二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ポケスペ【アメジスト】
日時: 2011/07/23 16:44
名前: 燈兎 (ID: kwnhES1m)

燈兎です、これはポケスペの小説です

主人公
アメジスト
人間不信で人間嫌いの少年。10歳
一度、レッドと会ったことがある←5歳くらいの頃
紫色の髪と目、黒のシャツにアメジストのペンダント、藍のズボン



手持ち
ラピス(ルカリオ♂)
アメジストの相棒
ラズリ(ゾロアーク♂)
人に化けるのが好きなアメジストの良き理解者

物語は、エメラルド編の終わりから

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Re: ポケスペ【アメジスト】 ( No.2 )
日時: 2011/07/23 17:01
名前: 燈兎 (ID: kwnhES1m)

??視点

別に、ジラーチ保護とか、僕には関係なくて、ただ単に、幼いころ会った、赤い人を一目見たかった、話すつもりなんて微塵もない
僕は、暗闇が好きだ。
ここ、バトルフロンティアには、アトリエの穴というところがあるらしいし、あの赤い人を少し見たら、そこへいこう

「ラピス、人の気配はありませんか?」
『いえ、あなたの探し人とその相棒なら、アトリエの穴近くにいますが』
「そ」

赤い人に気づかれないように、そっと、気配を断って、穴の中へと入る

後ろから、何か追いかけるような感じがするが、ほっとく

ざ・・・ざっざっざ・・・

・・・・おかしい、だんだん、近づいてる

「・・・誰です?出てきなさい!」

ばしゅ、ラピスが波動弾を放つ

爆発音が響き、煙が発生する。すると、その煙の中から

「10万ボルト!」

電撃が迸った

「ラピス、守るです」

結界が張られ、電撃を防ぐ

「フラッシュ」

ラピスが強い光を発し、あたりが明るくなる、そこには、威嚇体制のドーブルと、あの、赤い人がいた

「やっぱり、君だったんだね、アメジスト」

赤い人は、無邪気に、そう、純粋に笑った

ニクイホドニ





     出会う二人

(久しぶりだな)
(僕は、別に会いたくありませんでしたー・・・)

Re: ポケスペ【アメジスト】 ( No.3 )
日時: 2011/07/24 08:45
名前: 燈兎 (ID: E6/XiT63)

グリーン視点
グリーン=緑 アメジスト=紫 ブルー=青 イエロー=黄
ゴールド=金 シルバー=銀 クリスタル=晶 ルビー=紅
サファイア=蒼 エメラルド=翠

紫「・・・アメジストですー・・・」

第一印象は、おれや、シルバー並に、無表情だった

死んだような顔をしているのに、目は濁ってなくて、何か強い意思を持っていた

隣にいるライバルは戻ってきたときからにこにこ顔で、

赤「うちの母さんの友達の一人息子、アメジストっていうんだ!」

そう言うレッドを、人を殺せるんじゃないかってほどに睨む、アメジスト

あの様子だと、無理やり、連れてこられたんだな

とりあえず、おれたちは自己紹介をした

ふと、クリスの紹介のとき、アメジストがじ・・・とクリスを見ていた

晶「私の顔に何かついていますか?」

視線に気が付いたクリスがアメジストに問う

紫「・・・捕獲」
晶「え?」
紫「クリスさん・・・あなた、ポケモンたくさん捕まえましたかー?」
晶「!ええ・・・」

なぜ、クリスがポケモン捕獲者だと分かったのだろう

紫「やっぱり・・・たくさんポケモンのにおいがプンプンしますー・・」

苦い顔をするアメジスト

紅「においって・・・サファイア並の鼻だね・・・」
蒼「な、失礼ったいね!」

ルビーがつぶやいた言葉に突っかかるサファイア

金「なあなあ、ずっと気になってたんだがよー?」
全「?」

静かだったゴールドが話す

金「そのポケモンなんだ?てか、おめー出身どこだ?」

びっ!とアメジストの隣にいる青と黒のポケモンを指さす

アメジストは無表情のまま、馬鹿にするように

紫「そんなのも知らないんですかー?ッハ」
金「んだとコゥラァァァァ!!」
晶「こらゴールド!」
黄「やめてください!」

今にもアメジストにつかみかかりそうなゴールドを、クリスとイエローが抑える

紫「・・・僕の手持ちは二匹しかいませんからー・・・ま、いいですけどー・・・」

それでもしぶしぶ、アメジストはもう一個のボールを取り出す

紫「ラズリー」

ポン、と音が出て出てきたのは、今まで見たこともないポケモンだった

紫「・・・ルカリオのラピスとー・・・ゾロアークのラズリですー」
赤「すっげぇ!」
紅「beautiful!」
晶「こんなの見たことないです・・・」
黄「うわぁ!」
青「へぇ・・?」
銀「・・・」
蒼「わぁ、すごかったい!」
翠「へえ、初めて見るな」
緑「・・・」

こいつ・・・おれたちを見る目と、ポケモンを見る目とじゃ全然違うじゃんか・・・あれか?人間嫌い、てやつ

赤「なぁなぁ!アメジスト!バトルしようぜ!!」
紫「えー・・・」
『やりましょうよ、アメジスト』
紫「な・・・ラピスまで・・・」
全「?」

・・・?アメジスト、ポケモンと話してるのか?イエローみたいにトキワの力をもってんのか?

紫「んー・・・別に・・・いいですけど・・・」
赤「じゃあ決定だな!」
金「レッド先輩おれもやりたいっす!!」
蒼「あたしもやりたいったい!」
紅「バトル馬鹿・・・」
緑「ルビー、それ言ったらおしまいだ」

結局、アメジストVS赤・金・蒼になった

アメジストは顔を真っ青にしながら、いやいやボールを構える

緑「はぁ・・・じゃあ、おれ審判やるな」
赤「おう、頼むぜグリーン!」
緑「アメジストが手持ち二匹だけだから、使用ポケモンは二体、どちらかが全部戦闘不能になったら勝利、はじめ!」

バトルが始まる——




   対面


(・・・なんでこんなことに・・・)

Re: ポケスペ【アメジスト】 ( No.4 )
日時: 2011/07/24 09:01
名前: 燈兎 (ID: E6/XiT63)

シルバー視点

レッドとアメジストとかいうやつのバトルが始まった

紫「ラピスー、お願いしまーす・・・」
『まかせてください』

ルカリオとかいうポケモンが前にでる

レッドは何を出すのだろう

赤「んー?タイプがわかんねーな・・・ピカ!」
「ピ」

レッドのピカが前にでる

赤「先行どーぞ」
紫「・・・波動弾」

どん、ものすごい速さでピカに何かが当たる、煙が上がり、ピカの姿が見えない

あのレッドも唖然としてる

煙が晴れると、そこには戦闘不能になったピカが

赤「ピカ!?」
青「うそ・・・あのピカが?」

ブルー姉さんが震えた声でつぶやく

紫「・・・お疲れ様ですー・・・次、ラズリー」
「ヴァゥオ!」

二体目はゾロアークというポケモン

赤「・・・ニョロ!」

今度はニョロボンのニョロ

紫「・・・今度はそちらからどーぞ」
赤「・・・水鉄砲!」
紫「イリュージョン」
「ヴァァァオ!」

ゾロアークが地面に手を突っ込んで蔓をだす

その蔓にニョロが捕まる

赤「ニョロ!」
紫「悪の波動」
「ヴゥウ!!」

攻撃が放たれ、あっという間に戦闘不能、アメジストの圧勝だった

Re: ポケスペ【アメジスト】 ( No.5 )
日時: 2011/07/24 15:17
名前: 燈兎 (ID: E6/XiT63)

アメジスト視点

結果、全部僕が勝った

紫「・・・満足しましたかー?じゃあ、僕はこれで」

僕は帰ろうとして海のほうへ歩いた、けど、

赤「あ、おい待てよ!」

また、レッドに手をつかまれた

赤「もう少し、ゆっくり話そうぜ!」

また、純粋で無垢な笑顔をして・・・

本当・・・

紫「腹が立ちますねー・・・」
赤「え?」
紫「なんでそんなに純粋に笑ってられんですかー?ありえないですよ・・・本当になんで・・・なんで!!!」

急に大声を出した僕に驚くレッド、でも、頭に血が上った僕は収まらない

紫「僕が・・・僕がどんな思いでここに来たか知らないで!ついさっきまで闘いがあったこの場所で、のんきに遊んでられるんですか!あんなに悪のそばにいながらなんで染まらないんですか!!なんでそんなに純粋に笑ってられるの!?どうして・・・・っ」

急に眠気がき、崩れ落ちる僕、その体を、レッドが受け止める

赤「おっと・・・、さんきゅ、クリス」

アメジストを眠らさせたのは、クリスタルだった

晶「いえ、どうってことありません」

クリスは手持ちのネイティオ・ネイぴょんの催眠術でアメジストを眠らさせたのだ

緑「そいつ・・・かなり精神不安定だな、なんかあったのか?レッド」
赤「いや・・・おれにはよく・・・8歳に会ったきりだし」
紅「・・・過去の、トラウマ・・・ですかね?」
緑・赤「「え?」」

ルビーがつぶやいた言葉に疑問を持つ二人

紅「僕や、サファイアが受けたトラウマと同じように、彼にも、何かつらい過去があるってことではないでしょうか?」
赤「トラウマ・・・か」
『・・・そなたたちには、話すべきか』
「「!!」」

ルカリオから発せられた言葉に一斉にそちらを向く








     起きた後の後悔

(なんで話したの?)

Re: ポケスペ【アメジスト】 ( No.6 )
日時: 2011/07/30 14:54
名前: 燈兎 (ID: Udl5WVp3)

パシン!
乾いた音がポケモンセンターの一室に響く
お茶を飲んでいたブルーたち女子組はカップを持ったまま固まり、特訓という名のバトルをしていたレッドたち男子組は戦闘態勢のまま固まる
たたかれたのは、ルカリオのラピス。たたいたのは、ラピスの持ち主、アメジストだった

『・・・アメジスト』
紫「何やらかしちゃってるんですかー・・・?ラピス」

ボーイソプラノの声が低く唸る
無表情の瞳に何とも言えない怒りや屈辱、悲しみがみられる

『・・・彼らには、あなたのことを知るべきだと思い・・・っつ!』

彼からは考えられないほどの鋭い眼光でラピスを黙れせる

晶「ちょ、ちょっと!なにもたたくことないじゃない!」

いち早く我に返ったクリスタルが叫ぶ、それにゴールドもはっとし

金「手持ち殴るなんてな!さいてーのヤローだぜ!!」
黄「ご、ゴールドさん!」

アメジストに今にも殴りかかりそうなゴールドをイエローは必死に抑え込む

紫「・・・あんたたちにはかんけーねーだろ・・・・黙っててくださいよー・・・」
蒼「だからって・・・自分の手持ちばたたくことなかとよ!?」
翠「・・・おれよりひどいぞ」
紫「・・・・」

アメジストは無言のままラピスをボールにもどし、今度はゾロアークのらズリをだす

『・・・ヴァぁぁお?』

ラズリは心配そうに、うつむいてしまった己の主を見る
心なしか、彼の肩が小刻みに震える

紫「・・・もう、帰りますー」

それだけいい、彼は2階の部屋から飛び降りた

青「ちょ!?」

飛び降りた場所へ行けば、そこにはピジョットに乗っているアメジストが

赤「アメジスト・・・手持ちは2匹しかって?」
紫「・・・ラズリー、出してください」
『ぴじょー!』

アメジストはそのまま飛び立ってしまった

緑「あいつ・・・帰るったって・・・」
黄「帰る場所は・・・もう」
銀「・・・」
赤「・・・行こう」

ぼそ、とレッドがつぶやく

赤「行こう!!【最果ての孤島】へ!!」




       彼らが目指す先

(それは、彼が育った場所であり)
(幻のポケモンがいる場所)

















 (お願い・・・助けて)


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