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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ひぐらしのなく頃に*空* ( No.5 )
- 日時: 2009/12/12 15:01
- 名前: ルル ◆rbfwpZl7v6 (ID: fMybl0cm)
- 参照: トミーと鷹野は今回出ません。人が多すぎるとわかりずらいから^^;
それからしばらくして、那美ちゃんと梨花ちゃんが、神社の方に戻っていった。
これからすぐ奉納演舞だと二人は言っていた。村の人たちも時間を知っているらしい。
屋台で楽しんでいた人たちも、ぞくぞくと神社の社の方へ移動を始めている。
「梨花ちゃまと那美ちゃまの演技楽しみだな」、「早く見たいの」、「着物の二人おもちかえり〜!」と言う話しが聞こえてきた。言って置くが最後のはレナだ。那美ちゃんをお持ち帰りすることを、まだ諦めていないらしい。
こーいう根性はすごいやつだ。
ま、いいところは他にもいっぱいあるけどな。
「ほら、ここからならよく見えましてよ?」
俺たちが来ているのは、演舞が行われる場所の真ん前。社の正面で、いつもなら数段登った階段の上に賽銭箱が置かれている場所だ。
今日賽銭箱は撤去され、かわりに広い空間が生まれていた。ここで演舞を行うらしい。祭壇の中央には火がたかれ、真昼のように明るい。その近くにしめ縄で縛られた、布団の山がきれいに積み重なっている。
そして空間の両端には大きな太鼓。
祭りでよく見る、横から人が叩くタイプだ。結構年代物らしくて、白い叩く部分が薄汚れている。
「っひゃ〜。それにしてもすげー人だな」
俺たちの周りは人だらけだ。ぎゅうぎゅう詰めの電車みたいで、非常に暑苦しい。
「そりゃあ村の半分以上は来ているからね〜」
魅音が涼しい顔で言った。雛見沢は、人が少ないと思っていたが結構な人がいるな、と改めて感じさせられた。
ちょっと背伸びをすると、人々の頭が神社の鳥居あたりまで続いている。早く来て、正解だったようだ。
ドンドン! ふいに太鼓のでかい音が聞こえた。同時に会場がシ〜ンとなる。
びっくりして正面を見やると、着物姿の那美ちゃんが祭壇の上に現れていた。
〜一度保留です〜
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