二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ONE PIECE〜天竜少女の物語〜(お知らせ!
日時: 2013/10/14 17:15
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)

こんにちわ!!
作者、サリーと言います!
この小説を読む時の注意です。
———
*この小説は、フェアリーテイルのキャラが登場します。
*主人公、滅竜魔導師。
*フェアテ要素少しアリ。
*あらしなどの迷惑行為はやめてください。
*更新亀でございます。
*キャラ崩壊あるかも…?
———
私の初作品でございますので変なところもあります。
ですが、「面白かった!」などの感想を持たれたら、
コメントをよろしくお願いいたします。

—「さぁ、冒険の始まりだ!!」


目次

イメソン>>62

第1章>>03-09“天竜少女”カノン登場!!

第1話 墜落>>03
第2話 加入>>05

第2章>>14-37宝島上陸&カノン・クッキング!

第3話 魔法>>09
第4話 上陸>>15
第5話 夢>>17
第6話 戦闘>>23
第7話 電話>>26
第8話 笑い>>37

第3章>>38-112冬島姫霊と氷竜と激震の塔

第9話 冬島>>38
第10話 異界>>48
第11話 化物>>50
第12話 黒猫>>58
第13話 幽霊>>63
第14話 入れ墨>>99
第15話 見えた>>111>>112
無題>>138←new!!

〜番外編〜 
*カノンクッキング>>20
*勘違いのチョコ>>73
*アリス少女の物語!?(SS)>>110
*(勇騎那さんリク)麦わらファッションショー☆>>132←4/18更新!

+おまけ+

こぼれ話のコーナー>>98

オリキャラ募集用紙>>40(現在ストップ中)
番外編リク募集用紙>>55(現在ストップ中)

☆  企 画 ☆

・SS募集!!
投稿用紙>>127
〜作品〜
noeruさま作/女の戦い>>129
勇騎那さま作/ご 対 面>>131>>159

1周年企画☆>>153←見てね〜〜☆
企画イメソン「はたふってパレード」>>154
イラリクサンプル>>169

〜オリキャラ〜
《ドラニール・カノン》>>07(第1章第1話)
ショコラさま作《ショコラ》>>44(第2章第2話登場!)
     《ホーリーナイト》>>52(第2章第4話登場!)
     《シャオ・ラングローリー》《エルク・テレジア》>>157
     《ノア・グラニデ》《ウォル・ルミナシア》>>158
月那さま作《レイス・テンペスト》>>46
noeruさま作《サーシュ》>>56
      《アルフォンソ・ガーネット》>>160
勇騎那さま作《ヘルガ・レジーナ》>>81

*+*お客様*+*

・ふーまさん さま 
*お初コメを入れって下さった方です!!
 また来て下さいね〜

・あんみつ姫 さま 
*2度目のコメを投下してくださいました!!
 どうぞ楽しんでってください!!

・水夢 さま    
*あんみつ姫さまの10分後にコメを入れて下さった方!
 これからもよろしくお願いしま〜す☆

・noeru さま 
*オリキャラ募集を提案してくださった方です!
 しかもオリキャラ設定をすごい考えています!!

・月那 さま    
*他の小説でもお世話になってます☆
 彼女も小説を書いていて、描写がとても奇麗ですよ〜

・ショコラ さま  
*初のオリキャラを投稿してくださりました。
 その上、この小説が大好きって…(泣)

・かがみ さま   
*私の他作品のオリキャラを書いて下さった方です。 よければこちらのも…

・勇騎那 さま
*ワンピ小説仲です!!
 映像の方で原作沿いの男顔女主のお話です!

・雷人 さま
*フェアリーテイルの小説を書いています!
 100話越えで熱く泣ける小説です!!

—ありがとうございます!!

ご相談→≫185 
このような書き込みがされたのですが
どうしたらいいでしょう?

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Re: ONE PIECE−天竜少女の物語−(SS連載開始! ( No.111 )
日時: 2012/03/30 20:09
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

今回、残酷な描写・グロテスクなシーンがありますので苦手な方はご注意ください。
——
見えた

「助けてって…どういう事?カノン」

カノンは瞳に涙を浮かべながら下を向いて困惑した顔でいった。

「首を斬られた時、見えたの…彼女の全てが」
「!?」

そして彼女の口からヒールについての過去が話された。

◆◆◆

今からおよそ200年前、パンドラ。
この日新しい命が誕生した。それがヒールであった。

「国王!生まれました!」

家来が喜びの表情で玉座に座ったヒールの父に報告した。
しかし、王は暗い声で聞いた。

「性別は?」
「あ、はい!麗しき女の子です!」
「…なんだ女か」
「え…?」

戸惑う家来を余所に王は玉座から立ち上がった。

「何処へ?」
「セイナに会いに行く」

◆◆◆

医務室に王が行った時、ヒールの母—セイナは血まみれで暴れまくっていた。

「どうして…どうして女の子なの!?なんでなの!?」
「落ちつけセイナ」

王に呼ばれたセイナはハッと我に返り王の方を見た。

「あなた…」
「産んでしまったのなら仕方がない。育てよう」

◆◆◆

この国の全てを選ぶのは王だ。つまりその座を継承できるのは身内の男性。
ヒールの家系にはもう男性は王しかいない。
その報告を聞いた島の住民達も表情を曇らせた。

「おいおいウソだろ…」「一体この国はどうなるんだ?」

人々が不安に包まれる中、ヒールが3歳になった頃の事だった。

「おかーさん、わたしの名前ってなに?」

ヒールがセイナの服の裾を掴んで聞いた。しかし母親の視線は氷のように冷たい。

「自分で決めなさい」

そういうと自分の子の手を振りほどいて、セイナはつかつかと先に行ってしまった。
廊下でポツンと立っていたヒールの後ろに人影が立っていた。

「どうかしました?」

クシャクシャの黒髪で赤い瞳で15歳くらいの青年が優しく声をかけた。

「わたし、名前がないの。だからおにいちゃん、名前きめて」

突然の頼みに青年が戸惑った後、苦笑して微笑みながら言った。

「俺センスないんですみませんが…。ヒール。ヒールなんてのはどうですか?」
「ひーる…うん!いいよ!」
「そうですか。ならよかった。あ…じゃあ俺はちょっと用事があるんで、
また会いましょう。プリンセス」

青年はウインクをした後急ぎ足で歩いて行った。
そんな彼を見た日ヒールは顔を林檎のように赤くさせ、
「また会いたいなぁ…」と思った。
しかし、その後青年は姿を現わさなかった。
城の家来たちに聞いても「そんな奴はいないですよ」と言われ、街中を探しても
青年はいなかった。
いつぞか彼女の記憶には青年はもう消えていた。

そしてヒールが8歳になった時だった。

「このできそこないが!!」
「キャッ」

ヒールは母親に暴力を受けていた。毎日毎日、体と心に傷を受ける日々。
何も恵まれない、そんな日々が続いていた。
しかしある日——

「国王!!王妃!!」
「どうした?そんな血相を変えて」
「ここっ…これを…」

家来が王に何かの手紙を受け取り、目を通した。
———
パンドラの国王、王妃こんにちわ。
突然ですが、言っておきます。
この手紙が届いた日から1週間後までに城にいる誰か1人を生け贄に私に捧げてください


さもなければ、2人の首をいただきます。
          
          —海賊・死風のガルデーンより
———
「がっガルデーンだと!?」
「数々の国に脅迫状を送り、その条件を飲まなかった国を滅ばす男…!!」
「生け贄といったって誰を…」
「…そうよ、アイツよ」

憎しみのこもった声と瞳でセイナは言った。

「ヒールよ!!」
「…!?本気か?」
「ええ!あんな役立たずが死んでもこの国には何の支障もでない!!
むしろ死んでほしいくらいだわ!!あなたもそう思うでしょ!?」
「……ああ」

Re: ONE PIECE−天竜少女の物語−(SS連載開始! ( No.112 )
日時: 2012/03/30 20:09
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

◆◆◆

“コンコン”

「ヒール、私よ」「どうぞ」

セイナは爽やかな顔で入ってきた。

「ごめんねいつも暴力なんて振るって…」

そして両腕を開いた。

「来なさい。今日だけ抱きしめてあげる」

優しく微笑む母の元へヒールは向かい体を預けた。

「…こんなに大きくなちゃって…」

片手がヒールの頭をなでる。そしてもう片手は何かを持っていた。
ナイフ、だ。

「ちょっと目を閉じてなさい」

そしてセイナは自分の娘が目を瞑ったと確認しナイフを持った。
そして悪魔のような笑みを浮かべ、ヒールに向かって—


“グサッ”


「ハゥッ!!」

貫いた。

ナイフが



セイナの体を。

「はぁっ…はぅぐ!!」

苦しむセイナの耳元でヒールは囁いた。

「今さらいい親?ふざけんじゃないわよ。
あ、そうそう。今日城全体に油を捲いておいたわ」
「!?な…何のために…」
「裏切り者…この国を滅ぼす為よ。私を生け贄になんていい度胸ね」
(きっ…聞かれてた!?)

ヒールはポケットからマッチを取り出し、火を点火させこう言った。

「さようなら、ウジ虫」

◆◆◆

「どうした何事だ!?」
「城が…燃えてます!!」
「なんだと!?」

“カツカツカツ…”

「ヒール!」

バケツを持ったヒールは父親である王の顔を見て微笑んだ。

“バシャッ!”

バケツの中身を王にかけたヒールはマッチの火を投げた。
中身は油——

「ぐぅがぁあああああああああああああああ——————!!!!」
「王!!」
「ヒール様!!何を!?」

王の皮膚が、顔が全てが燃えていくのを見てヒールはケラケラと笑い声を上げる。
すると彼女は近くにいた家来の剣を抜いた。

“ザシュッ”

ヒールは笑いながら家来を斬り殺していく。

「な、何故私達まで!?」
「…憎き王と女王の国の者は全て殺す対象…あの人以外は…」

“ザシュッ”
“グザッグサッグサッグザッグサッグサッ”

ヒールは死んだ死体に剣を指し続ける。笑顔で。何の後悔も無い表情で。

◆◆◆

数時間後、国全てが炎に包まれた。その光景をヒールは丘から見ていた。

「奇麗な景色…」

うれしそうな声が言った。彼女自身の声だ。
しかしここにいてはいけない。
自分が国滅ぼしに犯人と知られてしまう。
その丘から立ち去ろうとしたその時だった。

“ガシッ”
「!?」

足を何かに掴まれた。
下を見ると…

「ヒール…親の私達を…」
「見捨てる気か…?」

真っ黒に焦げ、皮膚も無かった両親達であった。

「ならばお前も道連れだ!!」
「ヒッ———」

その時の彼女の叫びと共にパンドラは滅んだ。

◆◆◆

“パチ…ッ”

「目が覚めましたか」

ヒールは自分に起こっている事が理解できなかった。
生きている。あんな大火事に巻き込まれた自分が。
そして目の前には——

「お久しぶりです」
「貴方は…あの時の…」

3年前、自分の名付け親となった青年だった。

「落ちついて聞いてください。貴方は“レイレイの実”、幽霊人間になりました」
「え…!?」
「これは体が一生霊体になるかわりに不老不死になる能力です。
そして今から貴方をとある場所に連れていきます」

青年は城の一部だった塔を仰いだ。

「あの塔の地下、そこに幻の生物ドラゴン“ヒエーナ”がいます。
ヒエーナはあと200年後、氷が溶け眠りから覚め、世界を滅ぼすことでしょう。
…貴方は世界が憎くないですか?」
「!!」
「自分を産み、苦しませた世界。自分を拒んだ世界。
それを滅ぼせます」
「私に…どうしろと?」
「200年間、ヒエーナの復活まで見守ってほしいのです。
僕では無理ですが、不老不死の貴方ならそれができる。どうでしょうか?」

ヒールは下を向いた。唇を噛み締めた。

決意を決めた。

「分かった。私、やるわ」
「そうですか…では行きましょう」
「1ついい?」
「なんでしょうか?」
「—貴方は何者なの?」

ヒールの方を振り返った青年はそのままこう言った。

「…いずれ」

◆◆◆

過去を知った一同は静まり返った。
カノンは涙を流して拳を強く握る。
しかし、長く続いた静寂を打ち砕いたのは—

「助けよう」

ショコラであった。

「最初はなんだか分からなかったけれど、話聞いたら黙って置けなくなっちゃった。
それに…カノンに泣かれて頼まれたら断れない」
「ショッショ…ジョゴダ〜〜〜〜〜!!!」
「ホーリーナイト、貴方も手伝ってくれる?」
「…フッ、仕方がないな」
「仲間の頼みだ!断る訳ねぇよ!」
「レディが助けを求めてんなら騎士(ナイト)が黙っててどうする」
「なんだかお宝の匂いもするし〜B」
「歴史の謎も」
「だ———ッ!!いい奴すぎるぞおべぇらよ〜〜!!」
「泣き過ぎだ」
「ま、まぁおれにかかればこんなもんは…」
「ショコラさん、パンツ見せてくれm「なんでそうなる!!」

次々と一同の心が団結していく。

「だがどうやってやるんだ?今の所策はねェんだろ?」
「ううん、大丈夫。私に案があるの」

Re: ONE PIECE〜天竜少女の物語〜(最新話更新★ ( No.113 )
日時: 2012/03/30 20:17
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

番外編リク>>55も募集してますよ〜

そして第4章もクライマックスに近づいて来ました〜〜!!

Re: ONE PIECE〜天竜少女の物語〜(最新話更新★ ( No.114 )
日時: 2012/03/31 18:28
名前: 勇騎那 (ID: 4SiygD4o)

へルガの設定追加です

ファッション
・袖が黒で胴の部分が白のロングTシャツ
・赤と黒のチェックのトレンチコート
・黒のハーフパンツ
・青のスニーカー(超軽い)
・両耳にグランディーネの抜けた牙のピアス

性格
・普通に人の文句を言うだけで大爆笑が取れる笑いの神様
・強要と難癖がひどい

備考
・寒さ、暑さなどを一切感じない
・背中に背負ってる弓矢の名前は心目—こころめ—。由来は心の中で念じて打てば必ず命中することから
・六式が使える

Re: ONE PIECE〜天竜少女の物語〜(最新話更新★ ( No.115 )
日時: 2012/03/31 18:56
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

りょーかーーい!!


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