二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼〜鈴鹿御前と北の頭領〜
日時: 2012/11/04 20:52
名前: いあ☆ (ID: L6Qpujhg)

男主人公で千姫との恋を描いていこうと思います。

千鶴ちゃんや新撰組も出てきます。

結構捏造入ると思うのでご了承ください。

ちなみに千姫ちゃん出てくるの結構後。


汐月 千明(しおづき ちあき)
身長169ぐらい。髪は茶髪のストレートショート。
年齢は沖田さんの1つ下ぐらい。
性格はしっかり者だが苦労性な所も。
千姫に恋心を抱くようになる。
千鶴を妹として可愛がってる。

千姫
容姿は原作同じ。
千鶴をとても可愛がってる。
昔から風間と知り合いでそのせいか男鬼があまり好きじゃない。
だが千明の事は『まともな男鬼』として普通に接している。まだ恋愛感情はない。


雪村 千鶴
容姿は原作と同じ。
千明に剣術の稽古を指導して貰ってるから結構強い。
千明に恋心を抱いている。
千姫とは親友同士だがたまに嫉妬する。

この3人がメインとなります!(たぶん)

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Re: 薄桜鬼〜鈴鹿御前と北の頭領〜 ( No.4 )
日時: 2012/11/02 18:07
名前: いあ☆ (ID: L6Qpujhg)

本編戻るよー↓





「近藤さん、総司。遅かったな。どこ行ってたんだ?」

「お、トシ。ちょうどいい所に着たな。」

「なんだ土方さん居たんですか。」

「なんだとはなんだ・・・・所でそいつ誰だ?」

「さっき1人で居たから連れてきたんだ。そういえば君、名前はなんていうんだ?」

「汐月・・・・汐月千明。」

「汐月君か。年齢は総司の1つ下ぐらいだろうしきっとお互い仲良くなれるだろうな。」

「僕は嫌ですよ。こんな子と仲良くする気はありませんから。」

「俺だって同感だ。」

「お、おいおい2人ともやめんか。」

「総司に千明と言ったな。2人で水汲んで来い。」

「はぁ?なんで僕が近藤さんならともかく土方さんの命令を聞かなきゃいけないんですか。」

「そうだ。しかもなんで他人の俺まで。」

「いいからつべこべいわず言って来い。」

そう言って俺と総司とかいう奴は試衛館?という道場から追い出されてしまった。

「はぁ〜土方さんばっか近藤さんと仲良くてずるいよ。」

「お前って本当に近藤さん?だっけ。尊敬してるんだな。」

「まぁね。近藤さんは試衛館の中で1番強いんだから。」

「あ〜確かにそんな気がするな。まぁ土方とかいう奴は俺は気に入らないけどな。」

「やっぱ君もそう思う?僕達以外と気が合いそうだね。」

「そうだな。」

俺と総司?だっけ。総司とはなんか仲良くなれるような気がした。












※こっからは見なくてもOK










おまけ(試衛館に戻ってきて)↓

「土方さんって俳句描いてるんだよ。」

「嘘!似合ねぇ!絶対下手だろ。」

「でさその俳句今持ってるんだけどコレでいたずらしない?」

「いいじゃん面白そう!昼寝でもしている土方さんの顔にその俳句置けば?」

「なるほど。それもいいね。あ、でも襖開けたらこの俳句が落ちてくるのもよくない?」

「う〜んでもその俳句を写して皆に配るってのもよくないか?」

「もういっそ全部やろうか。」

土方いたずらコンビ結成しました。土方さんガンバレ。

Re: 薄桜鬼〜鈴鹿御前と北の頭領〜 ( No.5 )
日時: 2012/11/02 19:17
名前: いあ☆ (ID: L6Qpujhg)

「こら千明!どこ行ってたの!!雪村様帰っちゃわよ!」

「あっそう。」

「全く・・・次期頭領がなさけないわ。もう今日は寝なさい。」

「はいはい。」

楽しかった時間から一気に現実に引き戻された。

総司とはあの後すごい気があって話してて結構楽しかった。

毎日会えるといいんだけどもうすぐ北国へ帰っちゃうしな。

明日また会いに行ってお別れいわなきゃな〜・・・・



5日後。あれから隙を見計らっては総司に会いにいった。

雪村家の当主と顔合わせとかいろいろ忙しかったけど俺は早く総司に会いたくてたまらなかった。

でも突然

「はぁ!?外出禁止ってどういうことだよ!」

朝母親から突然聞かされた。

「雪村家が前々から人間の誘いを断ったのは知ってるでしょ?」

「あぁ。」

「それで今日人間が滅ぼしにくる動きがあったんですって。」

「なるほど。それで念のため外出禁止って訳か。」

「えぇ。千明も大人しくしときなさいよ?」

そういうと母親は出て行った。

大人しく・・・?そんなの出来るわけないだろ。

俺は一目散に部屋を出た。

運がいいのだろうか誰にも会わなかった。

目的の場所はただ1つ。

「おーい!総司ー!!」

「あ、千明君じゃない。丁度よかった。千明君って剣道やってる?」

「一応習っているが・・・・」

「だったら僕の相手になってよ。暇なんだよね。」

「あ、あぁ。分かった。」

きっと総司と会うのはこれで最後だ。思いっきりやろう。




「はぁ・・・・はぁ・・・・やっぱり総司は強いな。」

「千明君もなかなかやるじゃん。」

「そう・・・だろうか・・・」

「お、総司に千明君もいたのか。夕飯が出来たから千明君も食べていったらどうだ?」

「え、でも・・・・」

「いいじゃん食べていきなよ。」

「・・・・分かった。」

心底東国が心配だったが今日で総司と会えなくなる。

だからこの時間を楽しもうと思った。

「でさ千明君。明日はー・・・・」

食事中総司と話してたが全く頭に入ってこなかった。

そして食事が終わった後、急に土方さんが口を開いた。

「近藤さん。総司。あとで話したいことあるから先に部屋に戻っておいてくれ。」

「じゃあ千明君も一緒に待ってようよ。」

「いや俺は千明に話があるんだ。」

「「え?」」

俺と総司の声が見事にハモった。

「ほら総司行くぞ。邪魔しちゃ悪いだろう。」

「・・・・・はい。」

総司は不満そうだったがその場を後にした。

「で、俺になんの話ですか?」

「お前は何に悩んでる?」

唐突だな。

「最近総司が前より変わった気がした。」

「変わった・・・・?」

「あぁ。総司の姉は総司を此処に預けたんだ。」

「預けた?」

「貧乏でこのままじゃ総司に何も食べさせられなくなるって思ったんだろう。まぁ俺も両親を亡くして姉の支えで生きてきたもんから気持ちはわからなくもないんだけどな。」

「そうだったのか。」

総司も土方さんも苦労してるなぁ。

「お前と最初会ったとき雰囲気とか総司に似てるから絶対総司と気が会うと思ったらすぐ仲良くなるからびっくりしたわ。」

「・・・・・・・」

「どうした?黙りこんで。」

「・・・・・実は俺の家は長男や長女が優遇されんです。」

長男だと頭領になるから大事に育てられる。

長女だと貴重な女鬼だから大事に育てられる。

だが次男や次女になるといらない子扱いになる。

次男は当然ほったらかし。

次女も長女よりは格下げになる。

「俺は兄がいました。だから俺は両親からも誰からも見放されました。でもそんな俺を1人だけ見てくれた人がいました。」

それは頭領だった兄だった。兄はとても優しくしてくれた。

「だがその人も暗殺されました。」

俺が小さい頃、兄は何者かに暗殺された。

「・・・・・・・」

土方さんは黙って聴いてくれた。

「同じ気苦労生活を送った者同士だからこそ仲良くなったのかも知れませんね。」

俺は笑いながら言った。

「土方さん。俺はもうこの道場には来れません。」

「!?」

「もうきっと会うこともないだろうから総司の事頼みましたよ。それじゃあ失礼します。」

「お、おい!ちょっと待てよ!道場には来ないって何で・・・」

俺は土方さんを無視して外に出て鬼の力で塀を登った。

案外大きくなかったから助かった。

「・・・・・・さようなら。土方さん。近藤さん。それに総司。」

俺は暗闇の中つぶやいた。

Re: 薄桜鬼〜鈴鹿御前と北の頭領〜 ( No.6 )
日時: 2012/11/02 19:39
名前: いあ☆ (ID: L6Qpujhg)

「嘘だろ・・・・・」

東国に戻ったらひどいありさまだった。

村全体パニックに陥っていた。

火でも放ったのだろうか。どこもかも燃え上がっていた。

「母様!父様!薫!」

「あ、コラ君!そっちに行くと危ないって!」

俺はいつのまにか隣にいた少女をとっさに抱きかかえた。

刀を2本持ってたから地味に安定が取れない。

「両親達を助けたい気持ちはわかるがお前までやられるぞ。」

「でも・・・・!」

「あなたは汐月家の・・・!」

「あ、確か雪村家の分家さん!」

前当主と顔合わせの時にいた人がいつのまにかいた。

「ここは危ないです。早く逃げましょう。あ、刀は私が持ちます。」

「悪い。助かる。」

分家さんが刀を持ってくれたおかげで俺は安定が保って少女をちゃんと抱きかかえる。

「おいお前。しっかり捕まっとけよ。」

「やだ!離して!」

「こんな時に駄々こねるなよ・・・・・」

まぁこの際少女は無視して行くか。

俺はこんな時なのにため息をつきながら逃げた。

Re: 薄桜鬼〜鈴鹿御前と北の頭領〜 ( No.7 )
日時: 2012/11/02 20:35
名前: いあ☆ (ID: L6Qpujhg)

なんとか俺達は分家さんと逃げ切れた。

今はもう朝だ。俺達は何とか江戸のふもとらへんに来られた。

「そういえばお前名前は?」

「・・・・・・」

無視かよ。

「千鶴様は人見知り激しいですから。」

「千鶴って・・・・え!?もしかしてこいつが東の姫!?」

「気付いていなかったんですね。」

こいつが俺の婚約者だったのか・・・・

「とりあえず宿を取りましょう。休んだほうがいいでしょう。」

「そうだな。」




「はぁ〜」

夜になった。分家さんは東国の状況を調べに行ってくれてる。

俺と千鶴?だっけ。相変わらず名前覚えるの苦手だな〜・・・・

俺達はお互いあれから喋ってない。ていうか話かけても無視される。

「っておい千鶴。お前すり傷だらけじゃん。」

襲われた時にでも傷つけられたんだろう。

「綺麗にしなきゃな〜・・・・あ、そうだお風呂。一緒に入るか。」

ってヤバ。子供相手だからってこれじゃあ変態みたいじゃん。

だが千鶴は「いいですよ」と言った。

聴けば千鶴は兄ともお風呂に入ってたらしい。

風呂で背中流し合いしてでた後

「あ、こら千鶴!ちゃんと髪拭け!」

結構千鶴と仲良くなったかと思った時

「おやおや。仲の良い兄妹ですね。」

と他の客人に言われた。そんな風に見えるのか?

「きょ、兄妹じゃありません!」

と千鶴は大きな声を出した。やっぱり俺嫌われてる・・・?

「じゃあないんだい?恋仲とでも言うのかい?」

「こ、恋仲!?た、確かに千明さんはかっこよくて優しくて少し気になりますけど、アレ?この感情ってまさか・・・・いやいやいやそんなはず・・・・」

「おーい千鶴?何小声でブツブツ話してるんだー?」

「何かよくわかんないが2人とも大変だねぇ。」

「ホラ千鶴。部屋行くぞ。」

「う、うん!」




「あ、分家さん!戻ってきたんですね。それで東国は・・・・」

「調べて貰いましたがやはりあの場にいた者は皆殺しだと。」

「そっか・・・・」

「汐月家の・・・・千明さんですよね?」

突然隣の部屋から女の声がしたと思ったら急に襖が開いた。

「初めまして。鈴鹿御前の千姫です。」




綺麗な子だと思った。

年齢は千鶴より少し上ぐらいで俺より年下だろう。

千鶴も充分可愛いが千姫とかいう人は違う可愛さがある。

話を聴くと分家さんがこの人達に雪村家のことを調べるようにと頼んだらしい。

「今回は大変でしたね。この後はどうするおつもりですか?」

「とりあえず俺は北国へ帰る。」

「それはやめたほうがいいと思います。」

「え?」

「北国の汐月の里も人間の襲撃にあったと情報が入りました。」

「!?」

そういえば前々親父が誰かともめてたって話を聴いた。

アレは人間との戦を断ってたんだ!

でもよりによって雪村と汐月が同時に倒されるなんて・・・・・

「さ、最悪・・・・」

俺はがくっと項垂れる。

「私がこのまま千鶴様と千明様を引き取ろうと思います。」

「え・・・」

「やはりそうですか。ではお気をつけて。千明さん、千鶴ちゃん。また会いましょうね。」

ニコっと微笑んだ千姫に俺はちょっとドキっとしてしまった。

あと何故か千鶴がこっちを睨んでた。

「私も千姫様みたいにもっとかわいかったら・・・・・」

とかなんかつぶやいてた。







おまけ↓

千明:11歳ぐらい 千鶴:7歳ぐらい 千姫:9歳ぐらい

皆子供なのにしっかりしすぎとかつっこまない方向で。

Re: 薄桜鬼〜鈴鹿御前と北の頭領〜 ( No.8 )
日時: 2012/11/03 01:22
名前: いあ☆ (ID: L6Qpujhg)

俺はその日、あの時千鶴が持ってた刀を渡された。

「これね千明さんの父から千明に渡して欲しいって言われたんです。」

「どうりで見覚えがあると思ったわけだ。」

この刀は代々汐月家に伝わる家宝だ。

もう1本千鶴が持ってた刀はどうやらそれも雪村家の家宝らしい。

もう親父達は殺されただろうな・・・・・

「あ、あの千明さん!私美味しい物持ってくるように頼んできますね!」

「え、あ、いいって。」

ヤバイ。気をつかわせたかな。

こいつも親や兄を殺されたかもしんないのに俺だけ悲しんでる訳にもいかないよな。

「あ、そうだ!これ千姫様が置いていったお菓子です。美味しいから食べてください。」

「千姫が・・・・?」

そういえばあいつちゃんと帰れたかな。まぁお付の忍ついてたから平気か。

ていうかなんでこんな千姫のこと俺は考えてんだ?

「千明さん・・・・?」

「あ、あぁ。なんでもない。ありがとな千鶴。」

ボッ!!

千鶴の顔が赤くなった。

「おい千鶴?風邪でもひいたか?」

「い、いえ!大丈夫です!それじゃあ料理頼んできますね!」

・・・・・・・分かんない奴。


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