二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- エリートジャック!!〜2人の天才〜
- 日時: 2012/08/12 23:06
- 名前: noeru (ID: GZNpcKWX)
初めまして、またはこんにちわ?!大量のスレ爆弾を抱え込んでいるnoeruです。
ちゃおで新連載(DX読んでる人はもうおなじみ?)が始まった『エリートジャック!!』にさっそくハマり、話を考え付いた(即興)ので書こうかな〜と思いました。
ここで注意!!
※世界観壊れるかも。
※設定と違う点、誤字脱字はまじ勘弁。
※他にも大量にスレを抱えている&自己チューなので不定期。
※作者悪ノリ大好物。
※出てくるオリキャラがおかしいです。
※毒吐きます。タイプは毒です。あれ、ポケ○ン?
スルー検定4級以上を取っている方なら安心して読めると思います(^_^.)もちろん取っていない方でも不快にならないように努力しますので、よろしくお願いします!!
- 第1話 ミリア登場! ( No.1 )
- 日時: 2012/08/12 23:30
- 名前: noeru (ID: GZNpcKWX)
「今日は転校生が来ています。」
誰も聞いていない。勉強に夢中で。その『転校生が来た』というニュースは、実は大変なことだというのに。
「えー、転校生が来たということは、我がオメガ高校が誇る転入試験をクリアした天才ということになります。」
何人かのシャーペンが、ぴたっと止まった。
「仲良くした方がいいとは言いませんが、転校生は超難題の転入試験を満点で通過しました。」
全員のシャーペンが止まって、慌ただしく参考書をめくる音さえも止まった。このオメガ高校で、こんなことがあっただろうか。もともと、たった1人だけ何もしていなかったが…
相川ユリアは一人だけ、何もしていなかった。いや、携帯に映る彼氏の写真をうっとりと見ていたが。
「では、及川さん、どうぞ。」
その名前に、ユリアはまったくの反応を見せなかった。
教室に入った瞬間…クラスの全員が思ったこと。大きく分けて2つに分類できた。
1つは、彼女がとても美人だということ。淡い藤色の髪は丁寧に手入れをされているのが分かる。水色のリボンがよく映えるミディアムボブは綺麗に内巻きになっていて、美しく艶めいている。瞳は深海のように深い藍色。でも片目は眼帯で隠れていて見ることはできない。長い睫毛は上を向いているものの、伏し目がちでどこか憂鬱そうに見える。
もう1つは、彼女が誰かに似ているということ。外見的なこともそうだが、なんとなくふいんきというか、似ているのだ。そのとき全員の頭に、はっきりと1人の女子生徒が思い浮かんだ。
「初めまして、及川ミリアです。よろしくお願いします。」
無愛想な、物静かなところは全然違うけれど、確信した。
たった今、『及川ミリア』に初めて反応した女子生徒。
相川ユリアに、あまりにもそっくりだったのだ。
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