二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- べるぜバブ —男鹿とヒルダ—
- 日時: 2012/11/20 19:57
- 名前: えんじん (ID: bPAPej8q)
もう、テレビで終わっちゃったので妄想で書いていきますww
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
いつもの日曜日。
夜が明けきっていない朝。
「ん・・・ふぁ〜」
いつもより早く目が覚めた。
と、同時にヒルダの異変にも気付いた。
「・・・ヒルダ?」
(姉キの部屋にいないなんて・・・なんかあったのか?)
「つーか、べル坊どこだ?」
ヒルダの事が気にかかったが、先にベル坊を探すことにした。
「お〜い、ベル坊。飯だぞ〜」
相変わらずシーンとしている。
「あとは、リビングだけだな」
そのとき、
「ダーブー!!」
べル坊の声がした。
(なんだよ、リビングにいるのか・・・)
ガチャ・・・
ドアを開け、
「ベル坊〜?」
といいかけたが、目の前の状況に言葉が出てこなかった。
「—・・・男鹿・・・?」
消えそうなか細い声。
顔も肩も腕も足も、すべて傷まみれ、血まみれだった。
「ヒルダっ」
そばにはベル坊がいる。
ヒルダの所へ駆け寄った。
「おいっ!どうしたんだよ!?」
「・・・魔界の者が坊ちゃまをさらいに来た・・・」
「それで、この傷を?」
ヒルダほど強い悪魔が、普通の悪魔には負けるとは思わない。
「ふっ・・・皮肉にも100人はいたな・・・」
「100!?それをお前1人で・・・!?」
「貴様がのんきに寝ている間にな」
「とにかく、私の事はいいから坊ちゃまを・・・」
「よくねぇよ・・・」
「ん?なんだって?」
「よくねぇっつってんだよ!!」
とつぜん大声で叫んだからヒルダがびくっとした。
「な、なんだ!?」
「なんだ、じゃねぇ!!おれの気持ちも考えもしねぇで!!」
そう言うとヒョイっとヒルダを抱えた。
「ひゃあっ・・・お、下ろせ!!」
「誰が下すかよ!!」
「どこに連れていく気なのだ?」
「おっさんの所。お前は、寝とけ」
「誰が寝るか!!」
・・・2分後。
「くー・・・くー・・・」
(寝てるし・・・)
よく見ると、額にも切り傷があった。
「・・・ったく、こういうときはおれを頼れよ」
寝ているヒルダの向かってつぶやいた。
古市の家の前についた。
「古市ぃ!!早く開けろ!!」
やみくもにドアをたたいた。
「なんだよ!!せっかくの日曜日なのに・・・ってヒルダさん!?」
「説明は後だ、入るぞ」
「わっ、ちょっと待てって!」
「・・・相変わらず変なもんばっかだな、お前の部屋」
「うるせー!!・・・で、何の用だよ?」
「おっさんは?魔界に連れて行こうとおもってな」
「あぁ・・・それなら「大変よっ!!」
「ラミア?なんでここに?」
「なんでって・・・それより!!アランドロンが・・・」
「ん?おっさんどうかしたのか?」
「ま、魔界のやつにさらわれちゃったのよ!!」
「「はぁぁ!?」」
- Re: べるぜバブ —男鹿とヒルダ— ( No.7 )
- 日時: 2012/11/22 17:46
- 名前: えんじん (ID: ZtEKXS3z)
☆ヨールダさん☆
ココに来て下さってありがとうございますw
早速ですが、どのキャラが好きですか??
あと、呼び捨て&タメいいですか??
- Re: べるぜバブ —男鹿とヒルダ— ( No.8 )
- 日時: 2012/11/22 19:51
- 名前: えんじん (ID: ZtEKXS3z)
「はぁ・・・はぁ・・・」
「「・・・・・・」」
「場所・・・知らなかったから・・・」
「男鹿・・・だから戻った来たのか?」
「だって・・・はぁぁぁ・・・」
「いやいやいや!!息切れしすぎだろっ」
「・・・てゆうか、あんたバカ?どこまで行ってきたのよ?」
「町内10周してきた・・・」
「「・・・・・・」」
「意味あんの?」
「なかった」
「やっぱバカ」
・・・とまぁお茶を濁したところで・・・
「で、本題に戻るけどまだ場所わかんないじゃない?」
「そうだな」
「そこでっ!」
ラミアがカッコよく言いきったところで、
パリーンッ
当然のようにガラスを割ってヨルダが登場した。
「ヨルダ・・・」
すると寝ているヒルダにツカツカと歩いて行った。
「・・・ったく、いつも迷惑なのよ」
「なっ・・・あんたねぇ!!」
「ラミア」
怒るラミアを男鹿が制した。
「でも・・・これは貸しだから。ヒルダ」
「で、ヨルダさんがおっさんを探せるんスか?」
「ええ。私の手にかかれば、朝飯前よ」
「でも、いかにヨルダとはいえどうするの?」
「たぶん、アランドロンは次元転送悪魔特有の念波を出しているはず。
危機的状況になればなおさらね。私がその念波をたどるのよ」
「わかるんスか?」
「アランドロンのような下級悪魔と一緒にしないで」
「てか、早くしなさいよ!!」
「はいはい。でも、タダじゃやってあげないわよ?」
「はぁ?ふざけんじゃないわよ!!」
「・・・どうすればいいんだ?」
「男鹿っ・・・言うこと聞く気!?」
「時間がねぇんだっ」
「・・・」
ヒルダの体からはとどめなく血が流れ出ている。
切られてからかなり時間がたっている。
きっと、ヒルダはただ寝ているだけじゃない。
衰弱しているのだ。
(それをコイツわかって・・・)
「そうねぇ・・・じゃぁ、一つ頼み事するわね」
「ああ?」
スッと男鹿の耳に顔を近づけて、呟くように
「ヒルダの事・・・幸せにしてやってね」
と言った。
「お前・・・」
「私の姉を不幸にしたら許さないから」
といたずらっぽく笑った。
男鹿は、静かにうなずいた。
「さて、やりましょうか?」
「えっ?男鹿、なんて言われたの?」
「誰が言うか」
「教えなさいよ!!」
「はいはーい。始めてもいいですかぁー?」
「よし、やろうぜ!」
「いい・・・?絶対に耳をふさいでいるのよ・・・?」
「わかったわ」
(なに?この状況・・・)
ヨルダを中心にして、4人(寝ているヒルダは男鹿が抱えている)
がしゃがんでいる。
「おい古市。もっとあっちによれよ」
「はいはい」
「古市!!耳ふさぎなさい!!」
「はーい」
なぜ耳をふさいでいるかというと、次元転送悪魔の念波は特別で、
聞いてしまうとどこかにランダムで飛ばされてしまうのだとか。
(案外おっかねぇもんなんだな・・・)
「さぁ・・・やるわよ・・・」
5人の真上に大きな空間のゆがみができた。
「はっ!!」
ヨルダが一声あげると、さまざまな魔界の情景がゆがみに映った。
そして、ある基地のところで止まった。
「ココにアランドロンがいるわ!!」
- Re: べるぜバブ —男鹿とヒルダ— ( No.9 )
- 日時: 2012/11/23 16:15
- 名前: ヨールダ (ID: knWr5sbP)
パー子〜。知ってる〜。
私は、雑談のとこにいる、「東条」です
- Re: べるぜバブ —男鹿とヒルダ— ( No.10 )
- 日時: 2012/11/23 20:20
- 名前: ファンファン (ID: StvfWq.v)
うおー
えんじんめっちゃ小説書くのうまいじゃーん
(前から思ってたけど)
ヨルダめっちゃやさしー
一気にヨルダが好きになった
このいろいろな設定って、えんじんが考えたんだよね
本当に出てきそう!!
これからも面白い小説楽しみにしてるね
- Re: べるぜバブ —男鹿とヒルダ— ( No.11 )
- 日時: 2012/11/24 10:36
- 名前: えんじん (ID: 4nNMzbDf)
ファンファンありがと〜(#^.^#)
よしっ!!頑張るぜ☆
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