二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ぬらりひょんの孫〜水面に映るキキョウ〜
日時: 2012/06/24 17:09
名前: えりか (ID: cASJvb5A)


「え、ストーカー?」

 あたし、キキョウは、親友の小春がストーカーで悩んでいることを、
 今、初めて知りました。

「そうなの。毎日毎日郵便受けに手紙が来ていてさぁ。
 なんでウチなの?
 キキョウのほうがかわいいのに……」

 へっ?あたし!?

「そんな…あたしかわいくないよー。」
「何言ってんのよ…ウチの学校の付き合いたいコのランキング、
 キキョウがダントツ1位なんだよ?
 容姿で言えば、その長いキキョウ色のストレートの髪と
 華奢で小さいところだって!
 もー!なんで華奢で細いのに、胸はめちゃくちゃ大きいワケ〜?」

 2人であはははははっと笑う。
 その瞬間、あたしは気づいた。
 こっちに包丁を持って走ってくる男の姿を。
 あたしは震えた。
 だって、その男は小春の名前をつぶやき続けているのだから。

「キキョウ?立ち止まってどうしたの?」

 足が動かなくなった。
 声も出ない。
 男との距離は、もう2メートル。
 小春は気づかない。

「にげてぇぇぇぇぇ。」


 やっと、声が出た。
 そしてあたしは、親友をかばって、


 ———包丁で刺された。

 どんどん意識が遠のいていく。
 小春があたしの名前を呼ぶ。
 そして、

 着物を着た長髪の男が、こっちに近づいてきた。

 

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Re: ぬらりひょんの孫〜水面に映るキキョウ〜 ( No.1 )
日時: 2012/06/24 18:12
名前: えりか (ID: cASJvb5A)

「キキョウさんっ!キキョウさんっ!おきてください〜」

 だぁれ?
 お母さん?違う。じゃぁ、椿お姉ちゃん?

「若ー、キキョウさんおきませーん。どうしましょー。」

 若?うちでそんな呼ばれ方されてる人、いたっけな?

「もう少し寝かせてあげなよ、つらら。」

 つらら?その人も知らない。じゃぁ、ここはどこ?
 と言うより、小春は?大丈夫なのっ?
 あたしは布団から起き上がった。
 ううん。
 起き上がろうとした。

「だめだよ、動いちゃ。」

 さっきの、『若』って呼ばれてた人だ……

「どうして、あたしはここにいるの?あなたたちは、だれ?」
「僕は奴良リクオ。ここは、奴良組だ。」

 奴良……組?

「任侠一家みたいな名前ですね。」
「そうだよ。僕たちは任侠一家だ。
 ———妖怪の、だけどね。」

 妖怪?じゃぁ、この奴良リクオって言う人も、妖怪?

「もうひとつの質問のほうは……」

 『あたしがなぜここにいるのか』ね。

「君が妖怪、桔梗舞姫になったからだよ。」

 あたしが妖怪……?
 ききょー…まいひめ?

Re: ぬらりひょんの孫〜水面に映るキキョウ〜 ( No.2 )
日時: 2012/06/24 22:52
名前: ブルー (ID: s5c4A2FH)  

初めまして!!ブルーです♪私もぬらりひょんの孫の小説を書いてます。
お互い頑張りましょ〜!
次回の更新を楽しみにしてます♪

Re: ぬらりひょんの孫〜水面に映るキキョウ〜 ( No.3 )
日時: 2012/06/25 16:55
名前: えりか (ID: cASJvb5A)

≫ブルーさん

 コメありがとっ!

 ブルーさんが書いてる小説ってどんなの?

 ぜひ読ませてくださーい^U^


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