二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【ポケモン】果てしない旅路 リメイク【参照200感謝】
- 日時: 2012/03/12 16:40
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kGzKtlhP)
毎度お世話になっています、八重と申します。
えー……前更新していた物を、リメイクします。今度こそ!! 完結させます。
さて、前置きは飛ばし本題(注意事項)へまいりましょう。
・このお話は何気にカッコイイ題名ですが最初は中二のノリで行っちゃいます。「こんなの読めるかあああああああああああああああああああああ!」とお怒りになる方は読まない方が災いを防げるかと。
・このお話はゲームのハートゴールド・ソウルシルバーを元に作られております。キャラクターの設定はオリですのでそこんところは注意してくださいね。
・荒らしや中傷はお帰りください。
・最初はギャグ、核はシリアスです。もしかしたらグロ入っているかもしれません。
・アドバイス・コメントには飛びついて聞きます。アドバイスは厳しく言っても構いません。ただ、中傷的だと判断した場合はこちらから注意するかもしれません(極端に言うと「クソ」「死ね」と言った言葉。まあそんな風に言う人は居ないと願ってます)
・この小説はもしかしたらひょっとしなくても更新遅いかも知れません。
それでもいいと言って下さる神様はお願いします!
お客様
・グレイ様
・陽菜様
・ルイ様
・水月様
オリキャラ募集!!>>8 (締め切りました)
目次
登場人物 >>1
第一話 ハジマリノカゼ
>>2>>4>>6>>7>>9>>15
第二話 チコリータ強奪事件!?
>>16>>24>>25>>26>>27
第三話 オールの実力
>>28>>31>>32>>35>>36
第四話 旅立ちの日、そして少年はピジョンに突かれる。
>>40>>41>>42
- Re: 【ポケモン】果てしない旅路 リメイク ( No.5 )
- 日時: 2012/02/29 19:36
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kGzKtlhP)
グレイ様!!
同じく同士がッ!!
コライユの母は私の母ですww
ありがとうございます!! 更新がんばります!!
- Re: 【ポケモン】果てしない旅路 リメイク ( No.6 )
- 日時: 2012/03/02 17:56
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kGzKtlhP)
何て思っていると、
『嘘よ嘘。オールがコライユを置いていくワケないじゃない』
オールの足元に、マリルのマリが話しかけてきた。
『だってオールはヘタレだもん、弱虫だもん、泣き虫だもん、臆病だもんー』
「うん、そーは言えるねー」
うんうん、流石オールの長年の相棒。オールの短所をよく判ってらっしゃる。
この世界には『ポケットモンスター』という生物がある。縮めて『ポケモン』。マリもポケモンの一種。
その存在は軽く五百を超え、私たち『ヒト』にとってはかかせないモノたちである。
私は何故か、他の人には聞こえない、その不思議な生物ポケモンの『声』を聞くことが出来る(遺伝子間違えたのかもしれない)。
当然(ここ重要)、私以外には聞こえない・・・のだが、やはり絆の力なのか、オールはマリの言葉だけは何となく理解しているようだった。
その証拠ほら、あそこで撃沈している。縦線すらも見えちゃってるよ。
「ヒドイヒドイヒドイヒドイ・・・・」
オールの声はもはや『銀●』の糖分を取っていない銀さ●のようだった。
おお、恐るべきマリの罵倒!聞こえてなくてもあれだけのダメージを与えるとは!
『さて、おしゃべりはこれぐらいにして、そろそろ行かないとマズイんじゃない?』
「あー、すっかり忘れてたー!」
マリの言葉に私はわざとらしく、とぼけた声を出す。
マリは落ち込んでいる(そりゃあれだけヒドイ罵倒を喰らえば)オールに向かって更に追い打ちを掛けた。
『ほら、ヘタレオールも早く』
「・・・だって」
私がマリの言葉を伝えると、今度は『銀●』の親八のツッコミのように、
「誰がヘタレじゃおんどれがアアアア!後で覚えときやがれェェェェェ!」
と、怒りが混じってシャウトした。
うん、やっぱ人をからかうのって楽しい!
さて、なんやかんやでウツギ博士の研究所に到着!『なんやかんや』のトコには突っ込まないでね!
サアア・・・と、風が吹く。ワカバタウンは風がよく吹く田舎なんだ。海に近いと言うこともあるだろうけど。だから、風力発電を一番利用している村なの。
「いやー、何にもないなー」
オールが呟く。
私はここ育ちだけど、オールは違う。五歳の頃両親をいっぺんに亡くし、三年間都会に居る親戚のなかを転々とたらい回しにされた。
コガネシティと比べると、やっぱ何も無いなあ、と私も思ってる。でも、何も無い所でも、私とオールはこの村が好きだ。やっぱり、私たちにとってはここは帰る場所で、故郷なのだから・・・。
「まあ、ワカバで有名なのはウツギ博士と風力発電ぐらいだからねー。二つしかないかなあ」
「は?何言ってるんだ、三つだろ」
『でしょ』
私が言うと、オールとマリがそんなことを言った。
「え?」
他に何があったっけ・・・?
私が不思議に思うと、オールは『名探● コ●ン』のように人差し指を立てて言った。
「お前はクルミちゃんと並ぶ有名な子役じゃねえか!」
・・・は?
その言葉に、私はただでさえ真っ白な頭の中が更に真っ白になった。
「・・・今、何とおっしゃいましたか?高校生探偵新八くん?」
「おーい、コ●ンと銀●が混ざってんぞー」
オールが軽く突っ込む。ってかピー音五月蠅い。
「えっと・・・何ておっしゃいましたか?」
「おーい、コ●ンと銀●が混ざってんぞー」
「いや、その前」
「いやー、何も無いなー」
「いや前行きすぎぃぃぃぃぃぃ!」
何時もは私がボケてオールが突っ込むのだが、今日は逆だった。オールが珍しくボケている。
「お前はクルミちゃんと並ぶ有名な子役じゃないか!」
「はい、そこ!」
私はストップをかけた。そして思わず恐る恐る聞いてみる。
「知って・・・たの!?」
「失礼な。幼馴染なんだからすぐわかるだろー。つーかワカバの人は皆気づいているって」
サラリと答えたよ、オールさん。
そして私に追い打ちを掛けるようにマリが言った。
『確か芸名は『サンゴ』だったよね』
「フランス語じゃあ、コライユは珊瑚の意味だからな」
そこまでバレてましたかッ・・!
つーかバレてたなんて・・・今まで必死に隠していた私の努力は一体・・・。
あまりの恥ずかしさに撃沈する私を見て、オールはケラケラと笑い、更に追い打ちをかけた。
「お前、人前で目立つこと極端に嫌うもんなー」
『あ、だから何も言わなかったのかー!』
「うわああああああああああああああああああああん!」
オールの言葉に納得するマリ。思わず叫ぶ私。
畜生、またからかわれた!今日こそは初勝利と思ったのに!
ぶーぶー文句を言うと、オールは反撃出来て嬉しいのか、ニタニタと笑いながらドアを開けた。
まー、ここまで醜態をさらされると、立ち直りも早いわけで、私もオールの後に入る。
薄暗い家の中、私は取りあえず大きな声であいさつした。
>>4へ >>7へ
- Re: 【ポケモン】果てしない旅路 リメイク ( No.7 )
- 日時: 2012/03/02 18:14
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kGzKtlhP)
「こんにちはー!コライユとオールでーす!ウツギ博士—!博士—!?」
私の声が家の中にむなしく響く。返事は、無し。
「あれ、留守かな?」
私は言っておいてそれは無いと思った。人を呼びだしておいて、それは無い。
キョロキョロと研究所をくまなく探す。ホントはこんなことしちゃいけないだろうけど、まあしょうがない、うん。
するとオールが、私の肩にポン、と手を置いた。
「あ、どうしたの、オール」
ふと、私はオールの様子がおかしいことに気がついた。顔色が真っ青で、肩が震えている。
私はその様子がただ事ではないと思って、オールが視線を向けている先を見た。
それに辿り着いた途端、私は悲鳴を上げた。
「ウツギ博士—————————!」
ウツギ博士は倒れていた。そう、真っ赤な液体を口に出しながら。
頭や真っ白な白衣にも真っ赤に染まる液体。目は虚空を睨んでいる。呆然としている中、オールはすぐさま脈を測っていた。
流石オール、将来の医者と思いながら、私はこう言うしかなかった。
「そんな・・・ウツギ博士ッ、まだ第一話が始まったばかりなのにッ!!」
こんな、あんまりな風景。一見お気楽小説が、シリアスに変わってしまうなんてッ・・・!(そこかよ)
何て思っている中、カランと床に何かが落ちる。どうやら、仰向けにして倒れていたウツギ博士をオールが横にしようとしたはずみに落ちたらしい。
一体何が落ちたのか、と思った私たち三人(正確には二人と一匹)が、ソレに視線を向けた。
その途端、空気が凍った。
いや、冷凍ビームとかこごえる風が炸裂したわけではないよ?つーか、今持っているポケモンはそんな技使えないから。マリも氷は使えないし。
んでも、凍ったんだよなあ、ホントに。絶対零度までに凍ったよ、うん。
え?結局何が落ちたんだって?
眼鏡だったよ、ウツギ博士の。でも、それだけじゃないんだよ。
レンズにね・・・目玉のシールが貼り付けてあったんだよ。
「・・・え?」
「・・・・・・・・・・・・・・・え?」
顔を見るとすやすやとイビキをかきながら寝ているウツギ博士。
するとマリが、一つの書置きとジュースの缶を持ってきた。
『・・・・あー、成程ね』
「え?」
書置きには、こう記してあった。
『今から研究資料を取りに行く為にポケモンセンターへ向かいます。奥様と息子さんはヨシノの買い物に出かけているので、電子レンジで朝ごはんを温めてください。後、寝るなら机じゃなく、ベッドでお休みになってください』
そして、ジュースの缶は・・・トマトジュース。
「・・・え?」
「・・・・・・・・・・え?」
「「ええええええええええええええええええええええええええええ!?!?」
私とオールは思わず叫んでしまった。
>>6へ >>9へ
- Re: 【ポケモン】果てしない旅路 リメイク ( No.8 )
- 日時: 2012/03/02 18:06
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kGzKtlhP)
コライユ「というわけで、いきなりオリキャラ応募です!!」
オール「ホントにいきなりだな!!」
コライユ 「取りあえず三人ぐらい応募します!!(余裕があればまだやる)応募してヤンよという人は下の記入欄をコピペしてね!!」
名前 【】(フリガナ)
年齢【】
性別【】
出身地【】(シンオウ地方までおk!!)
容姿【】(髪の長さ、色、髪型、瞳の色、服装は必須)
性格【】
能力【】(あればどうぞ)
武器【】(あればどうぞ)
手持ち【】(シンオウ地方までのポケモン)
一人称【】(私などのこと)
二人称【】(貴方などのこと)
三人称【】(彼などのこと)
備考【】
サンプルボイス(三つ以上)
『』
『』
『』
八重に一言(あればどうぞ)『』
- Re: 【ポケモン】果てしない旅路 リメイク 【オリキャラ募集】 ( No.9 )
- 日時: 2012/03/03 18:26
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kGzKtlhP)
つまり箇条書きで表すとこう言うことである。
・助手と家内は出かけていて、家の中は空っぽ。
・あまりの眠たさに椅子から落ちた。
・血と思っていたのはウツギ博士が飲みかけのトマトジュースである。
・シールは恐らく五月蠅くベッドで休めと言っている助手を避けるためのトリック。
・・・ということだろう。
全ての真実に辿り着いた時、私は笑った。
「・・・ふ、ふふふふふふふふふ」
もー、笑うしかないよ、これ。心配したと思ったら、これかよ。
「・・・コライユ?」
「この人騒がせな神童博士がああああああああああああああああああ!」
私は思わず鉈をウツギ博士にぶつける。勿論峰打ちで☆
「ちょ、鉈はまずいから止めろ!お願いだからやめろおおおおおおおおおおお!あと良い子の読者さんは鉈とか振り回すなよ、木刀でも危ないんだからぁぁぁ!」
オールの声が、ウツギ宅に響いた。
◆
怒り狂った私はオールに丸く収まられ、ウツギ博士はあまりの痛さにやっと目が覚めた。
「いやー、ごめんごめん」
「ホントにもー、ちゃんと寝てくださいねー」
私が言うと、コクリとウツギ博士は頷いた。
「……博士、ホントに寝てくださいね。じゃないと今度は本気のホントに死にますよ」
「……うん」
そんなオールとウツギ博士の会話が聞こえたけど、まあ気にしない気にしない☆
「で、本題はなんですか?」
やっと落ち着いたので、オールが尋ねる。
そうだ、電話で今日来いとは言われていたけど、要件は聞かされていなかったのよね。
「ああ、そうだ。えっと……なんだっけ?」
おいいいいいいいいいいい!? 「なんだっけ?」ってなんだよぉぉぉぉ!? 忘れてるんかい!!?
と、思ったけど、あえて心の中で叫ぶ。ウツギ博士は学会では「神童」と呼ばれているが、落ち着きのないが七割割、変態が二割、天才が一割で占めているのである。つまり何時もこんな感じ。
オールもマリも呆れている。まあ、そりゃそうでしょう。ただでさえ私だっておっちょこちょいなのに、この人のおっちょこちょいは半端ない。……いや、寧ろ「おっぺけぺー」か? うちの三●妹か?
やがて思い出したのか、ポンと手のひらを叩いた(←ポン、じゃない!)
「そうだ、君たちにコレを頼みたいんだ」
取り出したのは、三つのモンスターボール。
それを見て、私は瞬時に悟った。
私は思わず三つのボールのうち、一つのボールを手に取った。
「なんですか、このポケモンたち」
オールが聞くと、ウツギ博士が答える。
「あー、それはヒノアラシ、ワニノコ、チコリータだよ。それをね、最終進化系まで育てて欲しいんだ」
「は? それどーいう意味ですか?」
「え!? つ、つまりー……あー……アレ?」
うーん? あれー? と、数秒悩んだ後、爽やかな笑顔で言って去った。
「後は選んでねー! じゃ、ボクちょっとメール見てくるよー、未通知があったはずだからー」
「えー!?なんちゅう簡潔なッ……! 俺、十分の一も判ってませんよ?!」
『ダメだよ、オール。ウツギ博士は人に説明するのが大の下手なんだから。きっとカンペを取りに行ったんだよ』
「……そんなに口下手なのか……?」
オールが言うと、マリが諭すように言った。オールは呆れている。
「……まー多分要はこいつらを育てて欲しいってことだろう? だったら俺はこのヒノアラシにするか……うん? どうした、コライユ」
「ふえ!? オール!? びっくりしたー」
私は結構考えていたようだった。あまりにも過剰な反応をしたせいか、少しオールが心配しそうに私の顔を覗きこむ。
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