二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 宇宙調査隊カービィズⅡ カービィズ宇宙を駆ける ( No.101 )
- 日時: 2008/10/25 20:08
- 名前: ユービィ (ID: uPcLZd7c)
- 参照: http://happytown.orahoo.com/ninten_yurby/
第11話「エージェントとレインボービィ」
K64星雲第5惑星「ブルブルスター」
この惑星の都市からやや離れたところにある『気象コントロールセンター』は
たった一人ですべての制御が行われている。
そして、その上空には・・・
「まったく・・・。 こんな吹雪、初めて見たぜ。 なぁ、レインボービィ」
「う〜ん・・・、そうかもね」
この2人、エージェント(前者)とレインボービィ(後者)は
あらゆるところでカービィズをサポートする「カービィズ空撃隊」のメンバーである。
空撃隊は、援護および少数戦闘専門なので、2〜4人いれば十分なのである。
「あーぁ、この吹雪のおかげでさ、リップルスターの援護に行けなかったよぉ〜・・・。
どうしてくれるんだよ、エージェント〜」
「・・・俺に言うなよ! まったく、おまえは戦う時は勇敢なのに何もしてないと呑気なんだからなぁ」
「ハハハ。 ・・・ところで、下の気象センターのメド・レーヌさん大丈夫かなぁ・・・」
『 ・・こちr・・・ ・・ビィ。 ・・ku撃隊、応答せよ
・・・こちらゴービィ!! 空撃隊、応答せよ!!!! 聞こえとるのか!?』
ゴービィからエージェントとレインボービィに通信が入った。
「こちら空撃隊エージェント。 いったい何の用すか?」
出撃不可能のため、やる気のないエージェントはだらけた態度で通信を繋ぐ。
だが、この態度がいけなかった。
『・・・バッカモーーーーーーン!!!!!!!』
スピーカーからゴービィのデス・ヴォイスが出る。
さすがのシルウェイも3日は気絶する危険な技(?)だ。
「うわわわっ!!」
だが、そんな声にも耐え抜いたエージェント。 さすがは空撃隊だw
『せっかく出動要請が出たというのに、なんだその態度は!?』
「しゅー、出動れすか?(あー、耳鳴りと頭痛がする)」
『今そっちにカービィズが向かっている。 協力してやってくれ』
・・・・・・
「え? 無茶言わんといてください。 吹雪の中を飛べってことですかね!?」
「エージェント、ホークス号なら大丈夫なんじゃないの?」
レインボービィがエージェントに言う。
だが、彼の顔から冷や汗が垂れる。
「(やべぇ、ホークス号整備するのすっかり忘れてた。 こんなんでいったら確実に死亡フラグが・・・)」
『どうした? 何か問題でも・・・』
ゴービィが言った。 やさしく言っているようだが、彼の眉間には血管がやや浮き出ている。
そして何より、若干顔が赤い。
「いえ、別に何も・・・」
『だったらさっさと、行かんかーーーーー!!!!!!!!!!!!』
「ハイィィィィィィィ!!!!!!!!」
空撃隊基地から、2台のエアライドマシンが飛び出した。
さぁ、空撃隊の出動だ!
つづく
オマケ
今回は少々コントみたいな話に仕上がりました。
ちなみに「メドレーヌ」ではなく「メド・レーヌ」なのは
リムも「リム・レーヌ」と区切ってあるからです。
え、アドレーヌはそのままなのかって?
・・・さぁ、なんのことだろうか♪(−−;)
今回は、ルイージ王さんとゼクスさんのオリキャラを出させていただきました。
次回、メド・レーヌが登場いたします。