二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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コナン×八雲×ルパン〜呪いの宝石〜
日時: 2011/07/02 18:02
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
参照: http://www.kakiko.cc/bbs2/index.cgi?mode=view&no=5425


ここに依頼お待ちしてます。

どうも。
今回は大好きな話をごちゃ混ぜにして書こうと思います。

ルール
1、八雲、コナン、ルパンを汚すな。
2、誰?秋桜って?
3、うわ!何このだめ文wwwうけるwww
などなどは受け付けません。

4、あ、秋桜だ。
5、コナン、八雲、ルパン?大好き♪
6、暇つぶしだよ〜
などなど大歓迎。

登場人物は……わかりますよね?
(一部オリキャラ入ります)

藤堂 厳重朗
藤堂 夏樹

野乃瀬 歩


目次


お客様

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Re: コナン×八雲×ルパン〜呪いの宝石〜 ( No.1 )
日時: 2011/07/01 23:00
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

序章〜宝石〜

「おじいちゃん」

幼い少年が優しそうな老人のひざに抱きつく。
老人は嬉しそうに見ていた。
このあとの少年の言葉を聞くまでは……


「おじいちゃん」

「なんだい?」

「僕ね、欲しい物があるんだ」

「それはなんだい?」

「おじいちゃんの命」

そういって笑った少年の顔にはもう、幼さなどは残っていなかった。
少年は笑顔で驚いた表情をした老人の膝に、1本針を突き刺した。
その針は、5センチにも満たない小さな針なのに、老人は小さなうめき声を上げ、息絶えた。
その様子を見届けた少年は、老人の懐に手を差し入れ、中を探った。
そして、見つけてしまうのだ。

呪いの宝石を……



Re: コナン×八雲×ルパン〜呪いの宝石〜 ( No.2 )
日時: 2011/07/03 10:55
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

第1章〜出会い〜『八雲とコナン』


第1話〜八雲〜
晴香は、『映画研究同好会』とかかれた札がかかってあるドアを優しくノックした。

コン……コン……

すると中から、

「また、何かトラブルを持ってきたのか?」

と、眠たそうな声が聞こえた。
この声の主こそが斉藤八雲。
今までたくさん助けてもらってきた。

晴香は苦笑しながら中へ入る。

「もって来てないわよ」

「そうか。珍しいこともありますね」

晴香は「どういう意味?」と言い返そうとしたが、どうせ、「そのままの意味だが?」と、返されるに違いない……
そう思い、晴香はため息をついた。

すると、

「おい!八雲」

と、野太い声が響いた。
そう、後藤刑事だ。
八雲は、めんどくさそうに頭をかき、後藤に訊ねた。

「後藤さんもトラブルですか?」

「ああ……実は、殺人事件の捜査のときに……遺族が、口をそろえていったんだ「あの宝石が無い」て、……」

「で、その宝石を捜して欲しいと?僕は、探し物を見つける人間じゃないですよ?」

「いや。それじゃない。宝石は見つかったんだ……幼い少年の手の中に」

「じゃあ良かったんじゃないですか?」

八雲が欠伸をしながら、後藤に訊ねる。
後藤が困ったように頭をかきながら答える。

「いや。実際警察が頭を悩ませているのは、持っていた少年が死んでたんだ」

「別に偶然に偶然が重なっただけだと思いますが……」

八雲がつぶやく。

「警察もそう思っていたのだが……晶のじじいが宝石に触れたとたん寝込んじまったんだ」

「歳のせいでしょう」

八雲が言う。

「だろうか……今は石井もノックアウトだから下手に動けんしなぁ」

後藤がつぶやく。
その言葉を聞き、八雲は、後藤に訊ねる。

「石井さんが寝込んだのはいつですか?」

いつもと違う八雲の様子に後藤は、驚きながら答える。

「殺人事件の捜査のすぐあとだが……」

「まずい!早く石井さんの元へ連れて行ってください」

「ああ……いいが……」

こうして、八雲たちは石井の元へ向かうことになったのだ。

第1話オワリ

Re: コナン×八雲×ルパン〜呪いの宝石〜 ( No.3 )
日時: 2011/07/03 13:07
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

第1章〜出会い〜『八雲とコナン』


第2話〜コナン〜

俺はおっちゃん達と一緒に、今回の被害者、藤堂厳重朗の家を訪れた。

「あの〜探偵の毛利小五郎ですが」

「あ、はい……」

透き通った女の人の声が聞こえた。
声からして、18、19か……
そんなことを考えているうちに、腰まである髪の毛を後ろでポニーテールにしている女の人が出てきた。

「どうも……藤堂夏樹と申します」

丁寧にお辞儀をした。
俺たちもつられてお辞儀をする。

「で、今回亡くなられた、藤堂厳重朗さんのことなんですが……」

夏樹さんの表情が一瞬、曇った……気がした。

「では、お部屋のほうで話します……」

夏樹さんは俺たちを美しい装飾品の着いた部屋へ案内した。

「うわ〜キレイ……」

蘭が感嘆の声を上げる。
まぁ……スゲェよな……いくらかけて作ったんだろうか?

「おい!蘭?さっさと座れ」

おっちゃんが言う。
蘭は、

「はぁい」

と、言って座布団にすわり周りを眺めた。
おっちゃんはその様子を見て頭をかき、夏樹さんに話し始める。

「で、厳重朗さんはどんな人だったんですか?」

「祖父は……厳しくて、なかなか話さない人でした。でも、近所に住んでいた歩君とは仲が良かったですね」

「歩?それって……厳重朗さんが亡くなって、すぐ後に発見された男の子じゃありませんか!」

おっちゃんが立ち上がって叫ぶ。

「え、えぇ……」

夏樹さんが答える。
何だ?あの一瞬戸惑ったような返事は。

「歩君がどんな子だったか教えていただけませんか?」

「優しくて、明るい子だったと思います」

「なるほど……では、歩君が持っていた宝石についてですが……」

「……!あ、はい」

何だ今の表情は……
もしかして歩君が宝石を持っていたことを知らなかった?
いやそんなこと、あるはず無い。
だって、あれだけニュースや新聞にどかどか出されりゃ誰だって知ってるはずなんだが……

そのとき、蘭が言った。

「あれ?あの写真……歩君ですか?」

蘭が一枚の写真を指差した。
そこに写っていたのは……ん?歩君じゃない?だって、顔つきが少し違う……双子か?。
母親らしき人に抱きかかえられている。

「え……?えぇ……そうよ。歩君よ」

この人……何か隠している……
しょうがない。あの手に出るか。

「ねぇ〜おねぇさん」

「何?」

俺は、夏樹さんの手をとり廊下まで行き、訊ねた。

「ねぇ〜僕ね……この家探検したい」

「どうして?」

「だって難しいお話ばっかで僕、つまんない」

「いいわよ。この家は古いから気をつけてね」

「うん」

よっしゃ。かかった。
俺は二階へあがり、タンス等を調べた。

「ん?日記帳?それも5年前の……」

俺は、日記帳をぱらぱらとめくった。
どうやら厳重朗さんの物の様だ。
目に付いたものを読んでいくと驚くべきことが書かれていた。

○月×日
わしは駄目かも知れん。
たしかに、アレを持ち歩くのは危ないと思う。
しかし、もっとかないと気が落ち着かない。
どうしたらいいんだ……

○月□日
今日も怪しい奴を見かけた。
黒ずくめの男だ。
やっぱり、アレを狙っているのか……

○月△日
アレを捨てようと決心し川へ投げ入れた。
だが、家に帰ると机のうえにあった。
いったい何なんだ?

黒ずくめの男?
まさか……ジン、ウォッカの仲間か!
でも、じゃあなぜ、歩君の遺体にそれを握らせたんだ?
なぜ?

でも、これ以上探したところで何も出ない。
下へ降りて、夏樹さんの様子を見よう。

下ではまだ、おっちゃんの質問攻めが続いていた……

でも、俺はこの時、わからなかった。
事件を解決するためのこまが一つ抜けていたことに。

第2話オワリ

Re: コナン×八雲×ルパン〜呪いの宝石〜 ( No.4 )
日時: 2011/07/03 13:05
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

あげ

Re: コナン×八雲×ルパン〜呪いの宝石〜 ( No.5 )
日時: 2011/08/06 23:20
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

第1章〜出会い〜『八雲とコナン』

第3話〜八雲〜

車内では、八雲がいつもより真剣な表情をしていた。
晴香はこんな表情の八雲は見たこと無かった。
焦りがまじった瞳。

不意に後藤が八雲に訊ねる。

「おい。何で石井がやばいんだ?」

その質問に八雲は答えない。
後藤は大きく息を吐くと、ハンドルを握りなおした。



そして、少したつと、真っ白の壁に覆われたマンションが姿を現した。
後藤は、そのマンションの駐車場に車を止めると、エレベーターへ向かった。
そのあとに晴香達も続いた。

後藤は三階のボタンを押すと、腕組みをし、階数表示を見ていた。

「あの……後藤さん」

晴香が後藤に話しかける。

「何だ?晴香ちゃん」

「八雲君、いませんよ?」

その言葉を聞き、後藤はあわてて、狭いエレベーター内を見まわした。
たしかに、八雲の姿は無かった……




チン……

軽快なエレベーターの到着音が聞こえた。
そして、扉が開いた。

扉の前には、不機嫌そうな顔をして立っている八雲の姿があった。

「遅い!」

「八雲君?まさか、階段であがってきたの?」

「それ以外に無いだろ」

「何故、エレベーターに乗らなかったんだ?」

後藤が訊ねる。八雲は大げさにため息をつき、答える。

「階段のほうが何かと都合がいいからだけど?」

「エレベーターのほうが都合いいと思うんだけど……」

晴香が言いかける。



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