二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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バカテス☆私と戦争と時代を超えた思い出
日時: 2011/10/23 21:32
名前: リーナ (ID: lTRb9CJl)

初めまして!
新参者の、リーナと申します!
皆さん、バカテス知ってますか?
そのバカテスの、キャラと恋させる夢小説にします。
ぜひみてくださいね。

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ホームルーム ( No.1 )
日時: 2011/10/20 20:09
名前: リーナ (ID: lTRb9CJl)

あちこちで武器と武器がぶつかりあう音がする。

頭をかすめるのは二文字の単語。

————敗北。

負ける。

確実に負ける。

でも私一人ではなにもできない。

なにも・・・。

と、そのとき、敵がいきおいをつけて私に襲い掛かった。

私に残っている力を武器に注いで、敵に応じる。

相手の軍は強い。

私は必死に操る力をこめた。

そいつはどうにか倒せたけれど、まだ敵はいた。

・・・それも集団で。

集団戦法ほど厄介なものはない。

それに、私には今の戦いで力を使い切っていた。

このまま・・・殺されるのか・・・。

イヤだと思った。

さっさと楽になりたいとも思った。

でも、それはダメだ。

小さな頃から骨のずいまで刻み付けるようにいわれた言葉を思い出す。

『敵に殺されるくらいなら自分から命を絶て』

敵に殺されるのなら自分で死ぬ。

何度、言われたことだろう。

最初から死ぬ覚悟でこの戦地にたった。

だから、こうなることは覚悟の上で・・・

わかってた。

わかってたけど・・・

思えば、華のない人生だったな・・・

毎日毎日、朝に目が覚めれば栄養をとって学園で勉強をして、家に帰ってもまた勉強して、身体を清潔にして、栄養をとって、身体を休めて・・・


この繰り返し。

エンドレスでずっと。

イヤというほど無限のゴールのない道を歩き続けて。

いい加減、イヤになってきたころだった。

戦争が始まったのは。

毎日勉強を続けたのはこのため。

実際、猛勉強をした・・・はずだった。

なのに。

なのに、負けている。

だから私は死ぬんだ。

こうなることはわかってたじゃない?

そう、思おうとする。

思い込ませる。

最後だけ、叶わない夢があったけど・・・

私は自分の持っていた武器を腹部にあてた。

無造作に刺すと、真っ赤な大輪がおしとどめなく流れる。

痛い。

そう感じるまえに、私は意識を手放した。

さよなら。

夢がかなえられなかったのは残念だけれど・・・仕方ないのだ。

仕方がない・・・。


『昔のように、平和で楽しい時代に生きたかったな・・・』

設定 ( No.2 )
日時: 2011/10/20 21:15
名前: リーナ (ID: lTRb9CJl)

クドウ リナ

謎の人物(でも主人公!)。

喋りかたは男っぽい。

「〜だな」、「〜じゃないのか?」みたいな。

性格はとにかく笑わない。っていうか無表情のことが多い。

それには壮絶な秘密がある。

一人称は私、二人称はキミ。


吉井 明久

バカとテストと召喚獣というライトノベルの主人公。

ものすごくバカ。

ホントにバカ。

しかもお人好し。


坂本 雄二

明久の悪友。

霧島翔子という恋人(本人は認めてない)がいる。


土屋 康太

明久の悪友。

ムッツリスケベでムッツリーニと呼ばれている。


木下 秀吉

明久の悪友。

演劇がうまいが、可愛さゆえ、いつも女役。


島田 美波

明久のクラスメート。

明久のことが気になっている。

極度のツンデレ。


姫路 瑞希

明久のクラスメート。

本来はAクラス(成績ごとにクラスわけしている。当然Aクラスが一番いい)並みの実力を誇る。

明久のことが気になっている。


工藤 愛子

Aクラス所属。

ムッツリーニのライバル。

得意科目は保健体育の実技。

ムッツリーニが気になっている。

一時間目『気がついたら』 ( No.3 )
日時: 2011/10/20 22:24
名前: リーナ (ID: lTRb9CJl)

めまいがする。

吐き気も。

あれ・・・私は死んだんだ。

それなのに・・・この気分はなんだろう?

まるで生きているような・・・
、 、
直感。

なによりも直感がそう告げている。

みたところ、ここはクィルシティではない。

私の居住地、クィルシティ。

戦地となっているはずのクィルシティは、明らかにおかしかった。

周りが・・・うるさい?

なんといえばいいのだろう?

なんだか、騒々しいけど。

イヤじゃなかった。

しかし・・・どうしてこんなに騒々しいのだろう?

ヒトの話し声も聞こえる。

でもその内容を聞くのは、遠すぎてムリだ。

私が考え込んでいると、突然誰かに話しかけられた。

敵かと思わず反応する。

でも、敵じゃないようだ。

・・・しかし、なんといっているのだろう?

「ねぇ、君。どうしたの?」

理解できない。

彼がなんといっているのか。

「大丈夫?」

・・・!?

もしかしてこれは・・・!
、 、 、
日本語・・・・・?

なぜ?

なぜ日本語が使われているの?

だって、だって・・・。
、 、 、 、 、 、 、 、 
日本国の公用語は英語になっているはずなのに・・・

それってつまり・・・。

「How many years is it now in the Christian era?」

「へ?」

あ、いけない。

日本語に直さないと・・・。

「今、西暦何年ですか?」

昔使われていた日本語という言語は、面白くて、勉強していた。

だから、話すことはできる。

もっとも、日本語を使うヒトなんて、誰もいないから、無駄なだけだけど。

「え?・・・えーと、平成23年、4月15日だけど・・・?」

やっぱり・・・。
、 、 、 、 、 
タイムスリップしているようだ。

平成時代・・・1000年前か・・・。

歴史で勉強していたけど・・・。

私は・・・ここで、どうすればいいんだろう?


二時間目『あこがれの時代』 ( No.4 )
日時: 2011/10/21 18:15
名前: リーナ (ID: lTRb9CJl)

まさか1000年も前の時代に飛ばされるなんて・・・。

原因はわからない。

でも、ここはあこがれの時代だ。

自由で、平和で、楽しい時代——・・・。

この時代に生まれてきたかったとどのくらい思っただろう!

私がずっと黙っているのを見かねてか、前にいるヒトは私に話しかけた。

「あの、キミの名前は?」

な・・・ま・・・え・・・?

名前、って、確かヒトを呼ぶ為のコードネームだった気がする。

だけど。

「私にそのような“名前”は存在しない」

前まであったけど・・・、時代が時代だから・・・

「へ?」

面食らっている。

それもそうか。

「正確には、前までは存在していた。だが法律により取り上げられた。よって私は629というコードを与えられている」

こんな法律、なくなればいいと思っていた。

でも、甘くない。

「・・・へ?」

前と同じ反応をした。

「・・・その前に持っていたコードネームはクドウリナ。工藤・・・里奈」

「工藤さんか・・・」

「ところで、キミたちの通っている学校をみせてほしい」

もしかしたらだが・・・。

わずかな可能性に賭ける。

「心得た。こっちじゃ」

「・・・キミはもしや木下秀吉か?」

「いかにも、ワシは木下秀吉じゃ」

まさか・・・

こんなことって・・・ッ

「ではもう一つ質問する。工藤愛子という存在を知っているか?」

「・・・・・工藤・・・愛子・・・ッ」

彼は・・・土屋康太。

おそらくそうだ。

そしてハシバミ色の髪をしたのが吉井明久。

赤色の髪は坂本雄二だろうか。

ピンク色は姫路・・・瑞希?・・・で。

ポニーテールの子は島田美波だったはずだ・・・。

そう聞くと、みんなは驚いた顔をした。

「私の先祖は工藤愛子だ。そしてキミたちの子孫は私の戦友でもある」

「「「えぇえぇぇぇぇ!?」」」

Re: バカテス☆私と戦争と時代を超えた思い出 ( No.6 )
日時: 2011/10/21 20:47
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

はじめまして、雛林檎っていいます。
凄いですね。工藤愛子の子孫ですか。
しかも、Fクラスのみんな戦友とか、ものすごく面白いです。
応援してます!


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