二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマイレブンGO 天使は白銀の世界でナニを願うのか
日時: 2011/12/23 20:07
名前: 真由 (ID: JBoBzSSK)

初めまして☆ 真由と申します。
いつもは映像のほうで書いていますが、完結しないっ(ナゼダッ)
でも書きたいモノは増えていくばかりということで、こっちでもよろしくお願いします♪

なお、めっちゃ下手です。お許しください。



☆天使は白銀の世界でナニを願うのか

 STAGEI 0 >>1 >>2


 STAGEI 1 〜天使による絶望の幕開け〜

1 死とは >>6

2 Nice to meet you,それから。 >>7

3 地上で暮らすにあたって >>8


 STAGEI 2 〜尊敬という名の恋〜

1 白恋 >>9

2 サッカー部にて >>10

3 キックオフ >>13

4 雪村の回想 吹雪自身が語る真実 >>17

5 失踪 >>18

6 とりあえず、雪村の行方 >>19

7 鬼さん見〜つけた >>20

8 取り返せ!! 記憶喪失者 >>21


主人公      羽入 真白 (はにゅう ましろ)

その他登場する重要な人     吹雪 士郎
                 雪村 豹牙
                 吹雪 アツヤ?

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Re: イナズマイレブンGO 雪の天使 ( No.3 )
日時: 2011/11/15 20:07
名前: 風風 (ID: lquHsOOW)  


初めまして☆

初コメですか?自分

頑張ってください!

人気投票に革命(カゼ)
を起こしましょう!!


Re: イナズマイレブンGO 雪の天使 ( No.4 )
日時: 2011/11/15 20:28
名前: 真由 (ID: fDBw1c1j)

初めまして〜、風風さん。
人気投票って? ナンダ?

Re: イナズマイレブンGO 雪の天使 ( No.5 )
日時: 2011/11/15 20:35
名前: 真由 (ID: fDBw1c1j)

あっ、わかりました!!
やってたんですかぁ〜知らなかった〜。
ということで。吹雪くんにいれましたよ♪ 剣城くんと霧野くんと狩屋くんと吹雪くん、みんな大好きだ☆

Re: イナズマイレブンGO 雪の天使 ( No.6 )
日時: 2011/11/16 17:35
名前: 真由 (ID: lqUtiDzA)

STAGEI 1 〜天使による絶望の幕開け〜





1 死とは



そう、死んでしまいたい。
思いついた考えに苦笑いをしようとして、顔の筋肉がもう動かないことに気づいた。

死ぬって・・・ナニ?
ドウシタライイノ?

吹き荒れる雪のなかで、わたしは、生きていない。
「絶望」という名の、ある意味で死んでいる状態だ。
しかし、本当には絶てない命。
なぜなら。天使ですから。



この吹雪を生き残れるモノの一つに、木。
諦めて寄りかかってから、時はどれだけ過ぎたのだろう。
どこか・・・温もりが。気配が。わたしの隣に。

あなたは、だぁれ?  神ですか、天使ですか、人間ですか、獣ですか?

Re: イナズマイレブンGO 雪の天使 ( No.7 )
日時: 2011/11/17 18:03
名前: 真由 (ID: NGqJzUpF)

2 Nice to meet you,それから。



少女は息絶えていると思った。
雪原での死亡事故は珍しくはない。
実際、僕の父さんと母さんと弟も雪崩に飲み込まれてしまった。
あれからいろいろあって・・・それでも、ここに僕はいる。生きている。
仲間と出会い、「完璧」になれた。世界一にもなった。
そして今度は白恋中学校サッカー部の監督。
「完璧」になり成長できた僕でさえ、まだ家族の死は辛い。
少女の家族は悲しむだろう・・・想像するだけで僕まで悲しくなる。



アツヤ、聞こえているかい。
女の子が死んでしまった。
君と遊んだ木の下で。



とりあえず・・・、とりあえず確かめよう。
生きている可能性だってきっとあるよ。

かがんで顔を覗き込むと、中学生くらいの子だった。
西欧人形のような愛らしさ。
白い肌に漆黒の髪が映えている。瞳もさぞきれいなことだろう。

「・・・生きたいのか、死にたいのか。自分の意志で決めろ」

アツヤなら、こう判決を下すはずだ。
なんとなくの呟きに、少女の口元が、かすかに動いた。
まさかのできごとだけれども、アツヤの判決文ならばありえる。亡霊のなせる技といったら、それこそ超次元を遙かに超えてしまう。

「君は生きているね?」

きつく尋ねると、予想外にしっかりとした声で少女は答えた。
うっすら赤い唇が開く。

「・・・だから、何。わたしは死ぬんだ。ほっといてくれ」

自暴自棄な美しい少女。
むろん、放っておけるわけがない。

「助けていいのかな?」





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