下がりペコリと頭を下げる。

「…そっか、なら良かった。」

急に近づけられたその顔は、遠目で見るのと少し違い
真っ黒な瞳に、名前からは想像できないほど
明るくオレンジがかった髪が雨に濡れている……。

…見た処だと、きっと私と同じ位の歳だろう。
「 僕は十七なんだけど...」
「えっ!!?」

まるで心を読んだかのように私に喋りかける。



「君は何歳?」

「...私も十七です。」

「へぇーっ。じゃあ同い年だ。」

「...そういうことになりますね...。」

「なりますねー。 ...あ。そうだ、少し遅れたけど」

私の正面に立つ"あっち側"の男はニコリと笑う。

「 初めまして、僕は日影。 」

「 ...私は...日向、 」


……君を見たのは初めてじゃない、名前だって知ってる。
  近くで見た君は、名前に似合わない太陽みたいなオレンジの髪をしていた、
  
           私は思った。
  
  普通こんな人が"日向"って名前にピッタリなんだろう、と。



————今日、決して交わることのない、
              2つは出逢う。

(何故だろうか、貴方は悲しく微笑んだ。
         その悲しげな横顔が頭から離れない…)


@next**

Re: ■銀魂/ 日向と日影 /夢■ ( No.12 )
日時: 2011/03/06 23:05
名前: 紫陽花 (ID: brzlttas)

くろー!!
きたぜ!!w

続き楽しみい*

更新がんばがんば!+

Re: ■銀魂/ 日向と日影 /夢■ ( No.13 )
日時: 2011/03/12 21:36
名前: くろねこ。 (ID: r4kEfg7B)

■+/2つは出逢う ヒカゲside。

"ヒナタ"と名乗る女の子と別れ、僕は屯所に戻った。

「 只今帰りましたーっ。 」

「あ、沖田さーんっ! 日影くん帰ってきましたよ。」
そう言って、何処か遠くに向かって叫ぶのは監査の山崎さん。
そして、声が届いたのか廊下から沖田さんが顔を出す。


「日影ー、 遅かったですねィ。それより————
 そっちに"黒髪後ろに束ねた女浪士"走っていきやせんでした? 」

「黒髪束ねた女浪士—…?」

……まさか...ね?

僕の脳裏によぎったのは—————————


「沖田さん。..因みにその女浪士の名前は..?」

「名前..ですかィ? 確か—…
           柳澤 日向。」

「っ…..。」

「..? どうしたんでィ日影 」

「え、あ! 僕よく分からないです!
…多分来てなかったと——、」


「そーですかァ .. 結局また逃がしちまったか..」


——..やってしまった、 嘘をついてしまった..。
   どうして僕は言わなかったんだ?

僕の脳裏によぎった女の子は紛れもなく....

僕の "敵" だった。..のに。


***

...パラッ

自室に戻り、僕が手にしたのは今朝書いたノート。

————僕は、




━…○月×日(火)

  昨日から降り始めた雨は止まず
  止むどころか激しさを増す一方。

  
  今日も桂を捕まえられなかった。
  そして今日、僕はある女の子と出逢った。




  どうしてだろうか、



  僕はその子が、頭から離れない。

    
            —————パタン...ッ



————今日、決して交わることのない、
              2つは出逢う。



@next**





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