二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- BUSTRKEEL!改
- 日時: 2011/09/10 19:07
- 名前: 麗羅 (ID: ia9Umcvq)
前にも、同じのを書いたけど、うまくいかなかったので、書き直しますね。
キャラクター紹介
イオン(女)
・この物語の主人公。普段は、人間の姿をしているけど、本来の姿は『星の使徒』と呼ばれる魔獣。10年前、突然いなくなった恋人を捜して旅をしている。
キール(男)
・自分を人間の姿に変えた魔獣使い・シバを捜している。本来の姿は、『龍猿(ドラゴンエイプ)』と呼ばれる魔獣。
ブルー(男)
・川や湖を守る魔獣『水鬼』。故郷の村を滅ぼした魔獣『黒切』を捜し敵打ちしようとしている。普段は、人間の姿をしている。
〜あとから多くのキャラクターがでてきます。
- Re: BUSTRKEEL!改 ( No.5 )
- 日時: 2011/09/11 18:46
- 名前: 麗羅 (ID: ia9Umcvq)
その日の夜、イオンは屋根の上に座り、刹那の事を考えていた。冒険者として各地を歩き回って来たのだが、まったく有力な情報が手に入らない。入ってくるのはうわさばかりで、信用していいのかまったく分からないものばかりだった。
イオン“シバに旋律魔法を教わって、もう4年になる。この町を拠点にして仕事をしてきたけど、そろそろ、この戦いが終わったら、また各地を回って刹那捜しを本格的に始めようかな”
そう思いながらイオンは、シバが行方不明になる前に弾いていた曲を歌った。旋律魔法の曲で、難しく、あまり覚えてないがそれでも、歌わずにはいられなかった。
その時、キールはたまたまイオンの歌を聞いていた。
キール「この曲......まさか......」
- Re: BUSTRKEEL!改 ( No.6 )
- 日時: 2011/09/11 21:56
- 名前: 麗羅 (ID: ia9Umcvq)
Burst2 『秘められた姿』
次の日。ワンメロ西の森で、イオン達は『リザード』を捜していた。すると、キールから昨日の事について聞かれた。
キール「イオン、昨日歌ってた曲なんだ?」
イオン「え?」
キール「昨日の夜、屋根の上で歌っていただろ?」
イオン「あの曲、私の恩人がよく弾いてた曲を歌にした曲なの。全部は覚えてないけど」
キール「その恩人ってまさか......」
キールが続きを喋ろうとした時、『リザード』が現れた。イオン達は、その『リザード』に着いていき、ボスのところまで行こうとした。その時!!
?「ダレだお前ら?」
冒険者「え!?」
?「何で人間が俺の森に踏み込んでんだぁ?」
そういうとそいつは、大きな尻尾でイオン達を攻撃してきた。
冒険者「うわぁ!!!」
イオン「キャア!」
冒険者「なっ何だ!!」「くっ......」
キール「こいつが『ボスリザードマン』か!?」
イオン「違う、こいつは。A級魔獣『キングリザードマン』!!」
魔獣「お前ら......冒険者とかいう奴らだな。うちの若い奴らを返り討ちにした人間ってのはお前らか...」
『キングリザードマン』はそう言ってイオン達をにらみつけていた。うちの若い奴ら=昨日の『リザードマン』の事だろう。
冒険者「おい!!『ボスリザードマン』って話じゃなかったのかよ」
イオン「確かに。でも、今そんな話してもしかたがないでしょ!」
キール「A級だの何だの何ゴチャゴチャ言ってんだ!ボスだかキングだか知らねぇが、ザコにはかわりねぇだろ!」
冒険者「何言ってんだ。A級魔獣だぞ!!」
- Re: BUSTRKEEL!改 ( No.7 )
- 日時: 2011/09/12 07:09
- 名前: 麗羅 (ID: ia9Umcvq)
キールは、冒険者が言ってる事などお構いなしに魔獣の頭上まで飛び、攻撃した。
キール「はーッ!!バースト無双!!」
しかし、なんのダメージにもならなかった。
キール「おろ!!」
魔獣「バカめ。人間が俺にかなうとでも思ったか!!」
キール「ブッ!!」
キールは、スパイク状になった尻尾で、ふっ飛ばされた。
イオン「キール!!」
魔獣「ちょうど腹も減っていたところだ。お前ら全員喰われな」
キール「ザコが調子に乗んなよ......」
キールは、よろけながら魔獣に言った。
冒険者「だから何でアレがザコなんだよあんたは!!」
イオン「確かにアレじゃあ、あまり強いとは言えないね」
冒険者「あんたまで、それを言うのか!!」
魔獣「面白い、俺をザコ呼ばわりか」
魔獣は、にやりと笑ってイオン達を見下ろした。
魔獣「やってみるがいい。俺を倒せるかどうか!!」
イオン「いいよ。やってあげる。後悔しないでね」
イオンは、そう言うと一瞬のうちに魔獣の頭上に飛び、攻撃をくらわせた。
イオン「燃えよ!火星の力、『バーニングファイヤー』」
- Re: BUSTRKEEL!改 ( No.8 )
- 日時: 2011/09/12 17:20
- 名前: 麗羅 (ID: ia9Umcvq)
魔獣「ぐギャー!!」
イオン「やったか!!?」
イオンの攻撃は、魔獣の顔に直接命中したので、ダメージは大幅にあった。だが......
魔獣「ッシャー!!」
イオン「ガッ!!」
油断していたせいか、魔獣を倒す事はできず、攻撃をくらってしまった。
キール「イオン!!」
イオン「くっ......」“くそ、A級だからって油断した”
“油断大敵だ。バーカ”
イオン「!!」
イオンの頭の中に昔の記憶が蘇った。まだ、刹那と一緒にいたころ、刹那が使っていた四字熟語だった。
イオン“そう言えば、刹那っていつも四字熟語を言ってたっけ。私がやられて、「油断してただけ!」って言うといつも「油断大敵」って言われて、私が怒ってたんだ”
イオンはすぐに立ち上がって、思わず笑ってしまった。立ち上がると、冒険者の二人が尻尾巻いて逃げていた。
キール「なさけねぇ。それでも冒険者かよ」
イオン「そうだよね。なさけないよね」
キール「イオン?」
イオン「でも、今度は油断したりしないよ、刹那」
キール「イオン。お前、今何て言った?」
イオンは、キールの質問を無視してキールに笑いかけた。
イオン「キールこれをして」
イオンは、持っていたリングをキールに渡した。
キール「なんだ?それ」
イオン「魔獣使いが使う『契約の輪』。旋律魔法を、直接相手に伝えることができるの」
キール「でも、これは魔獣しか効果が無いんじゃ......」
イオン「じゃあ、キールは魔獣じゃないの?」
イオンは、笑いながらキールに問いかけた。
キール「ふん!じゃあ、昨日歌っていた曲を歌え」
イオン「え?」
キール「いいから歌え!!さあ、第2ラウンドだ、デカブツ」
- Re: BUSTRKEEL!改 ( No.9 )
- 日時: 2011/09/12 19:06
- 名前: 麗羅 (ID: ia9Umcvq)
イオンはまだ、キールの意図が分からなかったが、何かをためしているのだと分かったから、キールの言うとおりにした。
♪舞う雪は星の欠片、天体に手を伸ばして、行きかう願い、感じているねすべては今、モノクロームの中♪
魔獣「何のつもりか知らねぇが耳ざわりだ」
魔獣は、大きく息を吸い込み攻撃態勢をとる。
キール“やっぱり......この曲”
魔獣「燃えつきろ!!」
イオン「火炎弾!!よけてキール!!」
魔獣が放った火炎弾は、キールめがけ、大きな音を立てて命中した。
魔獣「へっへったわいもない」
イオン“キール!!”
自分の考えは甘かったのかとイオンが思ったその時、爆炎の中からキールの姿が現れた。
キール「残念だったな。そんな炎、俺には効かねぇ。龍猿の腕にはな!!!」
魔獣「ドッ龍猿だと!!」
キール「そうさ。シバの野郎に人間の姿にされてから3年......久しぶりだぜ、この感覚」
イオン「シバに.....」
“奴は俺の大事なものを奪った......”イオンは、初めてキールに会った時、そんなことを言っていたのを思い出した。
イオン“龍猿。3年前シバによって退治された、凶暴な大猿の魔獣か。”「モンスタークラスはA級のさらに上のS級魔獣」
キール「覚悟しな」
魔獣はありえないと言った表情で言った。
魔獣「ふっふざけるな。あの凶暴な魔獣が冒険者だと!?」
キール「信じられねぇなら確かめてみな......龍猿の力を」
キールが魔獣に向けて、プレッシャーを放ったので、魔獣はビクったが、すぐに攻撃をしようとした。
魔獣「ほざけ。片腕で何ができる!!」
キール「エンジン!!全開!!!『バーストブリット』!!!」
キールの一撃が、魔獣の顔に直撃。一発でKOになった。
キール「ファンキー!!」
イオン“さすが忌み子と呼ばれる魔獣か”
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