二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ボカロ小説【新たに一から】ヘッドフォンアクター
日時: 2012/01/11 18:56
名前:  木苺 (ID: DrkZ5g/p)

なんか新たに初め直したくなり、もう一度やりなおします…!

前と同じ「カゲロウデイズ」から。

主人公の名前などは変わる…予定☆((殴


では、次からスタートします(・ω・)ノ

目次

カゲロウデイズ

作詞
作曲 :じん(自然の敵P)様
編曲

動画:しづ様
唄:初音ミクAppend

登場人物紹介 >>1

#プロローグ >>2

第一話    >>3>>5

第二話    >>7>>8

最終話    >>9

目次

ヘッドフォンアクター

作詞
作曲:じん(自然の敵P)様
編曲

動画:しづ様
唄:IA

#プロローグ  >>11

登場人物紹介  >>12

第一話     >>13









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Re: ボカロ小説【新たに一から】 ( No.3 )
日時: 2012/01/10 21:35
名前:  木苺 (ID: DrkZ5g/p)

八月十五日まぁ大体十二時過ぎくらいのことかな

「健ー!こっちこっちぃ!」

俺、松咲健は彼女の叶薫 璃梨空と公園で待ち合わせをしていた

何故待ち合わせかというと、今日はデートだからなのだ。

「おぅ。今行く!」

俺は璃梨空のいるブランコの前に行こうとした。

そしたら……

「ミャアー」

黒ネコが俺の脚にすりよってきた

「ちょっ……!璃梨空〜!俺、ね……猫ムリィ〜……」

俺は猫が大の苦手。

小さい頃、いとこが飼っていた猫を触ろうとしたら、警戒心が強いネコなもんで、顔を引掻かれた。

それが今でもトラウマでさ。

怖くて、怖くて……!

「もう。健は弱いなぁ。男のくせに!」

クスクス笑いながら璃梨空はネコを抱える。

「な……!そういうお前も、毛虫ムリだろ!?」

「女子だもん。仕方ないでしょっ?」

そういうと璃梨空はネコを俺の顔に近づけた

「……辞めろよ」

怯える俺。

「ははは!もう、健ったら!」

璃梨空は笑って俺の顔からネコを放した。

「ねぇ。それにしても、今日暑いね!病気というか、熱中症になりそう」

「だな。でも天気が良いから良かったじゃん?」

俺は笑ってみせた

笑って
笑って
笑って……

笑って見せたんだ。

でもさ、彼女は……急に暗い感じになってさ。

抱えている猫を撫でながらふてぶてしく「でも、まぁ……夏は嫌いかな」と呟いた。

俺は、夏は好きだ。

海に行けるし。
蝉は煩いけど……でも、アイス、いくら食っても
寒くないし。

天気がいい日は続く……

続くけど—




Re: ボカロ小説【新たに一から】 ( No.4 )
日時: 2012/01/09 19:33
名前:  木苺 (ID: DrkZ5g/p)



「あ……あのさ!もう、行かね?」

俺は「空気を換えないと!」と思い、璃梨空に言った

「……」

黙ったままな彼女


—あ、まずっ!

俺は思わずとっさに

「……なんてね。」とかって言ってみたら

「あ、ゴメン!考え事してた」

暗かった顔が焦り混じりの笑顔になっていく。

少し、ホッとした気がした。

「でさ、黒ネコいつまで抱えてるつもり?」

「あ、ごめーん!可愛くって!」

満面の笑み。

ボソッ

「(お前の方が可愛いって)」

ボソりと呟く健。

「え?なぁに?」

「あ!な、な、な、何でもない!」

危ねぇ……聞かれたら恥ずい……!


そんなこんなで色々立ち話をしていた俺等。

すると

「あ、ネコが!」

するっと、ネコが璃梨空の腕から逃げていく

それを追いかける璃梨空

「おい!待てよっ!どうせ逃がすつもりだったなら追っかけなくても!」

健は彼女の腕を掴もうとしたが、届かなかった。

「だって……楽しいじゃん!追っかけるの!」

彼女は無我夢中でネコを追う

「待て……よ」
そして、健は何かハッと気づく。

もしかして……

璃梨空は—

このままネコを追っかけていくと—



璃梨空は横断歩道に足を踏み入れた

その時だった


青だった信号が赤に変わる

健はそれに気づくと彼女の名前を叫んだ

「璃梨空ぁーー!」


璃梨空は健の声に反応する

「健……?」

後ろを振り向こうとしたその瞬間


大型トラックが璃梨空を轢いた

周りの会社員や学生達は、驚きで口に手を当てている


それを見ていた健は、一瞬目を疑った

言葉も出ない。

まさか、彼女が目の前でトラックの下敷きになっているなんて……

俺は彼女の香りと血のにおいが混ざり合った空気を吸っていると

吐き気がした。











Re: ボカロ小説【新たに一から】 ( No.5 )
日時: 2012/01/09 20:07
名前:  木苺 (ID: DrkZ5g/p)



すると、黒髪で瞳が血のように赤い、健そっくりな青年が健にこういった

「……嘘だ、って思ってるでしょ?」

「……え?」

健は青年に少し警戒する

「これは、嘘じゃない。真実なんだ」

そういいながら嗤っている青年

「お前……なんだよ。何、嗤って!しかも、姿そのものが俺だし!」

「……俺は、ブラック。お前の中にいる者だ」

—……え?

思わぬ言葉で一瞬戸惑う健

「何を言って……」

すると、健は視界が薄く暗くなっている

「……っ!」

それをただただ嗤いながら見ているブラック。

「お……前」

俺は、蝉の音と、猛暑で、全て眩んだ。




Re: ボカロ小説【新たに一から】 ( No.6 )
日時: 2012/01/10 21:41
名前:  木苺 (ID: DrkZ5g/p)


分け分からない(^ω^;

文力、欲スィ(゜д゜

Re: ボカロ小説【新たに一から】カゲロウデイズ ( No.7 )
日時: 2012/01/10 22:18
名前:  木苺 (ID: DrkZ5g/p)



「う、うわぁっ!」

俺は勢いよく起き上がる。

途端に目覚まし時計が鳴り響く

俺は、酷く魘されていた

悪い夢を見た

彼女が死ぬ夢……しかも俺の目の前で。

「璃梨空……」

俺は彼女の名前を呟いた

「そういや……。今は何時?」

俺はベッドの上の時計を見る

時計の針は午前十二時の過ぎ位を指していた

「八月……十四日?」

夢では十五日だった。

「気のせい?」

でももしかして……

「そうだとすれば……」

少し胸騒ぎがした

「まだ、夜だ。朝まであと、七時間くらいかな。」

そういい俺は、また、眠りについた




八月十五日 大体十二時半くらいのこと。

俺は、璃梨空と、待ち合わせ中の公園のブランコの前で待っていた。

夢では、俺が後から来たけど、今回は俺が先に着いた



数分後

璃梨空が来た

「あ、健!」

彼女はニコニコとしながら俺の元へ近づいてくる


「お待たせ!待った?」

「ううん。別に。とりあえず、ブランコに座ろーぜ」

そういってブランコに乗る

話すことなど、特になかった

だから、俺はこう呟く

「でもさぁ、少し不思議だな—……」

あ……

俺はハッとして、昨日の夢の出来事を全て思い出す

すると、ネコが来た

夢のネコ。

「(夢ではあいつが俺の脚に……!)」

……と思っている内に、ネコは健の足にすりよっている

甘えた感じの表情

「げげっ……!璃梨空ぁ〜」

「はいはい。ネコちゃん!こっちおいで?」

するとネコは璃梨空のほうに行く。

「可愛いな〜。」

ネコを撫でている璃梨空

そして

「あ!ネコ……」

ネコは逃げ出した

璃梨空は追いかけようとしたが

健がとっさに何かを感じ取りすぐさま、腕を掴んだ

「なぁ、もう今日は帰ろうか?」

俯きながら健は言う

「え?ネコ追いかけてからでも……」

「追いかけるな。じゃないと……お前が危ないんだ」

真剣な眼差しに璃梨空はコクリと頷いた。


「よし。」










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