二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- めだかボックス -奇特な存在-
- 日時: 2011/08/04 13:06
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: B1rykyOu)
いつもはシリアス、ファジーなどの板で駄小説を書いていますNeonです
最近は駄小説の質も落ちて堕小説と言うに相応しいものとなりました
一応、ここでは練習のため、小説を執筆しようと思いますが、手を抜くつもりはありません
まあ、手を抜かなくても6、7割クオリティーで、下手なのですけども
疑心暗鬼とか、仲間への攻撃とか、ひぐらし成分が多少混ざりそうです
一応、注意事項が三つだけ
・荒らしに来たぜ!
・チェンメ載せさせてもらうわ!
・腹いせになんか言おう
・小説? 何それ、美味しいの?
な方は、お引取りください。
つーか一番下、帰れ、何しに来たのよこのサイト
一応、批判も全然、むしろおkですが、理由をつけての批判でなければ毎度の如く相手にしません
時間の無駄ですから
>>17オリキャラ募集(募集終了終しました)
>>2プロローグ
〆———井戸の中の蛙、大海に沈む———〆
〆>>6-8§>>13-15§>>49§>>54§>>65-66§>>71§>>78-79§>>82§>>85〆
〆———黒い悪夢、再び———〆
〆>>89-93
>>61 鬼無里 プロフィール
頂いたオリキャラ(募集は現在終了しています)
>>18
黒影s
赤村京都 登場済み
>>19
Dr.クロs
亜鬼崎 鬼矢 登場済み
>>24
彗星s
御御神 零無 登場済み
>>25
蛹s
幸神 祀 登場済み
>>27
メデューサs
秋中 鈴葉 登場済み
>>28
野宮詩織s
楔 契 登場済み
>>37
モンブランs
足寄 阿修羅 登場済み
>>43
甘木 弧羽s
等々力 盾子 登場済み
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- Re: めだかボックス -奇特な存在- ( No.5 )
- 日時: 2011/03/20 10:28
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: pYt/gq1/)
私もめだかボックス案外好きなんですよ
後ろの方ってことは人気が無いってことらしいですけど……(汗
毎回アンケートで一位欄にいれて送ってるんですけども
私が偏食なだけかと思ってました((
一応、この板んも私以外に3つほど、更新中のめだかボクスの小説はありましたよ
応援ありがとうございます、がんばります
- Re: めだかボックス -奇特な存在- ( No.6 )
- 日時: 2011/04/07 12:23
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: MlJjY9/z)
ホームルームの真っ最中だった、彼女が教室に入ってきたのは。
もちろん皆様、その彼女とは、毎度お馴染みの黒神めだか生徒会長だと思われることだろう。 だが、今回は完全に別の人間だった。
今日は、先生が違った。 いつもの担任は、季節はずれのインフルエンザで休んだため、代わりに年老いた教師がホームルームの指揮を取っていたのだ。 だが、その先生、物忘れが酷すぎる。
「はい、で、次にお知らせが〜……」
起立、気をつけ、礼の次にもう三つ四つ飛ばして最後から二つ目辺りの行動を取っていたのだ。 で、彼女はそれに気づき、
「ボクのこと……忘れてません? ねえ、先生」
突如教室の扉を開き、教室内へと進入。 踵まである長い金髪をしならせ、青い瞳で周囲を見渡した。 背は小さく、不知火より少し背が高い、と言った所だろう。
一瞬にしてその場に居た全員の視線を彼女は浴びるが、
「あれ? 転校生が来る〜……てことも聞いてなかったのかな? 如何したのさ、そんなにここに転校生が珍しいか。 それとも、前のようにおっそろしくて禍々しい転校生を期待してたのかな? 皆の衆」
何だか不思議な口調の彼女は、教室の隅から隅までを見渡し、次に教卓に置いてあった座席表を確認した。 だが、彼女の名前はどこにも載っていない。 それもそのはず、先生が書き加えるのを忘れていたのだから。
「先生……ボクはどこに座っていればいいわけ?」
「あー……そうですねえ。では、人吉君の横に座っていてください。 彼はああ見えて、生徒会をやってますからねぇ」
先生のその言葉の直後、彼女は何かを思い出したかのように、教卓の前に立つと、
「自己紹介、してなかったね。 皆の衆。 私は、鬼無里 皇(きなさ すめらぎ)。 まあ、キナさんって、前の学校では呼ばれてた。 よろしく」
それが、フラスコ計画を完全に完成させ、球磨川たち率いていたマイナス13組をも完全な真人間にする存在だとは、今は誰も気づきすらしなかった。 そう、理事長の考えることは、誰にも分からない。
- Re: めだかボックス -奇特な存在- ( No.7 )
- 日時: 2011/03/20 15:56
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: pYt/gq1/)
こういう学園ものでは、授業時間など一瞬でショートカットされ、大体は放課後の生徒会執行部の場面が映し出される。 今、この状態がいい例だろう。
生徒会執行部、では、いつもの如く善吉が花に水をやり、生徒会長が物凄い速さで書類の山に目を通す。 流石、関数計算が安産で出来る生徒会長というべきか。 今年度予算案に一通り目を通し終えると、善吉に詰め寄り、
「善吉、今日貴様のクラスに転校生が来たらしいな。 私も会っておきたい。 彼女はどのような姿だ?委員会にも入ると言っていたそうだが……」
その言葉の直後だった、生徒会室のドアが前触れもなしにノックされる。 もちろん、来る人間など限られていて、今ここに居る阿久根高貴と、喜界島もがなと、姉の黒神くじらを除けば、大体来た人間の予想はたやすい。
「はい、何でしょうかお兄様——……」
ドアノブに手を掛け、開く。 十中八九、黒神まぐろだろう。
だがしかし、今回は違った。 そこに立っていたのは、今日来たばかりの転校生。
「鬼無里……」
善吉は思わず声を上げる。 もちろん、彼女は一切この学校に着てから校舎内を歩き回ったりはしていない。 それどころか、教室の外にすら出ず、案内をしようと申し入れれば「大丈夫」と言う一言だけ。
そして、彼女の片手には、折りたたまれた学園内の地図がなんと10枚。 恐らく、地下の地図も混ざっているのだろう。
「おお! 貴様が転校生の鬼無里一年生だな! 歓迎するぞ、委員会に入るそうだが、もう決まったのか?」
「ええ、生徒会長さんの、黒神さん。 黒神さんが生徒会長と聞いたのですが、黒神さんって3人居るから、誰だろうな? と思って来てみただけです。 腕章から判断すると、めだかさん。 貴方が……生徒会長ですね?」
すごい洞察力……。
「で、そちらは人吉善吉さん。 庶務のようで。 他は、書記の阿久根高貴さん。 で、会計の喜界島もがなさん。 で、合ってますか?」
「凄いな、転校初日で生徒会の人間を全て把握しているとは……。 驚いたぞ、鬼無里一年生」
「キナでいいですよ、長いし。 で、生徒会だけではなくて、ボクは箱庭学園の生徒の名前、“全て”覚えてますから。 たった4人の名前を覚えるくらい、どうってことはありませんよ。 で、ボクの入りたい委員会の件なんですが、生徒会に入りたいんですよね。 取り合えず、庶務でいいので。 生徒会執行部の一員に加えてもらえないかな?」
- Re: めだかボックス -奇特な存在- ( No.8 )
- 日時: 2011/03/28 13:57
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: MlJjY9/z)
その言葉が、室内に居た全員を驚かせた。 もちろん、一人を除いて。
「そうかそうか、それは素晴らしいことだ。 この学園の生徒の名前をもう覚えたとは、感服した。 では、生徒会に入るに当たってテストをして、合格したら入れる…・・・と言うことにしようではないか。 1組の生徒が入るには多少荷が重い可能性もあるかもしれないしな。 と言うわけでこれをどのように処理するか、見せてはもらえないか?」
生徒会長が鬼無里に渡したのは一枚の投書。 この投書は、めだかボックスとよばれる目安箱に投稿される、生徒からの相談や、悩みなどを記した投書物。 つまり、
「この課題を見事に解決して見せてもらいたい。 ただ、少し難しいぞ……?」
「分かりました、で、内容が……」
鬼無里が折りたたまれた紙を開きなおし、
「……。 壊した窓を直したい……か、何だ。 簡単なことではないのですか、生徒会長。 数分で解決して戻ってきますから、帰らないでくださいね」
そこに記されていた内容を一瞬で読み取ったかのように生徒会室を後にした。
「なあ、めだかちゃん。 今の内容って……」
「そうだ、野球部の打った球が校舎の窓ガラスに直撃してな。 どうにかしたいとは言っているが、恐らく謝るきっかけがほしいのだろう。 それに瞬時に気づいた鬼無里同級生は確かに、中々の思考を有しているな」
数分後、事態は思わぬ方向へと進んだ。
確かに、窓ガラスはどうにかなった。 そして、投書の内容どおり、どうにかした。 しかし、その解決方法に問題があった。
「鬼無里同級生……これは、どういうことだ?」
黒神めだかは、完全に直った窓ガラスを凝視し、問いかける。 それもそのはず、割れてガムテープで応急処置がしてあっただけのはずの窓が、完全に元に戻っていたのだから。 まるでそう、大嘘憑き【オールフィクション】をつかったかのように完全に。
「鬼無里同級生、貴様……過負荷か?」
「いいえ、1組【ノーマル】ですよ? まあ、亜種なんですけどね。 ノーマルの」
「亜種……?」
「ええ、亜種です。 ボクは、扱いこそ1組ですが、持ちえている能力は13組や、マイナス13組と同等の力が使えますから。 ちなみに、今回使ったのは、球磨川事件の球磨川先輩の、大嘘憑き【オールフィクション】ですかね。 だけど、ボクの技量と聞いた情報だけではその大嘘憑き【オールフィクション】を扱いきれそうに無いので生徒会長、貴方の完成【ジ・エンド】も併用させていただきましたが……何か問題がありましたか?」
鬼無里の不思議そうな問いに、無数の疑問がわく。 だが、第一に確かめるべきは、
「鬼無里同級生、貴様の能力は一体なんだ?」
「能力……ですか? 特にこれと言ってありませんよ。 まあ、無茶して言えば、ボクの学習能力が高い程度ですね。 見たもの、聞いたものは一瞬で覚えて、決して忘れない。 匂いも、手触りも、味も忘れられませんよ。 異常性も、過負荷も、見たり、聞いたりすれば覚えられるし、覚えられたと言うことはすなわち、扱えると言うことです。 ボクはこの力を、完全学習【パーフェクト・テクノ】と呼んでいます」
- Re: めだかボックス -奇特な存在- ( No.9 )
- 日時: 2011/03/21 22:15
- 名前: 五十嵐 ◆geiwiq3Neg (ID: /B3FYnni)
どうも、オリキャラを頂いた五十嵐です。
Neon殿がこちらで小説を書いているという事で伺わせていただきました。
やはりというか、良質文章ですね!読んでいて凄く先へ先へ読みたくなります(笑)
また顔を出しに伺いますね、小説の更新頑張ってください^^
続きを楽しみにしています。
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