二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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HUNTER×HUNTER 【因縁】
日時: 2011/09/01 17:58
名前: クー (ID: Mjm32rxv)

初めまして、クーと言います!
今回は自分の好きな漫画のHUTER×HUNTERの小説を書きたいと思いました

*注意*
・オリジナルキャラクターが登場します
・グロ注意
・初めての小説なので所々ミスがあるかもしれません
・煽りや荒らしはなしでお願いします

以上の事がOK!っていう方々はどうぞ、お進みください





*登場キャラクター*
(元作品より登場のキャラクター達の説明は割愛させて頂きます。「説明必要だろ!」と思う方がいらっしゃったら御遠慮なく書きこんでください)

・ゴン=フリークス
・キルア=ゾルディック
・ヒソカ

オリジナル

・ネロ=ネビオン
年齢 12
身長 158㎝
容姿 黒髪、赤眼。 白のパーカーに黒の長ズボンを着用し、その上から黒のマントを羽織っている。
能力 『鋼鉄の鎧』(アイアンメイル):触れた物を硬化させる

・リオ=ネビオン
年齢 54
身長 182cm
容姿 黒いタンクトップに白の長ズボン。金髪で赤目。

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Re: HUNTER×HUNTER 【因縁】 ( No.1 )
日時: 2011/08/28 14:10
名前: クー (ID: mnC5ySyz)

第0話「瞬間移動×山奥×館」

 木々をかき分け、キルア=ゾルディックは携帯に送られてきた一通のメールに添付された地図を頼りに進んでいた。

「ったく、何だっていきなりこんな山奥に……」

 キルアは愚痴をこぼしつつも視界を遮るツタや草を引き裂きながら歩く。何故彼が山奥を一人で歩いているのかというと……。

***

 クジラ島。ゴン=フリークスの家で休んでいた二人の携帯にメールが一通入った。差出人はなんとヒソカだった。未だ目的も不明な彼からの初めてのメール。興味をそそられ、二人がメールを開いた瞬間、視界が白く塗り潰された。

***

 こうしてキルアが気がついた時には山の中。おまけにゴンの姿も見当たらない。頼りになるのはヒソカから送られたメールに添付された地図だけだった。
 ヒソカが本当に絡んでいるとなると、ゴンの事が心配で仕方なくなり、自然と足が早まる。すると、ようやく視界が開け、巨大な館がそびえる野原のような所へ出てきた。改めて地図を確認すると、どうやらあの館が目的地のようだ。

(ゴンはもう着いてるのかな)

 焦りは募るばかり。キルアは館の扉を開け、中へと入る。天井にはシャンデリアが吊るされていたが、明かりがついていないため、館内はかなり暗かった。闇に目を慣れさせ、キルアはゆっくりと、慎重に進む。
 床はギシギシと年期を感じさせる音を立て、周囲はそれ以外の音が聞こえず、不気味な空間が広がっている。
 足元に何かが突っかかる。手さぐりで触ってみると、どうやら階段のようだ。踏み外さないように慎重に登っていく。

(ここからなら届くな……)

 キルアは目を閉じ、右腕に念を集中させる。たちまち右腕に電流が帯電し始める。バチバチと音を立てながらキルアは右腕を突き出す。

雷掌イズツシ!」

 腕から電流が迸り、シャンデリアに直撃する。
 すると、シャンデリアの明かりが灯り、一瞬目が眩んだ後、ようやく辺りが見回せるくらいの明るさになった。
 しかし、同時に背後から背筋の凍るような殺気を感じた。


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