二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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フェアリーテイル〜流るる水は未来へ〜
日時: 2012/07/24 13:50
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

初めまして、こんにちは!桜舞姫です。
色々掛け持ち中にもかかわらず、書きたくなったので書きます!
今回は初めてのft作品です。
「水」を操る滅竜魔道士が、ナツ達と過ごす日々をお届けします。
こうご期待!!


目次

>>4

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Re: フェアリーテイル〜響け、我が歌声〜 ( No.4 )
日時: 2012/07/29 21:48
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

目次


>>1  注意書き 
>>2  作者紹介
>>3  オリキャラ紹介;セシアラ・ローゼニア

>>6  №0 プロローグ
>>7  №1 魔道士達
>>8  №2 ミラーマジック
>>14  №3 バルカン殲滅

Re: フェアリーテイル〜流るる水は未来へ〜 ( No.5 )
日時: 2012/07/24 13:51
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

申し訳ありませんが、設定を一部変更いたします。

Re: フェアリーテイル〜流るる水は未来へ〜 ( No.6 )
日時: 2012/07/24 14:07
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

№0 プロローグ

 細かい霧のかかる森を、一人の人影が動く。
 黒い外套を羽織り、ローブで顔を隠しているので、老若男女は
 わからない。しかし、体の線から見ると女性のようだ。

?「……この先か」

 呟いて空を仰ぐ。ローブが少しずれ、美しい碧色の髪がこぼれた。
 まるで海の様な蒼さを誇っている。しかし、まだ顔は見えない。

?「…進むしかない」

 肩掛けにした荷物を揺らして持ち直すと、また前を向いて歩きだす。
 もう、何も呟かなかった。

Re: フェアリーテイル〜流るる水は未来へ〜 ( No.7 )
日時: 2012/07/24 18:20
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

№1 魔道士達

 魔道士ギルド、『妖精の尻尾』。荒くれた様々な人格の魔道士が
 集う、賑やかなギルドだ。ここではたくさんの歴史が紹介できる
 のだが、それはまた、おいおい。
 
 そして今、このギルドの最強チームの7人…失礼。5人と2匹が
 ある廃墟へと向かっていた。その5人とは、ナツ、ルーシィ、
 グレイ、エルザ、ウェンディ。そして猫のハッピーとシャルル。

「えっと、確か依頼の廃墟はここね。」
「うわぁ、ボロッちい!!」
「ナツ、壊さないでよ?」

 廃墟にまず踏み入ったのは、ナツ、ルーシィ、ハッピーだ。
 続いて3人もやって来る。空からはシャルルが降りてきた。

「皆大変よ!バルカンの群れが来るわ!!」
「えぇ、もお!?」
「丁度良いではないか。バルカンの群れの一掃が、今回の依頼内容だ」

青ざめるルーシィとは対照的に、鎧に身を包んだエルザは微笑みさえ
浮かべて遠くを眺めている。その眼にはすでに群れが移っているの
だろう。

「うおぉ、燃えてきた!」
「が、頑張りますっ!!」

滅竜魔道士の二人も、気合は十分だ。やがて…

「お、来やがったな!!」

丘の向こうに、バルカンの群れが見え始めた。

Re: フェアリーテイル〜流るる水は未来へ〜 ( No.8 )
日時: 2012/07/28 15:55
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

№2 ミラーマジック

ナツ達のいる廃墟。そこをとうとうバルカンの群れが囲った。

「皆の者、油断するな!」

剣を片手にエルザが叫び、皆が頷いて答えた。

「ウキィィィィィ!!!」

一匹のバルカンの攻撃で、全ての火蓋が切られた。
ナツ、ウェンディの滅竜魔法、ルーシィの星霊魔法、エルザの換装、
グレイの造形魔法。強力な魔法が次々炸裂していく。
…しかし、残りの一匹を前に状況が一変した。

「な、なによコイツ〜〜〜!!!?」
「あいやーーーーーッ!!?」

ナツが咆哮を繰り出すと、たちまちその炎が吸収されたのだ。それだけ
では終わらず、あろうことかバルカンは口から炎を吐きだして、
ウェンディに向けた。

「きゃぁッ!」
「うおぉぉぉ!!!」

間一髪でナツが助けに入り、炎を吸収する。その様子を見たエルザが
気付いたように叫んだ。

「気をつけろ!そのバルカンは「鏡魔法」を使って
 くるぞッ!」
「な、何ですかソレ!!?」

逃げまどいながらウェンディが説明を求める。

「その名の通り、相手の魔法を反射するのさ。
 何処に反射するか分からんから気をつけろ!!」
「って、それどう気をつければいいのよ〜!?」
「あーー、面倒くせッ!!」

こういう事に関しては頭の回らないナツが、いつもの
様に『さっさと倒す』モードに入ったらしい。
火竜の咆哮を2連発する。

「ナツ!この馬鹿ものがッ!!」

エルザが止めるがもう遅く、連発咆哮は不幸にも
全てルーシィへと向かったのである。

「冗談じゃないわよォォォォ!!!!??」
「うわ、ヤベェ!!」

そしてこれもまた不幸だが、ルーシィとは正反対の
方角にナツはいた。

「ルーシィさん、逃げてェェェェ!!!」

二つの火炎放射がルーシィに迫る中、彼女の目の前に
1つの人影が降り立った。


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