二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

私は絶対強くなる〜戦国ARMORS〜
日時: 2012/05/26 15:20
名前: ナル姫 (ID: fOW/FHMu)

はじめまして!
ナル姫と申します!

こちらでは初めてです!



ところで皆様、題名にもあるとおり、『戦国ARMORS』ご存知でしょうか?
私この漫画すごい大好きなんです。
終わっちゃったけどすごい大好きなんです。
お薦め致します。読んでみてください。


※注意!
荒らし、チェンメはお断りします
コメを下さると狂喜に陥ります
こんなん俺の知ってる戦国ARMORSじゃねぇ!!ってなるかもです


こんな作者でよろしければ、よろしくお願いします。

Page:1 2 3 4



Re: 私は絶対強くなる〜戦国ARMORS〜 ( No.1 )
日時: 2012/05/26 15:23
名前: ナル姫 (ID: fOW/FHMu)

私は弱い人間だ。


虐められている友達を放っておいた

親から金を盗んだ

約束に遅れると、アリもしない話を捏造して言い訳した


責められるのが怖いんだ。


今学校には行ってない。
早い話引き篭り。


あーあ。早く死なないかなぁ。

こんな世界大嫌い。
法律?マナー?知らないし。


あーあ…もっと自自由な世界に生まれたかったなぁ…

Re: 私は絶対強くなる〜戦国ARMORS〜 ( No.2 )
日時: 2012/05/27 17:54
名前: ナル姫 (ID: t18iQb5n)

「弥生…そろそろ起きなさい。もう昼過ぎよ…」

下からお母さんの声が聞こえる。起きたくないと答えると、諦めたようだった。全く…顔は良いのにどうしてこうなったのか、という声。
私は、世間で言う『美人』らしい。
木下 弥生(きのした やよい)。それが私の名前。

なんで学校に行かないのか。
だって友達がいないから。

虐められてた友達には絶縁された。
私が約束を破ってしまった子には呆れられた。
先生には怒られてばっか。
今年は高校一年生。
早速引き篭りとか(笑)
マジうけるよ。


「もう…やだ…」

そう思いながら寝た。

「違う世界に行きたいよぉ」

そう願いながら寝た。


そしたら


違う世界にトリップした。

Re: 私は絶対強くなる〜戦国ARMORS〜 ( No.3 )
日時: 2012/05/30 14:44
名前: ナル姫 (ID: fzc9VSBf)

……………………………………………

……………………………………………

どうしよう。
目が覚めると、私は知らないところにいた。荒野…そんな表現が当てはまりそうな。
つか、ここどこ?私はただ寝てただけなのに。
え?これなに?夢?

どうしようもなく、恐怖が私を襲った。
ヤダ。帰りたい。


—違う世界に行きたいんだろう…?


「!?」

だ、誰!?頭の中で声が…


—私はお前の心の中のお前だ…

私…!?

—そうだ…この世界はお前を試している

どういうこと…!?


—それは自分で考えろ!
お前が変わればもとの世界に帰れるが、お前が変われなければお前は死ぬぞ!


嘘…そんなの嫌ッ!!


—ククク…生きたければ変わることだな

精々足掻け



声が消えると同時に、私は気を失った。

Re: 私は絶対強くなる〜戦国ARMORS〜 ( No.4 )
日時: 2012/06/02 16:26
名前: ナル姫 (ID: Xnk5AhLs)

「………か?大丈夫ですか?」
「う…誰…?」

私は誰かに肩を揺さぶられて目が覚めた。
ゆっくり目を開けると、坊主頭の男の子が、私の顔を心配する等な顔で覗き込んでいる。

「あ、良かった…起きて」
「貴方…誰…?」
「僕の名前は無垢。あなたは…」

無垢…?変な名前。親一体どういうネーミングセンスしてんだか。

「私は…弥生」
「弥生ですね。立てますか?」

無垢さんは私に手を差し伸べてくれた。私はその手を取る。

「しかし驚きましたよ。こんなところで寝てるんですから。こんな時代に…」
「…」

私は答えられないでいた。
あの言葉…この世界は私を試している?

「弥生さん、帰れますか?何なら送っていきますけど」
「…いえ…あの…」

私の予想があっているなら、ここは私の住んでいた世界ではない。なら、帰るところも勿論ないんだろう…。

「帰るところが、ないんです…」
「え…」

無垢さんが驚いたように私を見つめた瞬間、むっくーんと叫びながらやってきたのは旅の僧。
そのムッツリな僧と無垢さんと、私の旅が始まるってのはまた今度。

Re: 私は絶対強くなる〜戦国ARMORS〜 ( No.5 )
日時: 2012/06/04 14:03
名前: ナル姫 (ID: YdFp2cHe)

「お…お長…様…?」
「…は?」

向こうから走ってきた、僧のような服装をした男。その男は今私の前で目を見開いている。
は?意味わかんない。オチョウサマって誰よ?

「和尚様…!この人がお長様なんですか!?」
「間違いない!顔が…十年前のお長様の面影が残ってる!」
「私はオチョウじゃないわ!私は弥生!無垢…だっけ?言ったでしょ!?」

行ってやると、和尚様とか言われた人はハッと我に返った。

「そ…そうですよね。当たり前だ」
「和尚様?」
「…お長様は幽閉されている…とよとみの側室にされようとしているからね…」

…豊臣?この人、なにいってんの?
豊臣は1615年の夏の陣で滅びたはず…。

「…お長って、誰?」

私が聞くと、無垢は驚いたような顔で私を見た。

「この時代に知らないとは…珍しいですね」
「顔はお長様にそっくりなのに…」
「…和尚様、顔に煩悩出てますよ…」

和尚の癖に煩悩丸出しとか…変なの。
とりあえず、この和尚は注意が必要な人物だろうな。
それにしても会話がおかしいわ。言ってることが何一つ分からない。


「…ねぇ、変なこと聞いていい?」
「?えぇ…」
「今、何年?」
「1592年です」

あぁ、やっぱり。
これは…トリップ!!


Page:1 2 3 4



この掲示板は過去ログ化されています。