二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ボカロ自己解釈小説【vol.1】
日時: 2012/11/04 15:11
名前: M・M (ID: A4fkHVpn)

☆★☆★☆〜作 者 あ い さ つ〜★☆★☆★
こんにちは!
M・Mです。

今回は、ボカロ解釈(?)小説を書いていきたいと思います。

公式で小説が出ている曲は書きませんのでご了承を。

あと、毎回短いです。


あくまでも自己解釈ですからね!

ちょっと
「なにこれ作者頭おかしくね?」
並に変なとこがあったらお教えください><

いきなし何の前ぶれも無く目線が変わったりします。


時々、勝手に解釈PV様をパク((
…に似せたりする時があります
ホントすいませんでした


(悪ノ召使は最近まで解釈PVが本家様だと思ってたので)



よかったらコメントください!
私の元気の源ですので



●〇●〇●〜C O N T E N T S〜〇●〇●〇
No.1『悪ノ召使』>>1No.2 『透明アンサー』>>17


□■□■□〜軌 跡〜■□■□■
2012.9.9
初更新!頑張ります^^ 

2012.9.13
参照100突破!!
感謝です!

2012.9.14
『悪ノ召使』完結!!
ありがとでした*

2012.9.26
参照200突破!!
感謝感謝です!

2012.10.13
参照300突破!!
感謝感謝感謝です!

2012.11.4
HNを「M・M」から「SOL@」に改名しました!

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Re: ボカロ自己解釈小説【vol.1】 ( No.4 )
日時: 2012/09/14 19:35
名前: M・M (ID: A4fkHVpn)

コツ・・・
コツ・・・
コツ・・・


「・・・」



君は王女
僕は召使
この運命は二度と変えられない


君はまだ籠の中

一人で泣いている。

Re: ボカロ自己解釈小説【vol.1】 ( No.5 )
日時: 2012/09/12 16:29
名前: M・M (ID: A4fkHVpn)

—僕達は
ある国の王家に生まれた。


彼女、僕の双子の姉リリアンヌ=ルシフェン=ドートゥリシュ。通称リリ。
僕、弟のアレン=アヴァドニア。
7歳までは”姫”と”王子”として育った。
よく城を抜け出し、一日ずつ二人交互に案を出して
いろんな場所に行ったものだ。

さっき話した幼い頃の記憶。
リリが連れてってくれたお花畑。
今まででいちばん最高で、そして—…

2人で遊んだ最後の日になった。



代々、双子は不吉という言い伝えがあるらしく、
リリは”姫”に
僕はその姫を守る”召使い”に—


僕達の運命は二つに裂けた。


Re: ボカロ自己解釈小説【vol.1】 ( No.6 )
日時: 2012/09/12 16:56
名前: M・M (ID: A4fkHVpn)

「あら、おやつの時間だわ」

いつもと同じ言葉。
僕はその言葉に反射的に従う。
もう習慣になってしまっているのか

「リリアンヌ様、今日はパンナコッタでございます」

「ふぅん…まぁいいわ
早く出して頂戴」

「…かしこまりました
すぐに」


あれから7年
僕達はもう14歳。

それと同時に、
リリはこの国を治める王女となった。

しかし、
彼女の言動は大いに周囲を驚かせた。


金が足りぬのなら
愚民どもから搾りとれ
逆らう者たちは
粛清してしまえ—

「さあ、ひざまずきなさい!」


昔はあんなに心優しく、誰からも好かれていた彼女が
今はもうあのような姿になってしまった事を
あの頃は想像できただろうか?

まさに”暴君王女”という言葉がお似合いの姿に…

Re: ボカロ自己解釈小説【vol.1】 ( No.7 )
日時: 2012/09/12 17:13
名前: M・M (ID: A4fkHVpn)

「アレン」

「はい、何でございますか」

「…今はそんなかしこまった言い方やめてよ
二人の時は、ね?
何回も言ってるでしょ」

「はい、かしこま…
あっ…」

「あははっ、
やっぱり面白いわねアレンって。」


やはりすぐに癖が抜けるものではない。
でも、全てが冷え切ってなくて安心した。
皆、もうあの頃のリリではないと思っているが、
僕はまだ…
いつか、また戻れると信じている。

僕の前では、
時折無垢な笑顔を見せる。
ただそれが嬉しかった。


「リリ、
なぜこのようになってしまったんだ
昔は…あんなに誰にでも優しかったのに

僕は、毎日本当の笑顔を見たいよ
僕の前だけじゃなく」



どのような答えが返ってくるか
ドキドキしながら待つ。

すると…

Re: ボカロ自己解釈小説【vol.1】 ( No.8 )
日時: 2012/09/13 18:33
名前: M・M (ID: A4fkHVpn)

「…
私は

何もかもが自分のものにならないと気が済まないの
だってこの国は私の物でしょう?
国民は全て私のおかげで生きているんだから

この私に手に入らないものなんて無いのよ!!」


「—っ!!!」


…確かに、今までそうだった。



絢爛豪華な調度品、
ジョセフィーヌという愛馬、
そして僕も…

この国の全てが彼女のもの。


「…”あの人”だって
私のモノなのよ
誰一人として触れさせないわ」

「…」


”あの人”とは
青い髪の青年だ。

海の向こうの小さな国に住んでいて、
度々この国にもやってくる。


王女の…
たった一人恋する人。


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