二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマ 新・世界で噂の双子姫?!〜アンケート実施中!!〜
- 日時: 2012/01/15 21:13
- 名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: 立て直しスレです。この前の小説はロックさせていただきました。
双子姫主催の舞踏会へようこそいらっしゃいました。作者兼案内役を務めさせていただく姫佳です。
この舞踏会は、参加条件をクリアした方でしたらどなたでも参加できます。皆様、お気軽にご参加下さいね^^
物語は基本アニメ沿いですが、時々ゲームも入るかと思われます。
〜参加条件〜
・荒らし・パクリ目的ではない方
・駄目文・意味不文・亀更新が許せる方
・イナイレ・恋愛・シリアス・ギャグが嫌いではない方
・飽き性の作者に付き合ってくださる心優しい方
以上の条件をクリアした方は、会場へとお進みください。一つでも条件がクリア出来ていない方は、申しわけございませんがお帰りください。
アドバイス・コメント・友だちは年中無休24時間体制で受けつけております。
大切なお知らせ>>144
アンケートについて>>153
〜お得意様〜
(天音 大親友です!初コメして下さった方です!アニメ沿いの話も魔法系の話も神超えてます。一度でいいので、結祈ちゃんに殴られたいです。)
(桜花火 大親友です!イナイレの魔法小説を書いてらっしゃいます!設定が素晴らしすぎます。イナイレの魔法小説=桜花火という公式が私の頭の中で出来ちゃってます。)
(おかゆ 大親友です!発想力がもう凄すぎます。イナイレと禁書のコラボですよ?!私だったら絶対に思いつきません。真希ちゃんがカッコ可愛いのです!)
(ゆう 大親友です!シリアス系の小説が神超えちゃってます!勿論、その他のジャンルも素晴らしいですよ。亜美ちゃん&彩音ちゃんコンビが可愛過ぎるのです!)
(夜桜 大親友です!ネーミングセンスが素晴らしすぎる方です。勿論、小説も素晴らしいですよ。夜桜の小説には、可愛過ぎるオリキャラさんが沢山いらっしゃいます!因みに、私のお気に入りはかがりちゃんです♪)
(伊莉寿 大心友兼我が愛しの妹です♪マジで愛してます!!小説大会にも入賞した凄い方。瑠璃花ちゃん&魁渡君の姉弟が無敵&可愛過ぎて生きるのが辛いです。)
(梦月 友達です!とにかく文才が素晴らしすぎる方。悲しい物語を書くのが上手過ぎます!慈雨ちゃんと茜ちゃんが超可愛いのです♪)
(ドロップ 友達です!私の尊敬している方!ドロップの作品はず〜っと前から読ませていただいてました。ギャグ系もシリアス系も神ですよ!和奏ちゃん、カッコよくて大好きです♪)
(さくら 友達です!私の尊敬している方!イナイレの二次小説で一番最初に読ませていただいた作品がさくらのでした!サクラちゃんが可愛過ぎるのです♪)
(水連寺雨音 大心友です!!イナイレで一番初めに仲良くなりました♪イナイレ・ポケモン・ボカロ…、私と好きな物が一致するのでとても気が合います!勿論、小説も素晴らしいですよ!!倉羅ちゃんは俺の嫁です!!)
〜その他の作品リスト〜
「俺たち受験生!!【イナイレ】」
伊莉寿、雨音、私の大心友3人組で書いてるリレー小説です♪2人とも神なので私の駄目文をフォローしてくれています(笑)
是非、遊びにきて下さいね^^
オリキャラ紹介>>8
〜本編〜
プロローグ>>10
第1話「出発」>>14
第2話「機内で」>>18
第3話「ライオコット島」>>19
第4話「観光〜イタリアエリア〜」>>22
第5話「観光〜アメリカエリア〜」>>32
第6話「観光〜コトアールエリア〜」>>41
第7話「観光〜ジャパンエリア〜」>>46
第8話「再開」>>47
第9話「天才少女」>>48
第10話「食事」>>51
第11話「記者会見」>>52
第12話「開会式」>>53
第13話「招待状」>>54
第14話「傷痕」>>57
第15話「ドレス選び」>>58
第16話「2人の天才少女」>>68
第17話「豹変したラティア」>>72
第18話「水の悪魔姫」>>75
第19話「パーティーの準備」>>77
第20話「パーティーでの再会」>>84
第21話「鈍感な少女」>>87
第22話「正反対の天才双子姫」>>88
第23話「英国の騎士!ナイツオブクイーン!!(前編)」>>97
第24話「英国の騎士!ナイツオブクイーン!!(後編)」>>98
第25話「完成!俺だけの必殺技!!part1」>>106
第26話「完成!俺だけの必殺技!!part2」>>114
第27話「完成!俺だけの必殺技!!part3」>>115
第28話「現れたあいつ」>>117
第29話「誘拐」>>127
第30話「ラティアの決断」>>132
第31話「脱走」>>133
第32話「傷ついた少女」>>136
第33話「ラティアの決意」>>141
第34話「戦慄!もう一人の『鬼道』!!part1」>>142
第35話「戦慄!もう一人の『鬼道』!!part2」>>143
〜番外編(姫佳の気が向けば更新しますw)〜
「続編の主人公&タイトル紹介」>>29
「クリスマス企画」>>35
「聖夜の奇跡」>>43
「今年の反省会」>>73
「初詣にレッツゴー!!」>>79
「次回作について」>>122
それでは、特別な夜をお楽しみください。
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- Re: イナズマ 新・世界で噂の双子姫?! ( No.51 )
- 日時: 2011/12/26 10:07
- 名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: お母さんが仕事で午前中いないので、PCやってますw
第10話「食事」
〜別荘〜
ラティア「ただいま〜。」
ティアラ「おかえり!フィディオもいらっしゃい!少し遅くて心配したよ〜!」
フィディオ「来る途中に色々あって…^^;」
ラティア「じゃあ、今からご飯作ってくるわ。日本食でいい?」
フィディオ「ああ。」
ティアラ「フィディオ!食堂はこっちだよ!」
〜食堂〜
ティアラ「…で、なんで遅れたの?」
ティアラはフィディオとパス練をしながら訊ねる。←皆さんは絶対に真似しないで下さい。つーか、パス練できるってどんだけ広い食堂なんでしょうか…^^;
フィディオ「ボールが軽トラの荷台に乗っちゃって…、それ追いかけてたら遅くなった。」
ティアラ「なんでそんな所に乗っちゃったの?」
フィディオ「円堂守って子とぶつかりそうになって…、咄嗟に蹴ったら荷台に入った。」
ティアラ「円堂守…、どっかで聞いたような…。」
ティアラはボールをとめて考える。
フィディオ「イナズマジャパンのGKだよ。凄く面白いんだ!」
ティアラ「誰かもそんなこと言ってたような…、誰だっけ…。」
ティアラはなんとか思い出そうとするが、どうしても思い出せない。そこに、ラティアとフローラが現れた。ビアンとスカイも一緒だ。
ラティア「ちょっと!部屋の中でパス練しないでよ!ガラスにでも当たったら大変じゃない!」
ティアラ「大丈夫だよ〜。フィディオ、コントロールいいし。」
フィディオ「そういう問題じゃないかと…;;」
ラティア「…そのポジティブな発想、どこからくるのかしら…。」
ラティアは溜息を吐きながら料理をテーブルに並べる。
ティアラ「あっ!鯛のお造りだぁ〜♪」
ラティアが作った料理は高級料亭のような懐石料理だった。
ラティア「ビアンとスカイのご飯も今持ってきてあげるからね。フローラはロビンさん呼んできて。」
フローラ「畏まりました。」
ビアン「ニャア〜♪」
スカイ「クルル〜♪」
テキパキと指示を出すラティアを、フィディオは感心するように見つめる。
ティアラ「どうかした?」
フィディオ「ラティア、なんかしっかりしてるなぁって…。」
ティアラ「それは昔からでしょ?」
フィディオ「そうなんだけど…、なんかクラリス家の社長になって、凄く大人っぽくなったっていうか…。なんか同い年とは思えない感じ。」
ティアラ「そりゃあ、6歳でいきなり大卒しちゃった子だからね。」
料理が出そろい、皆も席につく。
全「「「いただきます!!!」」」
皆は料理を食べ始める。
ティアラ「ん〜!!やっぱりラティアの料理って最高!!」
フィディオ「本当!!すっごく美味しい!!」
ラティア「ありがとう。そう言われると、私も嬉しいわ。」
ロビン「ラティアお嬢様、また腕を上げましたね。」
ラティア「そうですか?」
フローラ「とっても美味しいですよ^^」
ラティア「ありがとう。」
ビアン「ニャア〜♪」
スカイ「クルル〜♪」
ラティア「ビアンとスカイも満足みたいね。」
ティアラ「そういえば、こんな賑やかな食事って久しぶりだね。」
ラティア「そうね…。私が仕事で忙しいから、そろって食事することもあまりないし…。…ん?仕事…?」
ラティアは後ろにある大きな時計を見た。
ラティア「ああぁ———!!!忘れてたあぁ———!!!」
フィディオ「ど、どうしたんだ?!」
ラティア「私、委員だから開会式の1時間前にスタジアムに行かなきゃいけないの!!すっかり忘れてたわ!!ロビンさん!!すみませんが、リムジンお願いします!!」
ロビン「畏まりました。」
ラティア「フィディオ、せっかく来てくれたのにごめんなさい。」
フィディオ「いいよ、仕事なら仕方ないし。それより、早くしないと遅れるんじゃないか?」
ラティア「そうね!じゃあ、ゆっくりしていって!ビアン!いくわよ!」
ビアン「ニャア!」
ラティアはビアンを肩に乗せ、食堂をあとにした。
ティアラ「…流石ビアン、もうご飯終わってる。」
ビアンは意外と早食いなのですw
***
次の次…、が開会式かもです。
- Re: イナズマ 新・世界で噂の双子姫?! ( No.52 )
- 日時: 2011/12/31 23:26
- 名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: お母さんが仕事で午前中いないので、PCやってますw
第11話「記者会見」
ここは「タイタニックスタジアム」FFIの開会式と決勝戦が行われるスタジアムだ。その通路を、1人の少女が走っていた。少女は「関係者以外立ち入り禁止」と書かれている扉を開け、中に入っていく。
スタッフ「ラティア様、お待ちしておりました。向こうの控え室で着替えて下さい。スタッフが待ってますから。」
ラティア「分かりました。」
ラティアはそういうと、自分の名前が書かれた控え室に入っていった。
スタッフ「ラティア様、お待ちしておりました。此方へどうぞ。」
ラティア「はい。」
ラティアは用意された水色のシンプルなドレスを着たあと、椅子に座る。ラティアが椅子に座ると、スタッフがメイクを始めた。ピンクのチークとラメの入ったパープルのアイシャドウを薄く塗り、ピンクのグロスを塗る。メイクが終わり、次はヘアスタイル。右サイドに髪をまとめ、コテで巻いたあとに水色のカーネーションのコサージュをつける。
スタッフ「ラティア様、終わりましたよ。」
ラティア「ありがとうございます。とても素敵です。」
スタッフ「記者会見、頑張って下さいね。」
ラティア「はい。」
ラティアは微笑むと、白のハイヒールを履いて控え室を出た。
記者会見は何百回とやっているので、リラックスしながら待っているラティア。そこに1人の男性が声をかけてきた。
?「ラティアお嬢様、お久しぶりです。」
ラティア「ガルシルドさん!お久しぶりですね。」
「ガルシルド・ベイハン」別名「世界の石油王」と呼ばれている大会社の社長。クラリス家とも関係が深い人物だ。
ガルシルド「今日は随分と綺麗な格好ですね。」
ラティア「ありがとうございます。でも、私にメイクなんて似合いませんよね…。」
ガルシルド「そんなことありませんよ、もっと自分に自信を持って下さい。」
ラティア「そう言っていただけると光栄です。」
ガルシルド「そろそろ記者会見の時間です。行きましょうか。」
ラティア「はい!」
その頃、円堂は風丸と豪炎時と自販機で飲み物を買っていた。イナズマジャパンは開会式が始まるかなり前にスタジアムに来ていたのだ。
円堂「…ん?向こうで何かやってる…。」
豪炎寺「記者会見だな。」
円堂「なんか面白そうだな!ちょっと見にいこうぜ!!」
風丸「おい!!円堂!!」
円堂は記者会見の会場に向かう。風丸と豪炎寺も慌ててあとを追った。
記者1「どうしてFFIを開催されたんですか?」
ガルシルド「私の愛するサッカーを通じ、世界平和を目指して開きました。」
記者1「なるほど…。」
記者2「このライオコット島の建物は、ラティア様が全てデザインを考えたそうですね?」
ラティア「はい。出場チームが最大限の力を発揮できるように、そのチームが滞在するエリアには、母国と同じ街並みを再現しました。」
微笑みながら記者達の質問に答えるラティア。
円堂「あっ!ラティアだ!」
スタッフ1「流石ラティア様、記者会見も慣れているな。」
スタッフ2「ああ、あれで14歳だからな。信じられないぜ。」
円堂「えっ?!14歳なんですか?!」
スタッフ1「そうだよ。君達、イナズマジャパンの選手だね。」
円堂「はい!ラティアとは、今日知り合ったんです!あの、ラティアはどうして記者会見に慣れているんですか?」
スタッフ2「知らないのか?ラティア・クラリス、6歳で名門大学卒業、14歳でクラリス家の社長になった天才少女。」
円堂「クラリス家…?」
風丸「知らないのか?!世界で一番大きな大会社だぞ?!」
円堂「ええぇっ?!…でも、なんで14歳で社長やってるんだ?」
豪炎寺「1年前に両親が亡くなったと聞いたことがあるな…。」
円堂「えっ?!両親が…?!」
スタッフ1「このライオコット島も、クラリス家の所有している島らしいよ。」
風丸「島まで持ってるのか…;;」
豪炎寺「サッカーの腕も超一流で、世界トップレベルをはるかに超えているらしい。」
豪炎寺の言葉に、円堂はイタリアエリアであった出来事を思い出していた。車と同じスピードで走ることが出来る…。今、改めてラティアの凄さを実感した。
円堂「でも、なんでそんなに凄いのにFFIに出場してないんだろう?」
風丸「さあ…?女子だから公式戦には出られないんじゃないか?」
円堂「う〜ん…、特別に出場してもおかしくないと思うけどな…。」
豪炎寺「どうしたんだ?」
円堂「ラティアとPK対決するって約束したからさ、なんか気になって…。」
風丸「お前…、よくそんなこと頼めたな…;」
豪炎寺「まぁ、円堂らしいけどな。」
ラティア「守?」
記者会見を終えたラティアが円堂達の方に近寄ってきた。
円堂「ラティア!記者会見、見てたぜ!凄かった!!同じ14歳とは思えないくらい!!」
ラティア「そ、そんなに大したことじゃないわ。」
円堂「あっ、紹介するな!同じチームの…。」
豪炎寺「豪炎寺修也だ。」
風丸「風丸一郎太だ、よろしくな。」
ラティア「初めまして、ラティア・クラリスよ。」
風丸「日本語、上手だな。」
ラティア「日本には凄く仲のいい友達がいるの。」
円堂「ラティアはどこでもポジションOKなんだぜ!!」
豪炎寺「へぇ…。てっきり、MFとDFだけかと思ったが…。」
円堂「ん?なんでラティアの得意なポジション知ってるんだ?」
豪炎寺「ラティア・クラリス、世界最強の天才ゲームメーカー…、またの名を『水の悪魔姫』…、だよな?」
ラティア「世界最強かどうかは分からないけど…。あと、その異名やめてくれる?あまり好きじゃないの。…ごめんなさい、もっと話したいんだけど…、そろそろ開会式が始まるから。」
風丸「俺達も控え室に戻らなきゃな。」
ラティア「じゃあね!開会式、頑張って!」
円堂「ああ!ありがとうな!」
***
次回、開会式です!お母さんがそろそろ帰ってくるので…。お昼からは勉強地獄です…;;
- Re: イナズマ 新・世界で噂の双子姫?! ( No.53 )
- 日時: 2011/12/27 11:48
- 名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: 今日もお母さんが午前中仕事なので、PCやってますw
第12話「開会式」
開会式が始まる5分前、スタジアムは満員だった。
ティアラ「ラティア!!」
一番後ろで立っているティアラを見つけ、ラティアは駆けよる。その時、見覚えある少年が2人いることに気付いた。
ラティア「ヒデ!ルカも!久しぶりね!」
ルカ「ラティア!久しぶり!」
ヒデ「元気そうだな。」
ラティア「貴方達もね。でも、どうしてここに?」
ティアラ「入り口で偶然会って、一緒に開会式見ることになったんだ!」
ラティア「そうだったの。」
ヒデ「さっきの記者会見、見たよ。」
ラティア「え;」
ルカ「生中継なのに、凄く落ちついてたね〜。」
ティアラ「あと、化粧してたよね!すっごく綺麗だった!オルフェウスの皆も褒めてたよ!」
ラティア「オルフェウスの皆も見たの?!嘘でしょ?!」
ティアラ「本当だよ!あのあと、フィディオと一緒にオルフェウスの宿舎に行って、皆と見たもん!」
ラティア「えぇ〜…、最悪…。」
ラティアはその場にしゃがみこむ。
ビアン「ニャア〜…。」
ビアンが慰めようと傍による。ラティアはビアンを抱きよせた。
ティアラ「なんでそんなに嫌なの?失敗したわけじゃないじゃん。」
ラティア「化粧が派手で似合わなかったの!!だから、化粧嫌だったのに…。」
ラティアは泣きながらそう叫ぶ。その様子を見てヒデとルカは苦笑、ティアラは頭に「?」を3つ浮かべていた。
スカイ「クルル〜!」
ティアラ「スカイ、どうしたの?…あっ!開会式が始まった!」
盛大な花火が上がり、開会式が始まった。ラティアもビアンを肩に乗せて立ちあがる。
実況「さあ!全世界が注目するサッカーの祭典!『FFI世界大会』!!予選を勝ちぬいた強豪10チームが、サッカーのために造られたこの聖地『ライオコット島』で激突します!実況は私、マクスター・ランド。解説は元ヨーロッパリーグMVPストライカー、レビン・マードックさんでお送りします。」
解説「よろしく。」
ティアラ「この島ってこの大会のために造られたの?」
ラティア「違うに決まってるじゃない。」
解説の説明とともにチームが入場してくる。
ヒデ「それじゃあ行ってくる。」
ルカ「いいのか?最後まで見ていかなくて。」
ヒデ「ああ。」
ラティア「旅に行くのね。」
ティアラ「ヒデ!今度会ったら勝負してよ!」
ヒデ「ティアラは俺よりはるかに強い。勝負にならないよ。」
ティアラ「私はしたいのー!!><」
ヒデ「分かった。じゃあ、今度会った時な。」
ティアラ「うん!約束だよ!」
そういうと、ヒデとルカはスタジアムをあとにした。
ラティア「ティアラ。」
ティアラ「ん?…あっ!ユニコーンだ!…。」
ラティア「どうしたの?」
ティアラ「なんか、マークがキャプテンって違和感ある。やっぱり、ユニコーンのキャプテンはラティアだよね、うん。」
ラティア「そんなこと言われても…;私、もうユニコーンの選手じゃないし。」
ティアラ「そうなんだよね〜。あ〜あ、私達も出場したかったなぁ〜。」
実況「さあ、いよいよこの強豪10チームが激突します!世界の頂点に輝くのは、どのチームなのか?!」
ティアラ「今さらだけど…、このチームって強豪なの?」
ラティア「普通の人達から見れば強豪なんじゃない?」
ティアラ「皆、私達にボロ負けしてるよね〜。まぁ、イナズマジャパンは戦ったことないけど。」
ラティア「大丈夫、私達より強い選手なんてこの世に存在しないわ。」
ティアラ「当たり前じゃん!」
実況「FFI世界大会!!ここに開幕いたします!!」
ラティア「…ま、せいぜい私達を退屈させないように頑張りなさい。」
ティアラ「そうそう。もし退屈させたら、地獄の太陽で焼け死んでもらうからね。」
ラティア「フフッ。じゃあ私は、地獄の海で溺れ死んでもらおうかしら。」
世界最強の双子姫は選手達を見下すように嘲笑い、スタジアムを去っていった。
?「いよいよ始まりますなぁ。」
?「ああ。この開会式は、私の計画の始まるの儀式でもあるのだよ。ヘンクタッカー君。」
男はそういうと椅子から立ち上がり、4枚の写真をテーブルに置いた。
?「あと2人…。こいつらさえ潰せば、世界は私の思いのまま…。私のために死んでいただこう。
————ラティア・クラリス、ティアラ・クラリス。」
***
やっと開会式終わった〜!!
- Re: イナズマ 新・世界で噂の双子姫?! ( No.54 )
- 日時: 2011/12/27 13:54
- 名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: 今日もお母さんが午前中仕事なので、PCやってますw
第13話「招待状」
〜クラリス家別荘〜
ラティア「んっ…。」
久しぶりにベッドでグッスリ眠れることができたラティア。普段は仕事が忙しいので、徹夜は当たり前。だが、昨日は仕事が早めに終わったのでゆっくり眠ることができた。
ラティア「ビアン、おはよう。」
ビアン「ニャア。」
小さな欠伸をしたあと、隣で寝ていたビアンに挨拶をする。ビアンも背伸びをしたあと、挨拶した。
ラティア「今日もいい天気ね…。」
身支度を済ませ、ベランダに出たラティアはそう呟く。ビアンは手すりの所に座り、小さく欠伸をした。
フィディオ「ラティア!」
ラティア「フィディオ!」
ラティアはビアンを肩に乗せ、ベランダから飛び下りた。
ラティア「おはよう。朝のランニング?」
フィディオ「ああ。…危ないからそういうこと止めようよ;」
ラティア「大丈夫よ。それに、食堂ってそこのドアから行けば近いのよね。」
フィディオ「だからってベランダから飛び下りるのは…;;」
ラティア「いいのよ、別に。」
フィディオ「…;;…あっ、そうそう。昨日の記者かいkラティア「それ以上言ったら殺すわよ?(黒)」…;;」
ラティア「もう…。なんであの記者会見見るのよ…。」
フィディオ「嫌だったのか?化粧しててすっごく綺麗だったのに…。」
ラティア「その化粧が嫌だったのよ!派手で似合ってなかったし…。」
フィディオ「な、なるほど…。それで嫌がってたのか…^^;」
ラティア「もう!!なんなのよ!!あのスタッフ!!クビにしてやるんだから!!」
ラティアは涙目でそう叫ぶ。
フィディオ(クラリス家に逆らったら生きていけないって噂があるけど…、ただの噂じゃなかったのか…;)
ラティア「貴方も昨日の記者会見は忘れて!!絶対に!!忘れなきゃ、地獄の海で溺れ死んでもらうから!!」
フィディオ「えっ;;」
そのあと、ラティアとフィディオは少し話をした。…といっても、ラティア姫はかなり不機嫌でしたが…;;
フィディオ「あっ、そろそろ宿舎に戻らないと…。」
ラティア「私も朝食食べなきゃ。じゃあね!」
フィディオ「ラティア!」
ラティア「何?」
フィディオ「昨日、すっごく綺麗だったよ!デートの時も化粧してほしいな!」
ラティア「なっ…?!バ、バカッ!!するわけないでしょ?!/////」
ラティアは真っ赤な顔で叫ぶと、別荘に戻っていった。
〜食堂〜
ラティア「フローラ、おはよう。」
フローラ「おはようございます、ラティアお嬢様。」
ラティアは席に座り、朝食を食べる。
フローラ「ラティアお嬢様とティアラお嬢様に招待状が届いてましたよ。」
ラティア「招待状?」
フローラはラティア宛ての招待状を渡した。
ラティア「このマーク、ナイツオブクイーンの…、エドガーからね。」
フローラ「どうなさるんですか?」
ラティア「正直嫌なのよね…。有名人とか会社の社長とか来るし…。でも、イナズマジャパンも来るのよね…。エドガーや有人達にも久しぶりに会いたいし…。」
ラティアはしばらく考えた。
ラティア「…行きましょうか。…ドレスあったかしら?」
フローラ「この前のドレスは小さくて着れなくなりましたよね。」
ラティア「じゃあ、新しいドレスを買いに行かなきゃいけないわね。ティアラが起きたら伝えておいて。ごちそうさま。」
フローラ「畏まりました。…どちらに?」
ラティア「ジャパンエリアよ。ティアラが起きたら電話して。」
フローラ「畏まりました。行ってらっしゃいませ。」
ラティアはジャパンエリアに向かった。
***
これから「勉強」という名の地獄に行ってきます…(T_T)
- Re: イナズマ 新・世界で噂の双子姫?! ( No.55 )
- 日時: 2011/12/27 18:30
- 名前: 桜花火◇16jxasov7 (ID: /HyWNmZ0)
>姫佳
ラティアはお化粧をしなくても、充分綺麗だ!
フィディオ…死にたくなかったら、残念だけど、早く忘れましょう…;
勉強、頑張れ!
たぶん、受験対策だよね?
小説の続きも気になるけど、受験も応援しています!!
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