二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【カゲプロ】コノハのネギマ事情
- 日時: 2012/09/18 21:22
- 名前: 歌南 (ID: uT5MQLCg)
- 参照: http://ameblo.jp/syo-gakusei/
※注意※
◎ネギマ重要
◎コノハ重要
◎カノ⇒⇒⇒キド 前提
◎時々キャラ崩壊
OKならこの先へ!
↓↓↓
- Re: 【カゲプロ】コノハのネギマ事情 ( No.2 )
- 日時: 2012/09/19 18:20
- 名前: 歌南 (ID: uT5MQLCg)
- 参照: http://ameblo.jp/syo-gakusei/
≪カノside≫
ガチャ
「キド大丈夫ー?」
「…いきなり入って来るな。死ぬ。帰れ」
「…はいはい…」
ガチャ…
…追い返されたけど…。
顔が見えなかったな。しかも殺気がなかった。これは本当に風邪だね、キド。わっかりやすーい!!!
そんなキドもかわいい。
だがそんなキドに萌えてる暇はなく。
現在時刻、午後5時30分。
そろそろ夕飯の時刻。
————夕飯どうするー!!!
「…マリーってご飯作れんの?」
「ご飯?…えっと、キドに火だけは扱((「了解ですwwwww」
やっぱマリーはだめだな。マリーが料理したらアジトが燃え尽きる。
え?僕?
いや、ムリムリ。
家事はほぼ全部キドがやってるし…
冷蔵庫の中身もキド管理。
大体の野菜とかは揃ってると思うけど…
そもそも料理できない。
しょうがない、コンビニ行って来るか…
面倒だけど。ああ面倒くさい。ああ面倒面倒。
「マリーちょっと出かけてくる」
「あ、うん…」
ガチャ…
え?
ドアを押した途端目の前が暗く…
「うわあああああああああああああああああああああああああ(ry
「…」
コ…コノハ…!!??
「コノ…ハ…か…はぁ…はぁ…なんで…?」
「遊びに…」
コノハは時々ふらっと遊びに来る。
「今、エネちゃんもキサラギちゃんもいないけど」
「キサラギいないの?じゃあ帰る…」
おいキサラギちゃん目的かよこいつ。
まっまさか…そんな奴だとh…え、ちょっとまてよ。
ちょっとまてよちょっとまてよ。
「いやちょっとストップ」
「?」
「…今キドが風邪でダウンしてるんだけどさ、」
瞼を閉じてまた開く。
能力発動。
「お願い、夕飯作ってくれない?ね」
最高の欺きスマイルでお願い。
「…なんでも良いの?」
「え、良いよ!!!」
「…」
スタスタ
コノハはアジトの中へ入ってきた。
キター!!!交渉成功!!!!
「あ、コノハ…何で来たの?」
「僕が夕飯作りを頼んだ」
「…自分でやればいいのに」
マリーが呟いた最後の一言は聞こえなかった。聞こえなかった。聞こえなかった。
- Re: 【カゲプロ】コノハのネギマ事情 ( No.3 )
- 日時: 2012/09/20 18:38
- 名前: 歌南 (ID: uT5MQLCg)
- 参照: http://ameblo.jp/syo-gakusei/
キッチンからいい匂いがしてきたのは、その1時間後の話。
「…できたよ」
皿の上には、数十本盛大に載せられたネギマ。
やはり…。
「え、おいしそう…!」
「こんなに食べれんの?」
ガチャ…
「ただいまッス〜」
「あ、セト…! おかえり!」
「お?なんか美味しそうな匂いが」
「ああ、セト…コノハがネギマ作った」
「え、何でッスかwwww」
「おいしそうだよー!」
「あれ、そういえばキドは?」
「風邪でダウン」
「え、珍しいッスね…。え?なんかヤバくないッスか?キド風邪って」
「うん…珍しいよね…」
「お見舞いしたほうがいいッスかね…」
「いややめたほうがいいと思うよ、相当重症だし。僕が行ったら『死ぬ。出て行け』で追い出されたwww 殺気なかったけどね」
「さ、殺気がないキド…!?やめたほうがいいッスね。まあそういうのはカノだけだと思うッスけどwwwww」
え、なにそれ酷いセト。
「まあいいから、食べようk((「いただきます♪」「いただきまーす!!」
え、皆早っ!
ぱくり
「…! おいしい…!」
「コノハ、美味しいッスよ!どうやったらこんなの作れるんスか!!」
絶賛するセトマリ。
では僕も…
ぱく
…!?
何だこの美味しさは。
何か…細かい何かが施されていそうな感じ。
このネギと肉のかみあいまくり感…だめだ表現できない。
きっと僕が3時間踊っても表現するのは不可能だろう。
何これ。感動。感動。
「うわ、美味しいよ!」
「…ありがとう」
普段滅多に人にネギマを振舞わないのだろう。
珍しくコノハはニコニコしている。
と、唐突にコノハは皿を出して、いきなりネギマを移動させはじめた。
「…キド、食べれるかな?」
ああ、そっか。
キドにも持ってってあげるのね。コノハ優しい。
でもキドは譲らないぜ★ナメんなよ★
「キドネギマ好きだからね…食べるよきっと」
「そうなんスか?」
「へえ、なんかカノってキドのことよく知ってるよね…」
「ん…そそそ、そうかなぁ…ww」
ふふふwwwwマリー良い事言うなあwwww
お陰で欺いちゃったじゃないか。
そうさ僕はいくらでもキドのこと知ってるよ★
例えば一昨日、リンス…いや自重しておこう。
皿にネギマを数本移し終え、コノハはキドの部屋に消えた。
本当は止めたかったけどね…。
今は僕が行くと殴られるか追い返されるので。
余計なことすんなよコノハ。
- Re: 【カゲプロ】コノハのネギマ事情 ( No.4 )
- 日時: 2012/09/22 17:55
- 名前: 歌南 (ID: uT5MQLCg)
- 参照: http://ameblo.jp/syo-gakusei/
「それにしても美味しいッスね…」
しばらく沈黙の中ネギマを食いまくっていたことに気づく。
「美味しすぎて沈黙になっちゃったねwwww」
「…コノハ意外と料理できるんだねー」
「いや、多分ネギマばっかり作ってるんじゃないッスか?」
「あ、そうかも…」
「これ異常に美味しいよねホント」
「ホテルのディナーに出ても違和感ないッス」
「いやホテルのディナーにネギマって…」
「ホテル…?」
「ホテルっていうのは…簡単に言うと泊まるところ…ッス。でも多分メカクシ団でホテル泊まるとかないッスよね…」
「あったとしても男女別部屋だよね…」
「気にするのそこッスか!?!?」
「」
「カノ…」←マリー哀れみの目
もう一本…
ネギマに手を伸ばした。
伸ばした。
「あ」
その手の先にはもうネギマは無く。
何も載っていない皿があった。
「うわっセト…無くなっちゃったよ」
「もっと食べたかったッス!!!」
「激しく同意」
「あれ…ねえ…コノハまだ食べてないよね…?」
「あ、とっとくの忘れたッス」
「ちょっと、やばいかも?www」
「…そういやコノハ遅いッスね」
!!
そうだ、そういえば遅い。
キドを迎えn…いやコノハを連れ戻しに行こう、今すぐに。
ガチャ
「失礼しまs…え?」
何これ。
配置おかしいだろこれ。
ベッドの上であぐらをかいて座るキド…とネギマ。
ネギマはもう1本しか無くなっている。
そして、ベッドの下で、キドと向かいあうようにして正座しているコノハ。
え?何ですかこれ。尋問中?
「…何だ」
残りのネギマを一気に頬張るキド。
やっぱネギマ好きなんですね、分かります。
「…コノハ、」
「…」
「ネギマ無くなっちゃったんだけど…」
「…え、…!!!!」
コノハの目が見開かれる。
だめだこれ公開NGだ…
と思った瞬間。
バタッ、……ぐたり
「!?」
コノハは倒れた。
いや…電源が切れた…?いや電源なんて…
呆然としていると…
バシッ
「!?」
いきなり殴られた。
「痛っ!!痛っ?! 風邪引いてんのそれ、キド!?」
「…ふ」
なんで微笑む、キドさんや…。
ももももしかしてSなの?予想はしてたけど…
キドとは幼馴染だけど、Sではないような気がしたけど、ここでS発動しちゃうの?
「…それより、この…コノハ」
「ん?あぁ、オーバーヒートだろ?お前がネギマ全部食ったせいで」
「え、僕のせい!? オーバーヒートって…これどうする」
「まあ、コノハいなくてもメカクシ団成り立ちそうな気がするけどな…とりあえずこの部屋から出せよ、そうでないと俺が困る」
「まあ成り立つけどね…」
「さ、早く出て行け」
「はいはい…、う、重!コノハ意外と重いんだ…じゃあお大事に」
「…ん」
ガチャ
「!? コノハ!?」
「…キド曰く、オーバーヒートした…」
「だだ、大丈夫ッスか!?」
「…キド曰く、コノハいなくてもメカクシ団成り立ちそうなのでOKらしい」
ドサッ
ソファの上にコノハを横たえる。
何これ…白目?
いや目の色が無くなっただけですねそういう表現はやめておきます。
トゥルルルル…
その時、今日キドと買ってきたばかりの電話が鳴った。
- Re: 【カゲプロ】コノハのネギマ事情 ( No.5 )
- 日時: 2012/09/23 17:49
- 名前: 歌南 (ID: uT5MQLCg)
「は、はいもしもしメカク…げふげふ」
咄嗟に電話に出た。
何しろこの電話を使うのはこれが初めてだ、wktkせんではいられぬよ。
でも危なかったな、今。自分からメカクシ団とか名乗るところだったよ。
メカクシ団って響き超かっこいいよね。
けど電話の向こうの相手が「もしもしこちらメカクシ団です」とか言ってきたら戸惑いますよね僕でも分かります。
『コッ…コノハ!?あのねコノハ…』
「あ…コノハじゃないけど」
『!? コノハじゃないの!? あなたコノハを知ってるの!?』
「え、知ってるけど」
『そこにいない!?』
「いるよ」
『呼んできて!!!』
少女は半ば叫ぶようにして言った。
「…君の名前は?」
『…ヒヨリ!』
「…ごめんヒヨリちゃん、生憎コノハは只今絶賛オーバーヒート中なんだww」
『…!? ふっふざけんじゃないわよ!!!』
「うわ、ごめん」
なんだこの少女の威力は。
なんか知らんが僕が謝ってる状況。
キド並み…いやキドは超えないな拳が飛んでくるわけでもないから。
『ああ…コノハがいないと…ヒビヤが死ぬ…ヒビヤ…ヒビヤが…あああああ…』
少女はよく分からない縁起でもないことを呟いていたが、大きく息を吸う音が聞こえてきた。
『…あんた、コノハをこっちによこさないと、潰すからね!!』
「はぁ!?」
『メカメカ…じゃなかったメカクシ団なんて潰してやるわ!!!!』
「え、ちょちょちょ待」
ブチッ ツー ツー ツー
…は…?
メカクシ団潰すの?コノハよこさなきゃ?
なにその理不尽なお話。
「…カノ…?」
「ど、どうしたんスか?め…珍しく顔真っ青ッスけど」
「ちょ、ちょっとやばいかもね…」
「この世界はどうやら少しやばいらしいー♪」
「セトふざけないで…」
「! マ、マリーごめん…」
「ヒヨリという名も知らぬ少女から脅迫電話が…」
「!? そのヒヨリとやら知ってますッス!! コノハの友達的なヤツッス」
「コノハをよこさないとメカクシ団を潰すと」
「えっ…!?」
「え、マジッスか?」
「うん…だってさっきの出来事だし」
「…ねえセト、ヒヨリって人はなんで電話番号知ってたの…?」
「…! そ、そうッスね… な、何で…」
もはやあの脅迫電話は怪奇現象となりつつある。
が。
「ということで、コノハを起こさないと…」
「…そうッスね」
「とりあえず、メカクシ団の力で多分乗り越えられる」
「…ほんと…?」
「如月兄弟呼ぼうかな」
携帯を起動する。
件名:メカクシ団、消滅の危機!
ヒヨリという方から『コノハをよこさないとメカクシ団を潰す』という趣旨の脅迫電話が来ました。ヤバいです。コノハ今オーバーヒート中です。ということでメカクシ団召集!なるべく早くアジトへ集まること。 byカノ
よしこれでいいか…
「カノ…最後の『byカノ』でだいぶ説得力落ちてるッス」
「そうだよ…カノの言うことなんてみんな信用しないもん…」
「!?」
「最後は『by団長』で締めくくらないと!」
「いや僕の携帯だし」
「じゃあ『byカノキドセト』でおk」
「はいはい」
…『byカノキドセト』…っと。
送信…完了。
はあ、ちょっとヤバいけどなんか面白くなってきたかな。
- Re: 【カゲプロ】コノハのネギマ事情 ( No.6 )
- 日時: 2012/10/20 11:39
- 名前: ふーか (ID: zhnbqHwV)
歌南さん、はじめまして、ふーかです。
これおもしろいですね!
この掲示板は過去ログ化されています。