二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- バカとテストと召喚獣!
- 日時: 2011/12/06 06:56
- 名前: しんじ (ID: SsOklNqw)
バカとテストと召喚獣!の作者であるしんじです。小説を書くなんて初めてですがよろしくお願いします!さっそくですが本作は井上堅二先生のバカとテストと召喚獣の二次創作作品です。バカとテストと召喚獣を知らない方も知っている方も楽しめるように全力投球します。
それではそろそろオリジナルキャラクターの紹介でも。
吉井雪斗
外見的特徴は明久と同じ。
明久と双子で雪斗は弟にあたる。
一人称は僕。
負けず嫌いな性格をしている。
明久と同じく鈍感。
料理は下手だが掃除は得意。
まあこんなところでしょうか。
続いては召喚獣装備です。
雪斗の召喚獣装備
総合教科点数は1250点程度。
- Re: バカとテストと召喚獣! ( No.1 )
- 日時: 2011/12/05 14:29
- 名前: しんじ (ID: SsOklNqw)
バカとテストと召喚獣!
第一話「兄さんはバカなんかじゃない!」
クラス振り分け試験当日——
「よーし、明久、雪斗。テスト前の小手調べだ!」
僕は双子の兄さんと悪友の雄二と一緒に通学路を歩いていた。
「三権分立は、司法と立法ともう一つは何で成り立つか?」
ふむ。……。
「ふっ……わからない」
と、これは僕のセリフ。
「ふっ……あまり僕を見くびらないでくれよ、雄二……」
「ほう」
「……二つまでは絞れる」
すごい! さすが僕の兄さんだ!
「二つ?」
「憲法か、漢方のどっちかだったはず……」
「……行政だ」
……兄さん。全然違うじゃないか……!
「あ、それじゃウチからも〜!」
あっ、島田さんだ。
「では基礎問題! CH3COOHとは何でしょう?」
……。
「……」
ぷいっ。
気が付けば僕は顔を横に向けていた。
「吉井?」
「「英語は苦手なんだ」」
その場から全力ダッシュ!
「え……? これ英語じゃなくて化学」
……化学……?
「じゃあ僕こっちだから!」
「僕も!」
「ちょ、ちょっとあんた達! 相当ヤバイんじゃ!?」
- Re: バカとテストと召喚獣! ( No.2 )
- 日時: 2011/12/05 09:45
- 名前: しんじ (ID: SsOklNqw)
しんじです。
今回は第一話「僕はバカじゃない」の一部を投稿させてもらいました。
続きが読んでみたい方などがいらっしゃれば、何でもいいですから返信をください。
感想待ってます。
- Re: バカとテストと召喚獣! ( No.3 )
- 日時: 2011/12/05 14:33
- 名前: しんじ (ID: SsOklNqw)
これが難しいと噂の振り分け試験なんだ……。
確かに難しいけど、大丈夫……この程度なら——十問に一問は解けるはず!
二十点は堅いな。
カリカリカリ……よし! 一問解けた! この調子なら——
ガタンッ!!
「姫路さんっ!」
えっ!? 姫路さん!?
驚いて後ろの席を僕は振り返る。そこには汗をだらだら流した顔の赤い姫路さんが、兄さんに受け止められていた。
「大丈夫!? しっかりして!!」
「吉井は、席に着きなさい。姫路、試験途中での退席は——無得点扱いとなるが、それでいいかね?」
「ちょ、ちょっと先生。具合が悪くなってた退席するだけでそれは酷いじゃないですか!」
兄さん……。あんな必死に……。
「……退席します」
「姫路さん!?」
「では保健室まで行きなさい」
「……はい」
「僕が付いていくよ」
姫路さんは兄さんに連れられて教室を後にした。
「何を考えているんだあのバカは! 本当に人間のクズだな!」
なんてことを言うんだ生徒に向かってこの教師は!
「兄さんはバカなんかじゃない! 僕も付いていくよ」
「……吉井君」
「待て! 吉井雪斗!」
先生が何か言っているけど気にしない!
今は姫路さんの安全が第一だ!
第一話「兄さんはバカなんかじゃない」終わり
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