二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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13年後のクレヨンしんちゃん
日時: 2012/07/05 13:41
名前: ゆぅ (ID: 7xKe7JJD)

どうもーっ( ´▽`)


はじめましてonまた来てくれてありがとう(´∀`*)


ゆぅでs(=´∀`)

ぷろふぃーる

1997年生まれ(>_<。)

中3でs(´ε` )


リア充←



※ハンカチ用意



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Re: 13年後のクレヨンしんちゃん ( No.1 )
日時: 2012/07/05 13:47
名前: ゆぅ (ID: 7xKe7JJD)

僕はシロ、しんちゃんのともだち。十三年前に拾われた、一匹の犬。 まっ白な僕は、ふわふわのわたあめみたいだと言われて。 おいしそうだから、抱きしめられた。 あの日から、ずっといっしょ。
「行ってきマスの寿司〜〜〜〜〜〜。」
あいかわらずの言葉といっしょに、しんちゃんは家から飛び出していった。
まっ黒な上着をつかんだまま、口に食パンをおしこんでいるところを見ると、
今日もちこくなんだろう。
どんなに大きな体になっても、声が低くなっても、朝に弱いのは昔から。
特に今年は、しんちゃんのお母さんいわく『ジュケンセイ』というやつだから、
さらにいそがしくなったらしい。
たしかに、ここのところのしんちゃんは、あんまり僕にかまってくれなくなった。
しかたのないことだとしても、なんだかちょっと、うん。
さみしいかもしれない。



せめてこっちを見てくれないかな、と言う気持ちと、がんばれという気持ち。
その二つがまぜこぜになって、とにかく少しでも何かしたくなって。
小さくほえてみようとしたけれど、出来なかった。
なんだかとても眠たい。
ちかごろ多くなったこの不思議な感覚、ゆっくりと力が抜けていくような。
あくびの出ないまどろみ。
閉じていく瞳の端っこに、しんちゃんの黄色いスニーカーが映って。

ああ今日もおはようを言い損ねたと、どこかで後悔した。




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