二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- デュエル・マスターズ カミカゼ伝 超獣大戦編 完結!
- 日時: 2013/01/19 21:26
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=25092
【読者の皆様へ】
初めまして!デュエマ小説を書いてて、自身もデュエマ大好きなタクです!デュエル・マスターズ カミカゼ伝という小説を執筆しております。今回、参照が900を超したため、長編スペシャルを描くことにしました!(いわゆる劇場版。)上記の参照にカミカゼ伝のURLを載せてあるため、興味のある人は見てみてください!何と、デュエマ関連のお得情報もあります!
今回の長編スペシャルの舞台は、デュエル・マスターズがなかったという、パラレルワールドです!もちろん、主人公は無頼シントで決まり!
応援よろしくお願いします!それでは、デュエマ・スタート!!
登場人物紹介:>>12 更新することがあります。
プロローグ>>02
第一部 パラレルワールド編
>>03 >>05 >>06 >>07 >>09 >>10 >>11 >>14 >>16
第二部 2人のヒーロー編
>>16 >>17 >>18 >>19 >>22 >>25
第三部 地底帝国の真実
>>26 >>28 >>29 >>30 >>32
最終部 超獣大戦
>>33 >>34 >>35 >>36 >>37
エピローグ:さよならは言わない
>>38
お客様
レッド:ダンボール戦機Wのシリーズを描いています。最初にコメをくれた人です♪
ダイ:コメディ・ライトでオリジナルカードゲームの小説を書いています。デュエマが好きだそうです♪
げらっち:二次創作映像で、マリオの小説を書いています。ギャグが世界観とかみ合っていて、面白いです!
- Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 超獣大戦編 ( No.30 )
- 日時: 2012/12/29 02:20
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
「行っけぇ!マキシマム・ザ・マックス、喰らいやがれ天頂秘伝 ゼニス・レクイエム!」
マキシマム・ザ・マックスの必殺技が炸裂。土煙が当たりを舞う。やったとフジは歓声を上げたが次の瞬間煙が晴れ、
「この程度ですか?」
水澤が冷たい言葉を向ける。背後には、覚醒したスヴァが立っていた。そしてマキシマム・ザ・マックスは、凍り付いていた。
「バカなっ!自身の力を増強し、力強い一撃を繰り出すゼニス・レクイエムが通用しないなんて!」
※ちなみに天頂秘伝 ゼニス・レクイエムは呪文として、カード化されています。
「それどころか凍結される始末だからな。仕方ない。行けッ!ヤーラ・セ・ナイス!」
【献身の守護者 ヤーラ・セ・ナイス】自分の他の、進化ではないガーディアンが破壊される時、墓地に置くかわりに、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに裏向きにして加える、W・ブレイカーガーディアン。P6000。
「こいつの力で・・・。」
すかさず俺が突っ込んだ。
「待てーい!パワー12000(パワーアタッカー+12000持ち)のマキシマム・ザ・マックスがやられたんだから、パワー6000じゃ、絶対無理!」
試しにやってみたが・・・。ペシッと音がしたと思うと、帰ってきてしまった。
「おいーっ!だから無理だって言ったんだ!」
「ああ・・・。可哀相なヤーラ・セ・・・。」
「聞いてるのかァーッ!」
ああ、喉が枯れそう・・・。仕方がない、ここは
「デュエマで目を覚まさせるッ!」
「さすがシント!」
「・・・シントさん。私に勝てると思ってるんですか?」
「やんなきゃ分かんないだろ?」
絶対、こいつの笑顔を取り戻してみせる!
「「デュエマ・スタート!!」」
6ターン目。俺は前のターン、フェアリー・ライフでマナ加速しているため、こいつが出せる。
「【エコ・アイニー】召喚!効果で、山札からマナ加速!」
「それがどうしたんですか?」
「これで終わりじゃない!今マナに置いたカードがドラゴンなら、よしっ!さらにマナ加速!ターンエンド!」
フジが声を上げた。
「すげえ・・・!これが連ドラか!?速すぎる・・・。もう6マナだぞ!」
「で、何で俺のデッキ勝手に使ってるんだ?」
「元は俺のカードなんだから、良いんだよ!そもそもお前が勝手に使ったんじゃねえか!」
「ああ、何か色々すんません・・・。」
とりあえず、水澤のターン。やつの場には、【腐敗電脳メルニア】が
1体。
「私のターン・・・。【神帝ムーラ】召喚!この鎖からは逃げられません!ターンエンド!」
「俺のターン!【偽りの名 バルガ・ラゴン】召喚!神だろうが、ンな物
関係あるか!ターンエンド!」
勝者はどちら!?
- Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 超獣大戦編 ( No.31 )
- 日時: 2012/12/31 22:40
- 名前: げらっち (ID: AjzyS2SC)
続き楽しみにしています!マリルイ11編始まりましたよ。
- Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 超獣大戦編 ( No.32 )
- 日時: 2013/01/01 23:08
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
「・・・。」
12ターン目。水澤の場には、リンクしたムーラ・マニ。そして、ブラッディ・イヤイング、メルニア、スーパークズトレイン。一方、俺の場には【偽りの名 バルガ・ラゴン】、【エコ・アイニー】。バルガで攻撃して軍勢を増やしたいところだが、スレイヤー
(バトル後、勝敗に関係なく必ず相手を破壊する。大概はパワー1000等、低い物が多いが一部は【オニナグリ・ザ・レジェンド】や、発動対象がゴッドのみと制限こそある物の【新羅 ライジング・NEX】等切り札級のクリーチャーもいる。だが、ほとんどは特攻要員。)
のメルニアに殴り返されるのが怖いので、なかなか攻撃できない。が、
「俺のターン!」
こいつがいれば大丈夫だ!
「【インフィニティ・ドラゴン】召喚!俺のドラゴンが場から離れる時
に、山札の一番上を捨てて、トップデック(一番上のカード。この場合、インフィニティの効果で捨てたカード。)がドラゴンか、ファイアー・バードなら場に留まる!メルニアも怖くない!」
「すごいぜシント!そいつは殿堂カード!それをここ一番で、引き当てるなんて!」
殿堂カードとは、強すぎてデッキに1枚しか入れられないカードのことだ。
「うーむ同じような効果を持つクリーチャーが、ガーディアンにも居ればいいな。」
「バルガ・ラゴンで攻撃!出てきやがれドラゴーンッ!」
「おおーっ!ドラゴン・・・・。だけど・・・。」
・・・・・・何故進化クリーチャーのバジュラなんだ。なんで出せないのか。それは、バルガ・ラゴンの効果の一部を見てくれれば分かる。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。そのカードが進化ではないドラゴンであれば、バトルゾーンに出してもよい。
つまり、こいつの効果は進化以外のドラゴンしか出せないのだ!この辺、同じような効果を持つバルガライザーや、バルガゲイザーなどとは、微妙に効果が違うから気をつけろ。
「今出てくるなァー!仕方ない・・・。バルガ・ラゴンの効果は見せるだけだから、山札の1番上に戻す。だけど、W・ブレイク!」
「イヤリングでブロック。」
「ッ・・・。エコ・アイニーでシールド・ブレイク!」
「・・・・受けます。」
くっ・・・。次のターン、メルニアで殴り返し・・・。まてよ、インフィニティの効果で守られる。だけど、能力の発動は不確定だからな・・・。
「私のターン!【腐敗電脳 メルニア】で、バルガ・ラゴン破壊!」
「ッ!まずい・・・・!インフィニティ・ドラゴンの効果でトップデックを捨てる・・・。来いドラゴン!」
バルガ・ラゴンは破壊されなかった。つか、よく考えてみたら、インフィニティの効果が発動するのは分かっていた。何故なら、さっきバルガでめくったカードは・・・・。
「「「あ、バジュラ!!!」」」
「どうだ、水澤!トップデックが分かっていて、バルガを破壊しようとするなんて、お前にしちゃ浅はかだったな!」
「フフフ・・・・。本当に目の前のことしか考えられないんですね。」
「なっ!」
こいつ・・・。メルニアの破壊を利用した!やるじゃねえか・・・。
「効果でドロー。どうですか?私のやった事は、雑魚の処分なんです。」
雑魚の処分?
「世の中強い者が勝つんですから。弱い者は先に死んでくれた方が楽です。」
違う。
「違いますか?」
こんなの水澤じゃない。
「・・・・・ちげーよ。」
「?」
お前はこんな事言わない!
「どうしました?」
「ちげーっつってんだよ!!お前のクリーチャーは、みんな雑魚なんかじゃねえ!お前が一番知ってるはずだ!この間だって・・・。」
(テツヤが事故った1週間前・・・。)
「私が一番好きなカード?」
「ああ。気になってな。」
別に何気ない質問だった。
「じゃあ逆に聞きますけど、嫌いなカードがあると思いますか?」
「うっ・・・。」
「冗談ですよ!ふふふ・・・。」
ったくこいつは・・・。
「私、切り札だけが好きなカードじゃないんですよ。とくに、メルニア
とか。自爆させるのは可哀相ですけど、こうやって役に立たせた方がクリーチャーも役に立てて嬉しいはずです。無駄死になんてさせません!」
「へー・・・。」
こいつらしいや。
「へへへ・・・。やっぱな!好きだぜ。お前のそーゆーとこ!」
「えええ!?」
「言葉がな!それとお前の人間性!」
「な、なんだ・・・。ドキドキさせないでくださいよ!」
なんだ、何でドキドキすんだよ。にしてもこいつの言葉。気に入った!
(回想終わり)
「思い出せ!お前はそんなヤツじゃない!俺のターン、あれ・・・。ボルシャック・NEXのカードが光り出した!」
こ、これは・・・・!
「リアルカードの進化!」
行くぞっ!
「行けッ!【真実の名 ラゴン・NEX】召喚!効果で、【アチョッピ・チョーナン】召喚!効果でアチョッピ自身をスピードアタッカーに!さらに、バルガ・ラゴンで攻撃!効果で、【ガイアール・アクセル】召喚だッ!」
「嘘でしょッ!冗談のような展開・・・・!」
「いっけぇーッ!一斉攻撃だーっ!インフィニティでW・ブレイク!アチョッピでシールドブレイク!」
「S・T無し!?」
喰らえーッ!
「【真実の名 ラゴン・NEX】でとどめ!」
「キャーッ!」
その瞬間、彼女から神帝のカードが飛び散り、消滅した。同時に水澤も気絶し、倒れた。
(しばらくして、シントの家。)
「・・・私は・・・?」
「気が付いたか?水澤。」
「シントさん!・・・ずっとそばにいたんですか?」
「?顔赤いぞ。熱でもあんのか?」
こいつ顔を赤くして・・・。どうしたんだ?
「おい、シント!」
「!!クラウ・・・。じゃなかったレイ!どうしたんだ!」
「大変だ・・・!外を見ろ!」
何が起こってるんだ!俺達はベランダに出た。すると、信じられない光景が広がっていた。
「クリー・・・チャー・・・!超獣大戦!?」
あのときに脳裏に浮かんだ言葉が蘇ってきた。ついに、始まってしまうのか!?
「人類と、タイタニス人が送り込んだ超獣との全面戦争が!」
第三部(完)
- Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 超獣大戦編 ( No.33 )
- 日時: 2013/01/03 08:21
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
最終部 超獣大戦
(シント視点)
空は一面、ブラッディ・イヤリングで覆われていた。正直気持ち悪い。
「うわっ、なんだアレ!キモッ!ブラッディ・イヤリングの大群キモッ!」
「フジ、レイ、もう一人の俺!やるぞ!」
「おおう!」
「ああ!」
「任せろ!」
俺達は、一斉にクリーチャーを召喚した。
「召喚!出よ、デス・アルカディア!」
「召喚!ゼロに染まれ!マキシマム・ザ・マックス!」
「召喚!守り続けろ、ヤーラ・セ・ナイス!」
「召喚!破壊しまくれ、バジュラ!」
これらが出てくると、上空は戦場と化した。が、勝負の速いこと速いこと。アルカディアが黒い光線でイヤリングを破壊し、マキシマム・ザ・マックスが、一気に握りつぶす。ヤーラ・セ・ナイスは、市街地に進入しようとしたイヤリングを一撃で全てなぎ倒した。が、
「くそっ!終わらねーよ!」
「キリがねえ・・・。はっ!大工道具のキリを無くしたの忘れてた!」
「何で大工道具なんだフジ!」
緊張感のないヤローだぜ。くそっ!
「水晶槍!クリスタル・ランス!」
その時、大量のイヤリングが消えた。これはまさか・・・。
「水澤!お前、大丈夫なのか!」
「平気です!一気に殲滅させますよ!」
「言ってること怖いけどまあ良いか!やっちまうぞ!」
「・・・・懲りない人間共め・・・・。一気に消してやる・・・。」
- Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 超獣大戦編 ( No.34 )
- 日時: 2013/01/18 07:08
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
水澤と、使用切り札の【クリスタル・ランサー】が加わった戦線は、速く片付いた。
「お、終わったなぁ・・・・。」
「何とか、イヤリングの排除は完了したが・・・。まだ何か引っかかる。」
「そうですね・・・。」
その時!空中から轟音が。
「うわあああ!!!なんだあれは!」
「空中要塞・チャクラブラスター。皇子が開発していた、兵器さ。まさか本当に完成しているとはね・・・。」
レイも驚いていた。
「なあ・・・。あの要塞砲が放たれたら、どうなるんだ?」
「熱線が当たりを焼き尽くし、炭と化す。」
「こわっ!恐ろしいな!」
まずいことになった。このままでは本当に人類滅亡だ。そもそも、アトランティス大陸が存在していたなんて・・・。よし、ここは・・・。
「乗り込むぞ。」
「「「へ?」」」
「リアルカードで、チャクラブラスターに乗り込みコントロールを取る。」
正直、考案者の俺でも無謀だと思った。だが、これしか方法は無い。
「やるしかねえようだな。・・・あれは!」
再びクリーチャーの群れ。これではキリがない。
「水澤!フジ!お前らはイヤリングの排除を行え!俺達が向かう!」
「了解ッ!」
そして、デス・アルカディアに飛び乗った俺と、バジュラに乗ったもう一人の俺とヤーラ・セ・ナイスにつかまったレイがチャクラブラスターに向かった。数10分後。
「空を飛ぶ俺達が、ここで誰かに狙われたら・・・。まずいよな。」
「まあな。だが、着いたぞ。」
その時、中から衛兵が現れた。
「侵入者め!いまやっつけてやる!リアルカード、【鬼神!ヴァルボーグなう】!」
「それで勝てるわけ、ねーだろ!」
バジュラが、圧倒的パワーで捻り伏せた。衛兵は、驚いて逃げてしまった。
「さあここが、チャクラブラスターの内部か・・・。」
その時、冷たい声が流れた。
「よく来たね。」
「「「!!」」」
「皇子・・・。」
こいつがタイタニス人の皇子なのか!?
「そうさ、私がタイタニス人の皇子、セツだ。歓迎してやるよ。これでね!」
「デッキケース!?まずいことになったな・・・・。デュエマしろと言うことか!」
「俺達は左右のコントロールポッドに向かう!シント!君は皇子の相手をしてくれ!あ、この世界のシントね。」
と言って、他の2人は左右に分かれていってしまった。
「私の目的は、人類を排除し、再びタイタニスの世の中にすることだ!」
「もっと別の方法があるはずだ!」
「「デュエマ・スタート!!」」
(もう一人のシント視点)
一方、俺は右のコントロールポッドに向かっていた。
「確か、ここの通路の突き当たりって言ってたな。」
「ちょっと待つでやんす。」
「!!大臣か・・・。」
「通すわけには行かないでやんす。」
「「デュエマ・スタート!」」
(レイ視点)
一方の俺は、かつての相棒、ベルムと対峙していた。
「相棒・・・。あえてこういう。人間は決して愚かな種族ではないのだ!」
「そうは行くか裏切り者め!」
「くっ・・・。」
「「デュエマ・スタート!!」」
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