二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ワンピ×ダン戦-傷物の宝石と禁断の果実
- 日時: 2012/07/16 14:37
- 名前: 勇騎那 (ID: msPhCitR)
前のスレを見てくださっていたでしょうか?
知る人ぞ知る駄作者勇騎那にございます
『交わる三本の線』が終わりまして、その続編となりまする
私の小説をご覧になる前に、お断りしたきことがございます
・断じて小説を盗まないでいただきたい
・私のことが嫌いならば、すぐに城を去るがよい
・ワンピースとダン戦が嫌いじゃと?消え失せよ!!
・ぜひともコメを賜りませ
題名を見ての通り、この小説はワンピースとダンボール戦機Wのコラボでございます
ベースとなるのはワンピースの世界。
オリキャラが複数登場いたします。
うちの美女—オリキャラ—が主人公です。
ダン戦Wのキャラクターたちがどう活躍するかにも注目してください
第一章 生きたければ恐れるな
>>02>>06>>08>>09>>14>>17
- Re: ワンピ×ダン戦-傷物の宝石と禁断の果実 ( No.5 )
- 日時: 2012/07/13 18:43
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
あーなるほどね!
前作の方で書いてたんなら・・・それは分かるよ♪
続きが楽しみだー♪
- Re: ワンピ×ダン戦-傷物の宝石と禁断の果実 ( No.6 )
- 日時: 2012/07/13 20:22
- 名前: 勇騎那 (ID: ZIpXt3fk)
烏の行水で湯浴みを済ませ、シャボンを尾びれに装着して浮遊しながら部屋の中を移動。
寝室に行って、海色のTシャツを着た。
長い黒髪を結い、尾びれが乾いて人間の足になったらタイトなジーンズをはいた。
我が相棒はいまだ夢の中。
それとも、着替え中だったから狸寝入りをしてくれたのか。
「(寝顔しか可愛いところねェな)」
女にとって失礼極まりないことを胸の内で密かに思い、時計を見た。
時刻は8時ちょうどだ。
フォークスは赤いヒールにシュッ…と足を通した。
ゴドリックの脇腹にヒールを突き立てた。
「がはっ……!!」
「おはよう……」
「おは、よう…ございます」
わき腹に突き刺さった痛みとフォークスの能面の顔に怯えてひきつった顔でゴドリックは声を渋った。
「さっさと起きろ。本戦が始まる」
「もうそんな時間かよ!?やべぇ!!」
ゴドリックはばねのようにビョーンと飛び起きて化粧台の前に座って栗色の髪を元結で結び始めた。
目は、今日は濁りのないメタルブルーにするつもりらしい。
「何でオレと同じ目の色なんだ?」
「この色だと、フォークスと同じ景色見てるみたいでうれしくなるんだよ。ダメか?」
上目づかいに言われた。
「……勝手にしろ///」
化粧台の上に置いてあったリップを強引に取り、そっぽを向いて唇を色づけた。
頬の赤に負けぬ血のように真っ赤な唇が出来た。
「(記憶がなくなって、人格が変わってもこういうところは変わってねェんだな……。畜生。可愛いゴドリックが見たい///)」
- Re: ワンピ×ダン戦-傷物の宝石と禁断の果実 ( No.7 )
- 日時: 2012/07/15 11:25
- 名前: 勇騎那 (ID: ZIpXt3fk)
キャラ紹介ぃ!!
名前:フィオレータ・ゴドリック
性別:美男
年齢:21歳
身長:194cm
懸賞金:4億4千万ベリー
異名:"剣足—つるぎあし—" "氷のルビー"
容姿
栗色の髪でいることが多い。
しかし、"七変化"という能力で海軍の目を欺くためにしょっちゅう姿を変えているため、決まった容姿を持たない。
どんなに姿を変えようがモデル顔負けのスタイルと男性的な美貌は変わらない。
性格
好戦的なできる女だが、たまにボケが炸裂する。
可愛い女の子は自分のおもちゃ、美女は自分がボディーガードだと思う悪癖がある。
無意識に老若男女問わず魅了る天然タラシ。
戦闘方法
武装色、見聞色、覇王色、すべての覇気を使える。
悪魔の実の能力を持っているが、能力にかまけず剣術を磨いている。
腕前はゾロの一枚上手を行く。
CP9の"六式"が使える。
悪魔の実
多彩な闇を操り、眠らせて悪夢を見せる"ユメユメ"の実の能力者。
ゴドリックの方からの物理攻撃は可能だが、武装色の覇気を使えないとゴドリックに絶対攻撃を当てられない。
超人系—パラミシア—の能力でありながら自然系—ロギア—のように実体がない。
悪夢を見させる対象はその時とその場所にいる人数によって異なる。
闇の色によっ悪夢の内容が変わってくる。
備考
・生まれてから16歳、17歳ごろまでの記憶がない
・黒いリンゴを誤って口にして治癒のヴァンパイアになった
・フォークスのことは相棒と思っている
・プラチナ素材の柄にルビーがちりばめられた愛刀を左腰に差している
・愛刀の名前は"エトワール"
- Re: ワンピ×ダン戦-傷物の宝石と禁断の果実 ( No.8 )
- 日時: 2012/07/14 20:36
- 名前: 勇騎那 (ID: ZIpXt3fk)
「生意気なこと言って、おれたちに勝てると思うなよ?」
—————————・・・
鉄筋の口を潜り抜ければ、そこは海軍の砲弾が届かない無法地帯。
雄叫びとの目や歌えや暴れろやのどんちゃん騒ぎ。
先日のバトルロワイヤルで生き残った者達による決勝トーナメントが行われる。
決勝トーナメントのことを本戦ともいう。
ゴドリックとフォークスは控えの海賊が待機する酒場の一角に腰かけて待ち人を気長に待った。
退屈しのぎになるのならと、映像電伝虫が映し出す本戦の映像を見ながら待つことにした。
『一回戦から激しい猛攻!!アロンソ・デイジー、自慢の剣術もシャビの前ではなす術なし!!』
「あいつ、太刀筋に迷いがあるな」
ゴドリックがぼそりとぼやいた。
それを聞き逃さなかったフォークスは懐から2万ベリーを出して言った。
「シャビの勝ちに2万ベリー」
「じゃぁ、アロンソ・デイジーに同じ額懸ける」
ゴドリックもフォークスと同じく2万ベリーを懸けた。
『おっと!!幼帝海賊団船長アロンソ・デイジー戦意喪失!!』
「ビビるくらいならこの海に来るんじゃねェ!!」
「度胸のねェ奴は寝る時間だ!!」
周囲から敗者に容赦ない大ブーイング。
『準々決勝に進むのはカルテット海賊団船長シャビだァ!!』
「2万よこせ」
フォークスは右手を差し出して掛け金を催促した。
「ほらよ!!」
負けて悔しいゴドリックは半ばやけになって2万をくれてやった。
- Re: ワンピ×ダン戦-傷物の宝石と禁断の果実 ( No.9 )
- 日時: 2012/07/15 18:37
- 名前: 勇騎那 (ID: ZIpXt3fk)
「次は、おれたちだ」
フォークスが席を立った。
ゴドリックはちょっと待てと言った。
「雑魚相手にお前が出るまでもねェだろ」
おれが行く、フォークスの肩を引いてゴドリックは酒場から出て行った。
「フォークス!!」
右から聞こえた高い男の声に振り向くと、そこにはバンとジンがいた。
「遅れてすまない」
「気にするな。オレとゴドリックが早く来すぎたのが悪い。まァ、座れよ」
バンとジンをイスに座らせ、自分は行儀悪くローテーブルに腰かけた。
「ちょうど今、あいつが暴れてる」
面白いもんが見れるぞ。
映像を見ると、画面の向こうには栗色の髪にメタルブルーの目のモデル体型の美男がいる。
『さぁ!!第二戦は"氷のルビー"フィオレータ・ゴドリックとモダン海賊団船長ゴメスの対決だ!!この2人に用意されたフィールドは湿原!!少しでも金欲を出せば〜……足がはまって動けなくなるぜ!!』
————————————————・・・
「あんたの方から来いよ」
「ずいぶん余裕なんだな。遠慮なくいかせてもらうぞ!!」
対戦相手のゴメスは二丁拳銃を手にし、ゴドリックに向けて構えた。
「おれを挑発したことを後悔しながら死んで行け!!」
二対の弾丸が発射され、ゴドリックを貫かんとする。
ゴドリックは口角を気味が悪いほどに上げた。
————————————————・・・
『弾丸で貫かれたにもかかわらず無傷で立っている!!自然系—ロギア—の能力者か!?』
「ウソだろ!?今、確かに撃たれた!!」
「弾がゴドリックの体に吸い込まれたのか……!!」
「あいつに銃—ピストル—は効かねェ」
「「!!?」」
バンとジンは信じられないといった顔をした。
フォークスはさも面白そうだ。
「銃が効かない!?」
「そんなことがあるのか!?」
「あるんだよ。この世界じゃそんなやつごまんといる。ゴドリックもその一人だ」
『フィオレータ・ゴドリックついに動いた!!ゴメスが目を閉じてうなされている!!悪魔の実の能力者だ!!』
「悪魔の実?」
「ゴドリックって何の能力者なんだ?フォークス」
バンとジンが疑問符を浮かべた。
「"ユメユメ"の実の悪夢人間。多彩な闇を操り、悪夢を見せる能力だ」
「悪夢を見せる……!?」
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