二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 皆でテイルズ短編小説
- 日時: 2011/03/28 20:50
- 名前: 時雨 (ID: IX0Xljmj)
はじめまして時雨です
テイルズ好きのそこのアナタやそこのアナタとなどの皆でテイルズの短編小説を書いて800突破の野望をたくらんでいるスレ主です。
テイルズ好きのみなさん3行でもいいからどしどし書いていってくださいww
ちなみにスレ主ヴェスペリア、グレイセス、イノセンス、シンフォニアを愛しています←どーでも良い情報だなオイww
それではみなさんどしどし書いちゃってください
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- Re: 皆でテイルズ短編小説 ( No.1 )
- 日時: 2011/03/28 23:06
- 名前: 時雨 (ID: IX0Xljmj)
『また会おう』
ある日、騎士が僕の家に来た。母さんは騎士の話を驚いたように聞いて最後には泣き崩れてしまった。
お母さんは騎士の人から貰った物を持ってないていた
「お母さん今日の夜お父さんが帰って来るんだよね?お買い物いかないの?」
するとお母さんは真剣な顔をして言った。
「いい?フレン、良く聞くのよ、お父さんとの約束覚えてる?」
「・・・・男なら泣くなでしょ?」
「お父さんはね・・・・お父さんは・・・・死んでしまったの・・・この間の大火事で・・・・」
僕は薄々気がついていた。お母さんには言わなかったが引いていく騎士達から外れて一人で火の中に飛び込んで行ったのを見ていたから。
「め・・・命令無視をして?」
するとお母さんは黙って頷いた。僕はとっさに家を飛び出した。悔しいのと悲しいのか一気にこみ上げてきて怒りになった。僕は噴水の囲いに座って泣いていた。すると見慣れた顔が僕の泣く顔を覗き込むようにヒョコっと姿を現した。
「どうしたんだ?フレン」
何も悩みがなさそうな顔をしているユーリが苛ただしくて僕は怒鳴った。
「うるさいっ」
すると困ったように頭をかきながら言った。
「もしかしてさ・・・・」
僕は驚いた、もうあのことか知れ渡っていたなんて
「俺がフレンのケーキ食ったのまだ怒ってんのか?」
違う、そんなこじゃないとばかりに僕は勢いよく首を振った。
「違うって!!そんなことじゃないんだ!!もうほっといてよ」
するとユーリは首をかしげて言おうとした。
「変なフレンだ・・・・・・むごごごご」
驚いてお顔をあげると年上のお姉さんがユーリの口をふさいで連れて行くのが見えた。
僕はそれから宛てもなしに下町をふらつく度にお父さんへの怒りがこみ上げてきた。
するとまた何時の間にかユーリが怒った顔でたっていた。
そして僕の右手をつかんで歩き出した。
「ユーリ?」
でもユーリはなにも答えなかった。
そしてついたのが時計台。下町が良く見える時計台だ。そこでユーリはやっと口を開いた。
「フレンの親父さんのこと、聞いたよ」
それに僕はうつむいた。でもユーリは続ける。
「なんていったらわかんないけど、落ち込むなよほら・・・俺の父さんや母さんだって同じよーな物だしさ・・・」
その言葉に僕は突然怒りがこみ上げてきてまた・・・怒鳴った
「同じ?同じじゃない!!ユーリのお父さんは死んでないだろう?どこかに生きているだろ?死んだっていうのは・・・死んだって言うのは一生会えないことなんだ!!何も知らない癖に知ったような・・・・・」
そこで僕は言うのを止めた、ユーリが暗くうつむいているのが見えたから。良く考えてみると、ユーリの母さんは昔になくなっていた。
お父さんも無くなったと同時にどこか旅に出てしまって顔も覚えてないらしい。そう、ユーリは天蓋孤独の身で今まで育ってきた。
夕日が窓からきらめいてユーリの流した僅かな一滴の涙が光って流れ落ちた。
「え・・・・・・ユ・・ユーリ?」
するとユーリは頬に涙を乗せたまま笑ってこういった。
「その・・・・ごめんな」
そういってユーリはその場を去っていってしまった。それからユーリはどうしたのか分からない。その夜、家に帰ると引越しは3日後だと母さんに言われた。ぼくはそれから家の整理を始めた。すると本の棚から見覚えのある本が出てきた。良くユーリと読んだ本だ。物語の内容はとても仲のよかった二人の少年がある日些細なことで喧嘩してしまう。そして一人の方が二人の名前を掘って食べれば仲直りできるという魔法の実を町の近くの一番危険な洞窟へ行って取ってきて、二人で食べて仲直りするという話だ。僕は一瞬ユーリはこの本の・・・と思ったがそんなわけがないと本を荷物の木箱に入れた。しかし次の日、ハンクスさんが家に来た。
「どうしたんですか?ハンクスさん」
すると彼は焦ったように言う
「ユーリは来ていないか?昨日の夕方から姿が見えないんだ」
「どうしたのかな?僕は知りません」
と言ってその時はまだ何の気にもしなった。しかし次の日になったがユーリの姿は何処にも無かった。ますます大人達の心配が増すと同時に下町を出て行かなければいけない時間は近づいていった。
そして2日目。ついに僕はここいらで一番危険だといわれる洞窟にこっそり行った。すると何時の間にやら洞窟が崩れてふさがってしまっていた。そしてユーリの声に気がついた。
「だれかいないのか!?だれか!!」
中で3日間も出れないで過ごしてきていたんだ僕は気がついたそして何か言おうとしたが、中でまた何かが崩れる音がして、下町に逃げ帰った。
◆ ◆ ◆ ◆
俺はフレンと喧嘩していつか読んだ本の内容を思い出してここいらで一番危険な洞窟に行った。中は暗くなにも無かったが一番奥にたった一本の木が立っていた。俺は気の実を一個採り、洞窟を出ようと出口に向かった。これでフレンと仲直りできる!!
その時だった。凄まじい轟音とともに沢山の瓦礫が崩れ落ちできて洞窟がふさがってしまった。
「え・・・そんな、嘘だろ?」
真冬の洞窟はとても寒く俺は如何しようも無かった。
それから洞窟を探索したが何処にも出口はなく俺は瓦礫を掘り始めた。
しかし全く進展はなくあっという間に時間は過ぎていった。
こんなことをしている間にフレンは引っ越してしまうかもしれない、俺の不安はどんどん増していった。そんな時外から足音賀して助けを叫んだ。
「だれかいないのか!?だれか!!お願いだ!!誰か・・・・・」
しかし足音は去っていってしまってどんどん寂しさと不安が増してきた。でも、腹も減ったし寒かった。
「誰か・・・頼むから・・・誰か・・・」
そして全ての意識が飛んだ。そして次に目覚めた時にはいつもの俺の部屋だった。体が重くてだるくてなんだか全身が熱かった。
部屋には隣に住んでいるおばさんが俺のベットの横でうとうと眠っていた。その時、俺は突然不安になっておばさんを起こした。
「フレン!!フレンは?」
するとおばさんは思い出した用に俺を部屋から連れ出すとフレンの家まで連れて行った。しかし、木の実を持って来るのを忘れて俺はとっさに家に戻った。そんなことをしている間にフレンは荷作りを終えていってしまいそうなのも知らないで。そして俺が戻ってきた時にはもう馬車は行ってしまっていた。
「フレン!!フレン!!」
俺は叫んだが馬車は何も喋らない。なにも返事がないのは怒っているからだと分かっていた。俺はフレンに酷いことを言ってしまったのだから。フレンは怒っているに違いない。それなのに、走る馬車の中からフレンが顔を出して大きく手を振っているのが分かった。
「ユーリ!!また会おうね!!」
俺は泣き顔のまま呟いた。
「また・・・・会おう・・・」
それからユーリ、フレン共に21歳。
「そういえば後から聞いたけどあの後洞窟に取りに行った木の実、どうしたの?まさかまだ持ってるなんて事は・・・」
「ああ・・あれか、あの後一人で食った。」
「は・・・はは」
以外にあっけない木の実の友情!!
- Re: 皆でテイルズ短編小説 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/29 04:03
- 名前: イヴ (ID: IX0Xljmj)
はじめまして
ヴェスペリアかきますww
『ユーリ、お見合い大作戦』
——ユーリハタチ春。
「なあユーリ」
「ん?」
「いい加減お前も二十歳なんだから・・・」
「嫌だ。」
「・・・・・・」
めげずにハンクスはつづける
「いい加減・・・」
「い・や・だ」
「いい加減」
「嫌だっていってんだろがぜってーやだよ」
「まだ全部いっとらんじゃろ」
「どうせ見合いとか結婚とかの話だろ?何驚いた顔してんだよい嫌だから」
その日の夜たまたま下町に帰ってきたフレン。
二人は酒場で二人は夕食を取っていた。
「そういえば、君ハタチなんだし、飲まないの?」
「いや、酔うし・・・」
そういってユーリは一口水を口に含んだ。
「じゃあさお見合いとか結婚は考えてないの?」
そして水を一気に噴出した。
「・・・・お前もか?お前もなのかフレン」
「・・・・いやあさ・・・何というか僕も騎士団の中で何人か女性に声かけられてて・・・ユーリは声とかかけられないの?」
「・・・・・・」
「もしかして昔のあの果物屋さんのお姉さんにまだ片思いしてて・・・」
「フレン待てここでその話は・・・」
だがもうすでに下町の人々全員の騒がしい会話の声が止まりフレンに視線が向けられる。
「フレンこれ以上は喋るなよ?な?」
だが下町の人々の目が一瞬にして光ったかと思うと。
「よし、フレン続きを話してくれ」
「んがががが」(フレンマジでやめろ!!)
「いやーでもユーリに悪いですよー」
「大丈夫!!話せ!!」
「んごごごごごごご!!」
酒場にユーリの唸り声が響いた。
結果的に翌日。
「なぁ・・ハンクスじいさん」
「ん?どうした」
「なんというか・・・・見合いで顔合わせくらいなら・・・やってやるよ」
そう言うと広場にいた下町の住人の歓声が響き渡った。
「おお!!やっぱり年増好きの片思いはキツかったか?ユーリ」
「式は何時やるんだい?」
なんていう声が響き渡ってユーリは
「あーもう!!全体的に気がはえええええええ!!」
そして結果的に下町の最高責任者の娘とお見合いをすることになったのだが。
とにかく考えに考えたユーリのあらゆる秘策で
結婚ま断られたとか。
「それが噂になって流れて、後でデコとボコにはじめておちょくられて約1ヶ月間くらいはその事件青年ったらに頭をかかえていたらしいよー」
ダングレストの酒場で活き活きと話すレイヴンが後でユーリにボコられたのはいうまでもない。
駄文でごめんなさい
- Re: 皆でテイルズ短編小説 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/30 23:11
- 名前: オワタ (ID: YhMlOecY)
きゃああああ!
私が大好きなヴェスペリアの物語が二つも!!
あ、ごめんなさい
大好きなものを見てつい興奮してしまいましたwww
よく名前が変わって知り合いも分からなくなるオワタです
分かる人は分かると思いますよwww
時雨さんの小説いつも陰ながら応援させていただいてますよwww
学校でイビるネタにしてますからwwww
映画のフレンが回想モードでお父さんの事思い出してるときとか涙ぼろぼろでしたよ〜
小説面白かったです!
がんばってくださいね〜
イヴさんのも面白かったです!
ユーリ大好きな私にとっては高級食材ばかりで作られた懐石料理のようでした…
駄文なんかじゃありませんよ〜
文才ありまくりで本当にうらやましい限りですよ
面白かったんで、がんばってくださいね!
応援してます!
- Re: 皆でテイルズ短編小説 ( No.4 )
- 日時: 2011/03/30 23:17
- 名前: オワタ (ID: YhMlOecY)
それではヴェスペリアを書かせていただきます
『パフェを食ったのはお前か!』
「よしっ、出来た!」
オレは手首に着いた生クリームを舐めながら呟いた。
その声が聞こえたのか、ラピードがドアを開けて入ってきた。
良く効く鼻をヒクヒクさせながら、テーブルの上を見ている。
オレが下宿している部屋で作ったのは、好物のチョコレートパフェである。
「ん? お前も食べたいのか? ま、駄目だけどな!」
にっこりと笑いながら、少し生クリームの付いた手でオレはラピードの頭をクシャクシャと撫でる。
少し堅い毛が、掌を小さく刺激する。
「ユーリー! ちょっと屋根直すの手伝って〜!」
窓の下からよく知っている子供の声———テッドの声がして窓から身を乗り出す。
小さい手を一生懸命ブンブン振りながら、こちらを見上げているのが目に入った。
「おー、今行く!」
返事をしてすぐに部屋の中に体を引っ込め、手に持っていた絞り袋をテーブルの上に置く。
「んじゃな、ラピード!」
軽く手を挙げて、相棒に挨拶をしてオレは部屋を後にした。
「ユーリ! 早く、こっちこっち!」
下におりるなり、テッドはオレの服の端っこを掴んで引っ張ってゆく。
アクアブラスティアの前を横切り、市場の方へと続く坂を上っていく。
市場へ着くと、城の方からフレンが来た。
「おーフレン! どうしたんだ? これから下町にでも行くのか?」
こちらから声をかけると、彼もこちらに気づいたらしく、近づいてきた。
「ああ、これから下町に行く所だったんだよ。ちょっと君に用があったから。でも見たところ、これから用事があるみたいだし… やっぱりいいよ」
そう言って立ち去ろうとした彼の腕を引っ張って引き留める。
「あ、じゃあオレの部屋で待っててくれよ。終わったらそっち行くから」
親友が頷いたのを見て、オレはさっさと屋根を直しに行った。
あれから何時間かして、修理が終わったオレは自分の部屋へと向かった。
「フレン、待たせて悪かったな〜」
笑顔で部屋の扉を開けたが、次の瞬間、その笑みは消えた。
結果的に言えば、オレのパフェが無い。
無い、と言うより、食べられた………
そう、この部屋で待っている幼なじみに。
「フレン……?」
じりじりと高圧的な雰囲気を放ちながら、親友ににじり寄る。
「あっ! これは違うんだ! 食べたのは僕じゃない!」
慌てて手をぶんぶん振っている親友の手には、オレがパフェを作ったグラスと、それ専用のスプーンが握られている。
この状況で、一体誰が………
「信じるって言うんだよ!」
その言葉を合図に、オレはフレンに飛びかかった。
「オレの、オレの手作りパフェを喰いやがって! 弁償しろ!」
「ちがっ…… 本当に僕は食べてない!」
「この! そんなことを言うのはこの口か!」
手元にあったニバンボシの鞘を抜きながらフレンに馬乗りになると、後ろのドアが開かれた。
「あれ? ユーリ?」
「フレン……?」
聞き覚えのある声にギクリとする。
振り返ると、そこには騎士団に居たときに先輩だったヒスカとシャスティルが立っていた。
「あ、これは違う! そんなんじゃねえ!」
必死に呼びかけたが、次の瞬間、彼女たちは顔を蒼くして叫びながら走り去っていった。
「きゃあ! ユーリがフレンを殺そうとしてたー!」
「いつかするとは思っていたけど!!」
オレも2人の後を追いかけて飛び出したが、もうすでに遠くに行ってしまった後だった。
後ろから、フレンの哀れむ声が聞こえる
「ごめん、ユーリ……… 今度は僕が作ったのをあげるから…」
「いい、お前のは喰いたくねぇ。」
そう呟いて、夕暮れの空を見上げた……
駄文ですいません
- Re: 皆でテイルズ短編小説 ( No.5 )
- 日時: 2011/03/31 11:29
- 名前: 時雨 (ID: IX0Xljmj)
うおおおおおおおおおおこんなに短編小説がッ!!
これは返信800なんてのも夢じゃないな・・・・くくくく・・(黒笑
ヴェスペリアばっかりに話が集中してるのでグレイセスでも過去ーかなww
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