二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- イナＧＯ〜なくしたくない物〜 参照4800!?
- 日時： 2013/08/17 07:14
- 名前： 柳 ゆいら （ID: J69v0mbP）
はじめましてorまたお会いしましたねのかた、
どうも！ 柳（やなぎ）ゆいらです！ まだ一作目二作目とまーったく終わってないのに三作目たてたわたしですｗｗ
まず、↓をご覧ください。
□パクリor荒らしにきたＺＥ！
□駄文＋駄作だとぉ！？ ふざけるな！
□オリキャラ〜？ シラケル〜
□カメ……いえ、ナマケモノ級に更新が遅れる場合があるだと！？ アホじゃん！
に、ひとつでもあてはまる方は、どうかＵターン。
この上の事項が許せる神さまは、どうぞ下をご覧になっていってください。
もしかしたら、シリアスな雰囲気になることもあるかもしれません；；
シリアス系苦手な方も、どうぞお引き取りください；；
まだ未熟者なので、アドバイスくださるとすごく参考になります！
あと、コメントを読ませていただくと、すっごくうれしいです。無理にとは言いませんが、エネルギーになります！
参照が２２００を突破しました！！
読んでくださっているかたがた、ほんとうにありがとうございます！！
これからも頑張っていきたいと思ってますので、かげながら応援してるよ、というかたも、どうかよろしくおねがいします！！！
それでは、本編スタート！！
〜もくじ〜
相談会 >>224（←どうでもいいです。でも、友撫ちゃんのおもしろい一面が見られますｗｗ）
オリキャラ募集のお知らせ >>75
オリキャラ紹介 >>64（←友撫） >>74（←ユエ） >>76（←鈴） >>86（←唯）
プロローグ >>2
第１章 ゴッドエデンで
——映画のネタバレありました
かなりオリジナルシーン多いです
超長いです。読み切るのに時間かかるので、ヒマなときにどうぞ♪
１話 >>10 ２話 >>20
３話 >>21 ４話【前編】 >>24
４話【中編】 >>40 ４話【後編】 >>41
５話 >>44 ６話 >>45
７話 >>48 ８話 >>52
９話 >>60 １０話 >>61
１１話 >>66 １２話 >>71
１３話 >>73 １４話 >>77
１５話 >>81 １６話 >>91
１７話 >>97 １８話 >>101
１９話 >>118 ２０話 >>121
２１話 >>124 ２２話 >>129
２３話 >>130 ２４話 >>135
２５話 >>140 ２６話 >>164
２７話 >>165 ２８話 >>168
２９話 >>170 ３０話 >>189
３１話 >>202 ３２話 >>215
３３話 >>228 ３４話 >>260
３５話 >>261
第２章 大好きな日常と 急変
——表現が意味不
３６話 >>273 ３７話 >>278
３８話 >>299 ３９話 >>310
４０話 >>312 ４１話 >>325
４２話 >>340 ４３話 >>348
４４話 >>353 ４５話 >>355
４６話 >>360 ４７話 >>362
４８話 >>369 ４９話 >>370
５０話 >>375 ５１話 >>379
第３章 恋といじめはいきなりやってくるもの
——１番最初グロシーンあり
恋のことを分かっていないクソ作家なので、こここそまさにgdgdになると思われます
『今、爆発寸前』
５２話 >>385 ５３話 >>389
５４話 >>392 ５５話 >>397
５６話 >>399 ５７話 >>410
５８話 >>413 ５９話 >>419
６０話 >>421 ６１話 >>430
６２話 >>431 ６３話 >>432
６４話 >>437 ６５話 >>439
６６話 >>458 ６７話 >>463
６８話 >>469 ６９話 >>471
「NEW！！」７０話 >>472
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- Re: イナＧＯ〜なくしたくない物〜 参照２０００突破！ ( No.470 )
- 日時： 2012/06/03 12:59
- 名前： 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc （ID: z52uP7fi）
- 参照： http://www.hosp.go.jp/~shoraiso/shinri/asperger_syndrome.html
ムナイ。ひとりすぎて、、マジムナイ。
- Re: イナＧＯ〜なくしたくない物〜 参照２０００突破！ ( No.471 )
- 日時： 2012/06/03 19:52
- 名前： 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc （ID: z52uP7fi）
- 参照： http://www.hosp.go.jp/~shoraiso/shinri/asperger_syndrome.html
６９．………だったなんて
信じられない……。
まさか、俺は、………だったなんて……。
なんで、俺はあんなことをしたんだ？
やる必要、ぜんぜんないのに——……。
どうして…………？
輝「ユエ？」
ユ「！」
俺は、輝に声をかけられて、やっと我に返った。
そうだ。たしか、兄さんと話してるとき、アナウンスが流れて、それで、やむを得ず下校して、それで……
ユ（輝と一緒に帰ったんだよな……。）
輝「どうしたの？ さっきから、ずっとボーッとしてたけど……。」
ユ「な、なんでもない。ちょっと考えごとしてただけだよ。なんだ、輝、俺のこと心配してたのか？」
ちょっと意地悪な笑みで返してみる。輝は、少しあわてたように、早口で、
輝「そ、そういうわけじゃないけど！ でも、なんか転ばないかなーって！」
ユ「そーいうのを、心配っていうんじゃね？」
輝「う……。」
ユ「俺の勝ち！」
輝「どういう勝ち！？」
２人「アハハッ。」
俺と輝は、同時に笑った。
……やっぱり、輝からははなれたいいかもしれない……。
だって、あの記憶がただしければ…………また、みんなにめいわくをかけるかも……。
やっぱり………………
輝「？ ユエ……？」
ユ「……なあ、輝、相談があるんだ。」
輝「なに？」
輝は、ニコッとわらいかえした。うわ……いいづらい……。
ユ「じつはさ……兄さんと話してるとき、ちょっと話したんだけど、やっぱり、輝にちゃんと相談しておきたくて……。」
輝「いってみて。」
ユ「……あのな………………
藤代ヶ丘小に、もどろうと思うんだ。」
- Re: イナＧＯ〜なくしたくない物〜 参照２０００突破！ ( No.472 )
- 日時： 2012/06/04 19:43
- 名前： 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc （ID: z52uP7fi）
- 参照： Ｎコンムリ。ぜってえ俺はでれない。ムリすぎる。ムリムリムリｍ((蹴
７０．なみだ
ユ「藤代ヶ丘小に、もどろうと思うんだ。」
輝「え……。」
輝は、その場にかたまった。信じられない、という目だ。
ユ（やっぱりか……。）
予想はしてたけど、ショックなんだな……。
ユ「だってさ、まだ藤代ヶ丘で、卒業もしてないんだぜ？ ……せめて、卒業だけでもしておきたくてさ……。」
ほんとは、本題は、めいわくになるかもしれないからなんだけどさ。
でも、ほんとうに藤代ヶ丘で卒業したいっていうのはある。相崎たちも、まだ卒業してないみたいだし。ていうか、卒業式が、来週のはじめらしい。
輝「そ、っか……。」
ユ「卒業したら、またもどってくるから。な？」
もどってくるかは、しょうじきビミョウ。少し調べを入れてからじゃないと、ちゃんともどってくることはできない。
輝「………………。」
ユ「輝がもしイヤだっていうなら……。」
って、ん？ 俺、天馬にも剣城にも円堂監督にも相談してないのに、なんで輝には相談してるんだ！？ それに、いま、俺、「輝がもしイヤだっていうなら、いかない。」っていいかけた……よな！？
ユ（な、なんでそんな……////）
口に手を当てて、顔が熱くなるのを感じる。輝はうつむいてるし、見られてないよな……？////
輝「……いっていいよ。」
ユ「えっ…………？」
輝「だって、卒業したいんでしょ？ それに、ずっといた学校だし、卒業しておいでよ。それに、待ってるから。」
輝は、ニッコリとほほえんだ。その笑いに、不意にも胸がドキッとなる。
と同時に、輝との……一瞬の別れが、すごく悲しくなってきた。
ユ（輝……。）
ユ「ありがとう、輝。」
俺は、目の裏側にたまったなみだが流れそうになるのを、ぐっとこらえた。
輝にほほ笑みかけると、
ユ「これで、決心がついたよ。俺、藤代ヶ丘にもどるな。帰ってくるときは——……ちょっとでも女子っぽくなってるよう、頑張るな。」
俺は、いつもの笑い方をした。ニコって言うより……ニヤッ。
ユ「じゃ、あしたが雷門に通う、最後の日になっちゃうな……。」
輝「そっか……。」
ユ「俺、準備するために、もう帰るな。じゃ！」
俺は、手を挙げて輝に別れを告げた。
あしたが最後なんて、ウソ。
だって、だって、だって————…………
ユ（俺、なんで泣いてるんだろ……。）
俺は、目からあふれだすなみだをこらえきれず、走りながら流した。
視界のはじで、透明ななみだが、夕日に照りつけられて、キラキラ光るのが見えた。
- Re: イナＧＯ〜なくしたくない物〜 参照２２００突破！ ( No.473 )
- 日時： 2012/06/07 06:27
- 名前： 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc （ID: z52uP7fi）
- 参照： Ｎコンムリ。ぜってえ俺はでれない。ムリすぎる。ムリムリムリｍ((蹴
７１．ズボシ？
ゴトッ ガタ……ッ
ダンボールどうしがぶつかる音だけが、部屋の中にひびく。まどからは、キラキラした朝の日差しがさしこんできていた。
そんなキレイな空間のすみっこで、俺はかべによりかかっていた。きのうのことが、脳裏をよぎる。
——待ってるから——
ユ（輝——…………。）
待ってるから、なんて……。
待ってたって、帰ってくるかわかんないのに……。
ユ（マンガや、おとぎ話じゃないんだ……。）
コンコン
玄関で、とびらをノックする音が聞こえた。俺はあわてて立ち上がり、玄関まで走っていくと、とびらをガチャリとあけた。いたのは、引っ越し屋さんの業務服を着たひと。
「どうも。それじゃあ、運び出させてもらいますね。」
ユ「おねがいします。」
俺は頭を下げると、ジャマにならないよう、なにも入れなかったたたみの部屋に入った。
そう、きょうで、稲妻町を出ていくんだ……。
藤代ヶ丘小は、ここからずっとはなれた、福岡にある。だから、引っ越しははやめにしておかないと、卒業式に間に合わないんだ。
「これ、こっちでいいですかね？」
ユ「えっ、あ、はい。おねがいします。ただ、割れ物入ってるので、気をつけてください。」
「あいよ。いやぁ、もしかして、お嬢ちゃんひとり？ えらいねえ。」
おじさんは、愛想よくにこっと笑った。俺はあわてて、
ユ「そ、そんなことないですっ。」
「でも、引っ越しだって、ひとりで仕切るんだろう？ ふつうの子はしないよ。」
ユ「はあ、そうですかね……。」
俺は、ひとりで小首をかしげた。えらい？ ていうか、ふつうの子はしない……？
ユ（俺って、かわってるのかな。）
「こりゃ、けっこう荷物あるねー。もしかしたら、お昼までかかるかもしれないよ。」
ユ「あっ、はい、わかりました。」
「お嬢ちゃん、学校はどうするんだい？ 転校手続きとかさ。」
ユ「その点については、兄が話を付けてくれているので、へいきです。」
おじさんは「そうかー。」といって、ふたたび荷物を運び始めた。
ユ（お昼、か……。）
輝や天馬たちと別れるのは覚悟していたはず……なのに…………
ユ（なんでだろ……。きゅうに、別れが怖くなっちゃったや……。）
？「お兄。」
ふすまがあいて、友撫が入ってきた。松葉杖をつきながら。
ユ「友撫、どうだった？」
友「うん、みんな雷門についてるよ。それに……友撫も、右足だけは、動くようになったよ。」
友撫は、ニコッと笑った。
そう。友撫の奴、リハビリ超頑張って、右足だけは動くようになったんだ。たまに、力がフッとぬけちゃうときがあるらしいけど……。
友「……お兄、いいの？」
ユ「なにが。」
友「ほんとに、転校しちゃって。」
ユ「なんで。」
友「だって、お兄、とってもかわったじゃんか。雷門にくるときは、フィフスセクターがなくなったらもどるつもりっていってたのに、もどらないくらい、雷門に……。」
ユ「その話、やめよう。」
俺がさえぎると、友撫はなにかいいたそうにしたけど、おとなしくひきさがった。
俺は、肩をすくめている友撫を、チラリと横目で見る。シュンとした顔をしていた。
ユ（……八つ当たりみたいに、なっちゃったな……。）
友「お兄、ごめんね。ふれられたくなかったんだよね……。って、いっても、どうせ影山さんのこと、好きで好きでたまらないんだろうけどｗｗ」
ユ「はあ！？//// 友撫、俺のことをからかうのもたいがいに……////」
友「まっ赤っかだ〜！ 好きなんだ〜！ キャ——ッ！」
ユ「……//// 友撫、ま、まあ、いい……。」
友撫、サイアク……////////
っていうか、なんかズボシ感があるのは、気のせいかな？ いや、気のせいってことにしとこう！！ いや、気のせい、気のせい、気のせい！！
「あと残り、何個だー？」
「後残りふたつです！」
残りふたつ、か……。
残りふたつしか……。
それだけなのか……。
友「お兄……ショック？」
ユ「……ううん、だいじょうぶ。だって、調べを入れたあと、とくにみんなからはなれる理由がなければ、もどれるんだからさ。」
友「そっか……。でも、もしもどれないようなことが書いてあったら？」
ユ「そのときは……………………
もどらない。」
友「そっか……。」
〜雷門 朝練前〜
おそいな、ユエ。きょうで最後なんだから、雷門には来ると思ったんだけど……。
天「もしかして、ユエ、まだきてないの？」
輝「あ、うん。ヘンだなあ……。」
円「とりあえず、練習はじめよう。」
全「はいっ。」
円堂監督の声で、みんなはグラウンドに出た。
ユエ……なんでこないの……？
男子１「おっ、影山、はよ。」
おれが教室に入ると、同じクラスの男子が話しかけてきた。
輝「おはよう。」
男子２「はよー。あーあ、にしても、月流の奴、残念だよなぁ。」
輝「なにが？ きゅうすぎるよ。」
男子１「え？ 影山、きいてねえの？ 月流、もうこないってよ。」
輝「！！」
輝は、教室を飛び出した。
- Re: イナＧＯ〜なくしたくない物〜 参照２２００突破！ ( No.474 )
- 日時： 2012/06/08 06:49
- 名前： 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc （ID: z52uP7fi）
- 参照： Ｎコンムリ。ぜってえ俺はでれない。ムリすぎる。ムリムリムリｍ((蹴
７２．きらいになるとき
業務員さんが、俺のところまでよってきて、にこっとほほえんでいった。
「全部トラックにつめこめたよ、お嬢ちゃん。」
ユ「あっ、はい、ありがとうございます。」
俺は立ち上がると、ペコリと頭を下げる。業務員さんは「いやいや。」と片手をふって、トラックの運転席に入っていった。友撫が、俺の顔をのぞきこむ。
友「やっぱり、みんなにはいわずに、いくんだ……。」
ユ「だって、最後にいっかいだけ、とか思って会うと……藤代ヶ丘にもどれなくなるから……。」
友「……輝さんには？」
ユ「もういった。……ていうか、輝と円堂監督くらいにしか、藤代ヶ丘にもどること、いってない。」
友「そうなんだ……。」
友撫がおちこむ必要、全然ないと思うけど……。
友「そういえば、お兄、記憶もどったんでしょ？」
ユ「…………ああ。」
友「じゃあ、治ったの？ 頭痛とか……。」
ユ「完全には治らないらしい。……生まれつきの病気だったみたいだから。」
俺がいうと、友撫の瞳は、一瞬、左右にゆれた。
けど、すぐニコッとほほえむと、
友「じゃ、友撫も頑張って、お兄はげますね。じゃないとお兄、あと数日でポックリ逝っちゃうかもしれないじゃん？」
ユ「……ポックリ……。」
いつそんなこわい表現を知ったんだ、友撫は。
つか、ポックリって、そんな軽く使うような言葉じゃないんじゃ……？
「あのー、そろそろ出発しますけどー。」
ユ「あっ、いまいきます！」
俺は友撫と一緒に、トラックのうしろの車に乗りこんだ。
と、そのとき。
？「待って！」
ユ「えっ……。」
いまの声って、もしかして………………！
ユ「輝！」
ユエは、信じられないという感じで、車から降りてきた。
ユ「なんで輝がここに……。」
輝「も、もう……なんで勝手にいっちゃうのさ！？」
おれは、力任せにユエにいった。ユエは悪そうにうつむく。
少ししてから、ユエは口をひらいた。そのときの顔は、めずらしく野放（のばな）しにした髪で、どんな顔なのかはわからなかった。
ユ「トラック、待ってるから。……いくな。」
輝「ねえ、待って！ この話しだけきいてよ！」
ユ「……。」
ユエは、黙りこんだ。
輝「おねがい。ぜったい……ぜったい、もどってきて。」
ユ「…………
……ったく、しかたないなぁ。わかった。でも、いつになるかわからないからな？」
輝「っ……うん！」
ユエはこちらをふりかえった。目に、なみだがたまってる。
ユ「ったく、怒ったりうれしそうな顔したり、いそがしい奴。」
輝「なっ。」
ユ「でも、いいよ、それで。
サッカー、つづけてろよ。」
輝「もちろん！ サッカーは大好きだもん。やめるときは、足でも折っちゃうときか、サッカーをきらいになるときだよ。」
ユ「ま、ないと思うけどな。」
友「お兄——！ ラブラブ(ハート)なおふたりの仲を引き裂くような感じですけど、いくよー。」
ユ「なっ//// わ、わかってるよっ////
じゃあな、輝！////」
ユエは、片手を上げて、ニッコリおれにほほえんだ。
どんどん遠くなっていくトラックを、おれは、ずっと見ていた。
Ｐ．Ｓ．輝は授業におくれ、しかられました
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