二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【銀魂】 記憶を探して コメ募集中!
- 日時: 2012/03/17 15:43
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: w79o9fwt)
ちゃお!甘夏です
これでスレ立てんの何回目だろ…五回目?
どの小説も完結出来ずに放置する飽きっぽい奴です
!注意!
この小説、銀魂と名乗りながら原作キャラあんま出てこねーじゃん!
そんな文句が聞こえてきそうな小説っす
この小説はあくまでもオリキャラ達中心なので、原作キャラは二の次!(ぇ
世界観が銀魂ってだけになってしまいますよ〜
それがNO!って方は、即リレミトしてくださいな
まあ、そんな事は置いといて(…良いのかそれで?
今回こそはちゃんと完結させる!という意気込みでやっていきますので応援よろしくです!
もし放置してもコメが来ると復活します★
☆お客様☆
カノンさん
月那さん
雛苺さん
ルンルさん
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- Re: 【銀魂】 記憶を探して ( No.1 )
- 日時: 2011/11/27 17:40
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: hS3AplmB)
第零話 (灰色の世界)
…目が覚めたら 灰色の空間にいた。
うーん、ここはどこ?
周りには自分以外誰もいない
ただただ灰色の空間が続いている
どうして自分はここにいるんだろう
どうやってきたんだろう それすら分からない
あれ?いや…そんな事よりも
『自分って……誰だっけ?』
自分の名前は?
どこに生まれてどう暮らしていた?
親は?兄弟はいるの?
友達は?
今までどうして生きて来た?
何も思い出せない…!
シャリン…
何故か、微かに鈴のような音がしたその瞬間
ぶわっと大きな風が吹いた
『うわっ……って、え?』
思わず一瞬目をつぶって、開けたら
目の前には満開の大きな桜の木があった
『あれ、どうして…さっきまで無かったのに』
シャリン
今度は真後ろで鈴の音がする
バッと勢いよく振り返ると、そこには…とても異様な人がいた
まず目に入ったのは、その人の身長の二倍ほどもある大きな鎌
それを肩に担いでいる
着ているのは足も見えない位大きな真っ黒でボロボロな変な服
フードを被っていて目元は隠れている
そして、首には金の鈴が付いた…首輪?あ、チョーカーって言うのか
これがさっきの音を出していたんだろう
「ねぇ…」
その人がつぶやく
なんて言ったか少し距離があるため自分には分からなかった
「綺麗でしょう?その桜」
一歩こちらに近づいたその人は言う
「この世界が始まった時から存在している、もう寿命が数え切れないほどにもなる、古い木」
シャリン…
「ここの奴らは、みんなこれの事を〝ワスレザクラ〟と呼んでいる」
『〝ワスレザクラ〟?』
と、いうか自分はそんなこと聞いていないのだが…
でも、名前からして自分のこの状態について関係がありそう
「そう。この世界が始まった時から存在していて、もう永遠に近い時間この世界を見つめて来てそのすべてを忘れずに覚えている」
一度聴いたら忘れないような、凛として良く通る声
考えるに…女?
その人改め女は、そのワスレザクラの幹をそっとなでた
「また、この木は世界に存在するすべての生物の記憶を管理している。
枝が折れたり…花が散ったりするたびに誰かの記憶が消えてゆく。それはその生物が死んでしまったのかもしれないし…ただ単にいらない記憶を消してしまったのかもしれない。
消した記憶は、決して元には戻らない。でも、忘れてしまっただけなら、まだ望みはある」
女はくるりと方向転換をし自分の方を向く
「あなたの失くした記憶は、まだこの桜に残っている。あなたはそれを思い出したい?」
自分は、力強く頷いた
この女が何者かも、この世界の事も全く分からない
でも、この女は敵じゃない。信じていいんだ。そう思えた
女は鎌を木に立て掛けると自分の方へ手を差し出した
「あなたがそう強く望む限り、我はあなたの味方だ」
自分の手を、差し出した手の上に添える
『…ありがとう』
「我の名はオウキだ。桜に鬼と書いてそう読む。これからよろしく頼む、月姫」
カグヤ。それが自分の名前?
「おお、記憶を失くしているからな、自分の事を全く知らなくて当然か。
あなたの名前は白玉月姫。二十代の半ばほどの女だ」
『シラタマが名字?…おいしそうだわ』
「は、そうだな。そんな食べ物もあったか。…よし、じゃあこれから月姫は目覚める」
「月姫は、とある男にはねられて本当は病院のベットの上にいるんだ。
これはつまり夢の様なものだが…目が覚めても、ただの夢とは思うなよ?」
『了解』
「じゃあ、また会おう。記憶がすべて戻るといいな」
そうして、私の記憶を探す日々が始まる
- Re: 【銀魂】 記憶を探して ( No.2 )
- 日時: 2011/11/27 17:56
- 名前: カノン (ID: L0v6OTPI)
甘夏さんとははじめましてじゃな。
カノンと申す。
いつもはこんな口調ではないが、まぁ、気にしないでくれ。
わしも「銀魂」好きなんでの、クリックしてみたわけじゃ。
この話、本当に面白いのでの、がんばってくれよ・・・・・!
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