二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どう森小説「ROMvsバグ」 復活版  ( No.6 )
日時: 2008/08/20 18:30
名前: イベント三人組 ◆ixQSr5Dqhg (ID: 18vru4k2)
参照: http://nanasikibiyori.blog105.fc2.com/

プロローグ 潜みし闇

「指令長、ようやく装置の場所を特定できました」

「ご苦労様です、シュウト君。あとは人員を集め、装置を破壊するのみ。引き続きあなた達に頼みます」

「わかりました。では、失礼します」
「ああ、そうそうその際には覚悟しておいて下さい。どんなバグを向こうが持っているかわかりません、下手すればその剣を持ってでも解除は不能という場合があります」

「つまり…何ですか?」

「解除できないバグなら、その時はやむを得ません。その、存在自体を消し去って下さい」

「………!」

「まあ、戦争と同じです。殺らねば殺られる。少なくとも、向こうはその気でしょう」

「………わかりました…」

「では、作戦は明日決行、今日メンバーに連絡を取り、明日午前8時にそこへ攻め入る。頼みました」

「了解!」

 ウイイン、ガシャン(ドアの音)

「…………やはり、本当に突き止めるとは…。しかし、競技会に参加させ、そこで人を集めて正解でしたね…。後は培養体を全て消滅させ、奴を殺す。もし、こちらが全滅した場合は、私が手を下す。確実に敵の数は減るから可能。あとは……」

 カタカタカタ……(キーボードの音)

(ついに、あなたを切り捨てる時が来ましたか…たった一人の友、オリオン)

「君は本当に役に立ってくれました。これで私は辛い思いをしなくて済む。しかし、お別れをしなければなりません…私の為に!」